7/31式根島アドベンチャーキャンプ5日間

天候:晴れ

式根島アドベンチャーキャンプも最終日の朝を迎えました。今日も朝から晴れ、 早朝からクマゼミの大合唱が始まり目を覚まします。

朝食前に干した水着や海の道具を取り込んで荷物のほとんどが片付きました。

朝食を済ませ、商店が開店すると同時にお土産を買いにいきました。

忘れ物をチェックして宿の女将さんに挨拶をして港へ行って船を待ちます。
明日から始まる4日間のコースへ残る子2名とスタッフ2名がお見送り。

涙の出航。とはならずに笑顔で元気に帰っていきました。

今回は期間中、天候に恵まれて炎天下のなか海に入っている時間がとても長く疲 労も相当だと思いますが子どもたちは体調を崩すことなく元気に過ごしました。

青い海、白い雲。
美しい島の情景の中に響く仲間たちの歓声は、いつまでも心のなかでこだまして いくことでしょう。

<式根島キャンププログラムディレクター:秋山和正(カマキリ)>

2022年7月31日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

7/30式根島アドベンチャーキャンプ5日間

天候:晴れ

今日も朝から晴れましたが風が昨日までと変わりました。波が少し出る予報です。

起床から朝食、そして出発までの流れも慣れてスムーズです。今日は泊港という 美しい浜のある海岸に行きます。ここは遠浅で外洋が波が高くとも穏やかな入り 江になっています。

初めに体を慣らすために水浴びをしていたらだんだんエスカレートしてスタッフ の肩に乗ってから水中に投げ込まれるなどして、いわゆる普通のレジャー海水浴 状態でしたが、これが楽しいのです。

アクティブモードにみんながなったので、ここで飛び込みタイム。入り江の中に 5mほどの岩がぽっつりとあるので、そこまで泳いでいき岩によじ登って、3mほ どの高さからみんな思い思いに、そして何度も飛び込んで歓声を上げていまし た。今回は昼間が干潮の時間帯のためそれ以上の高さは水深が足りない場所のた め今回はおあずけ、満潮の時にまたチャレンジしましょう。

その後は背がたつほどの水深のところで、全員ライフジャケットを外して潜る練 習をしました。スノーケルに入った水を浮上時に排出するスノーケルクリアーも 様になってきました。大きなナマコやウミウシなどを海底から持ってきて観察し ていました。

外洋が波が高いためか入り江の中も海水が交換されて昨日までよりも水温は下が りましたが晴れているため水から上がって少し休めばすぐに暖かくなります。

お昼には場所を移動して一昨日に来た大浦海岸にまたやってきました。ここは人 気のある泊港より人が少なく、プライベートビーチのようですが東屋やトイレ、 シャワーがありますので、ここで昼食。
メニューはオープンサンド、ハムやチーズ、ツナコーン、レタスなどをお好みで はさんで食べるのですがパン1枚目から欲張って全部乗せをやった子もいまし た、スタッフの「絶対落とすからやめとけ!」の警告も「大丈夫」の一点張り、 結果は予想の通り引力の勝ち。

午後になるとさらに波も高くなりスノーケリングもSUPも難しい感じになって きましたが、一か所、岩に囲まれて池のようになっている場所があるのでそこで 思い思いにスノーケリングやSUPで遊んだりすることにしました。

帰りはまた島の反対側の温泉へ、今日はとても熱く、入れない子もいたので隣の 海中温泉へ、ここでも結局入浴はせず、波打ち際で波をかぶって遊んでいました。

宿に帰り今日で海遊びはおしまいなので海の用具や水着などを水で洗って干しま した。

最後の夕食はバーベキューです、厚切りの肉、エビやホタテ、子どもたちの好き なフランクフルトソーセージやトウモロコシなど、目の前の畑でとれたトマトや キュウリもいただき大人気でした。

明日は午前中の船で出発なので今夜できるだけ片づけして就寝です。

2022年7月30日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

7/30八ヶ岳ファーブルキャンプ3日間

天気:晴れ時々曇り
本日も朝から夏空が広がっていました。
原村にしてはかなり気温も高く、うだるような暑さとなりました。
本日は室内プログラムがメイン。
午前中は標本づくり、そして午後はプラネタリウム見学とお土産を買いました。

最終日の朝、今日も外には夏空が広がっていました。
昨晩ももちろん涼しく、子どもたちは今日もぐっすりと気持ちよさそうに眠っていました。
今朝は朝のお散歩は取りやめて、7時ぐらいまでゆっくりと寝かせてあげることにしました。

朝起こして検温。
今日もみんな以上なく、体調も良さそうです。
眠りも深かったので、その分目覚めもすっきりとしている様子でした。
今日は最終日、外で走り回るプログラムはないので、帰る服に着替えて荷物の片づけをします。
3人だけの部屋ですが、荷物はいつも戦争状態。
小学生二人は自分の荷物は自分で片付け、年長さんはゆうえんちの部屋にとりあえずバラバラの荷物も運んで、そこで荷物を片付けます。

最後の朝食もしっかりと食べて、その後も引き続き荷物整理。
思っていたよりもみんなしっかりと動いていて、予定の時間よりもだいぶ前にお部屋がきれいになりました。
荷物を1階の居間ダイニングに移動。
そして8時半ごろには標本づくりが始まりました。

今回はそれぞれが捕まえたくさんの昆虫からセレクトしての標本ですから、それぞれ昆虫が異なり、オリジナリティー溢れる標本となります。
まずはぽんぽこから作り方の手順やコツを教わり、それぞれピンセットや待ち針で形を整えて、それを待ち針で固定していきます。
これがなかなかの細かい作業で、小さい子はすぐに飽きが来てしまいますが、小学生の二人はもちろん、年長さんも集中力を途切れさせずに何匹も作っていきました。
結局それぞれが5~6体の標本を作って、満足そうに写真撮影をしました。
(みんな表情が硬い・・・)

お昼ごはんまではまだ時間があったので、いつもの自然文化園に最後のお散歩に出かけました。
もう子どもたちはどこの木に虫がいるのかも熟知していて、何も言わなくても楽しそうに走り回っていました。
土曜日ということで、昨日までと比べてお客さんがたくさん訪れていましたが、虫を目的にしているのは我々だけ。
ものすごく暑い中、ほんの40分程でしたが、巨大カブトムシを含む2匹のカブトムシをゲットしました。

ホテルに戻って最後の昼食、みんな最後までしっかりと食べていました。
そして午後のプログラム。
昆虫はもうたっぷりと捕ったので、最後は文化的なプログラムでの締めとなりました。
毎度おなじみの文化園にて、プラネタリウム見学とお土産の購入。
でもやっぱり林の中を走り回っている子どもたちの方が、生き生きとしていましたね。

ペンションに戻って、出発までの30分間リノちゃんを含めて4人で楽しそうに遊んでいました。
そしてお世話になったペンションのお母さんとリノちゃんとお別れをして、ペンションを後にしました。
小淵沢から列車に乗って、甲府駅で兄弟二人とお別れ。
帰り際に「来年は何泊のキャンプに行くの?」と名残惜しそうに最後の言葉を交わしていました。

八ヶ岳ファーブルキャンプ3日間が終了しました。
当初心配していた天気にも恵まれ、それ以上に本当にたくさんの昆虫を捕まえることができて大満足の3日間でしたね。
人数が少ない分それだけに目立ってしまうので、ゆうえんちから叱られることも多々ありましたが、みんな楽しそうに走り回っていたのが印象的です。
来年も是非参加してくださいね。

八ヶ岳ファーブルキャンプ3日間 ディレクター小山丈二(ゆうえんち)

2022年7月30日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

7/29式根島アドベンチャーキャンプ5日間

天候:快晴

昨晩は快適な部屋でぐっすり眠った子どもたち、起こしに行くまで寝ていた子も いました。
朝食を食べて海に行く準備をしますが昨日よりスムーズに準備ができてきまし た。朝から雲一つない快晴でぐんぐん気温も上がってきます。絶好の海日和です。

昨日とは違う中ノ浦海岸というところへ今日は向かいます。ここは潮通しがよく 水温は大浦海岸よりも低いことが多いのですが透明度と魚影の濃さで定評があり ます。

はやる気持ちを抑えてしっかりと準備体操と装備チェック、今回持参したスノー ケルが合わず、現地でレンタルすることになった子もいますが準備は万端

海を覗くと昨日とは違い海岸からすぐに深くなり、イスズミの群れや大型のハマ フエフキが悠々と泳いでいて子どもたちもスノーケル越しに言葉にならない歓声 をあげて興奮しています。
マスクやスノーケル、フィンといった用具もうまく使えるようになり、海の中を 観察する余裕もできてたようで保護色の魚も見つけてスタッフに教えてくれたり していました。

スタッフも負けじと得意技のフグの手づかみを披露して大きなハリセンボンの仲 間であるイシガキフグを捕まえました。水を吸って大きく膨らんだかわいい姿に 一緒に記念撮影をしたいという子が続出して、一人ひとりフグとツーショット

休憩をはさみ、今度は行動食の魚肉ソーセージを半分は食べて、半分は海に持ち 込んで細かくちぎって流すと目の色を変えた魚たちがたくさん集まり手の届くと ころまで来てくれます。6~70㎝はあるハマフエフキも突進してきて迫力満点の 魚の餌付けタイムでした。

昼食はいろいろな種類の菓子パン祭り、恒例のじゃんけん大会で自分の希望のパ ンをゲットしていきます。今回の一番人気はチョコとクリームの2色パンでした。

午後はサポート用に用意したSUP「スタンドアップパドル」に乗りたい希望が あったのでスノーケリング組とSUP組に分かれました。

スノーケリング組はライフジャケットを外して挑戦しました。中学生は結構な深 さまで潜れるようになってきています。潜れるようになると海も立体的になるの でより楽しさが増します。ジャックナイフ潜行や耳抜き、浮上時の注意点、ス ノーケルクリアなど、スキンダイビング(素潜り)技術も必要になってきます。

SUP組は数名で自力でパドルを漕いでSUPに乗ったり、SUPから飛び込んだり、み んなで一緒に立ってみたり、いろいろなアクティブな遊びをしていました。

十分に海で遊んだので午後は早めに海から上がり近くの神引展望台に登りまし た。天気も良かったので伊豆七島の大展望です。
その後はまた島の反対まで歩いて海から湧いている足付温泉へ。ここでも温泉と いうよりほとんど海の波で遊んでいました。

海用具を干したり片づけをして夕食までシャワーを浴びたりゆっくりです。ス タッフは夕食づくりでバタバタ。

夕食は今日も宿の庭でアウトドア気分でパスタ祭り、いくつかの種類のパスタを 作りましたが一番人気はカルボナーラでした。

夜のプログラムは宿でゆっくり過ごす組と釣り組の5名と6名に分かれることにな りました。

釣りは定番のサビキ釣りを最初は行いましたが水面にたくさんのダツが群れて他 の魚が集まらなかったので途中から胴付き仕掛けの餌釣りに変更していろいろな 種類の魚を釣りました。小さい魚は逃がしましたが食べられそうな大きさの魚は 持ち帰って明日の夕食にしようと思います。

今日も1日、本当によく活動して疲れも相当です。しっかり眠って回復しなけれ ばいけませんね。

2022年7月29日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

7/29八ヶ岳ファーブルキャンプ3日間

天気:晴れ夕方に時々曇り
朝からスカッとした夏空が広がっていました。
気温もグングン上昇、昼間の活動時間はうだるような暑さとなりました。
心配していた夕立も発生せず、朝から夜遅くまで虫を追いかけまわしました。

さすがに標高1,000mを超える八ヶ岳原村の朝、ひんやりと気持ちのいい空気に包まれていました。
夜は布団をかけないと寒いぐらい。
朝方子どもたちの様子を見に行くと、全員布団にくるまってぐっすりと爆睡していました。

空は雲一つない青空が広がってます。
今日は一日晴れ予報、気温もグングン上昇するので暑さ対策をしっかりとして活動に臨みます。
朝6時半に子どもたちを起こして、自然文化園にお散歩に出かけました。
もちろん昆虫探しがメインとなりますので、虫アミと虫かごは欠かせません。

ひんやりとした空気は最高に気持ち良かったのですが、差すような日差しは今日の猛暑を予感させます。
虫がいそうな木を一本ずつチェックしていきますが、昨晩の雷雨で樹液が流されてしまったのか、お目当ての昆虫たちは姿を現してくれません。
それでもノコギリカミキリを2匹をゲット。
またコレクションが増えました。

ペンションに戻ったら朝食、しっかりと食べて活動に備えます。
今日は車で虫探しの遠征。
1日中、虫がいるポイントを巡りながら動いていきます。
途中ペンションには戻りませんので、忘れ物のないよう荷物をチェックしました。
そしてみんな頑張って支度をして、8時45分にはペンションを後にしました。

最初のポイントは水棲昆虫の池。
ポンポコの指導を受けて、アミでガサガサゴソゴソと水中をすくっていきます。
最初はなかなかうまくいきませんが、慣れてくるといろいろな昆虫がかかってきました。
この水棲昆虫狙いの子は、興奮しながら夢中にアミを動かしていました。
結局タイコウチやミズカマキリなど、お目当てのものをたくさん捕まえて大満足でした。

次に向かうはタマムシポイント。
タマムシは南国の虫で、ムッとした暑い日によく現れます。
今日は最高のコンディションかな?
途中のコンビニで昼食のおにぎりを購入して、お馴染みのタマムシポイントに到着。

水棲昆虫の池で動き回っていた年長さんはちょっとお疲れ気味だったので、ゆうえんちと車の中でお休み。
小学生2人は、ぽんぽことタマムシを追いかけていました。
最高のコンディションと思いきや、それほど多くのタマムシはいませんでしたが、何とか合計7~8匹はゲットすることができました。
タマムシは飼うことがかなり困難とのことですので、こちらは標本となります。

そして近くのオオムラサキセンター近くの公園に移動。
ここで先ほど手に入れたおにぎりの昼食となりました。
木陰のベンチとテーブルを確保して、セミの声を聴きながらおにぎりをほおばりました。
ここにもタマムシや他の昆虫も飛んできます。
子どもたちはおにぎりそっちのけで、虫の動きが気になるようです。
食後はまたまた虫を追いかけていました。

しばらく遊んだら、最後にカエル釣りを楽しみました。
もうすでにたくさんの昆虫を手に入れて、あとは夜のカブトムシ大作戦のみ。
ということで一旦虫捕りはお休みして、ぽんぽこからカエル釣りを教わりました。
釣りといっても昆虫に見せかけた疑似餌を、カエルの目の前で小刻みに動かしてそれをくわえさせるだけのもの。

針を使わないのですぐにカエルを放すこともでき、子どもたちは夢中になって楽しんでいました。
トンボもたくさん飛んでいたので、後半はトンボ捕りに興じていました。
ここで時間は15時頃、今日は朝から激しく動き回っていたので早めに戻って温泉に行くことに。
温泉から上がってペンションに戻ったら、夜の虫捕りのために夕飯まで1時間ほどお昼寝をしました。

そして夕飯、今日はみんなたくさん動き回ったのでしっかり食べていましたね。
少しの時間でしたがお昼寝もしたので、夜の虫捕りに向かっての気力も出てきていました。

夕食後、19時にペンションを出発。
車に乗って40分ほどの遠征、ぽんぽこ秘密の虫捕りスポットに到着しました。
最近は知れ渡ってきて、週末になるとライバルが大勢来ることもありますが、今日は誰もいなくて思うままに虫捕りを楽しめそうです。
カブトムシがいそうな木を1本1本入念にチェックをして歩いていきますが、立て続けにカブトムシを数匹捕まえることができて子どもたちも大興奮でした。

帰り道にカブトムシがよく出現するというファミリーマートに寄って、ぽんぽこからアイスクリームをおごってもらって夜の虫捕り大作戦が終了しました。
帰りの車の中ではみんなぐっすり。
夜22時前にペンションに着いて、急いで寝る準備をして就寝となりました。
みんなあっという間に爆睡です。

明日はもう最終日。
午前中は恒例の標本づくり。
今回は子どもたち自身が捕ったたくさんの昆虫から自らがチョイスした標本になりますので、オリジナリティー溢れる作品となりそうです。
午後は子どもたちとやることを決めて過ごします。
例年ですとプラネタリウム見学からのお土産となりますが、今年はどうなるのでしょうか??

2022年7月29日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

7/28八ヶ岳ファーブルキャンプ3日間

天気:晴れのち夕方から激しい夕立
小淵沢駅に降り立ったときは空は雲に覆われていましたが、原村に入ると真っ青な夏空が広がっていました。
15時ぐらいになると入道雲が湧き出し、夕方18時頃から2時間ほどかなり激しい夕立となりました。
今日はお昼ご飯をはさんで、近くの自然文化園でひたすら虫捕り。
夜は昼にたくさん捕まえた昆虫を標本にするもの、持ち帰るものの選別をして、そのあとはぽんぽこ秘蔵の標本を見て過ごしました。

八ヶ岳ファーブルキャンプ3日間コースが始まりました。
キャンセルが出て今回の参加者は3名と少なくなってしまいましたが、そのうち2名は昨年も参加した常連さん(1人は3年目)、もう1人の年長さんは兄弟参加ということで、もうこのキャンプを熟知している子たちといっても過言ではありません。

コロナ感染が拡大しているので、みんな集合時にはマスクをしっかりと装着して元気に集まってきました。
出発はディレクターのゆうえんちと子どもたち3名のみ。
現地でお迎えをしてくれるぽんぽこ(&ぽんぽこの子どものリノちゃん)を加えても総勢6名。
今までとはまた違ったことができそうですね。

あずさ号に乗車して2時間弱、予定通りに小淵沢駅に到着。
まだこの時点で10時前、これは初日からたっぷりと遊べそうですね。
お迎えのぽんぽことここで合流、送迎車に乗って山道をグングン登って原村のペンションファーブルへ向かいました。

ペンションのオーナーであり昆虫博士でもあるぽんぽこ(山本さん)のペンションには昆虫に関する情報が満載。
秘蔵の標本や実際に生きている昆虫・水棲動物などがいたるところに並べてあって、昆虫好き動物好きにはたまらない空間となっています。
もちろん今回参加している昆虫大好きな子たちも、何度も参加したくなるのも頷けますね。

まずは部屋に入って、簡単にペンションでの生活の話しをします。
そしてまだお昼ご飯までには時間もあったので、小一時間ほど近くの自然公園(八ヶ岳自然文化園)へ虫を探しに出かけました。
ほんの短い時間でしたが、カミキリやノコギリクワガタのメスなど数匹をゲット。
これは幸先良いスタートとなりました。
青い空、夏の雲が広がっていて日なたではジリジリと日差しが突き刺さるようでしたが、日陰に入るとさすが八ヶ岳の高原地帯、涼しく気持ちのいい空気が漂っていました。

12時にペンションに戻って昼食。
朝も早くお腹もすいていたようで、カレーライスをぺろりと平らげていました。

そして午後は昆虫名人ぽんぽこと、特別ゲストのリノちゃん(ぽんぽこの娘さん)も合流しての自然文化園での虫捕りが始まりました。
ぽんぽこ曰く、今年は自然文化園でクワガタなどの昆虫が豊富に採れているとのこと。
午前中の成果も含めて、さらに期待が膨らみます。

のんびりと昆虫がいそうな木を巡っていきますが、昼間の時間にも関わらず、カミキリ、クワガタ、カブトムシ、カナブン、セミなどなどいろいろな種類の昆虫を次々に探し当てていきます。
人数が少ないこともありますが、もう子どもたちの虫かごはガサガサと賑やかに昆虫たちが動き回っていました。
15時過ぎになると空にはもくもくと入道雲が湧き上がってきました。
天気予報通り夕方に一雨来そうです。

雨が降る前にペンションに戻り小休止、そして温泉に出かけました。
まだ早い時間だったのでお客さんも少なく、のんびりと浸かることができました。
休憩所でぽんぽこの送迎を待っていると急に激しく雨が降りだしました。
ペンションに戻ってからも激しい雨が続き、雷鳴が近くで響いてきました。
これだけ降ったら夜の虫捕りはどうなることやら???

夕食までの時間はトランプをしたり、捕まえた虫を眺めたりして過ごしました。
参加者の3人だけでなく、現地で出会ったリノちゃんも含めてすっかりと仲良くなったようです。
リノちゃんはさすがぽんぽこの娘さん、昆虫の知識も大したものです。

夕飯を食べた後は夜のプログラム。
秘密の虫捕り場所の天気の移り変わりを確認したところ、今日はかなり降っていたようで今日は厳しいとの判断。
急遽室内でのプログラムに変更となりました。

子どもたちはかなりの虫を捕まえていたので、その中から持ち帰るもの、標本にするものを仕分け。
最終日の標本づくりではバラエティーに富んだものが作れそうですね。
その後はぽんぽこの説明を聞きながら、ぽんぽこ秘蔵の標本を見て楽しみました。

20時半に終了し寝る準備。
歯磨きトイレを済ませてベッドにもぐりこみました。
最初のうちは「寝られない寝られない」と話していましたが、電気を消して静かにしていたらすぐに爆睡。
初日からたくさん遊んで、相当疲れていたようですね。

明日は朝から晩まで虫を追いかけます。
この不安定な天候も徐々に解消されそう、そして気温もかなり上がる予報が出ていて、絶好のタマムシ日和となるかもしれませんね。

2022年7月28日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

7/28式根島アドベンチャーキャンプ5日間

天候:晴れ

23:00発の東海汽船に合わせて式根島コースの集合も22:00、他のプログラムと 勝手が違い独特の集合時間です。大きな荷物を背負った子どもたちが続々と竹芝 桟橋に集まってきました。

船に乗り込むと7階建てになっていて私たちの居室は3階のようです。今回は2段 ベットのような作りになっている客室でした。それを見て子どもたちは大興奮。
自分の場所が決まったらデッキにでました。
出航5分前のドラの音が響き気持ちも高まり、さあ出航、船旅は独特の気持ちに なります。
お見送りの皆様に手を振って東京の夜景を見ながらレインボーブリッジの下を通 過していきました。
その後すぐに消灯時間になり就寝しました。

翌朝は早朝から大島、利島、新島を経由して目的地の式根島です。新島周辺で デッキに出てみると大海原の真っただ中、歓声があがります。船が進むとビック リしたトビウオがたくさん飛んで逃げていきます。ヒレを羽ばたかせて飛んでい くトビウオ、初めて見る人はみんなあれが魚か?と驚きます。
デッキで朝食弁当を食べていよいよ式根島に上陸です。

港では宿の車が迎えに来てくれて歩いても行けますが大きな荷物なので助かりま す。今回の宿は今年リフォームして大変きれいになり、新しい木の香りがしま す。この一棟を貸し切って使わせてもらいます。

海の用意をしますがみんなアタフタと大変です。水着やラッシュガードが見つか らないなどドタバタと1時間かけてようやく準備ができました。

今日は大浦海岸という入り江に向かいました。大浦海岸はキャンプ場のある海岸 でコロナ禍前はこのキャンプ場でテント泊でキャンプをするのが式根島キャンプ だったのですが残念ながら今年もコロナ禍でキャンプ場はお休み中です。

みんな海を見ると大興奮で今にも走り出していきそうですが、まずは冷水シャ ワーで気を引き締めて、ライフジャケットを正しく装着、準備体操も念入りに行 います。

「OK」サインと「助けて!」サインのハンドサインを覚えてまずはライフジャ ケットでの泳ぎ、100mほど先の岩の島まで泳いでみました。みんな積極的です。
岩場からは飛び込んだりもして、これなら大丈夫そうだなというところでマス ク、シュノーケルを装着ですが問題多発、ベルトのサイズが合わなかったり、マ スクとシュノーケルの接続がうまくいってなかったり、髪の毛が挟まって水が 入ったりと大変、スタッフの手を借りながらだんだんできるようになってきました。

お昼はいったん休憩して名物の「島のり弁」を食べました。

午後はレベル別に分かれてフィンも使い、SUP「パドルボート」のサポートも つけてかなり沖まで出ました。海の透明度も高く、今年は水温が高いので長く 入っていても大丈夫です。時間を忘れてスノーケリングを楽しみました。

帰路は島の反対側にある海に面した露天風呂の温泉まで歩いていって入浴ですが この温泉、熱い源泉を海水で混ぜて適温にしているのですが海水そのものの湯船 に何人も入っていました。これぞ本当の海水浴とでもいうのでしょうか。

宿に戻って水物の片づけとシャワーを浴びてさっぱり、子どもたちは休憩です。 一方、スタッフは大忙しで夕食の準備です。
そう、今回の宿は素泊まりの宿で台所を使わせてくれますが食事は自分たちで作 るのです。
とはいえキャンプでは当たり前なので台所があるだけ効率よく、ご飯も電気炊飯 器で炊けるのです。
中学生がお手伝いを買って出てくれました。
そうこうしているとトラブル発生!なんと炊飯器が途中のまま、一番止まってほ しくないタイミングで停電。万事休す。
ここはベテランキャンパーのスタッフ、電気炊飯を途中からガス火炊飯に切り替 えて見事難局を乗り越えたのでした。のちに停電は回復。

屋内の食堂はちょっと密なのでお庭で夕食、ちょっとしたキャンプ気分でした。

昨晩は船であまりよく眠れていないまま一日海で遊んで疲れている様子なので夜 のプログラムはなしで明日以降に備えてしっかり休みましょうということになり 就寝しました。中には就寝時刻よりも早く寝てしまった子もいたようです。

明日も1日海、今日とはまた違う海岸へ行く予定です。

2022年7月28日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

7/26湯沢わんぱくキャンプ

天気:曇り時々晴れ
最終日も雨に降られることなく、順調にプログラムを進めることができました。
雲が主役の一日でしたが時おり太陽の日差しも届き、今日も楽しく川遊びを楽しむことができました。

キャンプ最終日、昨日の夜も子どもたちはぐっすりと眠れた様子です。
昨日は1日中水に浸かっていたので相当疲れているはず。
朝のお散歩には行かずに荷物整理をしたり、部屋や1Fの居間でのんびりと過ごしました。

今日のは午前中は曇り、お昼過ぎからは雨が降る天気予報となっていましたが、真夏の太陽が照り付け朝から汗ばむような陽気でした。
最終日の川遊びも楽しく過ごせそうですね。

朝ごはんを食べたら川遊びの準備。
川遊びから戻って着替えてからの部屋の荷物移動にしていただいたので、バタバタすることもなく今日も8時半には川遊びに出発することができました。
今日の遊び場所は昨日と同じく「ますどまり」。
昨日は先着のお客さんがいましたが、今日のドルフィン軍団は一番乗り。
また水量が若干落ち着いていて、今日も思い切り遊べそうです。

昨日と比べて曇りがちだったので水は冷たく感じましたが、子どもたちは元気いっぱいに川に飛び込んでいきました。
もう川遊びも慣れてきたので、それぞれやりたいことを自ら選択して遊び始めています。
子どもの順応力はすごいですね。

昨日は低いところから飛び込んでいた子も、別の3mほどの場所から飛び込みにチャレンジしたり、さらに上流のところからライフジャケットや浮き輪で流れて遊んだり、他に遊びに来ていたことも仲良くなって楽しく遊びました。
途中太陽も顔を出して心地よい日差しを浴びながら、2時間少々最後の川遊びを満喫しました。

ペンションに戻ったら着替え、そして荷物整理をして昼食となりました。
ペンションでの最後のご飯はミートソース。
みんな食欲も全開でお代わりの連続。
ペンションの方も驚いていました。

午後もたっぷりと時間があるので、お土産づくり(クラフト)を楽しみました。
基本は木のプレートにどんぐりや木の枝を木工用ボンドで張り付け、色を塗って壁掛けなどにするのですが、中には立体的なオブジェを作り上げる子も。
持って帰るのがたいへんだなぁ、と思いきややはり分解してしまいました。(家でまたつけてくださいね)
その立体作品も含めて、今年も傑作ぞろいの作品が出来上がりました。

15時過ぎにペンションを出発して駅に向かいます。
みんな名残惜しそうに車窓から景色を眺めていました。
駅でペンションのオーナーの井上さんとお別れ。
井上さんは期間中いろいろなところにバスで送り迎えをしてくれて、そして奥さんの(キャンプネーム:ねえさん)は美味しいご飯を作ってくれただけでなく、川やプールでサポートもしてくれました。
本当にありがとうございました。

駅で新幹線の中で飲む飲み物を購入。
そしてソフトクリームのおやつを食べて東京へ向かいました。
新幹線の中では疲れて眠るかな?と思いきや、誰も眠らずに最後までテンション上がりっぱなしでした。

ドルフィンスポーツアカデミーの今年最初のキャンプが無事終了しました。
みんな室内でのマスク着用や手洗いなどもしっかりしながら、川やプールなどでは思い切り遊び、メリハリのある生活ができましたね。
また初めて出会った子同士もすぐに仲良くなって楽しそうに過ごしていて、特に大きなお姉さんたちは小さい子の面倒もよく見てくれました。
まだまだコロナ禍が続き、我慢する場面も多くあるかと思いますが、残りの夏休みも目いっぱい遊んでください。
ではまたキャンプで会いましょう!

湯沢わんぱくキャンプディレクター 小山丈二(ゆうえんち)

2022年7月26日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

7/25湯沢わんぱくキャンプ

天気:晴れのち曇り夕方に少々雨、夜は晴れ
朝からスカッと晴れ渡り気温もグングン上昇してきました。
お昼ぐらいまでの真夏の日差しが照り付け、午後は徐々に雲が湧き出してきました。
夕方にパラパラっと雨が降る時間もありましたが、ちょっとお湿り程度の雨で、今日も予定通り一日遊ぶことができました。

昨晩はあっという間に眠りについた子どもたち。
ここ湯沢は夜になると涼しい空気に包まれてきて、本当に気持ちよくぐっすりと眠ることができました。
夜でもエアコンが必要な東京とは、ここが大きな違いですね。
ぐっすり眠れた結果その分早起き、朝早くからゴソゴソと動き出していました。

起床時間の6時半に子どもたちを起こして(というかほとんど起きていましたが)、朝のお散歩に出かけます。
空はきれいに晴れ渡り、越後の山々がきれいに見渡せました。
湯沢わんぱくキャンプの朝のお散歩も定番。
青々と茂った稲に囲まれた道をのんびりと歩いてきます。

まずはこれまた恒例の葉っぱ流し競争。
みんなお気に入りの葉っぱを選び一斉に用水路に投げ込んで速さを競います。
こんな単純な遊びですが、ゆうえんちたちが子どもの頃は、毎日のように遊んでいたんですね。
そんな遊びでも子どもたちは真剣そのもの、さすが何度も来ている子はどんな草が早く流れるのかも熟知していましたね。

そして田んぼに囲まれたいつもの場所で集合写真。
その頃には太陽がギラギラと照り付けてきて、汗ばむような陽気となってきました。
これは午前中の川遊びが楽しみになります。

ペンションに戻ってすぐに朝食。
朝からみんなしっかりと食べていて、今日の遊びに備えていました。

そして川遊びに出発。
今日のポイントは「ますどまり」といって、湯沢でもっとも人気があるスポット。
まだ7月そして平日なのでそれほどは混雑はしないと読みましたが、支度をさっさと済ませて8時半にバスに乗り込んで川遊びに向かいました。

駐車場で降りてトイレ、そして準備運動を済ませて、100mほど歩いて川に到着。
着くなり子どもたちからは「わーきれい!」「楽しそうー!」の歓声が。
ここは岩に囲まれたプールのようなたまりがあって、水は青く透き通っています。
そして大中小様々な飛び込みポイントや川流れポイントもあって、1日いても飽きない最高の川遊びスポットなのです。

朝も早かったので、現地にはまだ2組ほどのお客さんしかいませんでした。
川の一番下流側の河原に荷物を置き、早速川に向かっていきます。
昨日同様水量は多めでしたが、その分飛び込みの場所の水深も増して、また川を流れるのも楽しそうでした。

最初のうちは川を遡ったり、浮き輪にのってプカプカと流れるのを楽しんでいましたが、すぐに飛び込みタイムに突入。
川の上流ポイントから飛び込んで、そのままライフジャケットに身をゆだねてプカプカと流れていきます。
みんな楽しくて何度も何度も、そして徐々に高い場所から飛び込んでいきました。
小さい子は浮き輪に乗ってプカプカと楽しんだり、下流の浅い場所で遊んでいました。

川の対岸にある5mほどの崖の上からのポイントから飛び込みたい!と小3の女の子のリクエスト。
その前にも何度も高さをあげてもへっちゃらだったようなので、思い切ってチャレンジをさせることにしました。

このポイントは崖をよじ登ることもあって、長い歴史の中でも高学年の子が数人チャレンジしただけ。
湯沢わんぱくキャンプになってからは初めての挑戦となりました。
崖をよじ登ってポイントに着くやいなや、まったく躊躇することなくあっさりと飛び込んだのには驚きでした。
これを合図に一旦休憩。
冷えた体を温めて、そして水分補給とアメで当分補給をしました。

日差しが強く気温も高めだったので、みんなすぐに川遊びを始めたがっていましたが、そこはなだめてしっかりと体を温めて川遊びの再開となりました。
知らぬ間に他のお客さんも増えてきていましたが、ドルフィンのちびっ子たちはそんなこともお構いなしに、前半に引き続き好きなことを好きなように楽しんでいました。
前半の崖の飛び込みに触発されたのか、最終的には5人の子どもたちが5mの崖飛び込みにチャレンジしました。
今回の子たちはみんなアグレッシブですね。

この後もプログラムが目白押しなので、11時には川遊びを終了。
子どもたちは名残惜しそうに川を後にしていきました。
それでも2時間ほどたっぷりと川遊びをしましたが、いつもでしたら川の水温にめげてもっと短い時間しか体がもたないところここまで楽しく遊べたのは、やっぱり今年は水が温かかったからですね。
大満足の川遊びとなりました。

ペンションに戻ってすぐに、これまた恒例のスイカ叩きに。
本物のスイカを割るとぐちゃぐちゃになってしまうので、湯沢わんぱくキャンプではスイカのビーチボールを叩くだけですが、これがまた盛り上がるんです。
みんなスイカ叩きを楽しんでいました。

そしてお昼ご飯はみんなの大好きなカレーライスに本物のスイカ。
午前中たっぷりと遊んだので、おかわりの列を作っていました。

午後は湯沢のレジャープールへ。
空には雲が広がりだしましたが、変わらず気温は高め。
これまた楽しいプール遊びとなりました。

流れるプールに浮き輪を浮かべてプカプカと流れたり、2つのウォータースライダーを滑りまくったり。
プールのほうが遊び馴れているので、みんな楽しそうに走り回っていました。
年中・年長さんたちも最初はスタッフにしがみついてプールを流れていきましたが、最後の方はライフジャケットに身をゆだねてプカプカと楽しそうに浮かんでいました。
みんな少しずつチャレンジしながら成長しているようです。
逞しいですね。

夕方遅くになると夕立予報も出ていて黒い積乱雲が迫ってきましたが、時おりパラパラと弱い雨を降らせただけで脇を通り過ぎていきました。
ここでも晴れ男・晴れ女の本領発揮でしたね。

結局16時頃までたっぷりと遊んでペンションに戻って着替え、そして昨日と同じく石打ユングパルナスの温泉へ行きました。
時間が遅かったので昨日ほどのんびりと温泉を楽しむことなく帰りましたが、気持ちよかったですね。
ペンションに戻ったらすぐに夕食。
水遊びはやはりお腹が空きます。
お昼にあれだけおかわりをしていたのに、みんなペロリと平らげていました。
特にお米が美味しいので、子どもたちは「美味しい美味しい」と言いながらおかわりをしていました。

まだまだプログラムは続きます。
暗くなったらみんなで花火を楽しみました。
空を見上げると雲の切れ間から星がのぞいています。
風もなく、気持ちのいい夜。
そんな中、ゆうえんちが奮発して大量の花火を買ってきたので、みんな次から次へと花火を手にして大満足でした。
最後は線香花火で締め、2日目の夜が過ぎていきました。

ペンションに戻ったら寝る準備、そして早めに床につきました。
今日は一日中水に浸かっていて、また夜も気持ちのいい涼しげな空気に包まれていたので、今夜もぐっすりと眠れることでしょう。

明日はあっという間に最終日。
午前中は川またはプールで最後の水遊び、そして午後はクラフト(キャンプ工作)でお土産を作ります。
越後湯沢駅の新幹線16時過ぎ、明日もほぼ丸一日しっかりと遊んで帰ります。
そして越後湯沢駅ではいつものサプライズがあるとかないとか??

2022年7月25日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

7/24湯沢わんぱくキャンプ

天気:晴れのち時々曇り
予想していた以上に太陽も顔を出し、気温も高く気持ちよい川遊びを楽しめました。
途中からは雲に覆われる時間も多くなってきましたが、最後まで雨に降られず無事に初日を終えることができました。

2022年のサマーキャンプのスタートとなりました。
ドルフィンスポーツアカデミーの最初のキャンプを飾るのは「湯沢わんぱくキャンプ」。
ここ越後湯沢の地で、前身であるテント泊のキャンプから40年以上の歴史のある、ドルフィンスポーツアカデミー定番中の定番キャンプです。
ここにきて新型コロナの感染が拡大している中で、緊張を持ちながらのスタートとなりました。

こうした状況ですからキャンセルも出るかな・・との心配をよそに、予定通り全員が元気に集合場所へ集まってきました。
中には5年連続参加の子もいて、お馴染みの顔も大勢います。
わんぱくキャンプと言いつつ、近年は女の子の数が男の子を上回ることが多く、今年は男の子5人に対して女の子が15人!
まさに「湯沢おてんばキャンプ」の始まりです。

さっそく元気に新幹線に乗車して、目的地の越後湯沢を目指します。
新幹線で1時間半、そこから送迎で10分ほどとアクセスはバツグン。
10時過ぎには宿に着くもんですから、たった3日間のキャンプでも目いっぱい遊べるのも魅力ですね。

新幹線の車窓から見える空はどんどん雲が厚みを増していましたが、最後の関越トンネルを抜けて新潟県に入ったとたんにスカッときれいな青空が広がっています。
送迎バスに乗ると、見える景色はどこか懐かしい田舎の風景、この里帰りしたようなノスタルジックな雰囲気もこのキャンプの魅力ですが、それ以上に子どもたちは早く川に行きたくてうずうずしている様子でした。

あっという間にお世話になる「ペンションダックテール」に到着。
貸切りで過ごす3日間の始まりです。
ここのオーナー井上さんは、冬は神立高原スキー場のスキースクール校長。
その昔は三浦雄一郎さんが主宰するスキー学校での、ゆうえんちの先輩でもあります。
その井上さんが「昨日まではずっと雨だったけど、みんなが来る今日になったらいきなり晴れたんだよね~」と笑って話していました。
どうやらこのメンバーの中には強烈な「晴れ男、晴れ女」がいるみたいですね(笑)

昼食までもまだ時間があったので、早速川遊びの準備を始めます。
早く終わった子の一部は、まっきーと外にお散歩に出かけました。
(早速横を流れる用水路に入って、一足早い水遊びを済ませた子もいたようですが・・・)

そしてキャンプ最初の昼食。
今日のメニューはピラフ。
お腹がペコペコの子もいたようで、何度もおかわりに向かっていました。

夕立が来る予報も出ていたので、小休憩の後で早速川遊びへと出かけました。
再び送迎バスに乗りこみ10分ほど、ここ最近使い始めた穴沢河川公園の近くのポイントに向かいます。
バスを降りて公園のトイレで用を足して、テクテクと100mほど歩いて本日の川遊びポイントに到着。
準備体操をして、ライフジャケットを装着して川へ向かっていきます。

昨日までの雨で、川はいつもよりも水は多め。
初めて自然の川で遊ぶ子もいて、少し緊張しながら川をさかのぼっていきます。
水温は思ったよりも高め、そして空はまだまだ太陽が照り付けていて、これは初っ端から楽しく遊べそうですね。

最初は水に浸かってキャーキャーとはしゃぐだけでしたが、そのうち浮き輪で遊んだり、川で流れたり、そして岩の上から飛び込みも始まりました。
水温はいつもよりも高めといいつつ、それは自然の川。
楽しく遊んでいるうちに、知らず知らずに身体の芯から冷えてきます。
途中で休憩を取って、温かい石に抱きついてほっと一息。
そしてまた川へ飛び込んでいきます。

徐々に遊び方もアグレッシブになってきて(特に女の子)、岩の上からはバンバン飛び込むわ、川はガンガン流れるわでもうはしゃぎまくっていました。
川遊び後半の頃になると空には雲が多くなってきましたが、それでも最後まで楽しく元気に遊びました。

ペンションに戻って着替えて温泉へ。
越後湯沢周辺には温泉がたくさんあって「今日はどこに行こうかな??」と考えたあげく、昨年初めて行って子どもたちも大満足だった「石打ユングパルナス」に行くことに。
ここはホテルの中にある温泉施設で、広い内湯はもちろんいろいろな種類の露天風呂もあって、みんな気持ちよさそうに楽しんでいました。
子どもたちのリクエストもあって、どうやら明日もここに行くことになりそうです。

ペンションに戻って小休止、そして待望の夕食となりました。
午後もたっぷり遊んだのでまたもや子どもたちのお腹はペコペコ。
おかずは子どもたちの大好きな唐揚げと焼肉、それにシチューがついて、ご飯は魚沼産のコシヒカリ。
このご飯を目当てに毎年くる子がいるとかいないとか。
とにかくご飯が美味しいのです。
もちろんおかわりの連続で、みんな大満足のようでした。

そしてまだまだ終わりませんよ。
夜はこれまた恒例のホタル見学へと出かけました。
まだこの時期は暗くなるのが遅く、出発の19時半はまだまだ夜とは言えない暗さ。
本当は確実にホタルを見るにはもっと遅いタイミングがいいのですが、小さい子が寝る時間を考えての出発となりました。

またまたバスで送ってもらってホタルポイントに出かけました。
到着後はもう少し暗くなるのを待つために、ゆうえんちからホタルの習性や見るためのポイントをのレクチャーを受けてホタルのいる森へ出かけました。
ホタルの森の入り口でライトを消して暗闇に目をならします。
そしてゆっくりと進みながら森の方をみると、点々と光が移動しています。
みんな興奮して次々に現れる淡い光に歓声を上げていました。

昨日まで雨が降り続いていたことと風がほとんどなかったといった好条件が重なったので、これまでにないぐらいたくさんのホタルを見ることができました。
そしてペンションに戻るともう21時。
急いで寝る支度をして検温を済ませ就寝となりました。
みんな健康そのものです。
興奮さめやらずなかなか寝付けない子もいましたが、ほとんどの子はグッスリでした。

明日も川遊びにプール遊びと1日中遊びまくります。
雨が降るタイミングがある予報も出ていますが、明日も晴れ男・晴れ女に期待しましょう!

2022年7月24日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama