12/25黒姫コース

天気;晴れのち曇り
現地到着時は気持ちのいい青空が広がっていました。
スキー開始の頃には雲に覆われましたが、気温が終始低めでしたので最高のコンディションの中、今年最初のスキーを楽しめました。

一昨日出発した志賀高原コースに続き、黒姫アドバンスコースのスタートです。
今年は12月に入ってからあちこちでドカ雪が降り、目的地の黒姫高原スノーパークもたっぷりの雪が迎えてくれそう。
楽しみですね。

東京駅での集合はいつも通りの早朝。
午後一番からしっかりと滑るために、早めの集合となりました。
お見送りの保護者の皆様、朝早くからありがとうございました。

アドバンスコースはスキー経験者ばかりで、毎年おなじみの常連さんも大勢きています。
今年はそのお友達も大勢参加してくれて、参加者25名ほどとちょうどまとまりの良い人数での出発となりました。
新幹線のホームに移動したらちょうど乗車する新幹線がホームに到着。

すぐに乗車することができて、車内では朝食をとったりさっそく遊びだしたりと、それぞれの時間を過ごしました。
とは言ってもほとんど駅に止まらない「かがやき号」ですから、ゆっくり遊ぶ間もなく長野駅に到着。
そこからのしなの鉄道の乗り換えに少し時間があったので、寒いホームへの移動はギリギリまで遅らせて、駅構内でのんびりと過ごしました。

そこからはしなの鉄道のローカル線に乗り換えて40分ほど。
徐々に増えていく車窓の積雪に興奮しながら、また乗降車の際にはドアを手で空けるなど東京の列車では考えられないようなローカル度にも子どもたちは喜んでいました。
時間通りに黒姫駅に到着。
思った以上に雪が積もっていて、キャンプスタート時のこんな光景も久しぶりです。
気持ちよく青空が広がっていて、雪がキラキラと輝き、子どもたちの興奮もMAXに達していました。

送迎バスに乗って10分少々、今日からお世話になる黒姫ライジングサンホテルに到着しました。
ホテルの方々の歓迎を受け、すぐに部屋に移動。
宅配便の引き取り、貴重品の回収、そしてまだお昼ご飯までに時間もあるのでレンタルブーツのセッティングまで午前中に終えました。

朝も早かったのでみんなお腹はペコペコ。
キャンプ最初の食事は牛丼でしたが、みんな食欲一杯でたくさんお代わりをしてぺろりと平らげていました。

部屋に戻ってお腹休めの休憩。
そしてスキーの準備をして外に出ていきました。
ゲレンデまではホテルの乾燥室からのんびりと歩いて7~8分。
雪が少ないときはコースが開かないので、ホテルからはバスで送迎してもらいますが、今回はそんな心配は全くなし。
雪がたっぷりあるゲレンデでレンタルスキーを受け取って、準備は万全です。

並行して実施している志賀高原では今日あたりから人もだいぶ混み始めてきたようですが、黒姫スキー場はのんびりしたもの。
団体という団体は我々ぐらいで、自由自在ストレスなくスキーが楽しめそうです。

まずは事前アンケートをもとに暫定的に班分け。
レッドチームの5人をゆうえんち、そしてじゃがの二人で受け持ち、残りの子はすぐにリフトに乗って班分けをしながら足慣らしをしていきます。
先ほどまで青空が広がっていましたが、一転空は雲に覆われていました。
ただその分気温も低めで、いいコンディションが保たれています。
今シーズン初スキーで戸惑い気味の子もいましたがすぐに勘を取り戻し、みんな楽しそうにスイスイと滑っていました。

ゆうえんち・じゃが班の5人も最初はゆっくりとしたプルークボーゲンで滑っていましたが、徐々にスピードがあがっていき4人乗りリフトのロングコースでも滑りました。
他の班もスムーズに班分けを終え、それぞれの技術・スピードに応じて黒姫スキー場のあちらこちらの斜面を滑りまくっています。
ゲレンデはガラガラ、そして雪質も最高で、ストレスなくのんびりとそして初日にしてはしっかりと滑りの時間も確保できました。

ほとんどのリフトが止まる16時ころまでたっぷりと滑って終了。
ゲレンデの端にレンタルスキーをデポしてホテルに戻りました。
かなり気温も下がってきて手足は凍えるような寒さでしたが、みんな最後まで頑張って滑っていましたね。

ホテルに戻ったら早速お風呂。
冷えた体を温めます。
ホテルも今日まではお客さんはそれほどいませんが、明日からは団体さんも増えるようで賑やかになってきます。

夕食までの時間は自由。
それぞれの部屋で仲良く遊んだりテレビを見たりして過ごしました。
初めて会った子同士もすっかり仲良くなって、アドバンスコースの結束がグッと固まってきた感じですね。

たっぷりスキーをしたのでお腹もペコペコ。
みんな夕食もたくさん食べていました。
ちょっと好き嫌いの多い子もいたようですが、期間中に少しでも食べられるようになるといいですね。

夜は大広間に集まってミーティング。
今日は疲れているので、ゆうえんちからの期間中の過ごし方やプログラムのお話し、そしてスキー自由ノートが配られて早めの解散となりました。
今日は早く寝てくれるでしょう。

明日はスキー2日目、天気は曇りとのことで引き続きいいコンディションで滑れるでしょう。
お客さんもまだそれほど混みそうにもないので、今日同様のびのびと滑りたいですね。
また個々の滑りをビデオ撮影して、夜はその滑りをもとにビデオレッスンもやる予定。
スタンダードが合流するまでの2日間、スキー三昧のアドバンスコースを楽しんできます。

2024年12月25日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

12/25志賀高原コース

天候:晴れ  気温: ー5℃

雪が続きましたが今日は天候が回復、朝はまだ雲が多かったですがスキーに出るころには青空が広がりました。
標高2000mの東館山の展望台からの雄大な景色が素晴らしかったです。

昨晩は早めに就寝して今朝は元気に目覚めてきた様子です。部屋が乾燥しているので濡れたタオルなどを干して湿度をあげていきます。

ホテルの裏手からジャイアントスキー場に滑り込みます。コースは整備されましたがいまだにここのリフトは動かないので帰りはスキーでホテルに帰ることができません。なんとか動かしてほしいものです。

ゴンドラを2本乗り継ぎ東舘山の山頂にみんなで最初にいき展望台にあがりました。志賀高原の全景や北アルプス、妙高など素晴らしい景観です。

全員で高天ヶ原に滑り降りてきれいに圧雪整備されたコースで個人個人の滑りをビデオで撮影しました。

中学生班は不整地の急斜面深雪にトライしました。スキーをとられて思うようには滑れませんがさらにもう一本、バスの時間ぎりぎりまでトライしました。

高天ヶ原からシャトルバスで蓮池に戻ってホテルへ

昼食は親子丼でしたがおなかが空いていたようでみんなおかわりを良くしていました。
昼休みも大事な時間でしっかり休憩することで午後も頑張れます。

午後も各班で一の瀬ダイアモンドスキー場まで行って基礎練習をしたりビデオを撮ったりしていました。

ホテルへの帰路はシャトルバスですがクリスマスを迎えたくさんの人で混雑してきているのでラッシュアワー並みの混雑です。スキーをもって吊革につかまってバスで山道をゆられると体にこたえます。

雪は十分にあるのにいまだにオープンしないスキー場があり志賀高原が繋がっていないので困りものです。

ホテルに戻って入浴と夕食

夕食後は昼間に撮ったビデオをみてレッスンと映画の後半の鑑賞をしました。

スキーキャンプ6日間の前半3日間が終了、みんな元気に過ごしています。

2024年12月25日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

12/24志賀高原コース

天候:小雪  気温: ー7℃

二日目の朝は一部の子はまだ眠そうな目で起きてきました。

日本海側は大雪が降っているところもあるようですが、ここ志賀高原はうっすら雪が積もった程度でした。
もう少し雪が欲しいところです。

朝の情報でもまだ営業しないリフトがあるため志賀高原が細切れ状態、一日の計画を立てるのが難しいのです。

まだリフトが動いていないホテル裏手のジャンアントスキー場が滑り降りることだけできるようになったのでまずはホテル裏から滑り出し、西舘山の下部のリフトに乗って昨日夕方合流した子は初滑りの足慣らしをしました。

スキーレベルと身体の大きさなどでクラス分けをしてちょうど3名ずつ3班に分かれました。

えみさん班
小学生のプルークからシュテムターンのブルーバッジレベルの班
発哺ブナ平の緩斜面でゴンドラリフトをつかい長距離を繰り返し滑りました。

タケ班
小学生男子3名、シュテムターンから初歩のパラレルターン、ブルー~シルバーバッジ程度の班
東舘山のゴンドラで標高2000mの所、ガスと吹雪で視界がきかない中を高天ヶ原まで滑りに行って帰路はシャトルバスで
ホテルに帰ってきました。

カマキリ班
中学生女子3名、パラレルターンの洗練へ、シルバー、スーパーシルバーの班
こちらも東舘山山頂へ、とても寒かったですが木々の樹氷が美しかったです。
高天ヶ原で繰り返し外足に乗ることを意識して滑りました。帰りはコースがつながってないのでシャトルバスです。

お昼はホテルに帰って昼食、ハヤシライスでした。みんなおかわりをしてたくさん食べていました。

午後も寒い1日でしたが各班、高天ヶ原や一の瀬まで遠出して16時過ぎのシャトルバスギリギリまで滑ってバスでホテルに帰りました。

冷えた身体を温泉でゆっくり温めて夕食。ケーキのバイキングもあるのですが美味しいケーキを発見してしまい、あっという間に
その種類はなくなってしまいましたがホテルのひとにリクエストまでして追加で食べてました。
まあクリスマスなのでよしとしましょう。

夕食後はみんなでスキー映画を半分見ました。クリスマスの志賀高原が冒頭の舞台となり盛り上がりました。
後半はまた明日以降に楽しみにしています、その後はすっかりみんな疲れていたので早めの消灯となりました。

明日は降り続いている雪が一時小康状態となり晴れ間も出そうです。ビデオをとるなどしてみようと思います。

2024年12月24日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

12/23志賀高原コース

天候:曇り   気温: -7℃

スキーシーズンがまたやってまいりました。
トップバッターで志賀高原コースがスタートです。
今回の志賀高原コースはドルフィンスポーツアカデミーのスキーキャンプの中で一番の長期間になる6日間のコースとなります。
志賀高原スキー場とは大小さまざまな18のスキー場で構成されたエリア全体を言い、国内隋一の規模を誇るスキーエリアとなります。
上信越高原国立公園内に位置してエリア面積は2600ha、スキーコースの総面積は400haと言われています。
ちなみに東京ディズニーランドとディズニーシー合わせて100haです。標高は約1300m~2300mなので国内でも標高の高い山岳エリアの
スキー場ということになり雪質は折り紙付きなのです。

集合場所の東京駅、今回は移動の関係で早朝の集合となりました。メンバーは小学生3名、中学生3名、スタッフ2名の集合ですが
大宮で東北から合流するスタッフのタケ、そして現地で合流する小学生3名がいますので小中学生9名とスタッフ3名の合計12名の
小規模なスキーキャンプで濃密な6日間となりそうです。

新幹線はほとんどの駅を飛ばしていってしまう「かがやき」なので大宮をでたら次は長野です。くつろぐというほど時間はありませんでした。
長野からは志賀高原行きの路線バスです。降雪直後で長野市内も雪道です。
志賀高原エリアは広いので降りるバス停を間違えるわけには行きませんので居眠りするわけにもいかず、雪道をゆられて「蓮池広場」で降車しました。
ホテルはバス停からすぐです。

今回のベースとなるのは蓮池というエリアにある志賀レークホテルです。

うれしいことに部屋にすぐに入れるようになっていました。レンタルスキーのサイズ合わせなども昼食前に行いレストランで昼食。
メニューは中華丼でした。

少し食休みをしてスキー準備を行います。

ホテルからすぐのジャイアントスキー場と蓮池スキー場は雪はありますがまだ営業していないので隣の丸池スキー場まで歩いていきます。
準備体操をしてリフトに乗って全員でサンライズスキー場へ、数本足慣らしを行って2班に分かれて滑りました。

最後は丸池スキー場で合流して蓮池スキー場に滑り込んでホテルの目の前に帰ってきました。
シーズン初めでまだ本調子ではないようですが先着の6名は足慣らしができました。

ホテルに帰って温泉に入浴、そのころ現地合流の3兄弟が到着、今日は午前中まで学校だったようですが駆けつけてくれました。
これで全員集合。

夕食を食べて夜はミーティング、自己紹介や志賀高原コース6日間の過ごし方などのお話をしました。
6日間を健康にスキーに集中できるように生活するのも技術ですね。

今朝ははやかったので夜は早めの就寝です。

明日はいろいろな斜面に行きたいですが、まだ営業していないリフトも多数あり移動が大変になりそうです。

2024年12月23日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

12/1みかん狩りハイキング

天気:晴れ
気持ちのいい青空が広がりました。
風もなく、気温も程よく、最高のコンディションでみかん狩りを楽しむことができました。

2024年最後のドルフィン探検学校、恒例のみかん狩りが始まりました。
ここのところ朝晩はめっきりと冷え込み、冬の訪れが感じられる日々となりましたが、今日はそんな冬の日をたくさん歩いてみかんをお腹一杯食べて、一日楽しみましょう。

ところが小田急線で人身事故の情報が。
振り替えとなると東海道線で国府津駅、そこから御殿場線で向かうことになりかなりの時間がかかります。
伊勢原駅までは動いているとのことでしたので、ひとまずは小田急線で行けるところまで行くことにしました。

今日はスタッフを入れて合計33名の大所帯。
そして高学年の子も多く参加して、集合場所の新宿駅では久しぶりの大賑わいでの集合となりました。
空はきれいな冬晴れ、それほど寒くもなく最高のスタートです。

車内はそれほど混雑はしていなく、折り紙をしたりお話をしたりして楽しんでいました。
終点の伊勢原駅に到着すると、ホームにはその先の復旧を待つ大勢の人が。
とりあえず比較的空いているホームの前に陣取り、我々も復旧を待つことに。

しばらくすると10時15分頃に動き始めるとのこと。
30分ほどのロスで何とかすみそうです。
最初に来た列車は混んでいることを予想してスルー。
案の定、ラッシュ時の電車のような混雑で、その列車を見送って5分ほどで次の列車が到着しました。
半分ぐらいの子は座れませんでしたが、外の景色を楽しみながら15分ほどで目的地の新松田駅に到着しました。

みかん狩り自体はもっと近い場所でもできますが、何といってもここ松田の内藤園さんのみかん狩りはロケーションが最高。
急な山の斜面からは目の前に富士山がドーンと見え、眼下には松田町の街並み、そして遠くには箱根の山々や相模湾も見えます。
今日は風もなく気温も高めで、最高のみかん狩りそしてハイキングが楽しめそうですね。

駅構内でトイレを済ませて、いよいよみかんの山に向かってのハイキングの始まりです。
大人の足では30分かからないぐらいの距離ですが、最後には急な上り坂もあり、なかなかのハードコース。
最初は街中を歩きますが、真正面に富士山を見ながらここは余裕余裕で歩を進めていきました。

途中東名高速道路のガードをくぐりぬけたあたりから上り坂の始まり。
「もうだめだー、やだー、こんな話聞いていない!」と泣き言を言ってる高学年の子もいましたが、年中さんを含めてみんな頑張って最後の急坂を登っていきます。
それでも途中でみかんの木が現れると、俄然元気が出てきます。
みんななかなかのペースでみかん園に到着しました。

ここからは班ごとに自由行動。
お持ち帰り用のネットが配られ、それぞれ散っていきました。
みかん狩りができる場所はそこからさらに15分ほど山を登った場所。
受け付け付近ではみかんを絞ってジュースが飲めたり、斜面でソリ遊びができたり、また景色のいい場所でお弁当も食べられます。
1班と4班はこちらで昼食、そして4班はソリ遊びも楽しんだようです。

2班と3班はみかん狩りの場所に早速移動。
みかんの味見をしたあとに、こちらで昼食となりました。
青空の下、ポカポカとした中でのお弁当、最高でしたね。
他にも大勢のお客さんがみかん狩りを楽しんでいました。

そしてしばらくすると全班が集結。
みんなでみかんを食べながら、持ち帰り用のみかんを選んでいました。
広いみかん畑の中を美味しいみかんを求めて、斜面を駆け回っている子どもたち。
みんな夢中でみかん狩りを楽しんでいましたね。

みかん狩りが終わったら集合時間まではそれぞれの班で遊びます。
2班の子たちはソリ遊びを楽しみに、他の班は集合場所のハーブ園付近でブランコをしたり鬼ごっこをしたりしながら走り回っています。
いつしか班の垣根も越えて、幼児さんから高学年の子まで、一緒になって走り回っていました。
こうした何気ない遊びがまた楽しいものでしたね。

あっという間に時間も経ち、帰る時間となりました。
帰りは下りなのでらくらく。
「えっ、こんなに近かったっけ?」と思いながら、あっという間に新松田駅に到着しました。
どうやら列車のダイヤは通常に戻っているようで、予定通りの電車に乗って新宿駅へと向かいました。

帰りの電車の中でもほとんど寝る子もいなく、行き同様みんなで楽しく過ごしていました。
いつしか外は暗くなっていて、やっぱり冬なんだなと実感。
冬の一日を最後まで元気に過ごせましたね。

2024年12月2日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

11/17おもしろピザ作り

天気:くもりのち晴れ
朝方まで降っていた雨がやみ、急速に天気が回復しました。
気温もぐんぐん上昇し、日差しが暑く感じるほどの陽気となりました。

ドルフィン探検学校「おもしろピザ作り」が始まりました。
ここのところ朝晩冷え込む日も増え、ようやく秋らしくなってきましたね。
本日は朝方まで雨が降るタイミングがありましたが、日中は天気が回復、そして気温も上がってくる予報となっています。
楽しみですね。

今回は人数が少なめ、現地集合の子もいたので集合場所の新宿駅では、スタッフの人数の方が多いといった状況での出発となりました。
今回の開催場所は横浜のこどもの国。
野外炊事場で実施しますが、それ以外にも遊ぶ場所がたくさんあって、子どもたちも楽しみにしているようです。

小田急線に乗車して新百合ヶ丘駅で乗りかえ、鶴川駅からはバスで向かいました。
バス停では先頭で並んでいましたが、いつの間にか大勢の人が長い列を作っていました。
やはりこどもの国は人気がありますね。
もちろんドルフィン軍団はゆったりとシートに腰を沈め、10分少々のバス旅を楽しみました。

ほぼ予定通りにこどもの国のバス停に到着。
お客さん1人を残して、ほとんどの人がバスから降りて入場ゲートに向かいます。
ゲート前には大勢のお客さんが集まっていて、そこで現地集合の二人と合流。
我々も入場して、野外炊事場を目指して歩き始めました。

その頃には天気もすっかり回復し、青空が広がり始めました。
とは言ってももう11月も中盤、暑いというよりも心地よい日差しで気分も高まります。
入り口付近に大勢いたお客さんも野外炊事場の近くは閑散としていて、まだ早い時間ということもあって1番乗りで野外炊事場に到着しました。

とりあえず荷物を一番手前のテーブルに置いて受付け。
特に場所は決まっていなく早い者順とのことでしたので、そのまま炊事場も一番手前のベストポジションをキープしてピザ作りのスタートとなりました。

まずはディレクターのゆうえんちから、ピザ作りの流れの説明。
通常は薄力粉と強力粉を混ぜてピザの生地を作りますが、今回はリスドォルという準強力粉(フランスパンやハード系パン用の粉)をそのまま使います。
そこにドライイーストや砂糖、塩、オリーブオイルを混ぜて練っていきます。
子どもたちはこれからおこなう作業に興味津々で、説明を聞いていました。

つくりピザの種類もベーシックなトマト味のピザに照り焼きピザ、そしてデザートピザとバラエティー。
さてさてどんなピザが完成するでしょうか?

まずはみんなで生地作り。
ボールに粉を入れてほかの材料も入れてこねていきます。
最初から水を多く入れすぎて生地が緩くなって、また粉を足して練ったり。
最初はなかなかうまくいかなかったチームもありましたが、徐々に慣れてきたようで、しっとりとした生地が出来上がりまいた。
その生地はボールごとビニール袋に入れて、日なたに置いてしばらく発酵。
その間に次の作業へと移ります。

続いては材料切り。
たくさんの玉ねぎ、ピーマン、ウインナーを細かく切っていきます。
基本的に作りピザは決めていますが、トッピングの内容や量は子どもたちの自由。
みんな楽しそうに、いろいろな形に材料を切っていきます。
気が付くと野外炊事場には大勢のグループや家族連れが訪れていて、それぞれ野外炊事を楽しんでいました。

先ほど発酵させていた生地も程よく膨らみ、いよいよ仕上げに入っていきます。
生地を3等分(または4等分)に分けて、手で広げていきます。
手のひらの付け根部分で生地を押しながら広げていくのがポイント。
ただの丸い形だけでなく長方形や猫の形など、オリジナリティー溢れるピザ生地が出来上がっていきました。

そこに好きな具材をトッピングしていきます。
この作業が一番楽しいらしく、みんな好きな具材を好きなだけ生地に並べていきました。
そして事前にマキで温めていたドラム缶のピザ窯に投入。
さてさてうまく焼けるかな?

そしてこれからが大忙しの時間が続きます。
ピザを焼くのはそれほど長い時間はかからず、焼けたらすぐに次のピザを投入。
やけたピザは熱いうちに食べて、またトッピングして窯に投入の繰り返し。
そして次の生地を延ばしてトッピングと・・・
スタッフは食べる時間もないぐらいの大忙し。

そんな中、自分たちで作ったピザのおいしさに大喜びの子どもたち。
沢山作ったピザがみるみるうちになくなっていきます。
照り焼きチキンのピザも大好評でした。

最後はマシュマロとチョコレートのデザートピザも食べて大満足。
ピザ作りは大成功でした。
子どもたちの片付けも手際よく、14時頃にはすべて終えて野外炊事場を後にしました。

バスに乗る時間までまだ2時間ほどあります。
残りの時間はこどもの国内の施設で、子どもたちの好きなことをしていきます。
まず子どもたちが選んだのは110mもあるローラー滑り台。
いつの間にか園内には大勢のお客さんが訪れていて、滑り台にも列をなしていましたが根気よく待って滑り台を楽しみました。

その後は自転車に乗りたいとのことでサイクリングコースに移動。
小さい子はスタッフとタンデムで。
1.6kmのコースをのんびりと楽しみました。
自転車に乗らない子はパンダの遊具に乗って遊びました。

帰る時間に近づいてきたので入口ゲート付近まで移動。
最後は事案いっぱいまでらくがき広場で、チョークでのお絵かきを楽しんでいました。
野外炊事や遊具では汚れなかった服が、いつのまにかチョークで真っ白。
顔も真っ白になりながらお絵かきに夢中の子もいました。

園内をたくさん移動したので、野外炊事のプログラムと言えど歩行距離はかなりのもの。
ドルフィン探検学校らしくなりましたね。

ゲートを出て現地解散の二人とはここでお別れ。
帰りもバス停に一番乗りで並んで、鶴川駅へと向かいました。
たくさん食べてたくさん遊んだので、帰りのバスの中では子どもたちは爆睡。
到着して起こすのも苦労しました。

予定通りの電車で新宿駅に到着。
まだ5時過ぎなのにすでに真っ暗。
そして昼間あれだけ暖かかったのに、空気はひんやりとしていました。
もう晩秋なんだなと改めて実感。
気が付けばあと1か月少々でスキーの季節がやってきますね。

2024年のドルフィン探検学校もあと1回。
最後は恒例のみかん狩りハイキングとなります。
雄大な富士山を目の前に、みかんの山でハイキングを楽しみます。
また来てくださいね!

2024年11月18日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

11/3焚き火とサバイバルキャンプ

天気:晴れ
朝から青空が広がりました。
ここ日影沢の気温は高尾よりもさらに数度低いようで、かなり寒く感じます。
そんな中、今日は終日外で焚き火を中心に遊びまわりました。

キャンプ2日目の朝。
昨日降っていた雨は日が変わるころにはあがり、青空が広がっていました。
ここ日影沢は名前の通り山の北斜面で木々に囲まれているため、午前中は太陽の光が届かずにひんやりとした空気に包まれていました。

6時半に起床して寝袋やマットを畳んで朝食の準備。
今日の朝食はホットサンド。
サンドイッチをアルミホイルに包んで牛乳パックの中で。
そしてそれごと焚き火台で燃やしていきます。
これがかなりおもしろくて、子どもたちは喜んで作業に取り組んでいました。

朝食の後は早速遊びます。
昨日雨でできなかった焚き火からスタート。
昨日練習したマッチやライター、マジックスタータで火をつけていきますが・・・
周りに落ちている木はかなり湿っていてなかなか火がつきません。
それでも試行錯誤をしながら、何度も何度も挑戦していきます。
こんな繰り返しがまたおもしろんですね。

途中で飽きたらハンモックやブランコで遊んで、また火おこしに挑戦。
子どもたちだけでは難しかったのでいわごちんが火をつけて、その火が消えないように火吹き棒で守ったり、また大きくさせたりの作業をしながら、ようやくベースの焚き火が整いました。
そうしているうちにスタッフのじゃががやってきました。
子ども4名のうち3名は知っていて、突然現れたじゃがに大喜び。
何をすることでもなく、焚き火を中心に走り回っていました。

最後は近くの沢にも行って、長靴を洗うついでに今年最後の(?)水遊びもしました。
洗うだけのつもりが・・・水没していた子もいましたが・・・

そして昼食。
ゆうえんち特製のボロネーゼパスタ。
外で走り回ってお腹がペコペコ。
みんな最後までたくさん食べていましたね。

午後ももちろん遊びます。
焚き火をいじったり走り回ったり、ブランコやハンモックでゆられたり。
子どもたちもすっかり、何もない森の中での過ごし方に慣れてきたようですね。

あっという間に時間も過ぎ、帰る時間が近づいてきました。
帰りの服に着替えて荷物の整理。
最後はいわごちんとお別れをして秘密基地を後にしました。

今回は初日が雨ということもあって、思い切り遊べたのが2日目だけでした。
それでも自分たちで興味を持ったものをとことんやりながら、楽しめたキャンプでしたね。
時間が足りなくて基地づくりやクラフトなどはできませんでしたが、次回来るときはいろいろなことにもチャレンジしましょう。

2024年11月4日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

11/2焚き火とサバイバルキャンプ

天気;雨
朝から雨が降り続きました。
夕方には雨が強くなるタイミングがありましたが、夕食後ぐらいには徐々に小降りになり、夜遅くになって雨があがりました。
雨具を着て外で遊ぶ時間もありましたが、基本的には室内で過ごしました。

昨年から始まった恒例の秋キャンプ「焚火とサバイバルキャンプ」の初日を迎えました。
季節外れの大型台風、そして台風から変わった温帯低気圧の影響で雨のスタートとなりましたが、週初めの予報からはだいぶいい方向に予報が変わってきました。
二日目は期待が持てそうですね。

今回はアットホームな人数、4名での出発。
3人が女の子、そしてみんな常連さんたちで人数以上に賑やかなきゃんぷとなりそうです。
初日の雨の中の移動となるため予め長靴と折り畳み傘を持ち物に加えて、集合場所ではみんな長靴を履いて集まってきました。

集合もスムーズでしたので、1本早い京王線特急列車に乗車。
高尾駅を目指します。
ところが途中でトイレピンチの子が。
府中駅でスタッフのももんがと一緒に下車して、ほかの子はゆうえんちと一緒に高尾駅に向かいました。
結局到着時間は予定通りとなりましたが、まあ時間がたっぷりあるのでいいでしょう。

心配していた雨もそれほど強くならず、傘をささなくても大丈夫なタイミングもありました。
高尾駅でスタッフのいわごちんと合流。
車に荷物を積んでもらい、本隊はバスに乗車してキャンプ地に向かいます。
今回お世話になるのは、そのいわごちんが管理する山小屋とキャンプエリアである「日蔭沢ベース」(通称秘密基地)。
貸し切りで自由に過ごせる、子どもたちにとっては遊びの宝庫といえる素敵な場所です。

小仏行きのバスに乗車して10分少々の日陰バス停で下車します。
バス停からは15分ほどの歩き。
沢沿いの緩やかな山道を登っていきます。
普段でしたら大勢の登山者とすれ違うのですが、今日はこの天気ですから我々以外は他にはまったく人がいませんでした。

しばらく歩くと目の前にキャンプ場が。
その先にあるのが目的地の「秘密基地」となります。
車から荷物を降ろして小屋の中へ。
小屋の中は思った以上に快適で子どもたちも大喜び。
キャンプ生活のスタートとなりました。

まずは全員でミーティング。
この後はどのように過ごしたいか話し合いました。
昨年参加していた子がゲームなどの遊び道具があることを覚えていて、お昼ご飯前にゲームをして遊ぶことにしました。
下は1年生から上は5年生まで、バラバラの年齢の子たちですがすぐに仲良くなって楽しそうに遊んでいました。

そしてお昼ご飯。
いわごちんが午前中から仕込んでおいた秘密基地特性のスペシャル牛丼。
普通の牛丼には入れない秘密の調味料(家に帰ったら子どもたちに確認してください)が入っていて味は絶品。
みんな「こんな美味しい牛丼を食べたことがない!」と喜んで食べていました。

午後のプログラムが始まります。
雨は相変わらず小降りですが下地がかなりぬかるんでいるので、いわごちんが室内プログラムを推奨。
明日の焚火の下準備として、部屋の中でライターやマジックスタータ(火付けの道具)などを使って火をつける練習(遊び)をしました。
子どもたちは普段はご法度の火おこしに興味津々。
だんだんとコツもつかんできて、何度も何度も楽しそうに火を起こしていました。

しばらく火遊びを楽しんだ後、子どもたちから外に出て遊びたいのリクエストが。
雨も小降りでしたので雨具を着込んで外に出ました。
敷地の中にはいつでも焚火ができる焚火台、ハンモック、そしてブランコなどもあって、そこで自由に穴を掘ったり木を切ったり基地づくりをしたり遊べます。
まずはみんなでブランコ遊び、そしてハンモックに揺られたりしてしばらく雨の中で遊んでいました。
時間がたつにつれて雨が本降りになってきたので室内に移動しました。

そのあとは生活の準備となります。
まずはみんなでお風呂掃除。
ピカピカにお風呂を磨いてお湯をはって、入浴タイムとなりました。

お風呂の後は夕食の支度のお手伝い。
今日の夕飯は炉端焼き。
小屋の中には囲炉裏があるので、そこでお肉や野菜などを炭焼きで食べます。
子どもたちはミニトマトのベーコン巻きやフランスパンのカットなどを手伝ってもらいました。

そして夕食。
先ほど子どもたちが仕込んだミニトマトのベーコン巻き串のほかには牛串、鶏もものオリーブオイル煮(ここにフランスパンを浸して食べます)、野菜は玉ねぎ・ピーマン・エリンギ。
炭火で焼いたので味も最高。
みんな大喜びでむしゃぶりついていました。
その頃が雨のピーク。
屋根をたたきつける雨の音が響いていました。

片付けの後は就寝までゲームをやったりいわごちんの手品などをやって過ごしました。
その後はそれぞれ好きな場所にマットを広げて寝袋に入って就寝します。
雨は小降りになって日が変わるころにはあがり、その後は急速に天気が回復する予定となっています。
気持ちのいい朝が待っているといいですね。

寝袋に入ってもしばらくはもぞもぞヒソヒソとしている子どもたち。
しっかりと寝て明日は外で思い切り遊びましょうね。
それにしてもたった4人ながら、一日中賑やかな子どもたちでした。

2024年11月2日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

10/20南房総フィッシングキャンプ

天気;くもり
昨日とは打って変わって気温が低下。
北東の風が冷たい一日となりました。
思った以上に釣果がよかったので、時間ぎりぎりまで釣りを楽しみました。

2日目の朝、みんなしっかりと睡眠をとれたようで、すっきりとした寝起きでした。
しばらくゴロゴロとのんびりして布団を畳んで朝食となります。

朝食もアジの干物を中心にこれぞ海の宿といった和食で、ご飯もすすみます。
昨日と比べて気温がガクッと下がったので、しっかりと食べて今日の釣りに備えました。
そらはどんよりとした雲に覆われていて、冷たい北東の風が吹いています。
昼頃からは晴れる予報ですが・・・

まあそんなことは気にもせず、子どもたちのやる気は満々。
荷物整理や釣りの準備もテキパキとこなし出発準備は万全です。

部屋のチェックアウトをして、大きな荷物は宿に置かせてもらい釣り場へと向かいました。
昨日の釣果や波の状況などからへんべえが判断をして、今日も保田漁港へ。
へんべえがよく使う、昨日とは違った堤防へ到着しました。

今日の釣り方はサビキ釣り。
昨日のエサ釣りと違って、マキエをまいて魚をおびき寄せ、疑似餌のついた針で魚を釣ります。
回遊魚の小魚、アジやイワシを狙っていきます。
さてさて本日の釣果はどんなもんでしょうか?

準備ができたら早速竿をおろします。
しばらくするとあたりが出てきました。
しかし最初の方は背びれに毒のあるアイゴやフグなどがかかり、それはすぐにリリース。
ベラもかかり始めましたが、なかなかお目当ての回遊魚たちにはあたりません。

するといきなりいい手ごたえが。
竿をあげてみると立派なアジがかかっています。
それを見て子どもたちは大興奮(大人たちの方がさらに大興奮でしたが)で、集中してアジを狙っていきました。
へんべえ曰く、サビキ釣りは団体戦。
みんなでうまくマキエをまきながら、短時間で一気に勝負をつけることが大事だそうで、みんなさらに釣りに集中しました。

その後は何匹かアジを吊り上げ、また5cmほどのちいさなトウゴロウイワシもかかりました。
アジは回遊しているのであたりが止まるタイミングもあります。
その頃、潮どまりのタイミングになってのでいったん休憩。
軽食のパンを食べてエネルギーを補給しました。

そこで今度は仕掛けを変えてカマス狙いに。
さきほど釣り上げたトウゴロウイワシを餌にして釣り始めると・・・

いきなり強い手ごたえが、そして立派なカマスを吊り上げました。
カマスも群れで泳いでいますので、すぐさま全員カマスの仕掛けに替えて、トウゴロウイワシそしてへんべえが用意してくれていたキビナゴやサバの切り身をエサに釣り始めました。
すると入れ食い状態でカマスがかかり始めます。
カマスは手ごたえがバツグンなので、子どもたちも興奮しながら吊り上げていきました。

結局13時過ぎまでたっぷりと釣りを楽しんで終了。
釣果というとカマス大量、アジ、ニシキベラなど、これまでのキャンプでは最高の釣果をあげることができました。
そしてそのまま車に乗って10分少々、へんべえの家に行って魚をさばくことに。

へんべえの家は山の中の一軒家。
昔ながらの古民家の軒先で、釣ってきた魚たちの内臓をとっていきます。
処理ができたらへんべえに調理をしてもらって遅めの昼食。
魚たちは塩焼き、蒸し焼き、唐揚げといったバリエーションに。
みんなむしゃぶりつくように「おいしい、おいしい」と言いながら、魚が苦手だと言っていた子も夢中になって食べていました。

釣りの時間をたっぷりととっていたので、最後は大忙し。
片づけをして車に乗り込んで岩井駅に向かいました。
カマスは大漁だったので、子どもたちが持っていきたい分を袋に詰めてお土産にしました。

岩井駅でへんべえとお別れをして特急列車に乗車。
電車の中でも仲良く遊んでいました。
今回は目まぐるしく天気が変わる中でのキャンプでした。
地引網を始め、天候や海の状況によってできないプログラムもありましたが、その分釣りの時間をたくさん確保することができ、最高の釣果をえたことができましたね。
そしてさすがの釣り名人へんべえでした。
またいろいろなキャンプで会いましょう。

2024年10月21日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

10/19南房総フィッシングキャンプ

天気;晴れのち曇り、夜に時々雨
昼間は太陽が主役、気温は高かったものの風が強かったのでそれほど暑さは感じませんでした。
14時過ぎぐらいから徐々に雲がかかってきて、釣りを終える頃にはどんよりとした雲に覆われました。
その頃には雨もポツポツと降るタイミングもありましたが、本降りにはなりませんでした。

秋恒例のキャンプ「南房総フィッシングキャンプ」が始まりました。
名前の通り2日間釣り三昧、そして海遊びや地引網まで楽しむ、まさに海の魅力が満載のキャンプです。
参加者は4名と少なめ、下は小1から上は小6までのデコボコ。
そこにスタッフが3名つくといった、何とも贅沢なキャンプとなりました。

新宿駅からは7:51発の特急列車に乗車。
電車の中では初めて同士の子もあっという間に仲良くなって、通路を挟んでUNOをして遊んでいました。
そして10時前に目的地の岩井駅に到着。
そこで特別講師のへんべえと合流しました。
へんべえは地元鋸南町に住む釣り名人。
今回も子どもたちの釣りプログラムのサポートをしてくれます。

へんべえの車に乗って海の様子を見がてら、10分ほどで宿泊場所の「甚五郎」さんに到着しました。
近づいている前線に向かって南西の風が強く吹いていて、海は白波が立っていました。
場所を選べば降りは何とかなりそうですが、海に入ることは無理そうです。
まあ今日はじっくりと釣りに集中することにしましょう。

宿に到着したらすぐに部屋に移動。
部屋は本館の横にある小さな一軒家、東館を案内されました。
東館は我々だけなので、気兼ねなく過ごすことができそうですね。

まずは全体でミーティング。
これからのスケジュールの確認をしました。
準備をしてすぐに出発、途中のスーパーで好きなお弁当を買って釣り場に向かうといった流れ。
人数もコンパクトなので、状況を踏まえながら臨機応変に動けそうです。

みんな張り切って準備、ナップザックに水筒や雨具などを詰め込んで、すぐに釣り場に向かって出発しました。
いつもでしたら近くの岩井海岸の堤防や館山まで足を延ばしていますが、今日は南西の風が強く波が高かったので、波がそれほど入ってこない保田漁港まで足を延ばしました。
途中のスーパーでお弁当の購入。
それぞれ好きなお弁当やおにぎりを手にとって、ポイントに向かいました。
まだ11時半前でしたが、みんな「お腹空いたーー」の合唱。
そこで早めのランチタイムとなりました。
まあ朝が早かったですからね。

お腹が満ちたらすぐに釣りモードに戻って、準備を始めます。
まずはへんべえからのレクチャー。
ひれに毒針のある魚の説明や針にエサをつけるやり方、竿の扱い方など一通りを教わりさっそく竿を出します。
今日は30℃近くまで気温があがるということですが、風が強く吹いていたので体感温度はそれほど高くありません。
他にお客さんもいなかったので、おのおの好きな場所を確保して糸を垂らしました。

すると程なく小さな魚がかかりだしました。
みんな嬉しそうですが、魚に触れない子もいてスタッフに手伝ってもらったり、また餌のオキアミもうまくつけられない子がほとんど。
それでもやっいるうちに少しずつ自分で扱えるようになってきました。

釣果のほうといえば、クロボシイシモチ、メジナ、アイゴ、クサフグ、ササノハベラ、オトヒメベラなどなど。
サイズは小さいものの、全員が見事に釣り上げることができました。

釣れてくるとやる気も出てきます。
自分で餌もつけられて、また釣れた魚の針も外せるようになってきました。
餌がうまくつけられると魚の食いつきも良くなるので、中には入れ食いで魚を釣り上げる子もいました。

知らないうちに空はすっぽりと雲に覆われて、風がさらに強くなり肌寒く感じられるように。
このタイミングで本日の竿おさめとなりました。

そして魚の選別。
食べられる分を確保して、残りの元気に泳いでいる魚たちをリリースします。
そして食べる分をその場で捌くことに。
サイズが小ぶりのものばかりなので、キッチンバサミで頭を取りはらわたを取っていきます。
その状態にして冷蔵保存。
明日の昼食で唐揚げにして食べることにしました。

もっと気持ち悪がるかと思いましたが、意外に子どもたちは積極的に捌いていました。
最後にきれいに片づけをして釣り場を後にしました。

帰り際にスーパーに寄って夜の買い出し。
これから夜中にかけて寒冷前線が通過するので、風・雨が強くなる予報。
夜釣りやナイトハイクには行けそうにないので、夜はカードゲームなどをして室内でのんびりと過ごすことにしました。
その際の飲み物やお菓子を買い込みます。
それはそれで楽しそうに、子どもたちは買い物をしていました。

宿に戻ったらお風呂、そして待望の夕食となりました。
さすが海の宿、魚料理を中心においしそうな料理が並びます。
みんなお代わりもたくさんして、お腹いっぱいになりました。

部屋に戻るころにはさらに風が強くなりましたが、雨はポツポツ程度。
海ではもっと吹き荒れているでしょうから、予定通り部屋で過ごすことにしました。
なんとなくみんなで雑談をしながら、そのうちに買い込んできたお菓子を食べながら引き続きお話をしたり、野球を見たりとゆっくりとした時間を過ごします。
子どもたちはもうすっかり仲良くなって、家族旅行のような雰囲気で夜が更けていきました。
就寝後はみんなすぐにグッスリ。
一日よく遊びましたね。

2024年10月21日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama