天気;曇り(スキー場の上は小雪)のち晴れ
昨日と比べると穏やかな一日となりました。
スキー場のボトムでは曇り空でしたが、山頂付近は小雪が舞っていました。
その雪も時間が経つにつれあがり、視界も良好で最後のスキーを楽しみました。
舞子アドバンスコースの最終日。
窓の外を眺めると山の中腹以上は白い雪に覆われていました。
どうやら昨日の雨が遅い時間になって雪に変わったようです。
この雪が初日のように、ストップスノーになっていないか祈るばかりですが。
さすがに5日目ともなると眠りこけている子が多く、朝は静かなもの。
朝食時もいつもよりも格段に静かな食事となりました。
最終日ということでシーツをはいだり、荷物をある程度まとめたりの作業はありましたが、出発まで部屋を使わせていただいたので慌ただしい雰囲気はありませんでした。
本当にありがたいですね。
今日はお昼までのスキーなので、朝早く出発してスキーの時間をたっぷりとります。
8時半に送迎車に乗り込んで、今日も長峰エリアのゴンドラ降り場に向かいました。
さすがに昨日の荒天時とは違い、お客さんも少しは多く来場していましたが、それでも全く待ち時間もなくゴンドラに乗車することができました。
山頂駅に近づくと木の枝に雪が張り付いていて、昨晩は多少の降雪があったようです。
トップシーズンの降雪はフカフカの雪が楽しめるので大歓迎ですが、この時期の雪は重たくそしてストップスノーになるような雪なのであまり歓迎できませんが・・・
果たしてどんなコンディションでしょうか?
山頂付近は雪がチラホラと舞っていて気温も低め。
雪は5cm程積もっていたでしょうか。
雪質は片栗粉のようで、重く滑走性の悪いものでした。
今日のバッチテストの予定のゲレンデ中腹はまだコンディションも良さそうだと判断をして、検定場所までに足慣らしをして、ゲレンデの空いている早い時間に検定をおこなうことにしました。
ぼそぼその雪は滑りにくいものでしたが、さすがに5日間滑り込んだ子どもたち。
そんな雪もスイスイとこなしてうまい具合に滑っていました。
検定バーンの広い斜面に到着して、班ごとに順番に滑り出します。
こちらも多少の降雪があったようですが、表面にうっすらと積もる程度で、快適に滑れるコンディション。
子どもたちも気持ちよさそうに一人一人降りてきました。
みんなしっかりとした滑りで、検定をしていたゆうえんちも感心しきりです。
無事にバッチテスト終了、まだまだ12時まで時間がたっぷりとあるので、班ごとに時間いっぱいまで好きな場所へ滑りにいきました。
どの班ももう一度ゴンドランに乗って山頂から滑ります。
先ほどは滑りにくかった奥添地のゲレンデはスノーボーダーたちが上手い具合に均してくれたのか、快適に滑れるバーンに変わっています。
半面先ほどは状態が良かったゲレンデ中腹以下は気温が上がってきたために、滑走性の悪いストップスノーに変わっていました。
そんな中、それぞれの班がなるべく滑りやすいコースを想定して選定しながら、広大な舞子のゲレンデを縦横無尽に滑りまくりました。
やまと班は今日も不整地の上級コースにも果敢にチャレンジしていました。
途中休憩を入れながらも3時間以上滑り、全員12時にゲレンデボトムに到着。
レンタルスキーを返却して、送迎車で宿に戻りました。
宿に戻ったら着替え、そしてキャンプ最後の食事となりました。
最後に出てきたのがみんな大好きなカレーライス。
もちろんここでもお代わりの応酬。
最後まで本当にたくさん食べましたね。
昼食の後は荷物整理に宅配便の手配などなど、帰りの準備を終えたら残りの時間を惜しむように仲良く遊んでいました。
14時に再び食堂に集合、ここでバッチテストの発表とキャンプの総評をしました。
バッチの発表では悔しい思いをした子もいましたが、みんな本当に楽しそうに滑って充実した5日間だったかと思います。
バッチの色だけにこだわらず、これからも楽しみながらスキーをしてください。
5日間お世話になった「和風いん越路」さんのみなさんとお別れをして、送迎車で越後湯沢駅に向かいました。
駅に到着したらお土産や車内で飲む飲料を買って、予定の電車に揺られて東京駅へ向かいました。
電車の中では眠りこけている子もいて、静かにいい子に過ごしていましたね。
5日間の舞子アドバンスコースが終了しました。
雪が心配なシーズンでしたが、ふたを開けてみれば昨年よりもはるかにコンディションが良く、毎日たっぷりとスキーを楽しむことができました。
そして何よりも全員がリタイアすることもなく、ご飯もたくさん食べて元気に過ごせたのが何よりでした。
スキーシーズンはそろそろ終わりとなりますが、また夏のキャンプやデイキャンプでも会えることを楽しみにしています。
舞子コースディレクター 小山丈二(ゆうえんち)