天候:雪 気温-8℃
最終日の天候は雪、時間とともに冬型の気圧配置になり雪が強くなりましたがス キーは午前中のみなので予定通りドルフィンオリジナルのバッジテストを行い時 間一杯までスキーを楽しみました。
ホテルに同宿だった大きな団体が昨日帰ったため朝食はいつもよりゆっくり目の 7:00から、最終日ですがスキー後のホテル出発まで各部屋を使わせていただけ るので部屋の片づけは後回しにできるので余裕があります。
スキーの準備も慣れたもので時間を伝えればその日の天候などに合わせた服装な どで遅れることなく準備をして集合できるようになりました。
全員でスキー準備体操をして最初はシルバー、スーパーシルバーの検定です。ゲ レンデ状況は圧雪後に降った雪が20㎝ほど積もり荒れている新雪不整地、検定場 所までの移動だけで昨日までの斜面と様子が変わり四苦八苦しています。
シルバー検定の前走はスーパーゴールドの中高生女子です。
以前は前走をすると何かしら緊張して普段しない失敗をしていた彼女たちですが 荒れた斜面も何のその、今ではレベルに合わせた技術表現をいつも通りにできる ようになり、すっかりスキーが自分のものになったという印象です。
シルバー、スーパーシルバー検定の後はゴールド、プラチナクラスの検定ですが 大雪のため、ほとんどの子たちのゴーグルが曇ったりして視界が得られなくなっ たため一時レストハウスでゴーグルを乾かしました。
このような小物を扱うのも経験と技術ですので次に活かしてほしいと思います。
みるみる内に雪が積もっていく中、プラチナ検定は斜面変化のあるバーンでの総 合滑降。ゴールドは急斜面での大回り小回りを行いました。
検定後はまたゴーグルを復活させるためにレストハウス、残りの時間は上級班は パウダーコブ斜面、新雪に隠されたコブというのは難しいものですがこうやって 経験を積んでいればそのうち滑れるようになります。
ホテルに帰って雪まみれの用具やウェアーを昼食中に乾燥させます。
昼食はホテルで牛丼でした。
大雪で交通の混乱が出そうなのでヒヤヒヤしながら道路情報とにらめっこ、バッ ジテストの発表にはいつものことながら一喜一憂あります。
バスが来て大雪のなか盛岡に向かう道中もハラハラしながら10分ほどの遅れでし たが無事盛岡に到着して予定の新幹線に乗車し帰路についたのでした。
コロナ禍の中、生活面で制限があり不自由の中、みんな6日間を健康に、そして 怪我無く過ごしてくれたことが何よりです。スキーも恵まれた環境の中、思いっ きりできたことは今年一年の中でも大切な時間となったことだと思います。
2021年がよりよい一年となりますように。
安比コース ディレクター秋山和正(カマキリ)