10/16八ヶ岳紅葉と星空キャンプ

天気:晴れときどき曇り
今日も終日天気に恵まれました。
午前中雲に覆われる時間緒ありましたが、お昼前からはまた昨日のように青空が主役の天気となりました。
日差しが強く気温も高め、山の上でも歩いているときは半袖でも十分な気温となりました。
本日は富士見パノラマのゴンドラに乗って、入笠山周辺でのハイキングを楽しみました。

昨晩は早くにベッドに入った子どもたち。
毛布にくるまって朝までぐっすりと眠っていました。
たくさん寝たおかげでみんなすっかり元気を取り戻しています。

今日の予定は八ヶ岳周辺でのハイキング。
予定では北八ヶ岳ロープウェイに乗って終点地周辺でのハイキングのとなりますが、混雑具合や出発時間なども踏まえて、出発ギリギリまで決定をずらすことに来ました。
ということで朝ごはんの時間を早めにしてもらい、7時に朝食が始まりました。

パンプキンスープから始まり基本的な洋食セットが本日のメニュー。
子どもたちはおしゃべりが止まらず、そして嫌いなものも頑張って食べるようにしたので、時間がかかることかかること・・・
最後は急かしながらも、1時間20分ほどかけてやっと朝食が終わったのでした。

それからのハイキング準備と帰りの荷物準備は速かったものの、北八ヶ岳ロープウェイに行くにはちょっとタイトな時間となってしまいました。
まあそんなに急かしてもしょうがないので、ゆっくりと出発することに。
そこでペンションの駐車場横に実っている、キウイフルーツ狩りをさせてもらうことにしました。
軽トラックの荷台に乗ってキウイをもいでいきます。
みんな楽しそうでしたね。
カジゴンいわく結構酸っぱいキウイなので、そのまま食べずにヨーグルトに入れたりジャムにしたりがお勧めとのことです。

そしてカジゴンご夫婦とお別れをして富士見パノラマの入笠山へと向かいました。
こちらのゴンドラはスムーズに乗車できそうなので時間にも余裕ができ、のんびりと山歩きが楽しめそうですね。
途中のコンビニで昼食を仕入れて、30分ほどで富士見パノラマに到着しました。

ここは冬はスキー場になっていて、そのリフトやゴンドラを利用して、ハイカーやマウンテンバイクを山の上に運んでいます。
今日はマウンテンバイクの人がたくさん訪れていましたね。
後でわかったのですが、今度こちらで大きな大会があるそうで、みんな練習に来ていたみたいですね。
ゴンドラに乗って山の上を目指しますが、ゴンドラからはそのマウンテンバイクのダウンヒルコースを見ることができ、ものすごいスピードで下っていくマウンテンバイクに子どもたちは目をむいていました。

そして山の上からは八ヶ岳連峰が目の前に!
山の上には雲がかかっていましたが、雄大な八ヶ岳連峰に子どもたちは嬌声をあげていました。
斜面を少し下って展望スポットに向かっていたところ、何やら大きな荷物を背負った方たちがどんどん登ってきます。
聞くとみなさんパラグライダーで下るとのこと。
どうやら下から歩いて山を登って、山の上からパラグライダーで下るといった大会(?)のようなものをやっているようでした。

そこでしばらく展望台からパラグライダーのテイクオフを見学していました。
それにしてもものすごい高さまで上昇して、あっという間に飛び去って行くパラグライダー。
見ていて迫力がありましたね。

しばらくそこで滞在をしたらいよいよハイキングに出かけます。
実際にそこから入笠山を目指すとなると、大人でも片道1時間程度はかかるので、手軽に散策できる入笠湿原周辺を歩くことにしました。
ここ周辺は春から初秋にかけては、色とりどりの花が咲き乱れる有名な場所ですが、さすがにこの時期、花は咲いてはいませんでしたが湿原は黄金色の枯れ草に覆われていて、それはそれで圧巻の光景でしたね。
しばらく湿原や近辺の登山道を散策して、12時頃にゴンドラの山頂駅にふたたびたどり着きました。

景色のいいテーブルを確保してお弁当タイム。
おにぎりと菓子パンの簡単な昼食でしたが、山の上で食べるおにぎりは最高でしたね。
昨日の夜、今朝と長い時間をかけての食事でしたが、昼食はほんの20分ほどで終了。
お腹一杯になったところで、ゴンドラに乗って山を下りました。

富士見パノラマの麓のお土産屋さんで最後のお土産を買って、温泉に向かいました。
そこはアルカリ泉質のすこしヌルっとしたお湯、温度の違う露天風呂が4つほどあって、それほど広いお風呂ではありませんがまだ混む時間でもなかったので、ゆっくりとお湯を楽しめました。

温泉の駐車場で荷物をパッキングして、茅野駅を目指します。
観光シーズンで街中での多少の渋滞も予想して早めに出発しましたが、渋滞も全くなくスムーズに駅に到着。
まだ時間に余裕があったので、人がたくさんいる駅の構内には入らず、駅ロータリー奥にあった休憩所のベンチに陣取りしばらく過ごしました。
電車の中で飲むジュースを買って、最後はだるまさんが転んだをして仲良く過ごしました。

駅構内には予想通りたくさんのお客さんがいて、帰りの電車も行きと同じく満席。
そんな中、子どもたちは仲良くUNOをして遊んでいました。
まだまだ元気なようですね。

2日間天気に恵まれた今回のキャンプ。
八ヶ岳の気持ちのいい空気の中で楽しく過ごせましたね。
嫌いなものも頑張って食べたりと、みんなの成長の姿も見られました。
(おしゃべりせずにもう少し早く食べられたらなお良いのですが・・・)
秋が深まり、もう冬の足跡が聞こえてきました。
今度は冬のキャンプで会いましょう!

2022年10月16日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

10/15八ヶ岳紅葉と星空キャンプ

天気:晴れ
気持ちのいい青空が広がりました。
昼間の気温は20℃ほど、空気はカラッとしていて、本当に気持ちよく過ごせました。
夜は雲が多くなってきたものの、きれいな星空も見ることができました。

恒例の秋の八ヶ岳のキャンプが始まりました。
秋のきれいな星空と、八ヶ岳の紅葉を楽しんじゃおうというこの時期にピッタリのキャンプ。
ペンションの定員もあってそもそもの募集人数も少なかったのですが、今回は女の子4名にスタッフ2名といった家族旅行のようなキャンプとなりました。

東京の出発時は曇り空。
そんな雲を吹き飛ばすように、元気に子どもたちが集まってきます。
今回の4名は友達同士に兄弟と、ほとんどの子が顔見知り。
そして3名は昨年もこのキャンプに参加した子で、八ヶ岳の地やペンションに魅せられての常連さんです。
初めて同士の子もその場ですぐに仲良くなって、ワイワイガヤガヤと電車に乗って八ヶ岳に向かいました。

目的地の茅野駅までは約2時間。
山梨県に入ったころから真っ青な空が広がりだし、空気が澄んでいるので遠くの山もきれいに見えてきました。
週の初めころは雨がちの予報が出ていたのですが、この天気の変化に思わずテンションも上がりましたね。
秋の行楽シーズンに全国旅行支援が始まったということもあって、電車は満席状態でした。

予定通りに茅野駅に到着。
駅前では山方面に行くバスにも長蛇の列、やはり多くの人たちが動いているようですね。

我々ドルフィン軍団は、車に乗ってペンションを目指します。
30分ほど八ヶ岳のきれいな山を眺めながら、目的地のペンションに到着。
ペンションオーナーのカジゴンと奥さんの苗美さんが、笑顔で迎えてくれました。
昨年来た3人にとっては久しぶりの再会、そしてもう勝手知ったる我が家のように、ずかずかとペンションに入っていきました。

このときまだ11時、お昼ご飯までの時間は、何故か部屋の中にたててあるテントの中で過ごしたりして遊びました。
そしてお昼ご飯。
電車の中から「お腹空いた~」と叫んでいた子どもたち。
おいしいカレーライスを嬉しそうに頬張っていました。

そして午後もまだまだたっぷり時間があります。
今日はペンション近辺の施設や公園で過ごすことに。
子どもたちのリクエストを聞きながら、やりたいことを優先して楽しむことにしました。

昨年参加した子どもたちから真っ先に出た希望は“おもしろ自転車”。
八ヶ岳自然文化園に行って、まずは自転車に乗って楽しみました。
気温は20℃ほどでしたが、日差しが強かったので暑いぐらいでしたね。

その後はプラネタリウム見学、そして売店でお土産を買って公園内に向かいました。
まずは公園奥のアスレチックに一目散。
そこはドングリもたくさん落ちている場所なので、ドングリ拾いも兼ねてしばらく遊びました。
最後は広場で、何故かゴロゴロと転がりまわってキャッキャとはしゃいでいました。
こんな自分たちで考えた、何でもないような遊びが子どもたちにはたまらないんですよね。

時間はあっという間に16時。
ペンションに戻ってお風呂の支度をして、近くに温泉に出かけました。
露天風呂もある気持ちのいい温泉をゆっくりと満喫。
なぜか子どもたちは水風呂ばっかりに入っていたようですが・・・
(男一人のゆうえんちは、さっさと上がって休憩所で一人寂しく待っていました)

ペンションに戻ったら夕食。
マカロニグラタンから始まってハンバーグ。
そしてデザートに出たパンプキンケーキがものすごく美味しくて、みんな大満足でした。
嫌いな野菜もみんな頑張って食べていましたよ。

夜は星空ウォッチングに。
しっかりと防寒対策をしてライトをつけて、昼間に行った八ヶ岳自然文化園に向かいました。
お風呂から帰るときに雲が多くて心配をしていましたが、腰を下ろして空を見上げると、我々の頭上だけぽっかりと雲が割れてきれいな星がまたたいていました。
寒さもそれほどではなく、しばらく星空を眺めて過ごしました。

ふたたび雲が出始めた頃に終了。
ペンション戻って寝る支度。
まだまだ遊びたいといってた子どもたちでしたが、21時前にはぐっすりと眠りに落ちたようです。
今日は早起き、そして昼間はたっぷり遊んだので、相当疲れていたみたいですね。

明日は紅葉真っ盛りの北八ヶ岳ロープウェイに乗って、ハイキングを楽しむ予定です。
帰りには秘密の温泉も??
天気予報は晴れマークがついています。
楽しみですね。

2022年10月15日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

10/2南房総フィッシングキャンプ

天気:晴れ
昨日に引き続き夏を思わせるような天気。
終日きれいな青空が広がりました。
ただ風も少しあったのでそれほど暑さを感じることもなく、外にいても快適に過ごすことができました。
今日も盛りだくさんのプログラム、朝地引網のイベントに参加して午前中は釣り。
午後はへんべえの自宅に行って魚をさばいてそれをフライにしての昼食となりました。

昨日は一日中釣りを楽しんでぐっすりと眠った子どもたち。
夜の快適な涼しさもあってか、朝起こすまでしっかりと寝ていました。
これだけ寝られれば今日もしっかり遊ぶことができますね。

今日は朝から楽しいイベントが待っています。
ここ岩井の民宿協会が主催する地引網が本日開催、そのイベントにみんなで参加します。
実はこのイベントが開催されるのは2年ぶり、コロナの影響でしばらく開催できない状況だったのです。
今年も春2回、秋2回の実施を計画していましたが春の2回は中止。
秋の開催に期待を込めて、この日程に合わせてドルフィンスポーツアカデミーのフィッシングキャンプを企画していたのでした。

ここのところコロナも落ち着きだし、今回は無事に開催。
そしてこの天気ですから、盛り上がらないわけありませんね。
6時半に子どもたちを起こして、10分ほどのんびりと歩いて地引網の会場に向かいました。

すでにバーベキューや天ぷらなどの準備に忙しそうに動いてて、われわれドルフィン軍団の席にはおにぎりや麦茶なども用意してありました。
開始までまだ少し時間があったので、みんなで波打ち際まで遊びに行くことに。
足は濡れることを想定してマリンシューズを。
ただ全身ずぶぬれになるものでもないので、短パンにTシャツと、ごくごく普通の服装で出かけて行ったところ・・・
最初は波打ち際で走り回っていたのが、徐々に深いところまで行って・・・結局は下半身がずぶ濡れになった子も。
まあ楽しそうなんで良しとしましょう。

そして民宿協会の方のご挨拶のあと、地引網が始まりました。
今回の参加者は総勢160名ほどとのことで、それを2グループに分けて網を引いていきます。
漁師さんの合図で手を止めたりまた動き出したりと、左右タイミングよく引くことで魚を逃がさないということ。
久しぶりの開催に、漁師さんの声にも活気がありましたね。

徐々に網を狭めていってとうとう魚の入っている網が波打ち際に。
そこにはイナダやクロダイを始めたくさんの魚が網にかかっていて、みんな大興奮でした。
こちらの魚はすぐにさばいてみんなの食卓に向かいます。

地引網が終わって落ち着いたら、テーブルに戻っての朝食。
そこにはすでにお刺身の盛り合わせも用意されています。
席に着いたタイミングで、いろいろな料理が登場してきます。
最初に置いてあったおにぎりにお刺身の他にも、あら汁(これがかなり絶品でした)、イカ焼き、サンマの燻製の塩焼き、天ぷら、フランクフルト、ポテトフライ・・・
なくなりそうになると、捕れたての魚のお刺身や天ぷらも追加。
ほかにもあとからあとからじゃんじゃん持ってきてくれるもんですから、おにぎりまで手が回らないほどすぐにお腹いっぱいになってしまいました。
それにしても捕れたての魚は絶品でしたね。

お腹一杯になったところで再びてくてくと歩いて甚五郎さんへ。
釣りに行く準備をして、さらに荷物整理をすませて甚五郎さんをあとにしました。
当初は夕方の出発まで甚五郎さんに荷物を置かせてもらい、甚五郎さんでシャワーを浴びて帰る予定でしたが、釣った魚も子どもたちにさばいてもらおうということでへんべいの家にお邪魔することにしました。
みんな荷物の片付けもテキパキとすませ、へんべえの車に荷物を積み込んで本日の釣りポイントに向かいました。

いろいろと検討をした結果、時間も有効に使おうということで、移動時間の少ない穴釣りをやった堤防へ向かうことにしました。
本日はそこで浮き釣りで大物ゲットを期待することに。
堤防には先客が2名ほどいましたが、ストレスなく楽しめる場所をキープすることができ、本日の釣りのスタートとなりました。

もうみんなエサのオキアミをつけるのはお手の物、針を狙ったポイントに落とすコツをへんべから教わって糸を垂らしました。
コマセをまきながらしばらくすると、一人また一人と魚を釣り上げていきました。
ところが釣れる魚はいずれも小ぶりのクロホシイシモチ(通称キンギョ)ばかり。
針のかかりの浅い小さいものはリリースしようとのことで始めていましたが、キンギョまたキンギョの連続で、釣っては針を外しリリース、そしてエサをつけてまた釣っての繰り返しとなりました。
女の子は魚をおとなしくして針をとる動作もスムーズにできるようになってきました。

結局は大物はゲットできずにキンギョのリリースばかりで、2時間ほどの釣りが終わりました。
それでもたくさん釣ることができたので、みんな満足そうでした。

そして車で10分ほど走ってへんべえの家に到着しました。
もうすでに12時半を回っていましたが、朝たくさん食べていたのでまだお腹はそれほど空いてはいません。
そこでお昼ご飯前に昨日釣って冷蔵庫に入れておいた魚たちをみんなでさばくことになりました。

小さい魚はペットボトルのキャップで鱗をとり、キッチンバサミを使って頭と内臓をとっていきます。
子どもにとっては包丁よりも断然扱いやすいので、みんなテキパキと作業をこなしていきました。
こちらの魚たちは、後ほどフライに変身することに。

へんべえがフライを揚げているのをお手伝いしながら、13時半にちょっと遅め(だいぶ??)の昼食となりました。
朝食べきれなかったおにぎり、そしてコンビニで追加したおにぎり、おかずには揚げたて熱々のフライが並びました。
みんなが釣ってさばいた魚は本当に美味しくて、あっという間にお皿が空に。
最後にへんべえが漬けたぬか漬けも登場して、みんな大満足の昼食となりました。

その後は近くの町営温泉に。
イメージしていたよりもきれいで湯加減も最適なお風呂。
湯船は半露天風呂のような造りで、ずーっと浸かっていたいほど気持ちのいい温泉でした。

へんべえの家に戻って荷物整理、そして出発時間までへんべえの裏山でヘビ(カナヘビ)捕りを楽しんでいました。
捕まえたカナヘビの子どもは、最後に森に返してあげました。

岩井駅まで送ってもらって、帰りの電車で飲むジュースやお茶を購入。
へんべえにお別れをして特急列車に乗り込みました。
女の子はトランプに読書、男の子は乗ってすぐに爆睡と行きの電車のときのような光景でした。

今回は人数が少なかったこともあり、相当長い時間釣りを楽しむことができました。
そのかいあってか竿の取り扱い方、エサのつけ方、糸の流し方、そして釣り方に魚の外し方など、みんなメキメキと上達するのを目にすることができました。
最後は魚をさばく経験もして、普段食べている魚を口にするまで、どれだけ大変なのかも体験することができましたね。
今回は大物を釣り上げることができませんでしたが、それはまた次回のお楽しみということで。
天気も良くて最高に中身の濃い2日間でしたね。

またどこかのキャンプで会いましょう。

2022年10月2日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

10/1南房総フィッシングキャンプ

天気:晴れ
夏を思わせるような日差しが終日降り注いでいました。
それでも夕方になると涼しげな空気に包まれてきて、夜には肌寒くなってきて、秋だなと実感することができました。
今日は子どもたちの希望もあって終日釣り三昧となりました。

房総フィッシングキャンプが始まりました。
ここのところ週末になると台風がやってきて不安定な天気に悩まされましたが、この土日はズバリ晴れ予報。
気温も上がるとのことで、まさに絶好の海日和となりそうですね。

ところが今回の参加者はたったの3名。
人数は少ないものの、その分中身の濃いキャンプとなることを期待してのスタートとなりました。
今回は小2の男の子1人と小3の女の子が2人、それに引率のゆうえんちと現地合流の当別講師へんべえの5人。
新宿駅の集合もすんなり、そして南房総までの直通電車「新宿さざなみ号」に乗り込みました。

目的地の岩井駅までは約2時間、男の子とゆうえんちは途中からウトウトしながら、女の子2人はトランプをしたり本を読んだりして過ごしていました。
途中からは車窓から海も見えてきて、子どもたちのテンションも高まってきます。
太陽に反射して真っ青にキラキラと輝いている海に、すぐにでも飛び込みたい感じでしたね。

予定通りに岩井駅に到着。
そこでへんべえの車に荷物を積んで、15分ほどの道のりをのんびりと歩いて今回宿泊する甚五郎さんに到着しました。
さっそく部屋に入らせてもらってすぐに海支度。
子どもたちのリクエストに沿って、最初の釣りポイントに向かいました。
この時点でまだ10時半すぎ、初日からたっぷり遊べそうですね。

人数が少ないので昼食もその場で決めます。
お弁当屋かコンビニのどちらがいいかと聞いたところ、こどもたちはおにぎりがいいということで途中のコンビニに寄っていきました。
それぞれ好きなおにぎりを手にして、ふたたび釣りポイントに向かいました。

最初のポイントは小磯、そこではのべ竿でのウキ釣りに挑戦しました。
人数が多ければ最初は手軽にできる穴釣りから始めるところですが、今回は釣りの経験者もいたので少しハードルが高い本格的な釣りを楽しむことにしました。
良さそうな磯を見つけてへんべえが竿の準備、その間子どもたちは目の前のタイトプールで小魚や小エビを網ですくうのに夢中になっていました。
みんな無我夢中で楽しんでいたので、お昼ご飯まではそのまま遊ぶことにしました。

そして昼食は先ほど買ったおにぎりをほおばって、お腹を満たしたらいよいよ釣りのスタート。
へんべえから竿の扱い方やエサのオキアミのつけ方などを教わって、それぞれ気に入ったポイントに糸を垂らしました。
最初はぎこちない手つき、そして風も少しあったのでなかなか思うように竿をふれません。
そしてエサをつけるのにも手間取って、最初のうちはへんべえに手伝ってもらいながらの釣りとなりました。

するとすかさずクサフグをヒット(すぐにリリース)、それを皮切りに大小様々な魚を子どもたちは釣り上げていきます。
その種類は、ニシキベラ、小メジナ、クロホシイシモチ、そしてクサフグと・・・
釣果がでれば子どもたちの意欲も高まります。
自然と竿の扱いも上手になり、エサもスムーズにつけられるようになってきました。
釣った魚を針から外すのはまだまだ難しいようでしたが。

釣りに飽きてくるとまたタイトプールでエビとりを、そして今度はその生きたエビをエサにして釣りを再開します。
途中次の釣りのエサに使う貝やヤドカリも大量に捕獲して、釣りではクサフグばかりがヒットするようになってきたので最初のポイントでの釣りは終了。
小さい魚やクサフグはリリースして、別のポイントに向かうことにしました。
この時すでに15時過ぎ。
夢中で遊んでいたらもう4時間ほど経っていたようです。
まずまずの釣果で子どもたちも満足げでした。

次なるポイントは岩井海岸の堤防。
ここでは堤防の岩の隙間に短い竿の先端を突っ込むようにして魚を釣る穴釣りに挑戦しました。
エサは先ほど捕獲した貝やヤドカリを使って、少し大物も狙ってみることにしました。
この穴釣りは竿も短く糸も短く、子どもでも扱いやすく楽しめることで、このフィッシングキャンプではすっかりなじみの釣り方となっています。

ところが潮が悪いのか時間が悪いのか??一向に釣れる気配がありません。
あちこちと場所を変えながら移動して、結局はへんべえがどんこ1匹、そして磯ガニを何匹か釣るのみの釣果となってしまいました。
ただ子どもたちにはカニ釣りがえらくお気に入りのようだったみたいで、途中からは魚ではなくカニを夢中になって追いかけていました。
これはこれで楽しめましたね。
このカニは夜釣りのエサに持って帰りました。

時間はすでに17時。
この後お風呂や食事もあるので急いで宿に戻りました。
釣った魚は明日の昼に食べるために冷蔵庫に保管、足を洗って濡れたものを干してお風呂そして待望の夕食の時間となりました。
夕食はさすが海の宿といった内容。
子どもたちは子ども向きのおかずで提供されましたが、なかなかの量でみんなお腹一杯、大満足でしたね。

そして夜は、これも子どもたちのリクエストで漁港での胴付きヘチ釣りを楽しみました。
今回はリールを使っての釣りとなりますので、スムーズに扱うのにみんな最初は苦労していました。
エサは貝にヤドカリ、そして穴釣りで確保したイソガニも使用。
ヘッドランプをつけながら夜の海に糸を垂らしていきます。

潮が止まっていたのか回遊魚が入っていないようでみんな苦労しましたが、最初のヒットでハオコゼ、そして帰る前にゴンズイを釣り上げました。
どちらの魚もヒレに毒を持っているので、慎重に針を抜いて海に返しました。
竿を片付けて車で宿にもどったらすでに21時を過ぎています。
急いで寝る準備をして歯磨きをして布団に入りました。
今日は朝も早かったのでみんなすぐに眠ってしまったようです。

明日も子どもたちのリクエストで1日釣り三昧。
そしてなんと明日の朝に民宿協会主催の地引網のイベントがあるので、みんなで地引網を楽しんで2日目のキャンプスタートとしたいと考えています。
明日はどんな魚が釣れるのでしょうか?
そして釣った魚を食べるのも楽しみですね。

2022年10月1日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

9/23秋の味覚狩り

天気:曇り一時雨
活動中は曇り空、空も明るくなる時間もあり快適な中での活動となりました。
帰る前に雨がサーっと降る時間もありましたが、問題なく予定通りにプログラムを終えることができました。

週末ごとに台風がやってきて雨がちな天気が続く9月。
そしてこの週末もまたまた台風がやってきました。
そんな中でも直前で天気予報もいい方向に変わり、当日夕方までは曇り予報。
まずまずのコンディションで当日を迎えることができました。

今回のプログラムは「秋の味覚狩り」。
たくさんの秋の味覚の中から選んだのは「梨」。
実施場所が松戸市ということで今回の集合場所は上野駅となります。
初めて参加の子も何人かいて、緊張の面持ちで集合場所に集まってきました。

予定通りに全員集合して常磐線快速~新京成と乗り換えて最寄りのくぬぎ山駅に向かいました。
それぞれの乗車駅は始発駅、そして乗車時間も40分弱ほどでしたので、ストレスなく快適に移動することができました。

くぬぎ山駅でトイレを済ませ歩いて15分ほど、今回お世話になる初清園さんに向かいました。
天気予報通り曇り空、それでもどんよりとした感じではなく雲は薄く、気温もちょうどよく気持ちよく梨狩りが楽しめそうですね。
梨園までの道のりは何の変哲もない住宅街、「本当にこんなところに梨があるの??」と不安そうに聞いてくる子も。
どうやら山の中に梨の木がなっているものと思っている子もいたようです。

10時前に初清園さんに到着。
園の方から美味しい梨の見分け方やもぎ方を教わって梨園奥まで移動、ブルーシートを広げてベースを作って早速梨狩りを楽しみました。
初清園さんでは8月中旬から10月初旬まで梨狩りが楽しめて、時期によって梨の種類が変わってきます。
今回楽しめる梨は豊水と新高の2種類。

初清園さんのホームページによると
「豊水」
幸水と並んで、日本で人気の品種です。
「幸水」「新水」「豊水」は梨の「三水」とも呼ばれています。
サイズは幸水よりも少し大きめです。表面が幸水よりも少しザラッとしているのが特徴です。
豊富な水分を含み、強い甘みとやさしい酸味のある豊水は、夏の梨狩りにぴったり!
時期的には、お盆明けの残暑が厳しい季節に収穫できます。
暑さの中でもぎたてを食べると、程よい酸味が心地よく感じられますよ!

「新高」
1キロを超えることも珍しくない、大玉の品種です。
平均サイズは500〜600gと非常に大きいです。ソフトボールぐらいの大きさはあります。
大玉で見映えも良いので、贈答品にも最適です。
ジューシーで酸味が少ないため、甘みが強く感じられます。
肉質の柔らかさも特徴で、噛んだ瞬間にジュワ〜とした食感が楽しめます。
果肉も白く、美しいです。

まずはその場で食べる用の梨を班ごとに選んでいきました。
大きくて食べ応えのあるものや、小ぶりだけど色がオレンジ色になって熟している梨など、いろいろな梨を選んでは皮をむいて味わいました。
2つの種類の梨を食べ比べてみると、それぞれ特徴的で味わいが全然違うのに驚きます。
もちろんもぎたての梨はどちらの種類も美味!
みんなよろこんでもいでは食べ、もいでは食べを繰り返して、お腹いっぱいになるまで梨を味わっていました。

通常の梨狩りでしたらお腹いっぱいの梨を堪能して終了となりますが、今回はおうちの方にも食べてもらおうと試食用の梨を持って帰ります。
みんなおいしい梨の特徴もわかったところで、お気に入りの1個を選んで大切そうに袋に入れて持って帰りました。

時刻は11時半、初清園の方とお別れをして次なる目的地、ありのみコースというアスレチックに向かいました。
途中でトイレに寄って、のんびりと歩くこと約30分。
大町公園の一角にあるありのみコースに到着しました。
ここありのみコースはコンパクトな作りながら水場のポイントも含めたたくさんのポイントもあり、大人から小さい子まで楽しめます。
そして屋根付きのテーブルや休憩所も随所にあるので、雨の日でも安心して過ごすことができるので、雨の心配がある今日のような日には最適な場所となります。

まずは入場してすぐの、大きな屋根のある休憩所でお弁当タイムとなりました。
休憩所の目の前にも楽しそうな遊具があるので、みんな早く遊びたくてうずうずしている様子でした。

まだ雨も降りそうにないので、お弁当のあとはちびっこ広場に移動。
そこの一角にあるテーブルに荷物を置いて、そこをベースにちびっこ広場周辺で遊ぶことにしました。
通常のアスレチックでは順番にポイントを回り点数を加算していくといった流れとなりますが、今回は時間もそれほどないので自由に好きなところで遊ぶことにしました。
みんな夢中になって楽しそうに走り回っていました。

しばらく遊んだら水場エリアにも移動、そしてまた好きな場所でアスレチックを楽しみました。
15時前にサーっと雨が降ってきて幼児班は屋根付きのログハウスに移動して、そこで着替えそして残りの時間は折り紙をして遊びました。

雨が降ってきたタイミングで小学生チームは水場エリアにやってきました。
途中結構な雨となったものですから水場エリアは貸し切り状態。
そんな中を遊びまわっているものですから、水に落ちていないのに全身びしょぬれ状態に。
でもそんな遊びをすることもなかなかないので、みんな楽しそうでしたね。

その後は小学生班もしっかりと着替えて、ありのみコースを後にして大町駅へと向かいました。
その頃には雨もほとんど止んでいて、今日一日本当にいいタイミングで活動することができましたね。

帰りは大町駅から青砥駅乗り換えで京成上野駅へ。
たくさん遊んで疲れていたので、電車の中ではうとうととしている子もちらほらと。
たくさん食べてたくさん遊んで、みんな満足げに戻ってきました。
また来年も美味しい梨をたくさん食べに来てくださいね。

2022年9月24日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

9/11川の探検隊

天気:晴れ
気持ちのいい青空が広がりました。
太陽の日差しが届いて気温は上がりましたが、湿度が低いのでカラッとしていて心地よい一日でした。

ドルフィン探検学校「川の探検隊」のスタート。
前回の「海の探検隊2」が天候の関係で中止になってしまったので、満を持しての開催となりました。
当初は雨がちの予報も出ていましたが、その願いが通じたのか気持ちのいい青空が広がっています。
楽しい川遊びができそうですね。

今日はライフジャケットなどの備品が大量にあるので、スタッフのゆうえんちは車で一足お先に現地に。
朝も早くから徐々に駐車場も埋まっていきます。
みなさん青空の下、今年最後(かな?)の川遊びやべーべキューを楽しみに来ているようです。

そして本隊は新宿駅に集合。
今回は幼児さん14名に小学生13名の大所帯。
初めて参加の幼児さんも多かったのか、出発の際に一人泣き出すとそれが連鎖して、前途多難な出発となったようです。
それでも順調に予定通りの列車に乗って青梅駅に降り立ち、無事にゆうえんちと合流することができました。

そこからはのんびりと歩いて20分ほど、多摩川沿いにある釜の淵公園へ向かいました。
駅に着いた時は太陽を雲が覆っていましたがすぐに青空が広がり、夏を思わせるような日差しが降り注いてきました。
それでも湿度は低めで、カラッとした心地よい暑さ。
この最高のおぜん立てに、子どもたちの期待も膨らみます。

多摩川をかかる橋を渡る際には今日遊ぶポイントも見えて、子どもたちのテンションもマックスになりました。
公園内のきれいなトイレに立ち寄って、河原に移動してまずは日陰にベースを作ります。
着替え用のテントをたてて、そのテントの中で着替え、そしてライフジャケットのセッティングをしていきます。
快適に川で遊ぶためにはしっかりと準備をすることが不可欠、じっくりと時間を取って、すでに11時前となっていました。
それでもまだまだ夕方までたっぷりと時間があります。
ではお楽しみの川遊びの突入です。

ここ数日まとまった雨も降らなかったので、下見の時に比べて水量も落ち着いていたので、小さな子にとってはさらにいいシチュエーションとなっていました。
水温もそれほど低くなかったので、子どもたちも気持ちよさそうに水と戯れています。
最初から全身を濡らしてしまうと寒さで体がもたなくなるので、午前中は腰ぐらいまでにと話をしていたのですが・・・
小学生チームのほとんどは、最初から全身ずぶぬれ・・・よほど楽しくてすっかり頭の中が真っ白になったようですね。
まあ天気もいいし、良しとしましょう。

少し流れのある場所でライフジャケットに身をゆだねて流れてみたり、小さな岩の上から飛び込んだり、川の特性である「流れ」を利用して遊びました。
程なく幼児チームも合流。
体が小さく体重が軽い子は、同じポイントでも流れに足がとられ移動するにも一苦労。
初めて川に入った子もいて、そんな子たちにとってはそれだけでも大冒険でしたね。
幼児チームからも果敢に川流れに挑戦する子もいて、みんな満面の笑顔で午前中の川遊びを楽しんでいました。

そしてお昼ご飯、河原にライフジャケットを敷きそこに座ってお弁当を食べました。
このワイルドさも川遊びならではですね。
みんな食べている際も川を眺めてうずうずしているようでした。

知らぬ間に川そして河原には大勢の人が集まっていて、川遊びやバーベキューを楽しんでいました。
久しぶりの気持ちのいい晴天に、今年最後の川を楽しみに来ていたようですね。

そして午後の川遊びのスタート。
小学生班はまずは先ほど遊んだ場所から上流のポイントに移動。
午前中よりも少し深みのあるゆったりとした流れのポイントで、小さな岩からは飛び込みも楽しめます。
みんな夢中に泳いだり飛び込みをしたり、寒くなったら河原で体を温めてまた川に飛び込むの繰り返し。
最後は川の端に石を並べて川の一部を囲ってみたりと、子どもたちは自由に川での遊びを堪能していました。

幼児さんたちはベースの目の前にあった、岩に囲まれた小さなプールのようなポイントで川遊び。
用意していた浮き輪も浮かべて、午前中は流れに躊躇して入れなかった子も楽しそうに遊んでいました。
現場で仲良くなった子どもと一緒に魚を追いかけたり、元気な子は先ほどの川流れ場所で再度川を流れていました。

体が冷えても太陽の下にいればすぐに温まります。
本当に今日の太陽はありがたかったですね。
そして14時半ぐらいまでしっかりと遊んで、帰る準備をしました。
みんなの満足そうな笑顔が印象的でしたね。

ライフジャケットを並べて干して、着替えのテントを撤収。
これらの備品を積んで車で帰るゆうえんちとお別れをして、もと来た道を歩いて駅に向かいました。
橋を渡る際に見えた川、子どもたちの目には来る時とはまた違った景色に映ったんでしょうね。
駅までの帰りは登りとなりますが、最後まで頑張って歩きました。

気持ちのいい太陽の下、透き通ったきれいな川で最高の川遊びができました。
もっと慣れてくればさらに高い場所からの飛び込みや、流れの急な場所での川流れも楽しめます。
複雑に入り組んだ川での遊びは無限大。
また来年もさらに一歩すすんだ川遊びを楽しみましょう。

次回の探検学校は「秋の味覚狩り」。
おいしい梨をお腹いっぱいに食べた後は、アスレチックも楽しむといった盛りだくさんの活動。
まだまだ募集中、みんな待ってますよ!

2022年9月12日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/23~24富士登山

天候:8/23曇り時々晴れ 8/24晴れのち曇り時々パラパラっと雨

2日間を通してコンディションは上々、風もそれほど気にならず気温も高めでした。

心配していた雨も最後まで降られずに、2日間を終えることができました。

                            

(8/23の行程)

10:30 富士山5合目にバスが到着

まずはこちらで高所に体を慣らすためにしばらく過ごします。

今回のツアーリーダー「カマキリ」から富士山の登り方や呼吸法などのレクチャーを受け、持っていく荷物と下に置いておく(コインロッカーに預ける)荷物の選別をしました。

雲に隠れていた富士山が顔を出し、全員で記念撮影。

その後でお弁当&パンを食べて、出発に備えます。

12:30 神社に寄って、登山の安全祈願と全員登頂を神様にお願いします。

5合目から先に行く人全員が検温を受け、ザックにタグをつけてもらいます。

その後、今回のルートをカマキリから説明を受け、いよいよ富士登山のスタートとなりました。最初は馬も通る緩やかな道を下っていきます。(これが最後の最後に登りとなるので、結構キツイ)

12:45 登り手前で休憩

もちろんまだまだ余裕、6合目までは緩やかな登りが続きます。まだまだ余裕があるうちに、しっかりと呼吸法や足の運び方などを練習します。

13:15 6合目に到着

水分補給をし、行動食を口に入れて体を休めます。こまめな水分補給と栄養補給が、こうした山歩きには重要な要素となります。

すでに「疲れたー」と泣き言を言う子も。この先大丈夫か??

見上げれば、本日宿泊する「東洋館」がはるか遠くに見えます。

ここからは、こうした溶岩の岩場の登りもあり、呼吸が乱れないようにゆっくりと登っていきます。

泣き言を言う割には、みんなしっかりとした足取りで歩いています。ペースもなかなかのものです。

14:00 登山道途中のつづら折りで休憩

14:40 花小屋前で休憩

15:15 鎌岩館前で休憩

16:05 東洋館到着

歩き始めのころに気持ち悪いと訴える子もいましたが、到着した時点ではみんな体調は良さそうでした。

ほぼ予定通りに山小屋に到着して、従業員のお兄さんから山小屋の使い方のレクチャーを受けて中に入ります。コロナが流行りだしてから山小屋も改装、半個室のような(カプセルホテルのような)作りになっており、みんな個室に荷物を入れてのんびりと過ごしました。

そして待望の夕食。富士山の山小屋ではかなり評判の食事で、温かな味噌けんちん汁とつみれが美味しかったですね。

ご飯とお茶はお代わりが自由で、子どもたち(特に高学年男子)はむさぼるようにお代わりをしていました。(カマキリからは、高所では胃の働きが悪くなるのでほどほどに、と言われていましたが・・・)

これまではずっと雲に覆われていましたが、食後に外に出たら少しの時間雲が途切れ、きれいな雲海を見ることができました。(カマキリ、ゆうえんち、そして一部の子は部屋でのんびりとしていて見られず)

19:00 就寝

明日は1時過ぎに起床となりますので、早い時間に就寝となります。疲れているとはいえさすがにこの時間からは寝つけず、しばらくゴソゴソとしている子もいました。

                

(8/24の行程)

1:10 起床

2:05 登山開始

2:45 男子チーム太子館に到着

2:55 女子チーム太子館に到着

3:15 男子チーム蓬莱館到着

3:20 女子チーム蓬莱館到着

3:55 男子チーム白雲荘到着

4:12 女子チーム白雲荘到着

4:25 男子チーム元祖室到着

4:37 女子チーム元祖室到着

朝起きて荷物のパッキング、そして外に出て出発の準備をします。

いつもですとここで具合の悪い子が何人か出るのですが(寝ているときは呼吸が浅くなるので高度障害が起きやすい)、みんな体調は良さそうです。

空には星が、そして風もなくいつもよりも気温が高めなので、最高のコンディションの中での出発となりました。

ここから8合目太子館までは溶岩の急坂。

夜なので足元が良く見えずにフラフラして、また急な登りで呼吸も乱れるので、頭痛がしたり気分が悪くなる子も何人か出てきました。

調子のいい男子チームをカマキリが引き連れて先に歩いていきます。女子チームはぽことゆうえんちがさらにペースを落として、登っていきます。

男子チームがが先に休憩所に到着して女子チームが追いつき、また先に男子チームが先に出発といった流れとなりましたが、途中からは差が広がりそれぞれ別々のペースで登っていきました。

男の子チームは快調そのもの、余裕を持ちつつもなかなかいいペースで歩いていきます。

夜明け前は気温が最も下がるので、いつもですとここが正念場ですが、風もなかったのでそれほど寒さを苦にせず、休憩時も明るくなった空をのんびりと眺めたりと余裕で過ごしました。

女の子チームも「もうヤダ!」と泣き言は相変わらずですが、それでもゆっくりですが歩を止めず、確実に高度を上げていきます。

周りが明るくなってきたら少し元気とやる気も出てきたようです。

そして5時過ぎにご来光の登場、雲海の奥から少しずつ太陽が顔を出してきます。

ここまできれいな雲海から出るご来光を見られる日はそれ程多くなく、今回の子どもたちはラッキーでしたね。

男子チームは富士山ホテル下にて、女子チームは途中の登山道でのご来光となりました。

男子チームは余裕をもって、ここで温かな紅茶を飲んで残りの歩きに備えます。

この後もなかなかいいペースで歩き続けます。

予定よりも早い時間に、全員元気に山頂に到着しました。

6:40 9合目の鳥居に到着

7:25 山頂到着

女子チームもゆっくりですが、確実に高度を上げていきます。

8合目を過ぎて山頂までが見渡せるようになったらまたやる気も出てきたようで、ペースも安定してきました。

8合5勺の登山道最後の山小屋で、のんびりと休憩を取りながら進んでいる男子チームの出発のタイミングに遭遇。その後も着実にいいペースで登っていく男子チームを見送りました。

ここが下山道にショートカットできる最後の場所で、過去何人もここで泣く泣く下山を選択したことがあります。今回は全員山頂に向かうことを決めて歩を進めます。

途中具合が悪くなった子も出て、4人の女の子をさらに2つのグループに分けて山頂を目指しました。

そしてフラフラになりながらも全員見事に山頂に到着。全員登頂はかなり久しぶりのことです。

7:00 9合目の鳥居に到着

8:05 女子チーム1山頂に到着

8:15 女子チーム2山頂に到着

山頂に到着してみんなで記念撮影、かなり疲れている子もいますが、みんな表情は晴れ晴れとしています。そして雲海を見下ろしながらの朝ごはん(東洋館で出してもらった稲荷ずし)を食べました。

中にはそれだけでは足りずに、売店で900円のカップラーメンを買って食べた子も。

女子チームはここで紅茶を飲む予定でしたが、お昼前にかなりの雨が降る予報が出ていたので、山頂の滞在時間は短くして下山をすることにしました。

最後に噴火口をバックに記念撮影をして、山を下り始めました。

ここ吉田口への登山道はこまかな溶岩の砂利の坂道が延々と続き、慎重に歩かないとズルっと滑りバランスを崩して転倒してしまいます。

登山靴の中で足の指がつま先部分に押し付けられてしまうので、足の指先が痛くなり、また膝にもかなり負担がくるでので、実は登りよりも大変なところがあります。

そういったことから、いつもですと途中からグループがいくつか分かれてしみますが、みんな下りになってもいいペースでまとまって歩いていました。

途中からはガスの中(雲の中)での歩きとなり、時折少量の雨がパラつく時間もありましたが、心配していた大前にはならず雨具を着ることもなく、全員無事に5合目に到着しました。

12:50 5合目に到着!

帰りの服に着替えて荷物のパッキング。そのあとは残ったお金でお土産を買ったり、買い食いをしたり、それぞれ思い思いに最後の時間を過ごしました。

今までにないぐらいの最高のコンディションの中、全員登頂することができました。

みんなお疲れさまでした!

2022年8月25日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/21磐梯チャレンジキャンプ3日間

天気:晴れ
朝方は雲に覆われていましたが、すぐに青空が主役の天気となりました。
晴れだすとグングン気温が上昇してきましたが、空気がカラッとしていたのでさわやかな暑さとなりました。
最終日のプログラムは創作活動で赤べこの絵付けをして、空いている時間は子どもたちそれぞれ好きなことをして過ごしました。

キャンプ最終日の朝を迎えます。
昨日はそれほど冷え込まず快適な夜となり、ほとんどの子どもたちはグッスリと休めたようです。
中には虫の鳴き声が気になって、2時間おきに起きていた子もいたようですが。

今日はテントの撤収日でやることが盛りだくさん。
自分の荷物をまとめて、使った毛布・シーツをたたみ、テントの中そしてテント周りをきれいに掃除します。
最後に施設の係員の方の“厳しい”チェックをクリアして終了となります。
はたして一発クリアはなるのでしょうか?

おはな班のテントチームは、今朝は少し早起きをして本館前の広場で猪苗代湖を臨みながらのんびりと過ごす計画を前日から練っていて、荷物は昨日からあらかたきれいにしたいます。
そして6時半過ぎにキャンプ場をテクテクと下っていきました。
ちょうど広場ではラジオ体操をおこなっていて、一緒に体を動かしてようです。
その後は計画通りのんびりと過ごし、初日の夜に星空観察に行った芝生広場で鬼ごっこをして過ごしました。

他の子たちはテントの中で悪戦苦闘。
あれがないこれがないと言いながら、荷物と格闘していました。
今日の朝食も食堂でとって、引き続き荷物整理とテントの掃除を続けました。
みんなテキパキと頑張って動いて、ほぼ予定通りに終了。
チェックを受けるゆうえんちを残して、荷物を背負って施設の研修室に移動しました。

ここ研修室では午前中のプログラム赤べこの絵付けの準備ができていて、講師の副所長さんがスタンバイしていました。
とりあえず開始時間は予定通りにして、しばらく研修室でのんびりと過ごしていました。

その頃ゆうえんちはテントサイトのチェック。
みんなで頑張って片付けと掃除をしたので、見事に一発合格。
一足遅れてゆうえんちも研修室で合流しました。

そして赤べこの絵付けが始まります。
まずは副所長さんから、赤べこの由来などの話しを聞き、ただただ真っ赤な赤べこ人形に模様や色をつけていきます。
見本の完成品はあるものの、署長さん曰く「自由に創作していいんだよ」とのこと。
ただし色を塗りすぎて、白べこや黒べこ、そして白黒の絵の具が混ざった灰色べこにならないようにといったアドバイスも受けてスタート。
みんな思い思いに色を塗っていきます。

そして個性あふれるオリジナルの赤べこが完成。
みんなうれしそうに自分の完成品をスタッフに自慢げに見せていました。
いいお土産になりましたね。

午前中はまだ時間があったので、自由に遊ぶ時間としました。
初日の晩に行った芝生広場奥のステージ裏の壁でボルダリングができるとのことで、希望者はスタッフと一緒に出掛けていきます。
残りの子は室内でカードゲーム。
最初からの友達やテントで一緒に過ごした仲間の枠を超えて、11人の子どもたちはみんな一体感を持って動いています。
こういったキャンプならではの姿ですね。

外はもうすっかりと雲が取れ、きれいな青空が広がっています。
気温もグングン上昇してきていますが、空気がカラッとしているので気持ちよく外でも過ごすことができました。
室内でのカードゲーム組の子たちも、残り少ないキャンプの時間を楽しんでいました。

最後の昼食も食堂。
冷やしラーメンが好評で、最後までみんな食欲旺盛でした。
そして最後までオレンジジュースを飲みまくっていた子も・・・

一旦部屋に戻って赤べこを箱に詰め、手提げのビニール袋に入れて名前を書いてもらいました。
荷物に詰めると衝撃で壊れる可能性があるので、これは帰るまで大事に手に持っていくことにしました。
そしてバス出発の時間までは、いくつかのグループに分かれてカードゲームを楽しんでいました。

研修室から荷物を外に移動、そこで送迎バスを待ちます。
バスが来る5分ぐらいの時間でも、最後の時間を惜しむように広場で駆けまわっている子どもたち。
最後の最後までみんな元気いっぱいでしたね。

送迎バスに乗って10分少々で猪苗代駅に到着。
そこから磐越西線に乗って郡山駅に向かいます。
日曜日ということもあってか、車内はそこそこの混雑。
それでも空いている席を確保して、子どもたちは座って過ごすことができました。
短い時間でしたが、爆睡する子もチラホラ。

郡山駅では乗り換え時間もあったので待合室で待機となりました。
そこでゆうえんちからの差し入れのアイスクリーム。
みんな思わぬおやつを喜んで頬張っていました。
帰りの新幹線でも仲良く遊んで、最後まで元気に過ごした3日間でした。

初日は虫が怖くてテントに入れなかった子どもたちが、最後には自然に溶け込むぐらいキャンプ生活を楽しめるぐらいになった3日間。
ペンションやホテルでの宿泊に比べると不便なことばかりだったかと思いますが、テント泊ではその分自然を身近に感じることができます。
少しでもそんなことが感じられたらいいですね。
またキャンプで一緒になるのを楽しみにしています。

磐梯チャレンジキャンプ3日間ディレクター 小山丈二(ゆうえんち)

2022年8月22日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/20磐梯チャレンジキャンプ3日間

天気:曇り時々晴れ、のち雨
天気の変わりやすい一日でした。
午前中は曇り空で時々太陽が顔をのぞかせるタイミングもあり、気温もそれほど高くなく快適に過ごすことができました。
お昼ごろからパラパラと雨が降り始め、止んではまた降りを繰り返し、夕方遅くからは少し強く降り続きました。
今日はお昼をはさんで天鏡台までのハイキング、夜はバーベキューと焚き火を楽しみました。

磐梯チャレンジキャンプ2日目。
昨晩は放射冷却もあってかかなり冷え込み、20℃を下回る気温となりました。
子どもたちには毛布を追加したりしましたが、朝起きると「寒くて眠れなかったー」との声も。
いやいやみんな結構ぐっすりと眠っていましたよ。

見上げると曇り空、ただすぐに雨が降るような感じでもなく、また気温もちょうどよく気持ちのいい朝を迎えました。
洗面・歯磨きのついでに水筒の中身を流して洗ったりと、一日の準備も進めていきます。
テントから出てすぐに外、そして野外の炊事場での洗面も板についてきて、子どもたちは徐々に野外生活にも慣れてきたようです。

検温を済ませて、朝食は今日も施設内の食堂。
しっかりと食べて今日の活動に備えます。
ただここの食堂にはドリンクバーがあって、オレンジジュースばかり飲んでいる子も見られましたが。

テントに戻ってハイキングの準備。
みんなテキパキと準備を済ませたので炊事場の前でのんびりと朝の字kンを済ませました。
子どもたちは知らず知らずのうちに、もうすっかりキャンプ場の風景に自然に溶け込んできましたね。

そして全員準備ができたらお弁当を受け取りナップザックに詰め、ゆうえんちからハイキングの際の疲れない歩き方などを教わりキャンプ場から続く坂道をのんびりと進んでいきました。
高学年の子がある程度の人数集まれば、磐梯山登山にもチャレンジしたかったのですが、今回は少人数で学年もバラバラということで、全員で天鏡台へのハイキングに向かうことにしました。

歩いて程なくキャンプ場の敷地を出て、緩やかな登りの林道を歩いていきます。
途中正面に磐梯山の雄大な山容も現れました。
次回は是非チャレンジしたいですね。

子どもたちはおしゃべりをしながら、余裕をもってしっかりと歩を進めていきます。
磐梯山よりもはるかに易しいルートといえど、大人の足でも2時間弱のコース。
子どもにはその倍ほどの時間を要しますので、なめてかかってはいけません。
途中頻繁に小休憩を入れながら林道を歩いていきました。

北方向に向かっての登りから東西に延びる林道を西に向かっていきます。
ここはほぼフラットな道ですので、子どもたちのいいペースで歩いていきました。
ここでは途中、猪苗代湖がきれいに見えるポイントもあって、景色も楽しみながらまだまだ余裕の表情でした。

そこから今度はまた北方向に向かって林道を登っていく頃から子どもたちの表情は一変。
「まだなのーあと何分」「足が痛いー」などの言葉も多くなってきました。
なだめなだめ歩いていると、突然視界が開けました。
ここが昭和の森・天鏡台の入り口。
ここでも先ほどまでの子どもたちの表情が一変、急に晴れやかな表情へと変わりました。

まだお弁当には時間があったので、目の前の芝生の坂道で遊ぶことにしました。
たまたまゆうえんちが持っていた大きなビニール袋をお知りに敷き、坂の上から滑っていきます。
それほどスピードは出ませんでしたが、みんな楽しそうに遊んでいました。

しばらく遊んでからまた進みだし、とうとう目的地の天鏡台に到着。
お約束の記念撮影の後、しばらくその周りで虫捕りや鬼ごっこをして遊びました。
すると頭上の雲の様子が少しずつ怪しい感じに。
天気予報でも昼過ぎから雨が降りだしといった方向に変わってきました。

まだ少しお昼には早い時間でしたが、子どもたちを集めてお昼ご飯となりました。
芝生広場に設置されているテーブルを確保して、雄大な猪苗代湖を見ながらのお弁当、最高でしたね。

昼食後も引き続き遊んでいましたが、ここでちょっと雲行きが怪しくなってきました。
すぐに荷物をまとめて公園の無料休憩所に移動。
歩いている途中で程なく雨がパラついてきました。

少し雨足も強くなってきたのでレインウェアを取り出して装着。
雨の中、再び歩き出しました。
途中で雨が止んだのでレインウエアを脱いで、歩き出してしばらくするとまた降ってくると、そんな状況がしばらく続きました。

行きとは違った道を歩いていたので、子どもたちはいつゴールするのかわからず不安げな表情。
つかれもだいぶ溜まってきている様子です。
林道の脇からけもの道を通って少し歩くと、いきなり見慣れた景色が目に飛び込んできました。
そこはキャンプ場のすぐ下、もう施設の中です。
今までの疲れも吹き飛ぶようでした。
雨が強く降ってきたので、しばらくテント内で遊ぶことにしました。

そして夕食作り。
今日はバーベキューをみんなで楽しみます。
今日も子どもたちは食器洗いに材料切りと、積極的にお手伝いをしてくれました。

肉・野菜と次々に鉄板で焼いて子どもたちに提供されます。
みんなおいしそうに口に運んでいました。
やっぱり大勢で食べるバーベキューは最高ですね。
野菜がかなり子どもたちに人気があって、こちらはちょっと意外でしたね。
最後は焼きそばで締め、みんな本当によく食べました。

夕食後はお風呂、そして夜のプログラムは炊事場での焚火となりました。
本来ですと営火場(キャンプファイヤー場)で焚き火をして遊ぶ予定でしたが、雨のため室内に。
それでも火をいじるの楽しいですね。

テントに戻って就寝準備、そして寝ました。
今夜は雨のため、気温も昨日ほど下がらなそう。
たくさん歩いて疲れたので、今夜もグッスリと眠れそうですね

2022年8月20日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/19磐梯チャレンジキャンプ3日間

天気:晴れ
気持ちのいい青空が広がっていました。
晴れてはいましたがそれほど暑いという感じではなく、カラッとした暑さで過ごしやすい一日でした。
キャンプ場に到着後は施設のオリエンテーション、その後は樹木オリエンテーリングにカレーライス作り、夜は星空観察と盛りだくさん一日でした。

磐梯チャレンジキャンプが始まりました。
コロナ禍ということもあってか、ドルフィンスポーツアカデミーでは久しぶりのテント泊のキャンプ。
子どもたちも初めてのテント泊の子がほとんどで、さてさてどんなキャンプになることやら?
とは言っても国立の青少年施設内のキャンプ場なので炊事場などの施設もしっかりとしていて、緊急時には室内にも避難できるので安心できるキャンプですね。

今回の参加者は11名。
小回りが利くちょうどいい人数ですね。
みんな朝早くから元気いっぱいに集合場所にやってきました。

東京駅からは新幹線に乗って約1時間半。
あっという間に郡山駅に到着。
そこから磐越西線に乗り換えて30分ほどで目的地の猪苗代駅に降り立ちました。
目の前には東北の名山「磐梯山」がそそり立っています。
天気も上々で、子どもたちの気分も高揚してきたようでした。

施設のマイクロバスに乗車して15分ほどで国立盤台青少年交流の家に到着しました。
まずは施設内の講堂で入所のオリエンテーションを受けます。
10分ほどの施設の使い方やスジの仕方などのビデオを見て、職員の方から簡単な説明を受けます。
ドルフィンスポーツアカデミーのキャンプではあまりない流れに、子どもたちもちょっと戸惑っている感じでしたが、こういった施設の決まりですからこれは仕方ないですね。

そしていよいよテントに移動、施設からテクテクと7~8分坂道を歩いてテントサイトに到着しました。
まだテント割りは決めずにとりあえず中に荷物を入れたところ・・・
「ギャー、中に虫がいる!!!」「クモがいる!!!」「アリもいた!!!」と大騒ぎ。
それは山の中に立っているテントですから、虫の1匹や2匹はいることもありますが、子どもたちにとってはかなりのインパクトだったようです。

どうやら子どもたちはテントのイメージがグランピングのようなきれいで豪華なものだと思っていたようで、呆然としていました。
キャンプ場内にあるテーブルの木のベンチにも座れない子もいて、これはちょっと先が思いやられますね。

施設に戻って昼食、そして再びキャンプ場に戻っていよいよテント生活が始まります。
まずはテント割りをして自分のテントを決めます。
男の子4人とやまちゃんが同じテント。
女の子は最初は高学年3人と低学年4人で分かれる予定でしたが、子どもたちから組み合わせは自由にきめてもいい?とのリクエストがあって、子どもたちで決めてテントに入っていきました。

先ほどはギャーギャー騒いでいましたが、今回は割とすんなり。
そして次のプログラムの説明で木のテーブルの周りに集まりましたが、こちらもみんなすんなりと着席。
やはり子どもの順応力は大したものですね。というかもうあきらめた??

午後の活動はキャンプ場や周辺施設の散策を兼ねて、樹木オリエンテーリングをやりました。
地図を見て番号札のついている木を探し、手元にある木の写真からその木を探し当てるというもの。
これが意外とおもしろく、子どもたちはわいわい言いながら施設の周りを歩き回っていました。

そして夕食作りの時間となりました。
今日のメニューはキャンプの定番カレーライス。
まずは自分たちで使う食器をきれいに洗って、次はカレーライスの材料を手分けして切ります。
みんな食事作りにはかなり積極的で、「やりたいやりたい」と楽しそうにぎこちない手つきで野菜を切っていきました。

野菜を炒めるのに火をつけるときはさらに積極的に。
火をつけてからはみんな面白そうに木をかまどにくべていました。

みんなが一生懸命頑張ってついに美味しそうなカレーライスが完成。
ご飯も美味しく炊けて、もちろんカレーも絶品。
お代わりをする子もいて、たくさん食べていました。

後片付けも準備と同じく、みんなしっかり洗い物を手伝ってくれたので、あっという間に終了
施設の職員さんの洗い物チェックも太鼓判で、みんな嬉しそうでした。
片付け後はそのままお風呂に直行。
団体ごとに時間を区切っての入浴ですので、広いお風呂を独占。
もう少しゆっくりと入りたかった感じはしますが、気持ちよくお風呂に浸かれましたね。

今日は天気がとても良いので、夜はナイトハイクから星空観察に変更。
キャンプ場からテクテク歩いて10分ほど、芝生広場の奥のステージで寝転がって空を見上げました。
目が慣れてくると満天の星空。
気温が下がってきて空気も澄んでいたので、本当にきれいな星空が見られましたね。

テントに戻る前にトイレ、そして寝る準備をして毛布にくるまりました。
怖がっていてなかなか眠れない子もいるかな?と思っていましたが、みんなすぐに爆睡したようです。
明日はお弁当を持ってハイキング、そして夜はバーベキューとボンファイヤー(焚き火)をします。
しっかりと眠って明日も頑張りましょう!

2022年8月19日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama