6/19干潟で遊ぼう

天気:晴れ時々曇り
蒸し暑い一日となりました。
カラッと晴れるような時間はそれほど多くはありませんでしたが、一日を通して晴天に恵まれました。
風もそれほどなく気温も高めで、最高の海日和となりました。

梅雨の真っ最中の今回の探検学校「干潟で遊ぼう」、週初めの天気予報では傘マークが消えない状態でしたが、実施日が近づくにつれ予報もいい方向に変わってきました。
そして当日の予報は“晴れ”。
とは言えお天気の急変もあるような予報も出ていて・・・さてさてどんな探検になるのでしょうか?

今回の参加は30名の大所帯、コロナ禍でなかなか来られずに久しぶりに登場の子も何人か。
しばらく見ないうちにすっかりお兄さん・お姉さんになっていて、ずいぶんと長くコロナが続いているんだなあと改めて考えさせられました。
そんな思いをよそに、子どもたちは朝から元気いっぱい。
集合場所の東京駅ではワイワイガヤガヤと、ひときわ目立っていました。

集合もスムーズに終え京葉線の乗り場まで10分少々、てくてくと歩いていきました。
幼児さんもしっかりと歩けていました。
みんな元気ですね。

電車に乗る前にしっかりとトイレを済ませて、予定通りの快速列車に乗車して目的地の千葉みなと駅へ向かいます。
電車は空いていて、小さい子は折り紙や絵本を見ながら、大きい子はお友だちと楽しそうにお話をしながら、そして葛西臨海公園の観覧車や東京ディズニーランドなどを通り過ぎて、千葉みなと駅に降り立ちました。
駅前はきれいに整備されていて、海の近くの町といった雰囲気。
中には「ハワイみたい!」と早速興奮気味の子どももいました。

そこから海沿いの遊歩道をのんびりと15分ぐらい歩きます。
薄雲に覆われた空ですが、この時期にしては天気は上々。
朝からかなり蒸し暑く、子どもたちは早く海に入りたくてうずうずとしています。

船着き場やきれいな海沿いのレストランを通りぬけて、本日の目的地「千葉ポートパーク」に到着しました。
ここには人工の浜があり、干潮時にはたくさんのお客さんが遊びにやってきます。
人工の浜とは言えアサリやマテ貝、カニやエビ、そして小魚などもたくさん生息し、干潟遊びにはもってこいの場所です。

本日の最大干潮は午後14時半ぐらい。
到着したころはまだ潮は満ちていて、遊ぶタイミングには早い状況です。
まずはしっかりと準備をして、干潟遊びに備えることにしました。

ベースを決めてまずはテントの設営。
班ごとに協力してテントを張ります。
このテントは着替えや荷物置き、そして疲れた子がでたら休むことができます。
林の中の日陰を選んでテントを張りました。

着替えも済ませて準備はすっかりと完了。
まだまだ海に入るタイミングは早いので、千葉ポートタワーに登ることとしました。
このタワーの高さは113メートル、展望フロアからは東京湾~房総半島まで一望にでき、空気が澄んでいれば富士山もくっきりと見えます。
展望フロアから、本日遊ぶ浜も見下ろすことができます。
上からのぞくとまだ浜は海の水に覆われています。
子どもたちは「ほんとうにここが干潟になるの??」と不思議な様子で見ていました。

ベースに戻ってきたら少し早めの昼食。
レジャーシートを広げて、遊ぶ前の腹ごしらえとなりました。

するとぐんぐんと潮が引いてきて、干潟が顔を出してきました。
その干潟をねらって他のお客さんが海に向かっていきます。
慌てない慌てない。
まだまだ最大干潮まではたっぷり時間があります。
これからどんどん干潟が現れ遊ぶ範囲も広がってきますので、もう少し余裕をもって海に向かうことにしましょう。
(子どもたちは今すぐにでも入りたくて、居ても立っても居られない様子でしたが)

お弁当を食べてからは、しっかりと準備をして海へと向かいます。
まずは迷子にならないように目印を装着。
幼児さんはオレンジのライフジャケットを着用。
小学生の子たちはオレンジの腕章を襟元にクリップで装着します。
そして日焼け止めをしっかりと塗って、遊び道具を持って干潟に向かっていきました。
今回用意したのは、バケツ、シャベル、マテ貝捕獲用の塩、カニ釣り用の糸やえさなどなど。
もうその頃には干潟の範囲も大きく広がり、それぞれの班が狙った場所へと向かっていきました。

きれいな貝やヤドカリを拾ってはバケツの中に放り込み、アサリやマテ貝なども掘り起こします。
堤防の縁には小さなエビやカニもいて、知らず知らずのうちにみんな夢中になって干潟遊びを楽しんでいました。
中には全身海に漬かって今年最初の海水浴(もどき)を楽しんだり、海藻を拾って「家に持って帰る」と意気込んでいる子もいました。

遊んでいるうちにさらに潮が引いていき、場所を移動しながらそして水分補給もしっかりとしながら、2時間半ほどたっぷりと干潟遊びを楽しみました。
ドルフィン軍団は最大干潮のタイミングの前に撤収。
まだ空いている足洗い場でしっかりと砂を落として、帰り支度を始めました。
みんな今年最初の海を満喫できたかな??

確保したカニやヤドカリなどの生き物は最後に海に返し、貝殻や海藻など持って行きたい子はビニール袋に入れてリュックに詰め込みました。
またてくてくと来た道を戻って駅に向かいます。
行きと違ってみんな遊び疲れていましたが、最後まで元気に歩きとおしました。
駅構内のトイレが混んでいて出発前のトイレタイムに時間がかかってしまいましたが、ギリギリ予定の電車に飛び乗ることができました。

電車の中では爆睡する子も多く、たくさん遊んで満足げな寝顔を見せていました。
最後まで天気に恵まれ、梅雨の合間の楽しい干潟遊びとなりました。
次回のドルフィン探検学校は「海の探検隊」、今度は磯遊びやスノーケリングも楽しみます。
また天気に恵まれることを祈りましょう!

2022年6月20日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama