天気:曇りのち雨
14時頃までは曇り空、時折ポツポツと雨が落ちてはきましたが、問題なくプログラムをこなすことができました。
変える前1時間ぐらいは時折激しく雨が降る時間もありました。
2023年度のドルフィン探検学校第2回目、「新緑と海の探検隊」が始まりました。
題名の通り新緑の中を歩ければいいのですが・・・
ゴールデンウィークあたりから毎週のように週末は雨、今回も雨予報となっていますがはたしてどうなることやら??
明け方まで激しく雨が降る時間もありましたが朝にはすっかりあがり、曇り空ながらまずまずのお天気の中のスタートとなりました。
このお天気ですが、集合場所の品川駅には大勢の人がいます。
新型コロナウィルスも5類となり、ますます人の動きも活発になってきたようですね。
体調不良の子も出てちょっと少なめの人数となりましたが、みんな元気に集合場所に集まってきました。
今回は初参加の子も多く、最初はちょっと緊張気味の子もいましたが。
集合も早かったので予定よりも早めの電車に乗って、目的地の大磯駅を目指しました。
後半になるほど雨が降る確率も高くなっているので、早め早めに動きたいですね。
先ほどまで緊張気味だった子も電車の中では他の子ともすっかり仲良くなって、スタッフがテンションを押さえるほどに盛り上がっていました。
1時間ほどで大磯駅に到着。
ここ大磯駅は山も海も徒歩圏内、そしてハイキングコースとしても隠れた人気スポットなのです。
まだまだしばらくは雨も降りそうにないので、ストレスなく山も歩けそうですね。
駅前で山歩きの準備をします。
天気が不安定で急に雨が降ることも想定して、トイレを済ませた後はレインウェアーのズボンだけを予めはいて、上着をすぐに出せる状態にしました。
ハイキング地図を見ながら今日歩くコースを確認して、全員で歩き始めます。
当初はと小学生班は長めのコースを歩く予定でしたが、前日までの雨でコースがぬかるんでいることと天気が不安定なので、全員で短めのコースを歩くことにしました。
短めと言いつつしっかりとした登りもあって、変化に富んだ歩きごたえ十分。
あとは雨が降らないことを祈るだけですね。
しばらくは住宅街を歩きながら細い道に。
最初は平らだった道も、徐々に上り坂となってきます。
小学生と幼児さんでは歩くペースも違ってくるので、それぞれの班のペースで坂道を登っていきます。
しばらくしたら民家も途切れ、いよいよ本格的な山歩きの始まりとなりました。
足元は粘土質の土で滑りやすく、慎重に歩を進めていきます。
上空はまだまだ雲も薄く、雨も降る心配なし。
なかなかのペースで順調に歩を進めていきました。
しばらく山道を歩くと楊谷寺谷戸横穴群(ようこくじ-やとよこあなぐんに到着。
ここら一帯は古い史跡や神社などが点在し、そうした史跡を目標に歩くこともできます。
ここで休憩をとりながら、しばらく遊ぶことに。
崖をよじ登って穴の中に入って遊んでいました。
女の子たちもかなりアグレッシブに遊んでいましたね。
まだまだ遊びたそうな子どもたちをなだめて、先に歩を進めていきます。
ここからはさらに急坂となる場所もあり、倒木を越えたり、滑りそうな場所では慎重に足を運んでいきました。
そして鉄塔の横を脇を通り抜けると、目の前が急に開けました。
目的の湘南平に到着です。
ここは夜景の有名なスポットでもあり車でも行ける場所ではありますが、自分の足で登って歩いてきたのですから喜びもひとしおですね。
眼下に広がる湘南の海、反対側には丹沢の山々も広がっていました。
残念ながら富士山は雲に隠れていましたが、富士山の雄大な姿はまた次回に取っておきましょう。
まずは展望台に上ってさらに高い場所での景色を楽しみます。
まだまだ体力をあり余している子どもたちは、その後も広場で走り回って遊んでいました。
男女問わず、もうみんなすっかり仲良く遊んでいました。
天気が今一つだったこともあり普段よりもお客さんが少なく、のびのびと思い切り遊べましたね。
小田原方面そして藤沢方面にも雨雲が広がっていましたが、ここ大磯は何故か雨雲が避けるように通っていたのはラッキーでした。
予定では早めに下って、雨のしのげる海辺の西湘バイパス高架下でお弁当と考えていましたが、景色のいいここ湘南平での食事となりました。
気温も低めで風も少し強めでしたが、景色を見ながらのお弁当は最高でしたね。
昼食後もしばらく遊んで、下山となりました。
途中ポツポツと雨が降る時間もありましたが、雨具の上着を着るほどでもなく、下りも順調に歩を進めていきます。
下りはより山道を長く楽しめる高田公園経由のコースを選択。
民家が現れるようになってからは、これまた絶景の景色を楽しみながらのんびりと下っていきました。
東海道線のガード下を抜けて駅とは反対方向、そのまま大磯の海に向かってさらに歩を進めていきました。
幼児班の子たちもしっかりとついてきています。
そして西湘バイパスの高架下に荷物をデポして、海岸でしばらく遊ぶことにしました。
波が高かったので海には足をつけず、きれいな石を拾ったり、何故か?石を割ることに没頭している子もいました。
ここまで降らずにいてくれた雨もさすがにここまで。
サーっと強く降る時間もありましたが、高架下にベースをとっているので広い高架下で雨に濡れずに遊ぶことができました。
全身濡れてしまったら最後に近くのプール施設でシャワーを浴びて帰る予定でしたが、濡れずにまたそれほど汗もかかずに終日過ごせたので時間いっぱいまで海で遊んでいました。
時折強く降っていた雨も、これまたラッキーなことに大磯駅までの帰り道ではほとんど降らずに、最後まで雨のタイミングに恵まれた一日でした。
駅に着いたら雨具をしまって電車に乗車、解散場所の品川駅を目指します。
電車の中でも今日知り合った子同士が、仲良くお話をして過ごしていました。
湘南平は標高180mほど、ハイキングとしては手軽な入門コースですが、最後まで余裕をもって自分の足で海抜0mの海まで歩ききったのは大したものです。
また最後は雨の中でもたくましく遊んでいる姿も印象的でしたね。
今度はもっと高い山にもチャレンジしましょう!