8/21八ヶ岳ファーブルキャンプ

天気:晴れのち曇り、一時雨
天気予報では午前中から雨が降るとのことでしたが、途中パラっと雨が降っただけでした。
朝は最後の虫捕りに、そして午前中は標本づくりをして、自然文化園でお土産の購入、そしておもしろ自転車で遊んで帰りました。

ファーブルキャンプの最終日を迎えました。
昨晩遅くにはまとまった雨が降る時間もありましたが、朝起きると青空も見え、今日も穏やかな朝を迎えました。
さすがに昨日はたっぷりと遊んだ子どもたち、今朝はスタッフが起こすまでほとんどの子は爆睡状態でした。

みんなしっかりと休めたので目覚めも良く、今朝も最後の虫探しに自然文化園へと出かけました。
昨日にも増して涼しげな空気、思ったよりも天気も安定していて、気持ちよく公園内をお散歩しました。

今日は気分を変えていつもとは反対方向に歩いていきます。
やはり気温や雨の関係もあってか、昆虫がいそうな木にも気配すら感じません。
ただ子どもたちはいつでも真剣そのもの、目を凝らしながら1本1本木を確認していきます。

最後に向かうはミヤマクワガタをゲットした例の木。
今日も樹液にスズメバチが訪れていました。
すると黒い影がチラホラと・・・
なんとカブトムシのメスを発見、そして緑色に輝くカナブンも見つけることができました。
結局その木からカブトムシのメスを2匹、カナブンを2匹捕まえることができました。
最後の虫捕りになかなかの成果でしたね。

ペンションに戻って朝食、そして最終日なので荷物の片づけをして1Fの食堂に荷物を移動しました。
特に男の子の部屋は泥棒に入られたように荷物が散乱していましたが、昨日の空き時間、みーあと一緒に荷物整理をあらかた終えていたので、みんなスムーズに片づけを済ませました。
宅配便で送る準備も済ませ、帰りの服に着替えて、後は出発まで遊びつくして帰るだけとなりました。

予想以上にみんな頑張って動いたので、9時ごろには次のプログラムを始めることができました。
今日のメインの活動は標本づくり、この標本づくりを楽しみにしていた子もたくさんいます。
昨日捕まえたタマムシにカナブン各種、そして今回カブトムシが捕れなかったときを考えてポンポコがあらかじめ捕っておいてくれたカブトムシも含めて標本の題材となりました。

標本づくりは根気と集中力が大切です。
ピンセットで足をきれいに整えて、発砲ボードに待ち針で固定する細かな作業。
ここでも個性がよく表れていて面白かったですね。

1時間半ほどの作業でほとんどの子が完成、最後はポンポコに標本箱に固定してもらって完成となりました。
自分で作った標本に満足げな子どもたち、一人一人標本と一緒に満面の笑顔で記念撮影をしました。

標本づくりの後は少しのんびりと食堂のスペースで遊んだり、お持ち帰りの生きた昆虫たちと遊んでいました。
昼食前にみんなで、すっかりおなじみの自然文化園へお土産を買いに行きました。
昨日プラネタリウム見学の際に下見をしておいたので、みんなスムーズに買い物を済ませました。
子どもたちの考え抜いたお土産、楽しみにしていてください。

最後の昼食は親子丼、これがまた大好評でおかわりの連続で、最後はおかわりが足りなくなるほどきれいに食べつくしました。
そしてペンション出発まで残り1時間ほど。
最後の時間はまたまた自然文化園で、おもしろ自転車で遊ぶことにしました。
自然文化園はペンションから歩いて5分もかからないので、行ったり来たりがとても便利でしたね。

おもしろ自転車で遊び始めてすぐ、突然雨が降ってきました。
それほど強くはないものの、軒下での待機となりました。
その雨も10分ほどであがり、その後は時間まで自転車を楽しんでいました。
考えてみるとこの期間中、雨の影響を受けたのはこの10分ほどでした。
当初の天気予報を考えると、なんとまあラッキーなキャンプとなりました。

ペンションから車で小淵沢駅へ。
小淵沢駅では雨が降り始めました。
電車の中ではトランプや折り紙をして仲良く遊んでいます。
キャンプの延長でテンションが上がりすぎる場面ではスタッフが注意を促しますが、まあ最後まで元気に過ごせたんは何よりでしたね。

今回の八ヶ岳ファーブルキャンプを終え、ドルフィンスポーツアカデミーの夏の活動はすべて終了しました。
昨年に引き続き(昨年にも増して)新型コロナの感染が拡大する中、また雨の被害が各地で発生する中、大勢ご参加いただいてありがとうございました。
マスクや手洗いの徹底、公共の場での振る舞いなど、子どもたちにはいろいろと我慢してもらうところもありましたが、我々だけの虫捕りの時間、そして貸し切りペンションでの時間は、みんな本当に活き活きとした表情で楽しんでいましたね。
またキャンプや日帰りの活動でも一緒に遊びましょう。
コロナに負けずに元気に過ごしてください。

八ヶ岳ファーブルキャンプディレクター 小山丈二(ゆうえんち)

2021年8月21日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/20八ヶ岳ファーブルキャンプ

天気:晴れのち曇り、一時雨
今日も目まぐるしくお天気が変わりました。
ただ心配していた雨はほとんど降らず、お昼をはさんで予定通り虫捕りを思い切り楽しみました。
ペンションに戻ってからは早めの温泉、そしてプラネタリウム見学。
夜は名人秘蔵の標本を見ながらみんな興奮していました。

キャンプ2日目の朝、高原朝は涼しく・・・というか寒いぐらいの朝を迎えました。
それもそのはず、空はきれいに晴れ渡り、どうやら放射冷却がすすんだようです。
それでも東京の蒸し暑さに比べたら、天国ですね。

子どもたちは5時半頃にはもぞもぞと目を覚ましだし、次第に話し声も大きくなってきます。
今日は終日の活動、疲れを残してしまったら集中力を欠き、ケガの心配もあります。
起床時間まで横になって静かに過ごすように促します。

そして「起きてもいいよ」の声で子どもたちは待ってましたと言わんばかりに、活動を開始しました。
それもそのはず、今朝はおさんぽで昨日行った自然公園を散策します。
みんな虫捕りモード全開ですね。
検温もしっかりとすませて、2日目が始まりました。

朝露で草が濡れているので、長ズボン、そして寒い子は上着を着て自然公園へと向かいます。
真っ青な空、湿度の少ないひんやりとした高原の空気、最高に幸せな気分ですね。
まあ子どもたちは、そんな気分に浸るよりも虫のことで頭がいっぱいでしょうが。

子どもたちは一目散に昨日虫がいた木を目指して走りだします。
1本1本入念に木を見ていきますが、お目当ての昆虫たちはどこにもいません。
どうやら気温が下がりすぎて(16度前後ぐらいでしょうか)、虫たちも表に出てこなかったようです。
それでも子どもたちは楽しそうに、広い公園を走り回っていました。

そして一通り走りまわったあと、ペンションに戻って朝食となりました。
ここペンションファーブルの食事は、オーナーのポンポコが作ります。
プログラム中は特別講師、そしてみんなの食事も作ってくれるのですから休む暇もありません。
本当に感謝ですね。

天気予報を確認すると、時おり雨が降るものの終日曇り空とのこと。
予定通り遠征虫探しに行くことになりました。
ナップザックに雨具や水筒を詰め込んで、もちろん手には虫捕りアミに虫かご。
車に乗り込んで虫捕りスポットへと向かいました。
途中コンビニに寄って、お昼ご飯のおにぎりを買って準備万端で最初のポイントへ到着しました。

最初のポイントはカブトムシ、クワガタ狙い。
夏も終わりに近づいてきたのでカブトムシはあまり望めませんが、最近の夏は昆虫が出現する時期のズレや出現数も読めないとのこと。
増してや最近の雨などもあり、行ってみなければ何がいるかわからないとのことでした。

森の中をずんずん進み、昆虫のいそうな木を入念に探します。
樹液が出ているところにはスズメバチもやってきますが、巣の近くにいるハチではないので、刺激をしなければ襲ってこないと教えてもらった子どもたちは騒ぎもせず冷静に虫捕りに集中していました。
カブトムシはいませんでしたが、ミヤマクワガタ、クロカナブン、スジクワガタなどをゲット。
特にクロカナブンが群がっているを見た子どもたちは大興奮でした。
そして何よりもオオムラサキ(日本の国蝶です)があちこちにヒラヒラと舞っている状況は圧巻でしたね。
ポンポコいわく、この場所でこんなにたくさのオオムラサキがいるのは初めてとのこと。
これはサプライズですね。

そして次の場所へと移動、狙うはタマムシ。
ただタマムシは熱帯の昆虫で、太陽が照り付けるムワッとした暑い日に多く飛んできます。
今日は曇りで暑くなったものの、ムワッとするほどの気温ではありません。
さてさてどうなることなら??

すると目的地に着いた頃には奇跡的に太陽が顔を出し、気温も上昇。
よく目を凝らすと丸太の上に1匹2匹のタマムシが。
そして空にもタマムシが飛び始めました。

子どもたちは目を凝らして探しますが、これがなかなか見つかりません。
ただ見つかった時は、そのキラキラした色がかなりの興奮を生みます。
目指すは子どもたちの人数と同じ13匹。
みんな頑張って探しました。
結局トータルで15~16匹ほど、そのうち自分で探したのは5名。
その他はスタッフが必死になって捕まえましたが、タマムシのその華麗さに子どもたちは釘付けでした。

お昼は近くの公園で先ほど買ったおにぎりを食べました。
公園の中にあった伐採した丸太の上でおにぎりを食べましたが、なんとそこにもタマムシが飛来。
結局2匹ほど追加できました。

目的はほぼ達成できたので早めにペンションに戻り、空いている時間に温泉に行くことになりました。
14時半頃に昨日とじもみの湯に到着、予想通りお客さんはほとんどおらず、ゆっくりと露天風呂も楽しみました。

お風呂で汗を流してペンションに戻っても、まだまだ時間はあります。
そこで自然文化園にあるプラネタリウムの見学に行きました。
昨日着いてからずーっと虫を追いかけていたので、ここで一休みといったところでしたね。
ただ施設の展示コーナーの虫の標本や、生きているヘラクレスオオカブトムシなどに、ここでも大興奮でした。
最後は明日買うお土産の下見をしてペンションに戻りました。

お腹はペコペコ、そして今日のご飯はこれまた子どもたちの大好きな唐揚げ。
みんな嬉しそうにたくさん食べていました。

今日の夜のプログラムは名人秘蔵のコレクション、たくさんの標本を見せてもらい、捕った時のエピソードや昆虫の豆知識を教えてもらいました。
さすがに虫好きの子どもたちは知識が豊富、ポンポコもびっくりです。
もちろんここでも大興奮。
結局1日中、虫に大興奮しっぱなしでしたね。
21時頃までたっぷりと標本観察をして就寝準備をしました。
今日もテンションがかなり上がっているので、眠ってくれるのでしょうか??

明日は最終日、このキャンプのメインの一つでもある標本づくりをおこないます。
午後もたっぷりと時間があるので、天気とにらめっこしながら子どもたちが楽しめることを考えていきます。

2021年8月20日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/19八ヶ岳ファーブルキャンプ

天気:曇り一時雨
終日曇りがちのお天気でした。
夕方に雨がパラっと降りましたが、プログラムには影響なく過ごせました。
今日はお昼過ぎにペンションに到着、午後は近くの自然文化園で虫探し。
夜も再び公園で虫を探しに行きました。

八ヶ岳ファーブルキャンプがスタートしました。
このキャンプは毎年、昆虫好きの子どもたちが集まってくる、ドルフィンスポーツアカデミーの中でもかなりマニアックなプログラムです。
そんなキャンプですので昨年は全員男の子、ところが今年は男の子6名に対して女の子が7名といったメンバー構成。
さてさて今年はどんなキャンプになるのでしょうか。

今年の夏は昨年以上にコロナ感染が拡大し、またここのところ各地で大雨の被害が相次ぐといった異例の夏休み。
活動の拠点の原村は大雨の影響もなく平穏だと現地からの情報も入ってきてはいますが、慎重にプログラムを進める必要はありますね。

新宿駅でお母さん方とお別れをして、特急あずさで小淵沢駅を目指します。
2時間弱の行程ですが、電車の中では初めて会う子同士も仲良くなって、楽しそうに遊んでいました。
小淵沢駅に着く前に途中強めの雨が降ってきましたが、小淵沢駅は曇り空。
ここらへんは天気予報通り、局所的に雨が降ったりやんだりの不安定な天気のようです。

小淵沢駅では今日からお世話になる、ペンションのオーナであり昆虫博士でもあるポンポコがお迎え。
そして先日の高原と星空キャンプでお世話になった、カジゴンが送迎のお手伝いで来ていました。
カジゴンにまた会えて、前回も参加した2人は大喜びでした。

送迎の車に乗って高原の道を登っていきます。
目的地の原村は標高が1,000mほど、東京よりも5~6度ほど気温が低く快適な気候。
自然はもちろん、プラネタリウムやいろいろな博物館などの文化施設もたくさんある、全天候型リゾート地です。
そんな中で我々ファーブルキャンプ軍団は、虫三昧の三日間を過ごします。
今年はどんな昆虫に出会えるか楽しみですね。

ペンションに着く前に雨がパラっと降ってきて急いでペンションに駆け込みます。
部屋に入って1Fの食堂に集まって講師のポンポコの紹介、そして三日間の過ごし方ややることの確認をしました。
そしてお待ちかねの昼食、カレーライスをお腹いっぱい食べて午後の活動に備えました。
カレーライスが食べられない子は、ポンポコに特製ランチプレートを作ってもらいました。

昼食の後は早速虫探しに出かけます。
目指すはペンションから歩いてすぐの「八ヶ岳自然文化園」。
きれいに整備された自然公園ですが、よく見るとカブトムシやクワガタもいそうな木があちこちに見られます。
また草むらにはバッタなどの昆虫、水辺にはトンボも飛んでいて、虫捕りのウォームアップには最適。

虫のいそうな木、草むらなどをポンポコが案内。
見つけた虫はポンポコが詳しく説明してくれます。
さすがにこのキャンプに参加してきた子どもたち、スタッフがびっくりするほど虫のことを知っている子や、簡単に昆虫を発見する子もいて、ただただ感心させられました。

ミヤマクワガタやスジクワガタ、カブトムシのメス、トンボ、バッタ、カナブンなどなど、いろいろな昆虫を見つけては広い公園を縦横無尽に走りまわりました。
途中休憩を入れて1時間半ほど虫探しに没頭して、ペンションに戻りました。

ペンションに戻ってからお風呂の支度をして、近くの温泉「もみの湯」に出かけました。
お盆も過ぎてお客さんもそれほど多くなく、のんびりと湯につかって帰りました。

そしてお待ちかねの夕食、たくさん走り回ってお腹はペコペコ。
子どもたちの大好きなハンバーグを喜んで食べていました。
みんなほとんど残すことなく、ご飯をおかわりする子もいて大満足。
夜も元気に遊べそうですね。

そして夜のプログラム。
今回は昼間に行った自然公園の同じ場所での虫探しに出かけました。
昼間と違ってもちろん人はおらず、明かりもほとんどないので、ライトを頼りに先に進みます。
山の中での虫探しと違って整備されてる公園なので、夜でも安心して自由に動き回りながら、子どもたちは虫探しに夢中になっていました。

ここでもミヤマクワガタを始め、いろいろな昆虫やカエルを見つけていました。
いつもは虫がいる木に今年はいなかったり、エゾゼミがたくさん繁殖していたり、やはり自然や季節感が少しおかしくなっているような気もしますが、それでも生き物たちがたくさん棲む自然があるのはいいことです。
夜も20時半過ぎまでたっぷりと遊んで、ペンションに戻って就寝の準備をしました。

みんな興奮してなかなか眠れないようでしたが、なんとか落ち着かせて就寝となりました。
明日は午前中はまずまずのお天気のようですが、午後からは崩れてくる予報です。
タマムシやルリボシカミキリのいるポイントに行く予定ですが、炎天下の暑い中で盛んに飛び回るタマムシ。
果たして遭遇できるのでしょうか??
天気によってはプログラムも変更して、子どもたちにたくさん楽しんでもらいたいと思います。

みんな元気がありすぎて、スタッフが少々お疲れ気味です・・・

2021年8月19日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/18ちびっこ海賊キャンプ

天気:晴れ
ようやく気持ちよく晴れ渡りました。
風は強く波は高めでしたが、終日海で遊ぶことができました。
帰りは東京湾フェリー経由での帰京、海のキャンプ気分に浸りながらの帰途となりました。

最終日朝、今日でちびっこ海賊キャンプも終了です。
昨日と同じく5時過ぎからもぞもぞと起き出す子どもたち、今日も6時半まで静かに休むように伝達。
今日はたっぷりと海遊びをします、少しでも体力を温存しておきましょう。

そして起床時間、今日は最終日なので荷物の移動があります。
遅くなればなるほど遊ぶ時間が削られます。
起きてすぐに荷物整理に取り掛かりました。

しばらくして今日も朝のお散歩、今日遊ぶ予定の昨日と同じ岩井海水浴場までのんびりと歩いていきました。
本来ですと冨浦海岸まで遠征をして、飛び込みや岩場でのスノーケリングを楽しむ予定でしたが、風そして波が強いので、リスクの少ない岩井海岸へ場所変更に。
その下見がてらのお散歩となります。

見上げると青空、気温も高く海に入りたくてうずうずします。
案の定、子どもたちから波打ち際に行きたいリクエストが・・・
もちろんここはなだめて、砂浜で遊びました。
海は波も高くスノーケリングも難しそう。
でもこういった状態だからこそ楽しめる遊びもあります。
そんな考えを巡らせながら宿に戻りました。

宿の朝食は今日も和定食、今日はみんなよく食べていましたね。
そしていつものようにワイワイとおしゃべりをしながら食事を楽しんでいました。

食後は海の準備をして荷物を下におろします。
子どもたちは口数も多いですけど、体もよく動かしますので、思ったよりもテキパキと準備が完了。
9時頃には海に向かって歩き出しました。

いつものように準備体操、そして今日もライフジャケットを着て何も持たずに海に入って、状況を確認しました。
見た目よりも波が高くパワーもあって、腰ぐらいの深さに来る波でも子どもたちは一気に飲み込まれててんてこ舞い。
でもそんなただシンプルでワイルドな遊びが気に入ったのか、ギャーギャー言いながらしばらく波と戯れていました。
そいった意味では、程よい海の状況だったかもしれません。

しばらくその状態で遊んで休憩、昨日と違って冷えた体に差す日差しが心地よかったですね。
子どもたちはすぐにでも行きたがっていましたがそこは我慢我慢、しっかりと体をリセットするのと、気持ちのメリハリはこうした自然の中での遊びでは大切です。

そして15分ほど休憩をしてまた海へと向かいます。
今度はスノーケリングチームと浮き輪チームに分かれて行動をします。
スノーケリングチームは2名、アプローチでは波が高くなかなかの難易度でしたが、難なくこなしてスノーケリングを楽しんでいました。
波のため海の中は濁っていましたが、スノーケリングが上手になってもう夢中でした。

そして浮き輪チーム。
これはただただ順番に浮き輪にしがみついて波に飲まれるだけ。
そんな遊びを延々と続けて楽しそうに嬌声を上げていました。
こんな状態ではなかなか海に入る機会もありませんからね、今日は思い切り楽しみましょう。

そして休憩遊びを繰り返して、12時半前に海を後にしました。
最終日ですがたっぷり3時間以上海に入ることができました。

宿に戻ったら早速昼食、みんなたくさん遊んだので尾根化がペコペコです。
今日のお昼ご飯はお弁当、とはいってもただのお弁当ではありません。
お弁当屋さんのメニューを見ながら、子どもたちが好きなものを選んで買ってきたお弁当です。
ハンバーグにとんかつ、のり弁やカツカレーなど、自分で好きなものを選んだもんですから、もちろんみんな嬉しそうにほおばっていました。

食事の後はシャワー、そして着替えて帰りの支度を整えました。
みんな頑張って早く動いたので、ここでゆうえんちからのサプライズ、近くの商店でアイスクリームのおごりとなりました。
宿の前でアイスクリームをほおばる。
夏らしい風景でしたね。

宿の人にお別れをし、車で金谷港へ向かいました。
港に着いてからはお土産や好きな飲み物を買ってフェリーへ乗り込みました。
港ではいろいろと教えてくれて、お世話になったへんべえとお別れ、名残惜しそうに子どもたちは最後まで手を振っていました。

船旅といいつつ久里浜港までの時間は40分、あっという間に到着したもんですから旅気分も高まらなかったかな?
久里浜港からはタクシーそして京急と乗り継いで品川駅での解散となりました。

今回はみんな元気すぎて、また友達も多すぎて羽目をはずしてばかりで、ゆうえんちカミナリは鳴りっぱなしでしたね。
(もちろん最終日も途切れることなく・・・)
でもみんな元気に楽しそうに3日間を過ごせて、とてもうれしく思います。
また(ちょっと大人になった)みんなと会えるのを楽しみにしていますよ!

ちびっこ海賊キャンプディレクター 小山丈二(ゆうえんち)

2021年8月18日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/17ちびっこ海賊キャンプ

天気:曇りのち晴れ、夜に時々雨
目まぐるしく天気の変わる一日でした。
朝から曇り空、時々ぽつぽつと雨が降る時間も、そして14時ごろからは青空が広がりました。
そして夜にはまた雨となり、一日を通して天気とにらめっこをしながらプログラムを組み立てていきました。
今日の午前中は待望の海遊び、午後は釣り、夕飯は外でバーベキューを楽しみました。

ちびっこ海賊キャンプの二日目、涼しい朝を迎えました。
子どもたちはぐっすり眠っていたものの、朝5時半ぐらいからゴソゴソと順番に起きだしていました。
しばらくは布団の中で静かに過ごすように促して、全員がバッチリと目を覚ました頃に起床となりました。
外は曇り、みんなで海の状況を確認がてら、朝のお散歩に出かけました。

海は波も穏やか、気温は低く相変わらずの曇り空ですが、今日は何とか海で遊べそうです。
海ではみんな昨晩のように波打ち際で遊びたがっていましたが、昨日のようにびよびしょにならないようにラインを決めて海へと向かいました。
潮は引いていて、海岸にはたくさんの貝殻も打ちあがっていて、きれいな貝殻を喜んで拾っている子もいました。

宿に戻って朝食、昨日の夜食べ過ぎたのか疲れたのか、はたまた和朝食が苦手なのか、みんな小食気味でした。
それでも元気は変わらずいっぱい、海に入れることもあってテンションは最高潮です。
海に行く準備をして9時前に宿を出発、宿から歩いて5分ほどの岩井海岸へ向かいました。

海は穏やかですが天気は曇りそして肌寒いぐらいの気温で、全身を濡らすのは少し思い切りが必要そうです。
そんな状況をよそに体操、ライフジャケットのセッティングを済ませたら、元気よく海に走り出していきました。
そして躊躇なく海に飛び込んでいき、楽しそうにはしゃいでいました。

そして海遊びの開始、まずはライフジャケットに慣れることと、水中マスクとシュノーケルの使い方を学びます。
最初はマスクを置いてライフジャケットで浮かぶ練習。
足がつかないところに行ってもパニックにならないよう、ライフジャケットに身を預けて仰向けでプカプカと浮かびます。
怖がって顔が持ち上がってしまうとお尻が落ちて、うまく浮かんでいることができなくなります。
ほとんどの子はデイキャンプなどでもライフジャケットを着けたことがあるので、みんな慣れたものです。

続いてが本番、マスクの装着方法、シュノーケルの扱い方などのレクチャーをして実際に使ってはみますが、窮屈なマスクをつけるよりも何もつけずに海で遊びたい子も何人かいて、ここでスノーケルチームと海遊びチームに分かれました。
外気温に加えて海の水も低めでしたので、ひんぱんに休憩をとりながら海で遊びました。
途中で大きな浮き輪も登場して、スノーケル、浮き輪遊び、砂遊びに貝殻拾いと、おのおの好きなことをしてお昼ごろまで遊びました。

宿に戻ってシャワーそして着替えを済ませてお昼ご飯。
今日のメニューはチャーハン、朝は小食ぎみの子どもたちでしたが、昼にはすっかり戻ってモリモリと余さずに平らげていました。
お昼過ぎになると雨が降ったりやんだり、しばらく部屋の中での待機となりました。

14時頃になると雨も止んで落ち着いてきたので、外に出かけることに。
海に入るとなると着替えやら準備やらで時間がかかって活動時間が少なくなってしまうので、今日も釣りを楽しむことにしました。
また雨が降ってもいいように雨具を準備して出かけましたが、遊びに行くタイミングで急速に天気が回復、青空が広がりだし風も南向きに変わり蒸し暑く汗ばむような陽気となりました。

やっと夏の空が戻った中、今日の釣りは岩井海岸端にある堤防での穴釣り、短い竿にエサをつけて魚のいそうな岩の間に糸を垂らします。
針が根がかりしたりカニにエサを取られたりして中々うまくはいきませんでした。
みんな苦戦をしている中、なんと最初に釣り上げたのは参加者唯一の年中さん。
立派なギンポを釣り上げたのでした。(これは夕飯に)

他の子たちやスタッフも粘りに粘りましたが、結局釣れたのはこの一匹、まあこれも釣りですね。
それでも青空の下のんびりと釣りを楽しめて、子どもたちも満足そうでした。
やっぱり太陽の力は偉大ですね。

宿に戻って片付け、そしてお風呂に入りました。
しばしのんびりと遊んで、待望の夕食。
今日は外でバーベキューとなりました。
それだけでお腹いっぱいになりそうな大きなフランクフルトから子どもたちの大好きなトウモロコシ、ホタテ・エビ・イカの海鮮に、肉はもちろん、おにぎり・焼きそばにデザートのパイナップルそして釣り上げたギンポまで、みんなお腹いっぱいに好きなものをたくさん食べました。

今夜はまだまだ終わりません。
しばらく部屋で休んでからは海岸で花火を楽しみます。
ところが!出ようとしたそのタイミングで外は土砂降り。
どうやら雨を降らす雲が通過のタイミングだったようです。
激しい雨は20時頃まで続いたので、残念ながら海での花火は中止、部屋で遊びながら就寝時間を迎えました。

まだまだ満足できる海遊びはできていませんが、明日は晴れる予報となっています。
午後予定の鋸山ハイキングは取りやめて、終日海で遊んで戻る予定です。
出発の際にお話しをさせていただいた電車での移動への変更はせず、現地で滞在できる時間はそれほど変わらないので、予定通りフェリーを使って旅気分を高めながら品川駅へと向かいます。
解散の時間は当初の予定通りとなります。
最終的にはアメブロにてお知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。

子どもたちはみんな元気いっぱい、健康に過ごしています。
元気すぎて、今日もゆうえんちカミナリが落ちまくりました・・・

2021年8月17日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/16ちびっこ海賊キャンプ

天気:雨ときどき曇り
それほど強くはありませんが、継続的に雨が降り続きました。
気温は低めで肌寒く感じるほどでした。
今日の午後は海に入るのを取りやめ、みんなで釣りを楽しみました。
夜は雨が上がったので、海までお散歩に出かけました。

ちびっこ海賊キャンプの初日、東京はどんよりとした曇り空。
ここ数日全国的に大雨にみまわれ、東京も昨日までは強い雨、そんな余韻を残した中でのスタートとなりました。

今回の参加者は男の子ばかり、兄弟3組に友達同士そして常連さんがそろって、人数は少ないもののかなり騒がしくなりそうです。
お盆が終わって賑わいを見せていた品川駅から、総武線快速に乗って岩井駅を目指します。
東京駅を出た時には全員座ることができ、通勤列車とは逆方向の空いている電車に揺られながら東京から千葉への旅が始まりました。
予想通り子どもたちは羽目を外しすぎて、外は曇りから小雨の天気でしたが、電車の中ではスタッフのカミナリが何発も落ちていました。
(この先どうなることやら・・・)

途中木更津駅で乗り換えて、時間通りに目的地の岩井駅へ到着、現地合流の特別講師「へんべえ」と合流しました。
へんべえは数年前までおこなっていた週末キャンプ、「南房総フィッシングキャンプ」の講師もお願いしていた、釣り名人でもあります。
今回参加の何人かは顔なじみ、今回も釣りや海遊びをたっぷり教えてもらいましょう。
当初は駅から10分ほど、のんびりと歩いて宿へ向かう予定でしたが、雨が降っていたので特別に車で送ってもらうことにしました。

今日からお世話になる甚五郎さんに到着、検温と消毒を済ませ部屋に移動しました。
今回の部屋はみんな過ごせる大広間、30畳ほどの広さの部屋を真ん中で仕切るようにでき、総勢11名にしては贅沢な広さ。
早速羽目を外してバタバタと走り回るものだから、またしても大きなカミナリが落とされました。

そして最初の食事、子どもたちの大好きなカレーライス。
みんな朝が早くてお腹が空いていたのか、騒ぎすぎてお腹が空いたのか、おかわりもたくさんしてみんなしっかりと食べていました。

そして午後のプログラム。
雨が降り続いているのと気温が低めなので、今日は海には入らずに釣りに出かけることにしました。さっそくへんべえの本領発揮です。
車で10分ほどの漁港に向かいました。
雨が降っているのか他には釣り人は全くいなく、堤防は貸し切り状態。
さっそく仕掛けの準備をして、へんべえのレクチャーの後、二人一組で釣り開始。
すると早速、クロホシイシモチが立て続けにヒット。
最初は海に入れなくてテンションが高まらない子どもたちも、テンションヒートアップ。
一気に盛り上がりました。

その後も小さいながらも色々な種類の魚を釣り上げ、全員数匹ずつの魚を釣り上げて楽しそうでした。
最初は餌つけも釣り上げた魚を外すのもスタッフが手伝っていましたが、自分でもやれるようになった子も。
すっかり釣りの虜になったようですね。

夕方まで釣りを堪能してクロホシイシモチ、メジナ、アジ、シマダイ(石鯛の幼魚)、ホンベラなどの魚を釣り上げました。
全て小ぶりのサイズでしたので、最後は海にリリースして漁港を後にしました。

宿に戻ってお風呂、その後は夕食まで部屋で仲良く遊びました。
ここでも遊んでいるうちにテンションがヒートアップして、最後にはまたまた大きなカミナリが落ちたのでした。

子どもたちお待ちかねの夕食。
夕方から「お腹すいたー」の大合唱の子どもたち。
結構な量のおかずでしたが、ほとんどの子はきれいに食べきりました。
今回の子どもたちは本当によく食べます。
苦手なものも積極的に頑張って食べていました。

夜になると雨もすっかりと止み、雲の切れ間から星も見えるようになってきました。
今夜はみんなでのんびりとお散歩、夜の海まで出かけました。
歩いて5分ほどの海岸に出て、海岸線をのんびりと歩いて帰ろうとしたところ、子どもたちから「波打ち際まで行きたい」といったリクエストが。
嫌な予感・・・と思いながらも、みんなで砂浜を歩いていきました。

波打ち際で海水が迫ってくるのを「きゃーきゃー」言いながら逃げる子どもたち。
予想通り靴はびしょびしょ、砂まみれになった子が続出・・・
これ以上テンションが上がる前に引き上げて、宿に帰って就寝準備をしました。

明日はまたまた微妙な天気予報、天気予報サイトによって天気が微妙にかわっています。
とりあえず天気の具合を見ながら活動を決めていきますが、気温も今日よりは上がってくるようなので海には出かける予定です。
ゆうえんちのカミナリは明日も落ちるのしょうか??

2021年8月16日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/12高原と星空キャンプ

天気:曇り時々晴れ、のち雨
予報通り朝から曇り空でしたが湿度は低めで過ごすには最適。
徐々に雲の厚みも増し、湿度があがって蒸し暑くなってきました。
ペンションを出発するタイミングで雨が降りだしました。
今日の午前中はブルーベリーとブラックベリー摘み、お昼をはさんで工作づくりを楽しみました。

キャンプの最終日を迎えました。
昨日同様涼しい朝、今日も子どもたちはグッスリと休めたようです。
昨日たくさん遊んだので今朝はゆっくりとお休み、7時ぐらいにみんな起きだしました。

昨日同様スープから始まる朝食(ブレックファーストと言ったほうがピッタリきますね)、ゆっくりと高原の朝食を楽しみました。
朝食の後は部屋の移動、シーツを片付けて荷物をまとめて、いつも集まる1Fの広間に移動しました。
時間が経つにつれて徐々に雲も厚みを増し、湿度も高くなってきました。天気は確実に下り坂のようです。
そこで午後に予定をしていたブルーベリー(&ブラックベリー)摘みを午前中に前倒しで行うことにしました。

ペンションから車で10分ほど、訪れたのは「原村の清水さんち」というBerry Farm。
無農薬でブルーベリーやカシスなどを栽培している農場です。
それぞれの種類は時期によって旬が変わり、ブルーベリーはちょうど終わりごろ、ブラックベリーは真っ盛りといった感じだったので、今回はブルーベリー&ブラックベリーをダブルで楽しませてもらうことにしました。

まずはブルーベリー畑へ向かいます。
オーナーの清水さんから美味しいブルーベリーの選び方を教わり、それぞれ気に入った実をつまんでいきます。
ちなみにブルーベリーは実が硬くて色が濃い紫のものが美味しいとのこと、また実がついている木によって実の成熟度や味が全然違うことを知りました。
ものすごく酸っぱい実や味が薄いものなど、そんな中で甘くておいしい実を見つけると、集中してその木になっている実を喜んで頬張っていました。

続いてブラックベリー、見た目はキイチゴ、美味しいものは濃い藍色でブルーベリーと違い実は柔らかいものが美味しいとのことです。
こちらは全般的に酸味も強く、ジャムに加工するのが良さそうです。
子どもたちも一通りつまんでみたので、ここからはお土産用のパックをもらってブラックベリーとブルーべりを詰め込んでいきます。
ブラックベリー畑とブルーベリー畑を往復して、清水さんやスタッフの手も借りながら、おいしそうなベリーたちをいっぱいに詰め込みました。
清水さん曰く、このベリーたちは皮が薄く繊細なので、すぐに破けて汁が出てしまうとのこと、さてさて無事に東京まで運べるのでしょうか??

ペンションに戻ってベリーのパックを冷蔵庫に入れてもらって、次の活動の準備をしました。
外は相変わらずいつ雨が降ってもおかしくないような空、外出はせずに室内でキャンプクラフト(工作)をしました。
斜めに切った輪切りの枝に絵や文字を書いたり、ドングリや松ぼっくりなどの木の実をボンドでつけたり、それぞれ思い思いにお土産づくりに没頭しました。
中には兄弟全員分、4つもの作品を作り上げた子も。
みんなそれぞれの個性が色濃く出ていましたね

木工ボンドが乾くまでの時間で最後の昼食となりました。
まだ雨が降りそうで降っていなかったので、昨晩のバーベキューに続いて外のウッドデッキでの最後の昼食となりました。
最後のご飯は豚丼、最後の最後で思い切り和食のメニューとなりましたが、子どもたちはお気に入りのようで、たくさん食べていましたね。

食後に荷物整理をし、出発までの時間を広間で自由に過ごしました。
オーナーのカジゴンが明後日に誕生日とのことで、子どもたちの考案で寄せ書きのプレゼントをサプライズ。
子どもたち同士はもちろん、ペンションの方々も含めて大きな家族のように過ごせた3日間でしたね

15時過ぎにペンションを出発、我々の出発を待っていたように雨が落ちてきました。
キャンプの3日間、よく天気が持ってくれたものです。
おかげさまでたくさん遊ぶことができましたね。

小淵沢駅でお世話になったカジゴンとお別れをし、予定通りの電車に乗って東京へ向かっています。
電車の中では元々のお友だちとは違う子とも座って、仲良く遊んでいます。
子どもたちはまだまだ疲れ知らず、あと2~3日は原村で遊べそうですね。

高原と星空キャンプが終わろうとしています。
山に川にと本当にたくさん、元気に遊びましたね。
夜は満天の星空とまではいきませんでしたが、それは次回のお楽しみに取っておきましょう。
初めてキャンプを経験する子もたくさんいましたが、みんな元気に過ごせたことが一番良かったですね。

またいろいろなキャンプでたくさん遊びましょう。
夏休みも後半戦、みんな残りの夏休みも元気に過ごしてくださいね。

高原と星空キャンプディレクター 小山丈二(ゆうえんち)

2021年8月12日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/11高原と星空キャンプ

天気:晴れのち曇り、時々晴れ
午前中はすっきりと晴れ渡りました。
お昼ごろからは雲に覆われる時間が多くなりましたが時おり青空も顔を出し、終日穏やかなお天気となりました。
今日の午前中はハイキング、お弁当を食べてからは川遊びを楽しみました。
夕方には自然文化園でプラネタリウム見学とお土産購入、バーベキューに温泉と盛りだくさんの一日でした。

原村の夜は涼しくて湿度も低く快適、網戸にして布団をかけるとぐっすりと眠ることができました。
そのおかげでスタッフが起こすまでみんな爆睡、爽快な顔で朝を迎えました。

まずは高原の朝のお散歩、歩いてすぐの八ヶ岳自然文化園へ向かいます。
朝から青空が広がり少し肌寒いぐらいの気温で、空気もおいしくて、まさに高原リゾートを満喫できるような朝でした。
虫好きの子たちはカブトムシやクワガタがいそうな木を探しながら歩きますが、残念ながら今日は不発。
それでも誰もいない広い公園をのんびりと歩いてすっかり目も覚めました。

ペンションに戻って朝食。
今日の朝食ももちろん美味しくて、ゆっくりと時間をかけて堪能しました。
そしてプログラムの開始、今日はペンションから来るまで15分ほどの小泉山(こずみやまと呼びます)でのハイキングです。
それほど標高は高くない山ですが、急な登りもあり、小さい子にとっては割とチャレンジングなプログラムです。

駐車場に車を止めてハイキング準備、簡単に体をほぐして地図で行程を確かめて登り始めます。
ゆうえんちを先頭に呼吸を整えながら、ハーハーゼーゼーしないようにゆっくりと歩を進めていきます。
チャレンジする気持ちを作ることはもちろん大切ですが、山登りを辛いと感じないようにすることはもっと大切。
原村に比べて標高もだいぶ低く気温は高めでしたが、木々に囲まれて時折り吹く風は気持ちよく、みんな快調に歩いて1時間ほどで山頂に到着しました。

山頂は景色も良く麓の町が足元に見え、自分の足で登ったんだといった実感がわきます。
また八ヶ岳連峰の山々や、今日も遠くに富士山を臨むことができ、山頂でしばらくのんびりとしていました。

そして下り、来る時とは違うコースを歩き沢を目指します。
ハイキングは登りよりも下りが危険、山でのケガのほとんどは下り時といっても過言ではありません。
そんなレクチャーを受けながら慎重に歩き(たまに転び)、途中ロープを伝って歩くような急坂も無事に通過して、ゴール地点の沢に到着しました。

時刻はお昼の12時少し前、ちょうどタイミングよくカジゴンがお弁当を届けに来てくれて、そのタイミングでスタート地点に停めた車を取りに行って、トイレのある公民館の駐車場へ向かいました。
トイレをすませて公民館前の日陰でお弁当、そして川遊びの場所へと移動しました。
水着に着替えて川遊びの堰堤へと向かいます。
午後になって雲が空を覆いだしましたが、川遊びの時には太陽が出ている時間も多く、気持ちよく川遊びを楽しみました。
水温も思っていたほど低くなかったので、ずっと水に浸かっていても寒くなく、子どもたちの楽しみにしていた川遊びをたっぷり1時間ほど堪能しました。

ペンションに戻ってからもまだまだ時間はあります。
今日の夕飯はバーベキューなので夕食後に温泉に行くことにし、夕食前まで近くの自然文化園の施設で遊ぶこととしました。
まずはプラネタリウム見学、上映時間まですこしあったので施設内の展示物・昆虫展の見学をしました。
プラネタリウムのあとには売店でのお土産購入。
結局このおみやげの時間が1番かかりましたが、みんな満足するものが買えたようですよ。

ペンションに戻るとすぐにバーベキュー。
テラスのウッドデッキにコンロを用意してくれて、麦茶の乾杯でスタートしました。
肉はもちろん地産のサイズの大きな野菜も美味しくて、みんな喜んでたくさん食べていました。
締めの焼きそば、そしてデザートのスイカとフルーツポンチまで満喫して、高原バーベキューが終了しました。

時間はすでに20時、これから温泉に出かけます。
昨日と同じく向かうはもみの湯、今日遊んだ汗とバーベキューの匂いをしっかりと流して、ペンションに戻って就寝となりました。
今日は朝から晩まで遊びっぱなし。
今晩もぐっすり眠ってくれることでしょう。

あっという間に明日は最終日、午後には雨も降る予報が出ています。
雨が降るタイミング如何で柔軟的にプログラムを考えていく予定ですが、午後は室内でのプログラムになりそうです。
最後まで原村を楽しんできたいと思います。

2021年8月11日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/10高原と星空キャンプ

天気:曇りのち時々晴れ
原村に到着時は雲に覆われていましたが、富士見高原を登り始めたら徐々に青空が広がってきました。
雲は多めだったものの、晴れたり曇ったりの天気。
ずっと晴れていない分、かえって過ごしやすかったですね。
午後は富士見高原へのハイキング、夕方には温泉に行って、夜は星空を観察しました。

高原と星空キャンプがスタートしました。
名前の通り、涼しい高原で過ごし満天の星空を堪能するといった、「キャンプ=泥臭い」といったイメージからはかけ離れたリゾート気分のキャンプです。
そんなキャンプですから集まってきたのは女の子が主役、女の子7名に男の子2名といった、おてんば娘大集合のキャンプとなりました。
そこに東京からのスタッフが3名で合計12名。
一見少ない人数ですが、高原の小さなペンションはこれでも満員。
おしゃれなペンションでのキャンプのスタートです。

風は強かったものの東京の日差しは強烈!
朝から汗ばむほどの蒸し暑さの中、子どもたちが続々と集まってきました。
全員が兄弟かお友達かの関係の子たち、集まってくるたびにキャーキャーと楽しそうにはしゃいでいました。
コロナ対策で全体での開校式は行わずに、お母さんたちとお別れをして特急あずさ号に乗り込みました。

小淵沢駅までの行程は2時間弱、電車の中では塗り絵をしたり折り紙をしたりして仲良く過ごしました。
途中で乗り物酔いをした子もいましたが、何とか無事に小淵沢駅に到着。
するとホームに降り立つと突風が!子どもの帽子がホーム下に飛んでいきました。それも2人!
駅員さんを呼んで取ってもらうといったハプニングも追加して、ようやく小淵沢駅から出ることができました。

駅で待っていたのは通称「カジゴン」、ゆうえんちとは30年以上前からのキャンプ仲間でもあります。
今は今日からお世話になるペンションのオーナー、みんなを迎えに来てくれました。

荷物を車に積んで山をグングン登ること20分ほど、3日間お世話になるペンションBaceCampに到着しました。
花に囲まれた小さなペンション、お部屋もきれいで子どもたちも大喜びです。
何やかんやのハプニングもあったので時刻はもう12時45分、お腹がペコペコで早速昼食となりました。

今日の昼食はハヤシライスとコールスローサラダ。
とっても美味しくて、みんな残さずペロリと平らげました。
電車の中で乗り物酔いをした子も、すっかり元気になりました。

さてさて午後のプログラムの始まりです。
今日は時間も押しているので近場の富士見高原へのハイキングとなりました。
3日間のおおよその生活の流れは決まってはいるものの、プログラムは臨機応変。
天候や子どもたちの疲れ具合、そして子どもたちの希望も聞きながら進めていきます。
ここ原村周辺は山や川などの自然環境はもちろん、文化施設なども充実していて、どんな天候でも楽しめるスポットが満載。

午後に行った富士見高原も歩いて登ることももちろんできますが、カートやリフトを使ってのんびりと景色を楽しみながら登ることもOK。
今日は移動で疲れているのでカートで山の上を目指しました。

スタッフを含めた4人グループを作ってスタート。
カートはゆっくりと動きますが、もちろん歩いて登るよりは早くてらくちん。
約25分ほどで大パノラマが広がる山の上に到着しました。

ペンションに向かうときに通った時は山の上は雲に覆われていましたが、この時は徐々に青空が広がってきて、遠くの山まできれいに見えるようになってきました。
お花畑を楽しんだ後は、ハイキングコースをのんびりと歩きました。
みんな足取りはしっかりしていて、1人年中さんでの参加の子もしっかりと歩いていました。
この分なら明日の“自分の足で歩く”ハイキングも大丈夫そうですね。

もっとも景色のきれいな場所でしばらく休憩&写真撮影。
富士山もくっきりと見えて気持ちよかったですね。
下りはもちろん登った時と同じくカート。
なぜか先頭のゆうえんちチームのカートが遅くて、後ろのカートが接近しては止まるを繰り返して、なにかおかしかったですね。

山を降りたらもう16時過ぎ、そのままペンション近くの露天風呂もある温泉に出かけました。
夏休みも真っ盛りということもあってお客さんもそこそこいましたが、のんびりと温泉に浸かることができました。
(男チームはすぐにお風呂に飽きてしまって、あっという間にあがってしまいましたが・・・)

ペンションに戻ったらしばし休憩、みんなで仲良く遊びました。
そしてお待ちかねの夕食です。
スープ・サラダに始まって、ハンバーグにデザートのティラミスまで、どれも美味しく子どもたちも喜んでたくさん食べていました。

食後は夜のプログラム、まだ雲が多めなもののとりあえず星空を見に出かけました。
車に乗って5分ほど、八ヶ岳農業実践大学校の敷地内にある広い芝生にブルーシートを敷いて寝ころびました。
ラッキーなことにみんなの頭の上の空間だけがぽっかりと空き、きれいな星空を見ることができました。
ただ子どもたちは夜の暗さが怖かったようだったので、早めに切り上げてペンションに戻りました。

ペンションに戻って就寝準備、東京と違って夜は涼しいので、快適に眠れそうですね。
明日は天気も良さそうなので、ハイキングと川遊びを軸に遊ぶ予定です。

2021年8月10日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/5式根島アドベンチャーキャンプ4日間

天気:晴れ
時おり雲がかかるときはありましたが、今日も晴天に恵まれました。
熱帯低気圧が近づいているようですが、午前中は海は穏やかでした。
今日の午前中は石白川海水浴場で最後の海遊び、その後は足付温泉~雅湯と温泉のはしご。
午後はお土産を買いに出かけました。

式根島アドベンチャーキャンプ4日間の最終日、今日も朝からお天気に恵まれました。
結局、5日間コースが始まってから4日間コースが終わるまでずっと晴天続き、1週間この天気が続くのは奇跡です。
いつものように気持ちいい朝を迎え、検温を済ませて朝食。
島の朝食はいつものように和朝食、みんな今日もしっかりと食べていて健康そのものです。
こちらも5日間コースから通して、誰も体調を崩さずに最終を迎えられたのは本当に喜ばしいことですね。

朝食後はいつものように海遊びの準備、そして部屋から荷物を移動して、民宿の目の前の石白川海水浴場へ出かけました。
今日も時間が早いので他のお客さんはほとんどおらず、準備をして入水。
昨日までの海と違って水は冷ためですが、気持ちよくスノーケリングを楽しめました。
マスクとシュノーケルを装着して素潜りを楽しんだり、ライフジャケットにしがみついてのんびりとプカプカと浮かんだりと、今日は子どもたちが自由に海中散歩を楽しみました。
途中の岩場でイセエビを発見、またハコフグやハリセンボンを捕まえて一緒に記念写真を撮ったりと(もちろんすぐにリリース)、楽しい時間を過ごしました。

水温が低めでしたので、小一時間ほどで休憩。
小さな浜に上がって、温泉のように温められた溜まりに浸かったり、磯を散策したりして遊びました。

その後は早めにスノーケリングを切り上げて、温泉に行くことにしました。
目指すは初日に行った雅湯の、先にある足付温泉。
ここも海に面した温泉で、昨日行った地鉈温泉とは逆に、干潮時に適温になるといった場所です。
時間的にはちょうどよくのんびりと過ごす予定でしたが、子どもたちのリクエストで雅湯にも入ることにしました。

足付温泉も雅湯も、早い時間でしたのでお客さんはほとんどおらず、のんびりと湯につかり過ごすことができました。
子どもたちはほとんどお湯には入らず、湯加減を調整する水を浴びたり、岩をよじ登ったりして遊んでいましたが・・・

シャワーを浴びて民宿に戻って、石白川海水浴場にある日陰のテーブルで最後の食事、オムライス弁当を食べました。
期間中食欲旺盛だった子どもたち。
もちろんみんなきれいにペロリと平らげました。

民宿に戻って濡れたものを干して、シャワーを浴びて帰りの服に着替えます。
そして子どもたちのお楽しみのお土産&買い食いタイムとなりました。
式根島にあるお土産屋を何軒もハシゴし、お気に入りのお土産を買っていきます。
式根島Tシャツを買って、その場で着替えてご満悦な子。
ソフトクリームやジュースを飲んでくつろいでいる子。
式根島での最後の時間を楽しんでいました。

知らないうちに大勢で来ている子どもの団体や、レンタル自転車で移動している若者や家族のグループの姿が目立ちます。
海の日の連休を前に、徐々に島を訪れる人たちが増えてきているようですね。
そんな人たちをしり目に、帰り支度を済ませてお世話になった宿のご夫婦と一緒に記念撮影。
式根島野伏港へと向かいました。

港ではフェリーが来るまでふ頭でのんびりと過ごしました。
午後になってうねりも少し出てきたようですね。
ウミガメも現れて、みんなが帰るのを見送ってくれました。
帰りのフェリーでも男女や友人を問わず仲良く遊んでいました。

今回のキャンプでは天候に恵まれて、海での時間をたくさん取ることができました。
スノーケリングや素潜りにも果敢に挑戦して、海でスムーズに動けるようになって、また一つ海の魅力を味わえたのではないでしょうか。
夏休みもまだまだ半ば、残りの夏もコロナ感染対策をしっかりとって思い切り遊んでくださいね。
またどこかのキャンプで会いましょう!

式根島アドベンチャーキャンプ4日間 スタッフ一同

2021年8月5日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama