6/5公園に隠された謎を探れ1

天気:曇り時々晴れ
一日を通して雲は多めでしたが、時折日も差し快適に過ごすことができました。
夕方に近づくにつれ雲が徐々に厚くなってきましたが最後まで雨は降らず、終日謎解きオリエンテーリングを楽しみました。

梅雨入りが目の前に迫った6月、今日のドルフィン探検学校のプログラムは「公園に隠された謎を探れ1」。
広大な公園のポイントを探しながら謎を解いていくといった内容です。
いつも大人気のプログラムですが今回は何故かたったの8名??まあ少ない人数ならではの楽しみもありますね。
参加した子どもたちには、思い切り楽しんでもらいましょう。

今回の実施場所は立川にある昭和記念公園、広大な公園の中には様々な遊具や景観豊かなスポットが満載。
公園の中で一日遊ぶだけでも大満足。
新宿駅からは中央線特別快速で30分程とアクセスも抜群です。

人数も少ないので集合もスムーズ。
予定通りに出発することができました。
目指す列車は新宿駅始発の「ホリデー快速号」、天気のいい週末ならたくさんのハイカーやキャンパーが乗り込んできますが、今日は天気がぐずれてくる予報とあってそれほど混雑せずゆったりと座っていくことができました。
あっという間に立川駅に到着。
そこから昭和記念公園の立川口に向かってのんびりと歩き出しました。

広大な昭和記念公園にはいくつかのゲートがあり、駅から一番近いのは西立川駅を歩いてすぐの西立川口ですが、今回は最初に園内を走るパークトレインに乗って冒険気分を高めるということで立川口をチョイスしました。
立川駅からはほんの10分ほどで公園に入口に到着。
その日は公園手前の大きな広場で「蚤の市」が開催されるということで大勢のお客さんが来場していましたが、有料の公園内に向かう人はそれほど多くなく、のびのびと謎解きが楽しめそうです。
9時半の開門まで少し時間があったので、まずはゆうえんちから今回の謎解きのゲーム内容とルールの説明。
地図や指令書、そして園内で自由に使える軍資金(これがみんななかなかユニークな使い方をしていました)が手渡されました。

開門してからは一目散に園内を走るパークトレインに向かい、それぞれの班のスタート地点に向かいました。
ちなみに今回は2班で動きます。
年長さん5名はまっきーと大ちゃんが担当、そしてドルフィン探検学校の超常連の3~6年生の3名をオハナが担当しました。
なめたけは主に2班と一緒に動きながら全体のサポート。
そしてゆうえんちは司令塔となって、謎解きの数字とキーワードを発信していきます。

まず最初に公園の最北端、砂川口の停留所で2班が下車、そして日本庭園で1班が下車して最初のポイントへ向かいました。
ポイントを回る順番は自由。
指令書を確認して地図をみながらポイントを探し当てます。
それぞれのポイントで写真を撮影してゆうえんちに送ると、いくつかの数字とキーワード(キーワードは最初と最後のポイントの2か所のみ)が送られてきます。
その数字と、班に配られている暗号板に書かれている同じ数字を塗りつぶしていく。
全てのポイントをめぐって、もう一枚の文字が書かれている暗号板を重ね合わせると、ある文字が浮かび上がってくる。
そして2つのキーワードと、浮かび上がった文字からゴール地点を探し当てるといったゲームの進み方となります。
さてさて各班の運命はいかに??

一足先に停留所で降りた2班、最初のポイントをあっという間に探し当てゆうえんちに写真が送られてきました。
なかなか順調に進みそうです。
しかし・・・その後はいろいろとハプニング続きでなかなか先に進みません。
男子2人は地図も見ずにカンを頼りにずかずかと進むばかり、この班では最年少の3年生女子が地図を見ながら修正していきます。
いつしかその子が隊長として動くことに・・・(男子2人しっかりしてください)

そして日本庭園の停留所で降りた1班、まずはすぐ近くの日本庭園内のポイントへ向かいます。
日本庭園というだけあって、池を中心にきれいに整備された草木、大人であれば一日のんびりと過ごしたくなるような気持のいい場所です。
そんなきれいな景色も関係なく、子どもたちはポイントを探しながらずんずんと進んでいきます。
指令書の写真と同じ場所を発見すると、うれしそうに一目散に走りだしていきました。
こちらも順調に最初のポイントを発見。
しかし中にはすでに「お腹空いた~」と言い出した子も。
まだ10時半前、もう少し頑張りましょうね。

その後は2つの班ともに、それぞれのペースでポイントを通過。
こどもの森近辺には魅力的な遊具もたくさんあって、そうした遊びも楽しみながら先に進んでいきます。

2班は相変わらず好きなところを好きなように通っていき、無駄の多い動きをしていながらも、体力は有り余っているのでお弁当前には3か所のポイントを通過。
ただし好きなように歩いていたために、慎重に動けば途中で寄ることができた日本庭園のポイントを過ぎてしまっていました。
後半はまた長い距離を歩く羽目になりそうです。

1班は2つのポイントを通過した後でお弁当。
1か所、決まった時間にした水がでない噴水のポイントがあるので、その時間調整も兼ねてのんびりとお弁当を食べました。

午後になっても相変わらずあっちをうろうろ、こっちをうろうろとしている2班の子どもたち。
これで本当にゴールできるんだろうか??
それでも日本庭園のポイントを何とか探し当て次のポイントへ向かおうとしましたが、6年生男子が日本庭園でお茶と和菓子のセット(610円)で軍資金を使いたいとの希望が。
その希望も残る2人のチームメイトにあっさりと却下されていました。

しかしそれからの追い上げが凄まじく、公園の南端にある2つのポイントをものすごい勢いで回っていきました。
1班も時間をしっかりと調整して噴水のポイントを通過、そして近くにある4つ目のポイントも探し当て、最後のポイントへと向かっていきました。

その頃、ゴール地点でゆうえんちが待機。
各班の暗号板から浮かび上がる文字は「みんなのはらっぱ」
キーワードはそれぞれ「あずまや」「パークトレインていりゅうじょ」となり、
この3つの言葉から「みんなのはらっぱ停留所の東屋」ということばが浮かび上がります。

まずは1班から最後の写真が送られてきて、ゆうえんちが最後の数字とキーワードが返信されます。
15分ほど遅れて2班からも写真が送られてきました。
後は謎を解いてゴールを目指すだけです。

そして14時半頃に元気に1班の子たちがやってきました。
ゆうえんちの姿を見ると元気に駆け出してきます。
まだまだ元気が残っている様子でした。

ゴールのご褒美は、シャボン玉やボール、おもちゃのラケットなどの遊び道具。
みんなうれしそうに残りの時間を楽しく遊びました。
1班から遅れること10分ほど、2班の小学生チームも到着。
1日を通して無駄な動きが多く、かなり歩き回ったにもかかわらず、こちらも元気にやってきました。
2班の子たちにはキャンプなどで使える、ドライバーやペーパーナイフなどの機能を備えたキーホルダーがプレゼントされました。
こちらも残りの時間を広場で楽しく遊びました。

各班に配られた軍資金の使い道ですが1班は水分補給用の水やお茶、途中でソフトクリームを食べるなど、ごくごくシンプルな使い方。
2班は水分補給のほか、駄菓子を買ったりアイスを食べたり、最後にはシャボン玉を買ったり焼きそばを食べたりと、かなり自由に好きなように使ったようです。

途中晴れ間ものぞいていた空も帰るころには徐々に厚くなってきましたが、最後まで雨に降られずに終えることができました。
広場から帰りの西立川口までもみんな元気に歩きとおし、西立川駅から新宿に向かいました。
帰りの電車の中も楽しそうにお話をして過ごしました。
あれだけたくさん歩いたのに、みんなまだまだ余裕がありそうです。

月曜日は雨、いよいよ本格的な梅雨が始まりそうです。
次回のドルフィン探検学校は干潟遊び。
今度は海で思い切り遊びましょう!

2022年6月6日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama