8/8八ヶ岳ファーブルキャンプ4日間

天気:晴れ時々曇り
雲は多めでしたが青空が広がって、暑い一日となりました。
1日中外で過ごしていましたが、タイミングよく程よく太陽が雲に隠れてくれたので、一日バテずに走り回って過ごすことができました。
今日は午前中に水棲昆虫捕りとタマムシ捕り、午後はカエル釣りとトンボ捕り、そして夜はみんなお楽しみの秘密の場所での虫捕りを楽しみました。

昨晩は早い時間にグッスリと眠った子どもたち。
ここ原村の涼しい(夜は寒いぐらい)空気に包まれて、本当に気持ちよさそうに眠っていました。
5時過ぎぐらいには起きだした子もいて、部屋でひそひそ話しも聞こえてきましたが、深い睡眠をしっかりととっているので大丈夫でしょう。
ちなみに何人かは起こしに行った時も爆睡でした。

そして6時半に子どもたちに声をかけて検温、着替えをして朝のお散歩に出かけました。
見上げると青空が広がっていて、気温も朝からグングンと上がってきています。
今日は暑い日になりそうですね。
そしてもうお馴染みのショートカットルートを通って、自然文化園の林へと向かいました。
子どもたちの狙いはクワガタにカブトムシ、さてさてその成果は??

昨日仕掛けておいたバナナトラップは最後のお楽しみに取っておいて、まずは手前の木から1本1本じっくりと見ていきます。
なかなかお目当ての虫たちには遭遇せず、最後の期待を込めてバナナトラップへ向かっていきました。
その向かう途中の木でカブトムシを発見。
期待が膨らみましたが、バナナトラップでは不発。
最後のトラップでカブトムシのメスのみゲットしました。

40分ほどお散歩&虫探しをしたあとペンションに戻りました。
高原の涼しげな空気がとても気持ち良かったのですが、子どもたちは虫捕りに夢中で、そんなことはまったく感じなかったんでしょうね(笑)

朝食もみんなしっかりととって、着替えそして荷物を準備します。
今日はお昼に戻らないので、忘れ物をしたら大変なことになります。
最後に食堂でしっかりと荷物のチェックをして、車に乗り込んで出発しました。

まずは途中のセブンイレブンで、注文してあったお弁当の引き取り。
そして最初の目的地、水棲昆虫の潜む沼に到着しました。
荷物と虫アミ・虫かごを携えて、沼のへりに荷物を置いてぽんぽこの話しを聞きます。
もう出発時から水遊び用の靴を履いてきたので、みんな喜び勇んで水辺にとりついていきます。

ここでのお目当ては「タイコウチ」。
最初は水棲昆虫のことをよくわからなかった子が多かったようですが、ぽんぽこから網での捕獲方法を教えてもらい網の中で動く姿を見つけると大興奮でした。
水辺で足をつけるくらいだったのが徐々に深みへと進んでいき、このまま水遊びになりそうなところでスタッフから注意を受け、そんなことを繰り返しながらしばらく水棲昆虫に挑んでいました。
後半はトンボ捕りにも夢中になって終了。
最初のエリアではまずまずの成果を上げました。

そして次なるポイントは、これまた子どもたちが楽しみにしていたタマムシ。
タマムシはもともと熱帯の昆虫で、ムッとした暑い日によく飛んでいます。
今日は良さそうな雰囲気。

車が到着した場所は丸太が積んである何の変哲もない広場で、子どもたちは「こんなところにいるの??」といった不思議顔。
するとぽんぽこが説明をしているときに、遠くからタマムシが飛来してきました。
そのとたんに子どもたちは大興奮。
みんな一斉に丸太に駆け寄っていきました。

そしてタマムシを見つけた子どもは大興奮。
それはそのはず、キラキラ七色に光るその姿は遠くから見ても目立ち、まるで宝石を発見したようです。
いつもに比べたら空を飛んでいる数は少なかったものの、1人1匹以上のタマムシの捕獲に成功しました。
生きているタマムシを初めてみる子もいて、虫かごの中に入れたタマムシを眺めてはニヤニヤしていました。

夢中で遊んでいたらもう12時半。
日陰のあるオオムラサキセンターの横の公園に移動して、そこでお弁当となりました。
実はそこもタマムシの隠れスポット。
多いときは10匹ほども取れる時があります。
今日も早速2匹のタマムシを捕まえて、うれしそうに虫かごに追加していました。

昼食後はカブトムシのオブジェに登って遊んだり、タマムシを追いかけたりしてしばらく遊びました。
そして最終ポイントへと向かいました。

残りの時間はカエル釣りとトンボ捕りを楽しみました。
カエル釣りはオレンジの毛糸の疑似餌をピコピコと虫のように動かして、勘違いしたカエルがそれをくわえて釣り上げるというもの。
針もついていないので、釣り上げるとすぐに外れるのでカエルにとってのダメージはなく、子どもたちも釣ったという充足感もあって一石二鳥のプログラムです。
トンボ捕りを希望している子もいたので、それぞれ好きなことをやりながら過ごすこととしました。

太陽を遮る場所がほとんどないところですが、時おり雲が太陽を覆ってくれたので、快適に集中して遊べたのも良かったですね。
カエルはもちろん、トンボも記念撮影後はしっかりリリースして、最後のポイントを後にしました。
一日中走り回ったので、みんなかなり疲れているのかな?と思いきや、車の中でもテンションMAXの子どもたちでした。

ペンションに戻ってお風呂の支度。
そして昨日と同じくもみの湯の温泉に行きました。
ペンションに戻ってからは夕食まで1時間少々ありましたので、夜の虫捕り大作戦に向けて静かに体を休めながら遊んでいました。

そして夕食もしっかりと食べて、19時15分に虫捕りに出発。
ぽんぽこ秘密のその場所は、ペンションから40分ほど車で走るほど遠いところにありまあすが、その分期待値も高く、捕れるときはカブトムシ・クワガタと30匹ほども取れるぐらいのスポット。
みんなの期待も膨らみます。

車を降りて真っ暗な森の中に入っていきます。
ぽんぽこから木の種類と見分け方の話し、そしてカブトクワガタがいそうな場所を教えてもらって、ゆっくりと探しながら木をチェックしていきました。
するといきなりカブトムシを立て続けにゲット。
その後もカブトムシを次々とかごの中に納めていきました。
最後は「メスはもういいや」と、木に残していくほどみんな満足な成果でした。
クワガタがコクワガタやスジクワガタぐらいしか捕れず、ノコギリクワガタやミヤマクワガタがいなかったのが少し残念でしたが、まずまずの成果だったのではないでようか。

ペンションに戻ったらもう22時半前、急いでうがいと手洗い、そして歯を磨いで床につきました。
みんな今日もたくさん遊んだので、今日もぐっすりと寝てくれるでしょう。

ファーブルキャンプも半分を消化。
昆虫に関してはまずまずの成果がありましたので、明日は川遊びにも行きたいと思います。
そして後半はイモリのいる田んぼへ??
明日も盛りだくさん楽しみたいと思います。

2022年8月8日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/7八ヶ岳ファーブルキャンプ4日間

天気:晴れ時々曇り
小淵沢駅に降り立った時は空は雲に覆われていましたが、グングンと標高を上げ原村に近づくにつれ青空が広がってきました。
気温は高め、日なたではジリジリと太陽が肌に突き刺すようですが、日陰に入るとさすが八ヶ岳の高原、心地よい空気に包まれていました。

ドルフィンスポーツアカデミーサマーキャンプの後半戦が始まりました。
夏真っ盛りのこの時期、八ヶ岳原村の高原、そしてその近辺での虫三昧のファーブルキャンプです。
今回は初の試み、いつもの3日間から1日増やして、3泊4日の日程。
1日増えるだけで余裕も出て、今までできなかったプログラムもやっていきたいですね。

今回が2回目・3回目の常連さん、そして4年ぶりに帰ってきた子もいて、たった7名のキャンプですがなかなかおもしろそうな構成となっています。
その中で女の子は1人(スタッフも全員男)、そんな中でも動じずに参加できるのはさすがですね。
新宿駅は日曜日ともあって人出も少なく、のんびりとした感じの受付となりました。
このキャンプの常連さんはもちろん、全員どこかしらのキャンプに参加しているので、緊張感もなくすぐにわいわいと話を始めています。

8時のあずさ号に乗り込み2時間弱、小淵沢駅を目指します。
他の子どもの団体もいて車内は賑やかでしたが、ドルフィンの子どもたちは割と静かに過ごしていました。

山梨に入ったあたりから空は雲に覆われ始め、小淵沢でも曇り空。
そんな中で今回宿泊する「ペンションファーブル」のオーナーでもあり、「昆虫博士&虫捕り名人」のぽんぽこがお出迎え。
送迎車に乗って八ヶ岳原村を目指します。
小淵沢駅ではどんよりと曇り空でしたが、山道をグングン登って原村に近づくにつれ青空の割合が多くなってきました。
なんと7月の3日間コースと全く同じパターン。
これは期待が持てそうです。

ペンションに着いてもまだ10時半過ぎ、ぽんぽこの娘さんのリノちゃんが加わって、8名のメンバーが揃いました。
昼食の前にまずは近くの自然公園、八ヶ岳自然文化園に虫探しを兼ねて散策に出かけました。
日曜日ともあって園内には大勢のお客さんがいましたが、我らファーブルキャンプの子どもたちは、そのお客さんから見たら異様な雰囲気。
虫アミに虫かごを持って、木の上や根元をじっくりと見ながら昆虫を探していきます。

リノちゃんは年長さんとメンバーの中では断トツの一番下ですが、さすがぽんぽこの娘さん。
先頭に立って、他の子どもたちに虫がいそうな場所を案内していきます。
早速カブトムシを見つけた子、その後もノコギリカミキリやクワガタのメスなどを次々と見つけていきます。
なかなか虫が見つからない昼間でしたが、まずまずのウォーミングアップとなりました。

小一時間ほど散策をしてペンションに戻り、キャンプ最初の昼食となりました。
最初のメニューはみんな大好きなカレーライス。
かなりの勢いでお代わりをする子が続出。
これは今回の子たちはかなり食べそうな雰囲気が・・・

食後は少しお腹を落ち着かせてから、いよいよ名人ぽんぽこを加えての本格的な昆虫採集のスタート。
ぽんぽこを先頭に、先ほどにも増してゆっくりと気を一本一本チェックしていきます。
ここでも慣れている子はさすが。
他の子が見逃している木や根元からカブトムシやカミキリなどを発見。
何匹か捕まえていたので、他の子にも分けてあげていました。

ぽんぽこが持ってきたバナナを発酵させてものを虫が集まりそうな木に塗って、何カ所かトラップも仕掛けました。
これは夜、そして明日朝のお楽しみ。
池の周りではトンボを追いかけたりして、虫捕りを楽しみました。
それほど多くはありませんが、少しずつ子どもたちのかごの中の虫が増えていきました。

15時過ぎにペンションに戻ってお風呂の準備をします。
今日の温泉はペンションから車で5分ほどの「もみの湯」。
日曜日で混んでるかな?と思いましたが、時間も早かったこともあってそれほどお客さんもおらゆっくりと湯船に浸かることができました。
あがる頃にはぞろぞろと他のお客さんもやってきて、徐々に混みだしてきました。
タイミングよかったですね。

ペンションに戻ったら夕食までは自由時間。
のんびりと体を休めながら、夜の活動に備えます。
ゆっくりと横になって本を読んだり、UNOをしたり、いつの間にか初めて会った子同士でも仲良く遊びだしていました。
少人数のキャンプならではでしたね。

そして夕食も昼食同様、怒涛のおかわりの連続。
みんな本当によく食べるので、ぽんぽこも驚いていました。

少し休憩をしてお腹を休ませて、夜の虫捕りに出かけました。
もちろん目指すは昼間仕掛けたバナナトラップ。
ヘッドランプ・懐中電灯を持ってお目当ての木に向かっていきました。

ちょうどこの時期は、公園内の野外ステージで「星空の映画祭」をやっていて遠くから音や声が聞こえてきますが、子どもたちはそんなことにはまったく興味を示さず、ライトで木を照らしながらカブトムシやクワガタを探していました。
ここでも何匹かのカブトムシ、そしてバナナトラップにはスジクワガタやコクワガタなども何匹か捕獲しました。
明日の朝も散歩がてら公園を歩きます。
明るくなってくるとミヤマクワガタも捕獲するチャンスがあるとのこと。
楽しみですね。

ペンションに戻って就寝準備。
今日は朝早くの集合で疲れていること、そして明日は終日遠征虫捕りとなるので準備ができ次第就寝となりました。
最初はひそひそと話し声が聞こえていましたが、すぐにその声も聞こえなくなりました。
天気予報はどんどん良い方向に変わってきて、最終日まで晴れ予報が続くようになりました。
明日も太陽の下、楽しんでいきたいと思います。

2022年8月7日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/3式根島アドベンチャーキャンプ4日間

天気:晴れ
今日も朝から青空が広がっていました。
キャンプ期間中、本当に天気に恵まれました。
風は昨日よりも弱まり、午前中は最後の海遊びを楽しみ、午後はお土産を買って帰途につきました。

式根島アドベンチャーキャンプ4日間コースの最終日を迎えました。
昨日の夜から男子チームは朝の温泉の計画を立てていて、早起きして出かけていきました。
男の子の数名と女子チームはゆっくりとお休み、最終日の海遊びに備えていました。

すると出かけて30分もしないうちに温泉チームが帰宅。
話しを聞けば、本日は月に1度の湯船の高圧洗浄の日で、露天風呂のお湯をすべて抜いて掃除をしていたとのこと。
どうやら大当たりの日に当たったみたいです。
まあこの分のパワーは海に取っておきましょう。

いつものように7時半に朝食。
みんなキャンプに馴れてきたので、ほとんど残さずに、また食べた後の片付けもきちんとして部屋に戻って決ました。
子どもたちはそうしたことから少しずつ成長していってます。

食事の後は荷物の片付け、そして食堂に荷物を移動して最後の海遊びに出かけます。
ここでもテキパキと動いて、予定の8時半に出発することができました。
今日は初日と同じ石白荘の目の前の石白海岸。
宿の目の前ですので、最終日でも効率的に時間を目いっぱい使うことができます。

海岸に降りてまずはベースを確保します。
まだこの時間は潮が満ちていて、初日の景色とはまったく違った景色が広がっています。
温泉のように温かったたまりももちろん海の中。
その砂浜に向かうにも、ひざ~腰ぐらい海に浸かりながら移動していきます。
そんな状況ですから、スタート時間にはもちろん我々の貸し切り状態。
きれいな小さな砂浜を独り占めです。

準備体操の後、まずは水に体を慣らすために海に入っていきます。
ここのエリアは周りを大きな岩に囲まれているので波は穏やか。
それでも昨日からの風で海の水がかきまわされているので、水温は少し低めかな?といった感じでした。

体を慣らした後はライフジャケットを着けずに、浅いところで潜る練習。
カマキリからやり方を教わって、それぞれ海に潜る練習をしていきます。
そこまでやって一旦休憩、丘に上がって体を温めながら水分補給、そしてアメを口にしてしばらく過ごしました。

休憩後はいよいよ沖まで遠征です。
ちょっと不安な子はライフジャケットを装着し、スタッフに囲まれて沖まで移動していきました。
ライフジャケットをはずすともちろん安全度はさがりますが、海に潜れる分海の中を3D的に見ることができ海での楽しみ方が格段にあがります。
何度も何度も潜りにチャレンジしている子もいました。

人数確認をおこないながら、徐々に場所を移動。
みんなシュノーケルの使い方もうまくなってきて、安心して見ていられるようになりましたね。
もちろん今日もカマキリが捕まえたイシガキフグとの記念撮影。
そして今日はかわいいハコフグとも写真に納まることができました。

しばらくスノーケリングを楽しんで浜に上がります。
その頃になるとだいぶ潮が引いてきて、一般のお客さんもチラホラと浜に入ってきました。
温泉エリアもだいぶ引いてきて、場所によってはかなり温かくなっていて、冷えた体を温めていました。
先ほどまでしっかりと海に入っていたので、残りの時間も海には入らず、浜辺で遊びながら最後の海を楽しんでいました。

民宿に戻って海道具を干し、シャワー。
そして玄関前で最後の食事(お弁当)を食べました。
その後はこれまたお楽しみのお土産タイム。
何軒かあるお土産屋さんをはしごして、みんな好きなものを買ったり、飲み物を買って民宿に戻りました。
干してあった海道具を片付けてパッキング、車に荷物を積んで港へ向かいました。

お世話になった民宿のおじさんとお別れをして海を眺めているとウミガメが。それも2匹も。
みんなの見送りをするように、時おり顔を水面から出してその場でしばらく悠々と泳いでいました。
ほかにもイカの赤ちゃんも登場。
最後にみんなで盛り上がっていました。

船の中では席をまたいでUNOをしたり、今回初めて会った子とも最後まで仲良く過ごしていました。
羽目を外しすぎて注意を受ける場面も多々ありましたが、みんな仲良くそして楽しそうに過ごせたのではないかと思います。

式根島アドベンチャーキャンプ4日間コースが終了しました。
その前の5日間コースからずっと天気にも恵まれて、最高の海遊びができました。
そして全員体調を崩すこともなくキャンプ期間中を過ごしてくれたことが、何よりも喜ばしいことです。
まだまだ夏休みは続きます。
この後もたくさん遊んでたくさん笑って、コロナに負けない免疫力を高めていってください。
それではまたどこかのキャンプで会いましょう!

式根島アドベンチャーキャンプ4日間コース ディレクター小山丈二(ゆうえんち)

2022年8月3日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/2式根島アドベンチャーキャンプ4日間

天気:晴れ時々曇り
午前中は雲が多く出る時間もありましたが、午後になるとまた太陽が中心のお天気となりました。
気温は高めではありましたが、風もあったので比較的過ごしやすい一日でした。
今日は午前中は中の浦でスノーケリング、その後で神引展望台~地鉈温泉と一日中いろいろな場所で遊びました。

昨日はグッスリと眠りについた子どもたち。
疲れもすっかり取れたようで、朝食時間にはみんな元気な顔で食堂に集まってきました。
空には雲は多めでしたが夏の太陽がギラギラと輝いていました。
今日も暑そうです。
ただ西風が強く吹いていたので、今日も風を受ける側の海は波入っているようでした。

朝食もしっかりと食べて活動の準備をします。
今日は朝出発したら夕方まで帰ってこないので、忘れ物がないように入念にチェックをして出発しました。

最初の目的地は中の浦海岸。
ここは式根島にいくつかある海水浴場の一つで、売店やビーチパラソルなどもあって一般のお客さんも多く訪れ滑所ですが、浜から少し入ると急に水深も深くなって大小様々な魚が見られるスノーケリングの絶好ポイントでもあります。
石白荘からは島の反対側に位置しているので、行きは車での送迎となりました。
(ちなみに式根島の周囲は12kmほどなので、歩いてもどこにでも行ける距離です)

民宿から第一便が8時半に出発。
車で10分ほどで中の浦海岸に到着しました。
到着したら木陰でしばし休憩、第二便の到着を待ちます。
そうして全員が揃ったら坂道をテクテクと下って海岸に到着。
まだ早い時間とあってお客さんはまばら、監視小屋の横のスペースに荷物を置いて準備をしました。

石白側と違いこちらは西からの風の影響を受けるため、海側からのうねりがあり、水もかき回されているのでいつもよりも濁り気味でした。
(と言っても海の底までしっかりと見えるぐらい透き通っているのは、さすが式根島です)
まずはライフジャケットのみをつけて水温チェック。
昨日の石白海岸に比べて水がかき回されている分冷たく感じます。
また風も強く吹いていて、時おり雲で太陽が隠されたときは水から上がると寒いぐらいでした。

まあ炎天下での活動に比べたら体力的には負担が少ないのもいいですね。
太陽が出ている時間と隠れている時間が程よく、気持ちよくスノーケリングができました。
ただ波が少し出ていたので、ライフジャケットを脱いで潜ることが難しく、全員装着してのスノーケリングとなりました。

一旦休憩後は軽くおやつ。
魚肉ソーセージが子どもたちに1本ずつ配られました。
実はこのソーセージがポイント。
半分食べて残りの半分は魚たちの餌に。
休憩後のスノーケリングでは、みんなポケットに残り半分のソーセージを忍ばせて、沖へと泳ぎだしていきました。

みんなで近くに寄ってスタンバイ。
魚たちはソーセージの匂いにつられてか、どんどん集まってきます。
子どもたちがソーセージをちぎって手から離すと、我先にと魚たちが食いついていきます。
大小様々な魚が集まってくる姿は圧巻!15分ほど魚と戯れて岸に戻りました。

中の浦海岸は相変わらず波が立っていて、午後もライフジャケットは外せないとのことで早めに切り上げ。
中の浦海岸の駐車場での昼食となりました。
今日の昼食は式根島キャンプ恒例の「菓子パン争奪ジャンケン大会」が始まりました。
今回の1番人気はメロンパン、4個しかないところを11人で壮絶なジャンケンバトルが繰り広げられました。

そして菓子パンとカロリーメイト(こちらもじゃんけん大会)の食事を終え、次なる目的地、神引展望台を目指しました。
20分ぐらいの距離を歩いて神引の駐車場からは岩場の登り、そして展望台に到着すると圧巻の景色が広がっていました。
湿気が多いのか遠くが霞んでいて、大島までは見えませんでしたが、北方向には新島から利島、南側には神津島も見え、先ほど遊んでいた中の浦海岸も足元に見えます。
海には白波が立っていて風の強さがうかがえます。

しばらく佇んで、写真撮影も終え、次なる目的地に向かって歩き出します。
今日は盛りだくさんのプログラムで、次なる目的地は超ワイルドな温泉、地鉈温泉へと40分ほど歩いて行きました。
地鉈温泉は熱い源泉と海の水が混ざって適温となります。
満潮時は入れる範囲が広いのですが、この時間はほぼ海に近いところでなければ熱すぎて入れません。
スタッフで入念にチェックをして、入る場所を決めての入浴となりました。

すぐ横は波が打ち付ける海、結局子どもたちはそちらの方に興味津々。
徐々に海に進出していって、最後は海の中で波に翻弄されながらギャーギャー言いながら楽しんでいました。
あまりに楽しそうだったのであがるタイミングをなかなか言い出せず、結局は1時間半ほど温泉(海?)を楽しみました。

民宿に戻って海用具の片付け、そして夕食までのんびりと過ごしました。
夕食もほとんど残さずにしっかりと食べて夜のプログラム。
今日は釣りチームと、神引展望台の星座観察&雅湯での足湯チームに分かれて行動しました。

星座観察チームは車で神引展望台へ。
最初は曇りがちのそらでしたが、展望台に着いて空を見上げていると徐々に雲が途切れ、満天の星空が広がりだしました。
周りには明かりがないので、目が慣れてくるとさらに星が見えてきて、みんな楽しそうに空を眺めていました。
その後の温泉ものんびりと気持ちよく浸かり、近くで釣りをやっている、釣りチームの様子を見に行くことにしました。

そして釣りチーム。
いつもの式根港の堤防で糸を垂らすと、なんと初っ端に伊勢海老が釣れました!(もちろんこれば写真を撮ってすぐにリリース)
その後もミノカサゴにヤガラ、そしてイサキやその他もろもろと、昨日以上に種類も数もたくさん釣れました。
明日帰るので、釣った魚はすぐにリリース。
釣りチームも最後の晩に大満足でした。

民宿に戻って寝る準備、そして就寝となりました。
明日は最終日、午前中は最後の海遊び、そして午後はお土産を買って帰ります。
全員健康状況も良好、明日も思い切り遊んできます!

2022年8月2日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/1式根島アドベンチャーキャンプ4日間

天気:晴れ時々曇り
夏本番の暑い一日でした。
午後になると時おり雲が太陽を隠しましたが、それが体にとって負担が少なく最後まで集中が途切れることなく海で過ごすことができました。
本日は島の西側にうねりが入っていたので、午前午後と石白海岸でのスノーケリングを楽しみました。

式根島アドベンチャーキャンプ4日間コースが始まりました。
2名は5日間コースとの連続参加になるので、竹芝には9名の子どもたちが集まってきました。
ほとんどの子が常連さん、そしてその友達ということもあって、みんなワイワイと楽しそうに話をしていました。

乗船を済ませて予約をしている特2等の寝室へ向かいます。
この特2等は寝台列車のような形状をしている個室となっており、子どもたちは更新して喜んで荷物を個室に入れていました。
そしてお見送りのお父さん母さんとのお別れに、デッキに出て見えなくなるまで手を振っていました。
その後でさらに上の階に行き、レインボーブリッジの下をくぐるまで夜景を楽しんでいました。

そうして早めに(とはいってももう23時半前ですが)寝室に戻り、歯磨きやトイレを済ませて就寝となりました。
ところが寝付けない子が何人かいて、最終的には明け方にスタッフと日の出を見て、最後は何とか床につきました。

7時前に全員起床して、5階のデッキで朝食となりました。
みんな寝不足か、朝からの蒸し暑さか、ちょっと食欲はありませんでしたが、検温では全員OK。
それでも新島を出て式根島に向かうと、徐々に近づいてくる式根島に興奮。
そして泳いでいるウミガメを発見して興奮。
だんだんいつもの元気を取り戻してきたようです。

式根島野伏港では、5日間コースからの連続参加の二人、そしてスタッフのカマキリ、ミーニがお迎えに来てくれてここで全員集合。
全員そろっての記念写真を撮ったあとで、送迎車で民宿に向かいました。

民宿に到着して部屋に荷物を置いて、すぐに食堂に集まってキャンプでの過ごし方などのお話しをしました。
今回は特にコロナ感染が爆発していることから、自分が罹患しないことはもちろんですが、濃厚接触者にならないためのマスク着用が大切になっています。
特に室内では徹底的にマスクをつけるということで、子どもたちにはいくつかの不便をお願いすることになりますが、その分海では徹底的に楽しみましょう。

船の到着が8時と早かったので、この時点でもまだ9時頃。
ほぼ1日丸々遊べるので効率がいいですね。
今日は本当は大浦海岸でスノーケルの予定でしたが、西風の影響でかなり波が高いということで急遽,宿泊する石白荘近くの石白海岸で遊ぶことにしました。

石白海岸は波もそれほどなく、多少は濁っていましたがそれでもきれいな水に魚もたくさんいて、子どもたちは最初からテンションMAX。
寝不足もなんのその、みんな元気に海に飛び出していきました。
まずはカマキリからマスクとシュノーケルの装着方法や使い方、そしてスノーケル中の安全確認のサインの方法などを教わりました。

そしてライフジャケットを装着してスノーケルを楽しみました。
ライフジャケットを着ていると潜ることはできませんが、安全に海を漂うことができます。
慣れてきた子から徐々にライフジャケットを外して、潜りも楽しんでいきます。

しばらく遊んで一旦民宿に戻って昼食となりました。
今日はお弁当、キャンプではお馴染みの人気の「島のり弁当」をみんなおいしそうに頬張っていました。
民宿のまわりの日陰でしばらく休憩。
そして午後の海遊びを、ふたたび石白海岸で始めました。

午後は最大干潮の時間も重なって、奥の浜からのアプローチ。
5日間コースから連続の二人はライフジャケットを外してのスタートとなりました。
今日来た子たちも明日からはどんどんライフジャケットを外していきます。

途中で大きなイシガキフグを捕まえて、みんなで記念撮影。
そして色とりどりの魚を眺めたりしながら、みんなスイスイと自由に海を移動できるようになってきています。
当初は寝不足の疲れも考慮して早めに切り上げる予定でしたが、結局15時過ぎまでたっぷりと初日の海を楽しみました。
途中、今日の午後ジェット船で東京に戻るミーニとお別れ。

そのあとで温泉に聞きましが、子どもたちは温泉に浸かるよりも、ボルダリング遊びに夢中でした。
民宿に戻って海道具を片付けて、水着やラッシュガードを水洗いし、シャワーを浴びてのんびりと過ごしていました。

そして夕食、民宿の素朴な家庭料理のおかず。
みんなかなりの食欲で、電子ジャーのお米がほぼなくなるぐらいおかわりをしていました。
食欲もすっかりと戻ったようです。

まだまだ終わりません。
夜は子どもたち全員が釣りを希望したので、近くの式根港の堤防へ行きました。
最初にカマキリが釣り方の説明をして見本で糸をたらしたら、なんといきなりヒット!
サイズは小ぶりながらイサキがヒットしました。

その後は子どもたちが順番に釣りを始めて、立て続けにヒット。
徐々にバケツが埋まっていきました。
潮目があまり良くなかったのか、その後はあまり釣果があがりませんでしたが、それでもみんな夢中に釣りを楽しんでいました。

時間はもうすでに21時半過ぎ、急いで民宿に戻って就寝となりました。
さすがに今日はグッスリと眠ってくれることでしょう。
明日は中の浦海岸に遠征して終日海遊び、そして神引展望台に地鉈温泉にも寄っていく予定です。
だだ明日の風や海の状況も判断して、臨機応変に楽しんでいきたいと思います。

2022年8月1日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

7/31式根島アドベンチャーキャンプ5日間

天候:晴れ

式根島アドベンチャーキャンプも最終日の朝を迎えました。今日も朝から晴れ、 早朝からクマゼミの大合唱が始まり目を覚まします。

朝食前に干した水着や海の道具を取り込んで荷物のほとんどが片付きました。

朝食を済ませ、商店が開店すると同時にお土産を買いにいきました。

忘れ物をチェックして宿の女将さんに挨拶をして港へ行って船を待ちます。
明日から始まる4日間のコースへ残る子2名とスタッフ2名がお見送り。

涙の出航。とはならずに笑顔で元気に帰っていきました。

今回は期間中、天候に恵まれて炎天下のなか海に入っている時間がとても長く疲 労も相当だと思いますが子どもたちは体調を崩すことなく元気に過ごしました。

青い海、白い雲。
美しい島の情景の中に響く仲間たちの歓声は、いつまでも心のなかでこだまして いくことでしょう。

<式根島キャンププログラムディレクター:秋山和正(カマキリ)>

2022年7月31日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

7/30式根島アドベンチャーキャンプ5日間

天候:晴れ

今日も朝から晴れましたが風が昨日までと変わりました。波が少し出る予報です。

起床から朝食、そして出発までの流れも慣れてスムーズです。今日は泊港という 美しい浜のある海岸に行きます。ここは遠浅で外洋が波が高くとも穏やかな入り 江になっています。

初めに体を慣らすために水浴びをしていたらだんだんエスカレートしてスタッフ の肩に乗ってから水中に投げ込まれるなどして、いわゆる普通のレジャー海水浴 状態でしたが、これが楽しいのです。

アクティブモードにみんながなったので、ここで飛び込みタイム。入り江の中に 5mほどの岩がぽっつりとあるので、そこまで泳いでいき岩によじ登って、3mほ どの高さからみんな思い思いに、そして何度も飛び込んで歓声を上げていまし た。今回は昼間が干潮の時間帯のためそれ以上の高さは水深が足りない場所のた め今回はおあずけ、満潮の時にまたチャレンジしましょう。

その後は背がたつほどの水深のところで、全員ライフジャケットを外して潜る練 習をしました。スノーケルに入った水を浮上時に排出するスノーケルクリアーも 様になってきました。大きなナマコやウミウシなどを海底から持ってきて観察し ていました。

外洋が波が高いためか入り江の中も海水が交換されて昨日までよりも水温は下が りましたが晴れているため水から上がって少し休めばすぐに暖かくなります。

お昼には場所を移動して一昨日に来た大浦海岸にまたやってきました。ここは人 気のある泊港より人が少なく、プライベートビーチのようですが東屋やトイレ、 シャワーがありますので、ここで昼食。
メニューはオープンサンド、ハムやチーズ、ツナコーン、レタスなどをお好みで はさんで食べるのですがパン1枚目から欲張って全部乗せをやった子もいまし た、スタッフの「絶対落とすからやめとけ!」の警告も「大丈夫」の一点張り、 結果は予想の通り引力の勝ち。

午後になるとさらに波も高くなりスノーケリングもSUPも難しい感じになって きましたが、一か所、岩に囲まれて池のようになっている場所があるのでそこで 思い思いにスノーケリングやSUPで遊んだりすることにしました。

帰りはまた島の反対側の温泉へ、今日はとても熱く、入れない子もいたので隣の 海中温泉へ、ここでも結局入浴はせず、波打ち際で波をかぶって遊んでいました。

宿に帰り今日で海遊びはおしまいなので海の用具や水着などを水で洗って干しま した。

最後の夕食はバーベキューです、厚切りの肉、エビやホタテ、子どもたちの好き なフランクフルトソーセージやトウモロコシなど、目の前の畑でとれたトマトや キュウリもいただき大人気でした。

明日は午前中の船で出発なので今夜できるだけ片づけして就寝です。

2022年7月30日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

7/30八ヶ岳ファーブルキャンプ3日間

天気:晴れ時々曇り
本日も朝から夏空が広がっていました。
原村にしてはかなり気温も高く、うだるような暑さとなりました。
本日は室内プログラムがメイン。
午前中は標本づくり、そして午後はプラネタリウム見学とお土産を買いました。

最終日の朝、今日も外には夏空が広がっていました。
昨晩ももちろん涼しく、子どもたちは今日もぐっすりと気持ちよさそうに眠っていました。
今朝は朝のお散歩は取りやめて、7時ぐらいまでゆっくりと寝かせてあげることにしました。

朝起こして検温。
今日もみんな以上なく、体調も良さそうです。
眠りも深かったので、その分目覚めもすっきりとしている様子でした。
今日は最終日、外で走り回るプログラムはないので、帰る服に着替えて荷物の片づけをします。
3人だけの部屋ですが、荷物はいつも戦争状態。
小学生二人は自分の荷物は自分で片付け、年長さんはゆうえんちの部屋にとりあえずバラバラの荷物も運んで、そこで荷物を片付けます。

最後の朝食もしっかりと食べて、その後も引き続き荷物整理。
思っていたよりもみんなしっかりと動いていて、予定の時間よりもだいぶ前にお部屋がきれいになりました。
荷物を1階の居間ダイニングに移動。
そして8時半ごろには標本づくりが始まりました。

今回はそれぞれが捕まえたくさんの昆虫からセレクトしての標本ですから、それぞれ昆虫が異なり、オリジナリティー溢れる標本となります。
まずはぽんぽこから作り方の手順やコツを教わり、それぞれピンセットや待ち針で形を整えて、それを待ち針で固定していきます。
これがなかなかの細かい作業で、小さい子はすぐに飽きが来てしまいますが、小学生の二人はもちろん、年長さんも集中力を途切れさせずに何匹も作っていきました。
結局それぞれが5~6体の標本を作って、満足そうに写真撮影をしました。
(みんな表情が硬い・・・)

お昼ごはんまではまだ時間があったので、いつもの自然文化園に最後のお散歩に出かけました。
もう子どもたちはどこの木に虫がいるのかも熟知していて、何も言わなくても楽しそうに走り回っていました。
土曜日ということで、昨日までと比べてお客さんがたくさん訪れていましたが、虫を目的にしているのは我々だけ。
ものすごく暑い中、ほんの40分程でしたが、巨大カブトムシを含む2匹のカブトムシをゲットしました。

ホテルに戻って最後の昼食、みんな最後までしっかりと食べていました。
そして午後のプログラム。
昆虫はもうたっぷりと捕ったので、最後は文化的なプログラムでの締めとなりました。
毎度おなじみの文化園にて、プラネタリウム見学とお土産の購入。
でもやっぱり林の中を走り回っている子どもたちの方が、生き生きとしていましたね。

ペンションに戻って、出発までの30分間リノちゃんを含めて4人で楽しそうに遊んでいました。
そしてお世話になったペンションのお母さんとリノちゃんとお別れをして、ペンションを後にしました。
小淵沢から列車に乗って、甲府駅で兄弟二人とお別れ。
帰り際に「来年は何泊のキャンプに行くの?」と名残惜しそうに最後の言葉を交わしていました。

八ヶ岳ファーブルキャンプ3日間が終了しました。
当初心配していた天気にも恵まれ、それ以上に本当にたくさんの昆虫を捕まえることができて大満足の3日間でしたね。
人数が少ない分それだけに目立ってしまうので、ゆうえんちから叱られることも多々ありましたが、みんな楽しそうに走り回っていたのが印象的です。
来年も是非参加してくださいね。

八ヶ岳ファーブルキャンプ3日間 ディレクター小山丈二(ゆうえんち)

2022年7月30日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

7/29式根島アドベンチャーキャンプ5日間

天候:快晴

昨晩は快適な部屋でぐっすり眠った子どもたち、起こしに行くまで寝ていた子も いました。
朝食を食べて海に行く準備をしますが昨日よりスムーズに準備ができてきまし た。朝から雲一つない快晴でぐんぐん気温も上がってきます。絶好の海日和です。

昨日とは違う中ノ浦海岸というところへ今日は向かいます。ここは潮通しがよく 水温は大浦海岸よりも低いことが多いのですが透明度と魚影の濃さで定評があり ます。

はやる気持ちを抑えてしっかりと準備体操と装備チェック、今回持参したスノー ケルが合わず、現地でレンタルすることになった子もいますが準備は万端

海を覗くと昨日とは違い海岸からすぐに深くなり、イスズミの群れや大型のハマ フエフキが悠々と泳いでいて子どもたちもスノーケル越しに言葉にならない歓声 をあげて興奮しています。
マスクやスノーケル、フィンといった用具もうまく使えるようになり、海の中を 観察する余裕もできてたようで保護色の魚も見つけてスタッフに教えてくれたり していました。

スタッフも負けじと得意技のフグの手づかみを披露して大きなハリセンボンの仲 間であるイシガキフグを捕まえました。水を吸って大きく膨らんだかわいい姿に 一緒に記念撮影をしたいという子が続出して、一人ひとりフグとツーショット

休憩をはさみ、今度は行動食の魚肉ソーセージを半分は食べて、半分は海に持ち 込んで細かくちぎって流すと目の色を変えた魚たちがたくさん集まり手の届くと ころまで来てくれます。6~70㎝はあるハマフエフキも突進してきて迫力満点の 魚の餌付けタイムでした。

昼食はいろいろな種類の菓子パン祭り、恒例のじゃんけん大会で自分の希望のパ ンをゲットしていきます。今回の一番人気はチョコとクリームの2色パンでした。

午後はサポート用に用意したSUP「スタンドアップパドル」に乗りたい希望が あったのでスノーケリング組とSUP組に分かれました。

スノーケリング組はライフジャケットを外して挑戦しました。中学生は結構な深 さまで潜れるようになってきています。潜れるようになると海も立体的になるの でより楽しさが増します。ジャックナイフ潜行や耳抜き、浮上時の注意点、ス ノーケルクリアなど、スキンダイビング(素潜り)技術も必要になってきます。

SUP組は数名で自力でパドルを漕いでSUPに乗ったり、SUPから飛び込んだり、み んなで一緒に立ってみたり、いろいろなアクティブな遊びをしていました。

十分に海で遊んだので午後は早めに海から上がり近くの神引展望台に登りまし た。天気も良かったので伊豆七島の大展望です。
その後はまた島の反対まで歩いて海から湧いている足付温泉へ。ここでも温泉と いうよりほとんど海の波で遊んでいました。

海用具を干したり片づけをして夕食までシャワーを浴びたりゆっくりです。ス タッフは夕食づくりでバタバタ。

夕食は今日も宿の庭でアウトドア気分でパスタ祭り、いくつかの種類のパスタを 作りましたが一番人気はカルボナーラでした。

夜のプログラムは宿でゆっくり過ごす組と釣り組の5名と6名に分かれることにな りました。

釣りは定番のサビキ釣りを最初は行いましたが水面にたくさんのダツが群れて他 の魚が集まらなかったので途中から胴付き仕掛けの餌釣りに変更していろいろな 種類の魚を釣りました。小さい魚は逃がしましたが食べられそうな大きさの魚は 持ち帰って明日の夕食にしようと思います。

今日も1日、本当によく活動して疲れも相当です。しっかり眠って回復しなけれ ばいけませんね。

2022年7月29日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

7/29八ヶ岳ファーブルキャンプ3日間

天気:晴れ夕方に時々曇り
朝からスカッとした夏空が広がっていました。
気温もグングン上昇、昼間の活動時間はうだるような暑さとなりました。
心配していた夕立も発生せず、朝から夜遅くまで虫を追いかけまわしました。

さすがに標高1,000mを超える八ヶ岳原村の朝、ひんやりと気持ちのいい空気に包まれていました。
夜は布団をかけないと寒いぐらい。
朝方子どもたちの様子を見に行くと、全員布団にくるまってぐっすりと爆睡していました。

空は雲一つない青空が広がってます。
今日は一日晴れ予報、気温もグングン上昇するので暑さ対策をしっかりとして活動に臨みます。
朝6時半に子どもたちを起こして、自然文化園にお散歩に出かけました。
もちろん昆虫探しがメインとなりますので、虫アミと虫かごは欠かせません。

ひんやりとした空気は最高に気持ち良かったのですが、差すような日差しは今日の猛暑を予感させます。
虫がいそうな木を一本ずつチェックしていきますが、昨晩の雷雨で樹液が流されてしまったのか、お目当ての昆虫たちは姿を現してくれません。
それでもノコギリカミキリを2匹をゲット。
またコレクションが増えました。

ペンションに戻ったら朝食、しっかりと食べて活動に備えます。
今日は車で虫探しの遠征。
1日中、虫がいるポイントを巡りながら動いていきます。
途中ペンションには戻りませんので、忘れ物のないよう荷物をチェックしました。
そしてみんな頑張って支度をして、8時45分にはペンションを後にしました。

最初のポイントは水棲昆虫の池。
ポンポコの指導を受けて、アミでガサガサゴソゴソと水中をすくっていきます。
最初はなかなかうまくいきませんが、慣れてくるといろいろな昆虫がかかってきました。
この水棲昆虫狙いの子は、興奮しながら夢中にアミを動かしていました。
結局タイコウチやミズカマキリなど、お目当てのものをたくさん捕まえて大満足でした。

次に向かうはタマムシポイント。
タマムシは南国の虫で、ムッとした暑い日によく現れます。
今日は最高のコンディションかな?
途中のコンビニで昼食のおにぎりを購入して、お馴染みのタマムシポイントに到着。

水棲昆虫の池で動き回っていた年長さんはちょっとお疲れ気味だったので、ゆうえんちと車の中でお休み。
小学生2人は、ぽんぽことタマムシを追いかけていました。
最高のコンディションと思いきや、それほど多くのタマムシはいませんでしたが、何とか合計7~8匹はゲットすることができました。
タマムシは飼うことがかなり困難とのことですので、こちらは標本となります。

そして近くのオオムラサキセンター近くの公園に移動。
ここで先ほど手に入れたおにぎりの昼食となりました。
木陰のベンチとテーブルを確保して、セミの声を聴きながらおにぎりをほおばりました。
ここにもタマムシや他の昆虫も飛んできます。
子どもたちはおにぎりそっちのけで、虫の動きが気になるようです。
食後はまたまた虫を追いかけていました。

しばらく遊んだら、最後にカエル釣りを楽しみました。
もうすでにたくさんの昆虫を手に入れて、あとは夜のカブトムシ大作戦のみ。
ということで一旦虫捕りはお休みして、ぽんぽこからカエル釣りを教わりました。
釣りといっても昆虫に見せかけた疑似餌を、カエルの目の前で小刻みに動かしてそれをくわえさせるだけのもの。

針を使わないのですぐにカエルを放すこともでき、子どもたちは夢中になって楽しんでいました。
トンボもたくさん飛んでいたので、後半はトンボ捕りに興じていました。
ここで時間は15時頃、今日は朝から激しく動き回っていたので早めに戻って温泉に行くことに。
温泉から上がってペンションに戻ったら、夜の虫捕りのために夕飯まで1時間ほどお昼寝をしました。

そして夕飯、今日はみんなたくさん動き回ったのでしっかり食べていましたね。
少しの時間でしたがお昼寝もしたので、夜の虫捕りに向かっての気力も出てきていました。

夕食後、19時にペンションを出発。
車に乗って40分ほどの遠征、ぽんぽこ秘密の虫捕りスポットに到着しました。
最近は知れ渡ってきて、週末になるとライバルが大勢来ることもありますが、今日は誰もいなくて思うままに虫捕りを楽しめそうです。
カブトムシがいそうな木を1本1本入念にチェックをして歩いていきますが、立て続けにカブトムシを数匹捕まえることができて子どもたちも大興奮でした。

帰り道にカブトムシがよく出現するというファミリーマートに寄って、ぽんぽこからアイスクリームをおごってもらって夜の虫捕り大作戦が終了しました。
帰りの車の中ではみんなぐっすり。
夜22時前にペンションに着いて、急いで寝る準備をして就寝となりました。
みんなあっという間に爆睡です。

明日はもう最終日。
午前中は恒例の標本づくり。
今回は子どもたち自身が捕ったたくさんの昆虫から自らがチョイスした標本になりますので、オリジナリティー溢れる作品となりそうです。
午後は子どもたちとやることを決めて過ごします。
例年ですとプラネタリウム見学からのお土産となりますが、今年はどうなるのでしょうか??

2022年7月29日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama