天気:晴れ
今日も終日晴天に恵まれました。
海はうねりもなく水温も高めで、快適にスノーケリングを楽しめました。
午後のスノーケリング1本の後は神引展望台まで行って、伊豆七島から伊豆半島まで見渡せる絶景を楽しんで、海に面するワイルドな温泉を楽しみました。
夜は釣り・温泉・星空観察とみんな好きなことをして過ごしました。今日も一日中遊びまくりました。
式根島生活の2日目、今日は朝から一日中動きます。
昨晩はさすがに疲れていたのか子どもたちはグッスリと眠れたようで、朝はすっきりとした表情で起きてきました。
朝の検温も異常なし。今日も元気に過ごせそうですね。
朝食もしっかりととって海で遊ぶ準備をします。
今日の予定は中ノ浦海水浴場でのスノーケリング。
海水浴場内でも水深があり、色とりどりのたくさんの魚も泳いでいて、スノーケリングを楽しむには最適のポイントです。
いつも動き始めが早いドルフィン軍団は、今日も他のお客さんがほとんどいない海岸でベストポジションをキープして海に入る準備をします。
最初はいつものように装備を着けずに海に入って体を慣らします。
波打ち際の水は温かく、いつまでも入っていられるぐらいで、みんな気持ちよさそうに戯れていました。
続いてマスクやフィンをつけてのスノーケリングですが、ライフジャケットを着けるかは子どもたちの判断に任せることにしました。
まだちょっと自信がない子は、昨日と同じようにしっかりとジャケットを装着します。
ちょっと不安な子は、ライフジャケットをビート板のように使って、いつでも外せるようにしました。
そして昨日から果敢に素潜りに挑戦していた男の子2人は、最初からライフジャケットを持っていかずに海に向かいました。
全員で動きながら沖へと泳いでいきます。
泳ぎ始めてすぐに海は深みを増し、色とりどりそして大小さまざまな魚が泳いでいて、みんな大興奮です。
ウミガメを見られた子もいたようです。
深い海にもみんな慌てずに、スノーケリングを楽しんでいました。
ライフジャケットを持ってこなかった男の子はもちろん、ライフジャケットをビート板として使っていた子たちも、熱心にに素潜りの練習をしていました。
休みもせずに1時間以上スノーケリングを楽しんで、少し体も冷えてきたので陸に上がって休憩となありました。
陸に上がってからもすぐに波打ち際で遊びだす子どもたち。
海の中で鬼ごっこをしたり、砂に体を埋めたりしてはしゃいでいました。
休みもなにもあったものではありませんが、まあ元気なことはいいですね。
午前中にもう1本スノーケリングを予定していましたが、このまま自由に遊んで早めの昼食となりました。
この日の昼食は式根島キャンプ恒例の「菓子パン争奪ジャンケン大会」みんなで盛り上がった後は、美味しくいただきました。
昨日の朝食の予備で用意していたスティックパンも全て平らげ、まだ物足りなさそうな子もいました。
みんなたくさん遊んで食欲もさらに増してきたようです。
そして午後のスノーケリングの開始。
お昼ご飯に配られたお魚ソーセージを残しておいて、魚の餌にしておびき出そうといった作戦。
魚の濃いポイントでソーセージをちぎって海に沈めると、あちらこちらからたくさんの魚が集まってきました。
みんな大喜びでしばらくの間、魚と戯れていました。
午後もいくつかのライフジャケットを用意しましたが、ほとんどの子がライフジャケットを脱いで素潜りにも挑戦しました。
徐々にスムーズに潜れることもできましたが、何より怖がることなく深い場所でも自由自在に動けるようになったことはかなりの成長ですね。
1時間半ほどのんびりと海を楽しんで、中ノ浦海岸を後にしました。
知らないうちに浜辺には大勢のお客さんが訪れていました。
8月に入って、平日でも徐々にお客さんが増えてきているようですね。
続いて向かうは神引展望台、中ノ浦海水浴場からも見ることができ、子どもたちからは「えー、あそこまで歩くの!」と文句たらたらでしたが、何だかんだで20分ほどしっかりと歩いていました。
駐車場から最後の登りを5分ほど、目の前には絶景が広がっていました。
目のまえには新島や利島、その奥には大島に遠くには伊豆半島。
反対側には神津島に遠くに三宅島と見渡せ、コバルトブルーの透き通った海が本当にきれいでしたね。
しばらく景色を堪能して、次に向かうは地鉈温泉。
ここは式根島の温泉の中でも最も野性味あふれるワイルドな温泉です。
潮が引いているときは火傷をするほどの熱さですが、潮が満ちて海水が温泉に流れ込むことで適温になるといった温泉。
本日の満潮時間は16時ぐらいですので、ちょうどいいタイミングになりそうです。
展望台から20分少々かけて到着しました。
駐車場がある展望台から急な階段を下りていきます。
両側は切り立った崖、ちょうど岩を鉈で切ったような景観から地鉈温泉と名前がついたとのことです。
温泉場に到着すると先に来ていた二人組がちょうど帰るところ。
運よく我々の貸し切りとなりました。
前回の5日間コースのときは熱くて入れなかったところが海水がしっかりと流れ込んでいて、適温になっていました。
でも子どもたちはもっと海の方へずんずんと進んでいきます。
他よりもちょっと温かな海といった感じですが、波が入ってきてそれが面白いようで、キャーキャー言いながら楽しんでいました。
時おり大きな波も入ってきて、流されまいと岩にしがみついたり、波にのまれてほとんどおぼれているような状態に、みんなゲラゲラ笑いながら大興奮で時間が過ぎ去っていきました。
予定よりもだいぶ時間がオーバー、キリがないので最後に大きなないが来てお終いと約束をしたら、最後にとんでもない大きな波がやってきて、テンション最高潮の中で温泉を後にしました。
温泉というよりも海遊びの延長でしたが・・・
民宿に帰って片付けとシャワー、しばらくのんびりと過ごし夕飯を食べました。
今日も一日たくさん遊んだので、もちろんみんなたくさん食べていました。
今日は最後の夜、みんなのリクエストもあり近くの式根島港まで釣りに出かけました。
雅湯の足湯に入りたいという子もいましたので、釣りチームと温泉チームの二手に分かれて行動しました。
温泉チームは雅湯に到着、他にお客さんがいないという贅沢な空間でしたが、お湯が熱いということですぐに退散(足湯はそれほど熱くはなかったのですが)、釣りチームに合流することになりました。
釣りチームはカマキリからリールの操作方法や竿の扱い方のレクチャーを受け、糸を垂らし始めました。
ちょうど温泉チームが合流したタイミングで早速一匹釣り上げて、その後も順調に釣っていきました。
潮目はあまり良くなかったのですが、子どもたちは全員それぞれ1~2匹を釣り上げることができました。
温泉チームは引き続き釣りチームの応援や、歩道まで戻って寝っ転がっての星空観察と、それぞれ好きなことをして過ごしました。
街灯はありましたが雲もなく満天の星空が広がっていて、また昼間の太陽光で暖められたアスファルトの上に寝転がるのも気持ちよく、帰るまでのんびりとたたずんでいました。
20時半過ぎまで遊んで民宿に戻って、すぐに寝る支度をして就寝となりました。
明日は最終日、ジェット船の出発時間は15時45分、一日たっぷり遊んで帰ります。
午前中は民宿の目の前の石白川海水浴場で最後の海遊びを堪能して、午後はお土産を買いにいきます。
子どもたちはみんな元気いっぱい、最後まで式根島を楽しんできますよ!