12/27安比コース

天候:吹雪 気温:-8℃(13:00中腹)

昨晩から風雪が強く朝になっても吹き止みません。外は真っ白な吹雪です。リフトがどこまで運行するかはっきりしない中、完全装備でいざ吹雪の中に出陣しました。9時を過ぎて中腹までのリフトのみの運行、ゴンドラや山頂方面へのリフトは強風で運休です。

圧雪されたコースの脇は30㎝程の新雪が積もっていたので各班、強風の中、パウダーの練習をしました。突風のような風で雪煙が舞い上がり視界が突然なくなったり、流れる雲の合間から急に青空と太陽が顔をのぞかせたりしました。
昨日までは穏やかな天候だったため今日寒さがひと際、体に応えます。みんな手がかじかんでしまい講習途中に中腹のレストハウスで暖をとったりしました。

昼食はいつものフードコートで今日も一番人気は焼きたてナンと本格カレーでした。

午後も強風は変わらずゴンドラは終日運休でした。各班、寒い中、明日のバッジテストのため一人ひとり滑ってアドバイスをもらっています。大回り、小回り、種目を考えてリフト終了まで滑っていました。

スキー後に身体も冷え切ったようなのでまた温泉施設「白樺の湯」へシャトルバスで行きました。

ホテルに戻り最後の夕食、ここのバイキング料理も慣れたものでどこに何があるかわかってきたのでスムーズに食事も済みます。
ひたすらカニを食べている女子の姿もありました。

夕食後は明日のチェックアウトの段取りを説明した後、お土産を今日中に買っておきたいグループとスキーにワックスをかけるグループ、部屋でテレビをみるグループに分かれました。

子どもたちはみんな仲良くなり、各所で騒がしくなったり、おふざけが過ぎてスタッフから注意を受ける場面もふえましたが体調も崩さず元気に過ごしています。
明日は最終日、最後まで安全に過ごしてもらいたいですね。

夜になってようやく風が弱まってきました。明日のコンディションに期待しましょう。

2023年12月27日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

12/26黒姫コース

天気:晴れ一時くもり
きれいな青空が広がりました。
午前のスキー出発時は雲に覆われ小雪も舞いましたが、すぐに雲が切れ気持ちのいい青空の下でスキーを楽しみました。
夜はスタッフ部屋でビデオレッスン、滑る映像を見ながらスタッフからアドバイスを受けていました。

キャンプ2日目、朝からきれいな青空が広がっています。
放射冷却もあって、空気はキーンと冷えていて最高に気持ちのいいスタートとなりました。
昨日の夕方からパラついていた降雪は10cmほど、これではまだ圧雪をかけるには難しそうですが、恵みの雪となりました。

昨晩は「明日の朝早く起きて遊ぼうぜ!」と張り切っていた子たちもほとんどはグッスリ。
スタッフに起こされるまで爆睡だった子がほとんどでした。
起きたら過ぎに元気全開、朝食もしっかりととって今日のスキーに備えます。

予定通りに9時前に出発。
今日は大きな団体がお昼過ぎから2つ入るとのことですので、午前中にしっかりと滑っておきましょう。
朝きれいに晴れ渡っていた空ですが、いつの間にか霧(雲)に覆われていて小雪もちらついてきました。
今日は昨日班分けをしたチームでのスタート。
それぞれの班で準備運動をしてリフトに乗っていきました。

リフトに乗って標高があがってくるとすぐに雲の上に出て、きれいな青空そして足元には雲海が広がっていました。
あまりにもきれいな景色に子どもたちも大興奮。
新しく積もった雪も軽くてフカフカで、気持ちのいいスタートが切れました。

昨日第7リフト沿いをひたすら滑っていたおはな班は、ゆうえんち・いっわごちん班と一緒にメインバーンに移動。
高速4人乗りリフトを使ってスキー場中腹を目指します。
第7リフト沿いの緩斜面よりもはるかに長く、そして初級者コースといえども途中で急な斜面もあるので、おはな班にとってはチャレンジ。
バタバタと転ぶ場面もありましたが、フカフカの滑りやすい新雪のおかげですぐに安定してスイスイと滑れるようになりました。

その後は一緒に第3リフトの初級者コースに移動。
その第3リフトと高速4人乗りリフトを使って、午前中はしかりと滑り込みました。
みんな安定してきましたね。

そのおはな班と最初に行動を共にしたゆうえんち・いわごちん班、第3リフトで徐々にスピードを出しながら滑り、そのペースで3人と6人の2つの班に分かれました。
こちらも第3リフトそして高速4人乗りリフトを使って、長い距離を滑っていきます。
踏んである場所だけでなく、薄っすらと新雪の乗った未圧雪の場所も滑りながら、少しずつ足元を安定させてバランスよい滑りを目指していきます。
途中で休憩をはさみながらも、しっかりと滑り込みました。

ジェシー班は今日もメインバーンのしなの木コースを中心に練習。
ある程度スキーに馴れている子たちなので、細かなスキーの動きも覚えながら滑っていました。
みんな熱心に練習しています。

そしてピースケ班
朝一番にいきなりスキー場最上部の第2リフトに乗車。
雪が柔らかいうちにプチパウダーを楽しみながら、いろいろなコースをガンガン滑りました。
そうしているうちに子どもたちも徐々に強い滑りを身に着けていきます。

昼食はスキー班ごとに戻ってきた順に食べます。
今日のメニューはカツ丼。
しっかりと滑り込んだ後なので、みんなしっかりと食べていました。

午後の出発もスキー班の子どもたちのペースに合わせて、班ごとに時間を決めてのスタートとなりました。
いつの間にか他の団体さんも増えたので、ホテル内はあっという間に賑やかになりました。

第7リフト沿いはすでに他団体が大勢集まりだしたので、我々はメインの高速4人乗りリフトを中止に滑ります。
今日の時点では初心者コースの第7、そして第3リフトが少し込みだしましたが、ちょっと斜度がきつめのメインバーンはまだまだガラガラ。
全班がそこをメインに、ピースケ班は相変わらずスキー場のいたるところを縦横無尽に滑りまくっていました。

お昼に少し気温が上がったため、長い時間太陽が当たっている下部の雪は硬くなりつつありましたが、すぐに日影になる上部はまだまだいい雪質を保っています。
みんなスピードも徐々に出せるようになって安定して滑れるようになってきたので、本当に楽しそうに滑っていましたね。
ゲレンデ下部で大勢でレッスンをしている他の団体さんをしり目に、スキー場を滑りまくっていました。
今日も全員無事にスキー終了。
ホテルに戻ってお風呂に入って、夕食までのんびりと過ごしました。

夕食の後はビデオレッスン。
今日撮影した自分の滑りを見て、担当のスタッフからアドバイスを受けていました。
中にはアドバイスをメモに書き留めている子もいて、真剣に自分の滑りを見ていました。
明日からのスキーに活かせるといいですね。

明日はキャンプの中日、そしてスタンダードコースの合流となります。
アドバンスのメンバーで滑るのは午前中のみ。
お昼からはスタッフを含めて40名以上増えて、ますます賑やかになりそうです。

疲れもたまってきているかと思いますが、明日も安全に楽しく滑ってきます。

2023年12月26日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

12/26安比コース

天候:雪  気温:ー3℃ 山麓(7:30)

3日目の安比コース、朝から雪が降り始めましたが風は弱くおだやかです。気温もいつもよりの高めの―3℃、山頂で―6℃でした。午後は風が出てきて寒く感じました。
かなりのコースがオープンしていますが一部は雪が少なく下枝や小石が出ているところも昨日は見られたのでまだまだ雪は欲しいところです。
スキーは今日は3つの班に分かれて細かいところを練習します。

タケ班(4名)
脚の曲げ伸ばしをしっかりできるよう斜度や条件を変えてひたすら滑りこみました。足首がうまく使えないメンバーでお尻が下がってしまうことが多いのでその矯正練習です。

えみさん班(4名)
午前中はシンプルに上体の構えを時間をかけて行い、午後は脚の曲げ伸ばしの運動を取り入れて自分から動いていく練習をしました。

カマキリ班(3名)
急斜面のスピードコントロールはスキーをずらしてコントロールするのでその基礎である横滑りを身体の各部位を意識しながら各所で繰り返したところ良いポジションが見え始めました。
空いているコースでは大回りで積極的に滑り、スピードにも強くなってきました。
小回りも洗練させるべくたくさん練習しました。

バイキングの夕食も昨日までと少しメニューも変わっていました。どこに何があるかもわかってきたのでみんなスムーズです。他の子ども団体も今日から入ってきてホテル内もにぎやかになってきました。
夕食後はスキーの練習を連続写真で撮影した画像を見ながら自分の滑りを分析しDSAバッジテストですべる種目などを説明しました。

安比コースも3日が終わりちょうど中間折り返し、最後まで体調万全に過ごすには睡眠や食事、休息などスキーだけではない生活技術も大切ですね。
夕方から雪が激しくなって猛吹雪、明日に期待です。

2023年12月26日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

12/25黒姫コース

天気:晴れのち雪
スキー場に到着したときは晴れていましたが、スキー出発時には小雪が舞ってきました。
レッスン中はグングン気温も下がってきて、冬らしい天候となってきました。
雪は少なくいたるところにブッシュも出ていましたがそれでもほとんどのコースが滑走可能となっており、十分な足慣らしができました。
帰る頃にはまだ雪が降り続いています。
このまま積もってくれればいいのですが・・・

黒姫スキーキャンプ初日。
つい数日前まではほとんど雪が積もっていない黒姫スキー場でしたが、この週末の降雪で何とかオープンにこじつけることができました。
本当に毎年この時期はハラハラします。

巷ではインフルエンザがかなり流行しているようですが、キャンプに参加の子どもたちは揃いも揃って元気に集合場所に集まってきました。
朝早くの集合、ありがとうございました。
予定通りの新幹線に乗ってまずは長野駅を目指します。
電車の中でも寝ることもなく、みんな楽しそうに遊んでいました。

あまり駅に停まらない「かがやき号」でしたので、あっという間に長野駅に到着。
そこで乗り換えまでに少し時間があったので、暖かい駅の構内で待機しました。
しなの鉄道に乗車して黒姫駅へと向かいます。
ドアを手で開けるなどローカル色豊かな電車で、遠くまで旅をしている気分も高まってきます。
長野駅ではまったくなかった雪も途中から徐々に積雪が増え始め、みんな大喜びで窓の外を眺めていました。

10時頃に黒姫駅に到着。
そこからは送迎バスで10分少々、今日からお世話になる黒姫ライジングサンホテルへ。
時おり見える黒姫スキー場のコースは真っ白で、期待感も膨らみます。
ホテルに到着して、現地集合解散の兄弟とも無事合流。
いよいよここから全員そろっての黒姫アドバンスコースのスタートです。

スキーシーズンも始まったばかりで、館内はガラガラ。
(明日からは2つの団体が増えるようですが)
すぐにお部屋に入れてもらって、宅急便の荷物引き取りやレンタルブーツ合わせをしました。
子どもたちの動きも早くスムーズに作業も終え、昼食までの時間はスキーの準備をしながら部屋でのんびりと過ごしました。

昼食はカレーライス。
朝も早くてみんなお腹もペコペコだったので、おかわりの応酬でたくさん食べていました。
その頃になるとさっきまでの青空に雲がかかり始めてきました。
予報ではこの後雪がパラつくようですが、はたしてどうなるか??

昼食後はお部屋で少しお腹を落ち着かせてからスキーに出発。
リフト券代わりの腕章を忘れたり、他の子のブーツをはき間違えたり、はたまた出発直前に手袋がないことに気がついたり・・・
久しぶりのスキーでバタバタする場面もありましたが、なんとか無事にゲレンデに立つことができました。
予報通り空からは雪が舞い始めます。
この雪が強くなってほしいですね。

ゲレンデに出るとコースのあちこちにブッシュ(草)が顔をのぞかせていましたが、思ったよりも雪があって何とかスキーが楽しめそうです。
まずは全体で準備体操。
しっかりと体をほぐしてスキーを装着しました。

まずは暫定的に3つの班に分かれてのスタート。
アドバンスコースは全員リフトに乗って滑れるので、第7リフトに乗車してレッスンが始まりました。

レッドバッチチームの3名はおはなが担当。
最初はしっかりとブレーキがかけられない子もいましたが、第7リフトを何度か滑るうちに安定して滑れるようになってきました。
今日は平日ということもあってか、第7リフト沿いのコースはほぼ貸し切り状態。
雪が少なくてボコボコとした段差もありましたが、みんな元気に滑っていたようです。

グリーンバッチチームの9名は、今日はゆうえんちといわごちんが担当。
第7リフトで1本足慣らしをしたら、メインの4人乗りリフトに移動。
降りたところからは林間の初級コースを経由して、長い距離をなるべく止まらないように滑っての足慣らし。
途中にある数多くのブッシュを避けながら、波打つ斜面を滑っていきます。
最初は不安定だった子もこの雪の感覚にも慣れてきて、スピードも徐々になってきました。
明日は2つに分けてレッスンをします。

ブルーバッチ以上の12名はピースケとジェシーが担当。
このクラスになると中級コースもなんなくこなせます。
メインバーンのしなの木コースを何度も滑りながら、シーズン始めの足慣らしをしていきます。
やはり同じように雪面は荒れていましたが、それでもしっかりとした滑りをしていくのはさすが。
途中で2つの班に分かれて、時間いっぱいまでスキーを楽しんでいました。

リフトが止まる16時ギリギリまで滑ってホテルに戻り、お風呂に入りました。
今日は宿泊団体がドルフィンスポーツアカデミーだけだったので、ゆっくりと湯につかって疲れを癒しました。
ちなみに明日からは2団体増えるそうで、賑やかになりそうです。

夕食までの時間は部屋で遊んでいました。
初めて会った子同士もすっかりと仲良くなって、楽しそうに過ごしていました。

夕飯もしっかりと食べて、夜はスタッフ部屋に全員が集まってミーティングをしました。
今回はアドバンスコースの子たちにどうしても見せたいビデオをゆうえんちが用意。
スタッフのピースケも映っているビデオで、爆笑場面もあってみんな楽しく鑑賞しました。
小さい子は途中で眠くなっていましたが・・・

20時前には部屋に戻って寝る支度をして就寝時間まで遊んで過ごしました。
今日は朝早かったので疲れているはずですが、興奮していてみんな寝てくれるのでしょうか??

明日は終日スキーとなります。
子どもたちの滑りのビデオも撮影して、夜はそのビデをを見る予定です。
スタンダードコースの子どもたちが来るまでは、少しスキーに目を向ける時間を作っていきたいと思っています。
ゲレンデコンディションはいいとは言えませんが、ほぼ全面滑走ができるのはありがたいことです。
明日も怪我をしないように十分に気をつけて、1日楽しんで滑ってきたいと思います。
大雪になることを祈って!!

2023年12月25日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

12/25安比コース

天候:快晴のち曇り一時小雪 気温:ー9℃山頂(8:00)

起床時間になって各部屋をスタッフが回るとほとんどの子はまだ夢の中でした。
朝食時になって東の空から遅い朝日が昇り始めます。この時期にしては珍しく風も弱く快晴です。
夜の間に雪が30㎝ほど積もりました。
今日からさらにオープンするコースと営業リフトが増えて、ほぼハイシーズン並みとなりました。

今日は2つの班に分かれて終日スキーです。
一日を通してこの時期の安比には珍しく穏やかで寒さも厳しくないスキー日和。
午後遅くは軽く雪がちらついてきました。

ブルー~シルバークラス 担当:タケ・えみさん
昨日のえみさんの班とタケの班が合同で行動することになりロングコースを使いながら今まで行ってきたことの復習(プルークボーゲン・シュテムターンなど)を午前中は行い、午後は降り積もった新雪を滑ったりパラレルターンの練習を行い個々へのアドバイスをしました。

スーパーシルバー・ゴールドクラス 担当:カマキリ
なかなかシーズン初めということもあり昨年の調子が戻ってこないため斜滑降、横滑りなどの基礎練習を交えながら丁寧にターンをすることやブーツの中での足首の動きなどを意識して上半身をリラックスさせて良いポジションがどこなのかを探る練習を行いました。

昼食は時間を合わせて全員でフードコートです。カレー屋、ラーメン屋、たこ焼き屋などのお店の中から指定された好きなメニューを選べます。カレー屋さんは本格的でその場で釜でナンを焼いてくれます。

夕方は安比リゾート内の温泉施設「白樺の湯」へシャトルバスで移動して、露天風呂やサウナなどを楽しみました。

夕食後には昼間に撮ったスキーのビデオを見てアドバイスをうけました。
希望者は夜にスキーへワックスがけもして就寝しました。

2023年12月25日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

12/24安比コース

天候:晴れ時々曇り 気温-3℃

ドルフィンスポーツアカデミー今シーズンのスキーキャンプ一番スタートとなる安比コース5日間の始まりです。安比もここ数日の寒波で一気に真冬の世界に入りました。
シーズン初めでも安比は十分な積雪がありコースも次々にオープンしてコンディションは良いようです。

東京駅丸の内に集合。いつもの安比のメンバーがほとんどですが今回初めてドルフィンスポーツアカデミーのスキーキャンプに参加する子もいます。
小学3年生から高校1年生までの11名、いつもより少人数ですが男女もほぼ半々でバランスの良いメンバー構成ではないでしょうか。

新幹線は定刻通りに出発、仙台ではスタッフのタケが合流、これで全員集合して盛岡へ。
盛岡からは安比直通の路線バスに乗るのですが昨年は乗客が一杯で乗り切れなかったのですが今年はちょうどバス一台分の人数で一安心。

1時間弱で安比高原へ到着。ホテル内のレストランで昼食。
スキーの準備も慣れたものでスムーズです。レンタルスキーの貸し出し場所が変更になりスキーを持参した組と分かれてゲレンデにて再合流。

準備運動をしてリフトに乗車、足慣らしを行いました。最初の1本目は初滑りで感覚がおかしいのかバランスが悪くバタバタしていましたが見る見るうちにスキー感覚がよみがえって慣れてきました。その後クラス分けのために一人ずつ滑って暫定的に3つの班に分かれました。
とはいえどの班も考えることは同じでゴンドラに乗って山頂から一番のロングコースのヤマバトコースに来てとにかく足慣らしとなったようです。時間いっぱい滑ってホテルへ戻ります。

ロッカーの番号だったり、暗証番号だったり、部屋の番号だったり、巨大ホテルで初めての子はどこに何があるのか把握するだけでも大変です。
毎回必ず起こるスキーロッカーのカギが開かなくなったり、ルームキーを閉じ込めて締め出されたりするハプニングに備えカマキリのしつこいくらいの注意喚起とレクチャーを行いましたが今年はどうでしょう。
休憩の後、ホテル内の大浴場に行って温泉入浴。

夕食はバイキングです。クリスマスを意識したメニューになっていて思い思いにたくさん食べていました。途中にサンタクロースが乱入して子どもたちにお菓子配り始めました。

夕食後はミーティングで安比コースの過ごし方をカマキリから聞いて、自己紹介を行いました。

就寝前の検温は全員問題なし。まずは順調な初日の滑り出しです。
明日以降も体調万全にスキーに取り組んでもらいたいですね。

2023年12月24日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

11/26みかん狩りハイキング

天気:曇りときどき晴れ
冬本番を思わせるような寒い一日でした。
それでも風がなかったので活動中は特に寒さも感じず、午後に太陽が顔を出すとポカポカの気持ちのいい空気に包まれました。
今日は終日みかんの山で、お腹いっぱいにみかんを食べていろいろなアクティビティを楽しみました。

今年最後のドルフィン探検学校は恒例になったみかん狩り。
お馴染みの神奈川県松田町のみかん園に足を延ばしました。
晴れていれば間近に富士山が望める絶景ポイント。
今日は雲が主役の天気予報ですが・・・さてさてどうなることでしょうか。

今回は常連さんも多かったので、新宿駅の集合場所はいつも以上に賑やか。
11月は宿泊のキャンプも多かったので、1か月ぶりのデイキャンプということでみんな張り切っていたようです。
東京は曇り空、ときどき小雨も降るようなお天気でしたが、そんな中みんな元気に出発していきました。

今回の目的地は神奈川県の西、新宿から快速急行に乗車しても1時間20分ほどの距離。
東京近郊にもみかん狩りができる場所は数多くありますが、他にはない魅力が今回の目的地のみかん園にはあります。
そしてこの雲を吹き飛ばすぐらいの子どもたちの元気が発揮できるといいですね。

車窓からは傘をさす人の姿も。
それでも目的地の新松田駅に到着すると、雲には覆われてはいたものの雨の気配は全くありませんでした。
そして全容は現しませんでしたが、雪に覆われた雄大な富士山も見ることができて、子どもたちのテンションも徐々に高まっていました。

駅前のスペースでみかん園までのハイキングの説明を受けて、そこからは30分少々、班ごとに山の中腹にあるみかん園を目指しました。
しばらくは街中を歩き、東名高速道路のガード下をくぐったらそこからは本格的な山道となります。
気温は低いものの体も温まってきたので、ここで上着を脱いで急な山道を登っていきました。
登ってすぐにみかんの木も現れだして、子どもたちも喜んで歩を進めていきました。

順調に歩いて予定通りにみかん園に到着。
本来であれば更に上部にある青島みかんの畑に案内されるはずでしたが、今年は季節の移りが遅く育成が遅れているとのこと。
その代わりこの時期には終わっているはずの受付所前の早生みかんの木に、こんもりと美味しそうなみかんが実っていました。

受付けをしている間に幼児班も到着。
みんな元気に歩いていました。
各班に持ち帰り用のネット、そして必要な分の鋏が配られていよいよみかん狩りのスタートとなりました。
これから時間もたっぷりとあります。
まずは自分で絞って飲むフレッシュなみかんジュースでのどの渇きをいやしてから、みかんの木に群がっていきました。

受付前にある木にもたくさんのみかんが実っていましたが、ここはじっくりと美味しそうな木を選んでいきます。
奥に歩いていくと芝ソリのエリアが。
その両脇の日当たりのよい斜面のみかんが美味しそうに実っていたので、そこをベースにみかん狩りを楽しみました。

まずは美味しそうなみかんを選んで食べてみます。
早生みかんは青島みかんに比べて酸味の強いみかんですが、時期も終わりかけということもあってかまた日当たりのよい斜面に実っていたのか、口の中に甘い香りが広がります。
みんな夢中になって頬張っていました。
中にはみかんに夢中になりすぎて、足を滑らせて斜面から転げ落ちる子も。
みんなでゲラゲラ笑いながらいろいろな木のみかんを味わっていました。

みかんでお腹いっぱいになったら続いてはお土産用のみかんをネットに詰めていきます。
味見をした中で気に入ったみかんの木を中心に、どんどんみかんを詰めていきます。
大きいみかんと小さいみかんをうまく組み合わせて、なるべく隙間のないようにたくさんつめていきました。
みんなみかんが詰め込まれた自分のネットを手にして、満足そうでしたね。

気がつけばもうお昼の時間が過ぎています。
まだまっだたっぷりと時間があるので、残りは班ごとに自由に過ごしました。

1班の幼児さんたちはみかん園を後にしてハーブ園方向に移動。
景色の良いベンチがあるスペースを見つけてそこでお昼ご飯となりました。
過ごしているうちに雲も段々と薄くなってきて、太陽のぬくもりも感じられるようになってきました。

すると昨年はメンテンンスで営業休止していたふるさと鉄道が営業をしていたのでそれに乗ることに。
(営業が再開してまだ1週間ほどだったようです)
食後は園内のブランコなどで遊んだ後で、早めに並んで先頭車両をゲットしました。
みんな楽しそうに20分ほどの列車旅を楽しみました。
他の班より少し早く山を降りだして、途中の道端でドングリも拾いました。

2班は午前中はひたすらみかんの試食。
急坂を転げまわりながら、みかん園中を動き回っておいしいみかんを探していました。
お昼ご飯もみかん園の中。
お弁当を食べた後でやっとお持ち帰り用のみかんを選んでネットに詰め込んでいました。

その後集合場所のハーブ園まで移動、残りの時間はブランコや他の遊戯で遊んでいました。
一番どん欲にみかんを追いかけていましたね。

そして3班、こちらはさすが年長者。
みかんを試食するのとお持ち帰り用のみかんを選ぶのと、バランスよくみかん狩りを楽しんでいました。
昼食は2班と同じくみかん園の中で食べました。

その後はみかん園内に設置してある人工芝でのソリ遊び。
それがまた超アグレッシブで、大絶叫しながら泥だらけになりながら転がりまわっていました。
ひとしきり遊んだ後はハーブ園に移動。
その後は2班と一緒に山を降りていきました。

帰る頃にはまた雲が主役の天気となり、ひんやりとした空気に包まれてきました。
みんな元気に山を下って駅に集合、予定通りの電車に乗って新宿へ向かいました。

2013年最後のドルフィン探検学校が終わりました。
次回は2月、大好評のいちご狩りハイキングからスタートします。
またたくさんの子どもたちの参加をお待ちしております。

そしていよいよスキーシーズン、スキーキャンプに来るみんな。
またたくさん遊びましょう!

2023年11月27日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

11/4秋の焚き火とサバイバルキャンプ

天気:晴れ
今日も朝から青空が広がっていました。
夜中はかなり冷え込み、朝も冷たい空気に覆われていました。
そのまま冷たい空気に終日覆われていて、メインの焚き火を始め、時間いっぱいまで気持ちいい空間の中でサバイバルキャンプを楽しみました。

昨晩は初めての(?)雑魚寝で気持ちも高まっていたのか、就寝時にはゴソゴソとしていた子たちでしたが、あっという間に寝息があちこちから聞こえてきました。
やはりたくさん遊んでお疲れのようでしたね。
夜が更けるにつれ室温もグングン下がってきましたが、分厚い寝袋のおかげでみんな快適に眠れたようです。
何人かは「寝られなかったー」「寝不足だー」と言ってましたが、いやいやしっかり眠っていましたよ。

朝は6時過ぎからコーヒー職人の福ちゃんがゴリゴリと豆を挽く音でスタッフが起き始め、コーヒーの香りが漂いだした頃に子どもたちももぞもぞと起き始めました。
こうした時間にとらわれない、自然のままに過ごすキャンプもいいものですね。
福ちゃんの煎れた至福のコーヒーはもちろん大人たちの特権。
絶品のコーヒーは一日の始まりには欠かせません。
俄然やる気も出てきました。

子どもたちが起きてまず最初にすることは、寝袋とマットの片付け。
起きてすぐの時間でしたが、昨日よりもテキパキと動き出している子どもたち。
こうした環境にも徐々に慣れてきたようですね。

片付けが済んだら朝食の準備に取り掛かります。
朝のメニューはホットサンドとコンソメスープ、そしてゆで卵にバナナと、文字にしてみればコンチネンタル風のおしゃれな洋食のようですが、サバイバルキャンプでは一味違いますよ。
コンソメスープとゆで卵は昨日仕込んでおいたので、子どもたちはホットサンドの準備に取り掛かります。
パンにハムとチーズをはさむのは普通、それを重ねてアルミホイルで包みます。
まあこれもありかな?
それを今度は牛乳パックに中に押し込んで仕込みは終了。
それを持って外に出たところで、まったく普通のホットサンドではなくなりました。

知らないうちに焚き火の用意をしてくれていた福ちゃん。
晩秋を思わせるほどの気温の低さに、この焚き火はありがたいですね。
早速火ばさみを使ってマキをいじったり、火吹き棒で風を送ったりと焚き火に夢中になってすっかりホットサンドのことは忘れてしまったようです。

そんな子たちを一旦集中させて、いよいよホットサンド作りに入ります。
作り方は簡単、牛乳パックに火をつけてその火がパックを燃やしきったらそれで終了。
きっと美味しいホットサンドができているはずです。
まだまだ焚き火をいじりたい子どもたちをうながし、アルミホイルに包まれたホットサンドを持って再び室内に戻りました。

広げればアルミホイル自体がお皿になるので、盛り付け用のお皿が必要ないのもポイント。
アルミホイルの中からは程よく焦げ目の付いたホットサンドが現れました。
チーズも程よく溶けて、また薪の香りもほんのりとするホットサンドは、これまで食べたこともない美味しさでしたね。
そんな一日のスタートとなりました。

さて遊びに行くぞ!と意気込んでいる子どもたちには次なる試練が。
荷物を整理しながら、①今日遊ぶのに必要な服や用具の準備、②着て帰る服の準備、をしながら他の荷物をきれいにリュックサックに詰めていきます。
時間ぎりぎりまで遊んですぐに着替えて帰れるようにする時間となりました。
女子チームと男子チームに分かれて、一つ一つ荷物を確認しながらリュックサックに詰めていきますが、早く遊びたいのかみんなテキパキと動いていました。

そして全員荷物整理の終了。
焚き火のある広場に向かっていきました。

そして今日も子どもたちが自由に森の中で遊ぶ時間となります。
昨日もやった焚き火いじりを始め、ブランコ、ハンモックなどなど。
それに加えて今日は、昨日切った丸太をペンダントにするクラフト、マッチをひたすら擦る体験、そして巨大ブルーシートを使っての秘密基地づくりなどなど。
さらにアイテムも増え、子どもたちがやりたいことにスタッフがお付き合いをするといった形で、ゆるーいプログラムがスタートしました。

しばらく焚き火周りで遊んでいたり、木の輪っかでペンダントづくりをしていましたが、何人かの子が「沢で遊びたい」とのリクエストが。
これはいやな予感が・・と思っているうちに結局全員が沢に行きたいとのことになり、沢に向かって歩いていきました。

昨日も遊んだのでもうすっかりお手の物。
スタッフが何も言わなくても自由に飛び石を渡っていきながら動き回っています。
するとあちこちからドボンドボンと足が水の中に・・
嫌な予感は的中で、最終日にしっかりと靴をビショビショにしてしまうという愚か者たちが続出するのでした。

今日は遅めの昼食にして、その後も好き好きに最後の時間をたっぷりと遊んで過ごしました。
いつの間にか焚き火の横に炭火も用意して、そこで昨日釣ったニジマスも焼いて食べることにしました。
最初はあまり食べたがっていなかった子たちでしたが、いわごちんの巧みなトークでみんな焼けたニジマスを手に取りました。
もちろんその味は絶品、焚き火を囲んで食べるといったシチュエーションもあって、みんな美味しい美味しいとニジマスの塩焼きにかぶりついていました。

13時前に森の中での遊びは終了。
最後の食事、牛丼をたくさん食べました。
遊び途中にニジマスも丸々一匹ずつ食べていたにもかかわらず、牛丼はみんなしっかりと食べていましたね。

みんな早く平らげたので、短い時間でしたがさらに外で遊んで最後は青シートやスコップなど、遊び道具をしっかりと片づけて終了となりました。
最後は帰りの服に着替えて全て終了となりますが、朝遊びに行く際に帰りの服に着替えてしまった子もいたり、着替えた後に遊んだ際にズボンをドロドロにしてしまったりと最後までやらかしていた子もいましたが・・・
荷物整理が終わったら最後にキャンプの総括。
スタッフから今回のキャンプの感想を子どもたちに伝えました。

いわごちんの車に大きい荷物を積んでもらって、昨日歩いた山道を歩いてバス停に向かいます。
タイミングよくバスが来たのでそのバスに乗り込みましたが、登山のお客さんでパンパン。
途中からも乗車するお客さんもいて、高尾駅までの約15分はギューギュー詰めの中で過ごしました。
一気に現実に引き戻された感じです。
また高尾駅ではポカポカと暖かい空気に包まれていて、秘密基地に比べると5℃以上は気温差があるように感じられました。

早めのバスに乗ることができたので、高尾山では少し時間を調整して予定通りの電車に乗り込みました。
始発でしたのでもちろん余裕をもって座れましたが、こちらも途中の駅からはどんどん混みだして、かなり混んだ中での帰り道となりました。
さすがにお疲れか、爆睡状態の子どもたちが多かったですね。
途中でトイレピンチもありましたが、少し遅れて新宿駅の解散場所でみんな無事に落ち合うことができました。

1泊という短いキャンプでしたが、みんな主体的にいろいろな遊びを楽しめるようになりましたね。
スタッフからのカミナリも幾度となく落とされましたが、多いなケガもなく安全に楽しく過ごせたのは何よりもうれしく感じます。
いよいよ12月からはスキーキャンプも始まります。
また是非来てくださいね!

秋の焚き火とサバイバルキャンプディレクター 小山丈二(ゆうえんち)

2023年11月4日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

11/3秋の焚き火とサバイバルキャンプ

天気:晴れ
11月とは思えないような暖かな一日でした。
それでも活動場所の秘密基地「日影沢ベース」は森の中、そして近くに小川が流れていることもあって昼間でもひんやりと感じられました。
今日の午前中はます釣り、そして日影沢ベースに到着してからはひたすら焚き火、そして子どもたちがやりたいことを自由に遊びました。

秋の焚き火とサバイバルキャンプが始まりました。
2日間子どもたちが過ごす場所は裏高尾の森の中、キャンプでもお馴染みの岩越さん(いわごちん)が所有する野趣あふれるワクワクドキドキのフィールド。
そこで焚き火を中心に自由に森の中で遊びまくります。

新宿駅での集合からみんな元気いっぱい。
テンションもすぐに上がってしまう元気すぎる子どもたちをなだめながら、中央線青梅快速に乗車して最初の目的地「小作駅」を目指しました。
1時間ほどで小作駅に到着。
そこからはのんびりと20分ほど歩いて「多摩川養殖釣り堀場」に到着。
連休初日ということもあり、たくさんのお客さんが釣りを楽しんでいました。

そこで今回の特別講師&施設を提供してくれるいわごちんと合流。
コーヒー名人&森のマイスターの福ちゃんも駆けつけてくれて、贅沢なスタッフでサバイバルキャンプが始まりました。

子どもたちの最初のミッションは、1人2匹のマスを釣り上げること。
釣れなければ期間中のおかずが一品減ってしまいます。
さあみんな頑張ってくださいね。

まずは簡単に竿の扱い方を教わって、餌を針につけてニジマスが泳いでいる池に糸を垂らします。
餌は練り餌ですが、これを針につけるのにコツがいります。
程よい大きさにちぎって丸めてつけるのですが、ボロボロとすぐに崩れるのですぐに餌が針からはずれてしまいます。
勢いよく池の中に入れるとすぐに取れてしまうし、なかなか魚が針に喰らいついてくれません。

そんな悪戦苦闘をしながらもまずは最初の一人がゲット!
そして次々にニジマスを釣り上げていきますが、そこからがまた大変。
「ギャー、怖い!!!」「ぬるぬるしている!!気持ちいー!!!」と釣り上げた魚をバケツに入れるのが一苦労。
結局スタッフの手を借りながら何とか一人二匹の魚を釣り上げることができました。

いわごちんの車に大きな荷物を積んでもらって釣り堀を後にし、駅に向かう途中の公園でお弁当を食べました。
もうその頃にはみんな仲良くなっていて、友人同士、男女隔たりなく楽しそうにおしゃべりをしていました。

小作駅から次に向かうは高尾駅。
高尾駅からはバスに乗って、15分ほど走って日蔭バス停で下車しました。
先ほどまでと違って周りはもう山の中、そこからさらに山道を15分ほど歩いてやっと秘密基地「日影沢ベース」に到着しました。

いわごちんはすでに焚火の用意をしてくれていて、まずは荷物を小屋の中に入れて遊ぶ準備をします。
外見からは想像もつかないほど素敵な内装。
薪ストーブもあって子どもたちは大喜びでしたが、「どこで寝るの?」の質問に「ここでみんなで雑魚寝だよ」と答えたら、何人かは目が点になっていました。
そんなこんなする中で、長袖に軍手、そして暗くなってから必要となるライトの準備もして、いわごちんの待つ焚き火場へ向かっていきました。

まずは焚き火場でいわごちんからのお話し。
好きに遊べると言っても“好き勝手に”遊べるわけではありません。
最低限のルールを守って、その中で安全に楽しく遊ぶ術を子どもたちには身につけてもらえるようにお話をしました。

最初に周りの探検をしようとなって、まずは近くの沢に降りていきました。
すでにハイテンション状態の子どもたちは、早速飛び石を渡りながら歩きだしますが・・・
案の定ドボンドボンと・・・あっという間に靴がビショビショの子が・・・
先が思いやられます。

その後は山道を歩きながら秘密基地の上に出て、いわごちんが設置したブランコで遊んだり木登りをしたりと、徐々に子どもたちが主体的に遊びだすようになりました。
そこからは子どもたちが自由に動き回ります。
焚き火に拾ってきた木をくべて遊んだり、丸太を輪切りにして名札の材料を作成したり。
またスコップを持ち出してモグラが掘った穴をさらに深く掘り下げたり、ハンモックに揺られて遊んだりと・・・
それこそ自由に好きなことを好きなように、夢中になって遊び惚けていました。

みんなドロドロになって遊び惚けて部屋に戻ると、今夜の夕食の山賊鍋がぐつぐつと煮えていて、いよいよお楽しみの優勝となりました。
鍋の具材がなくなったらそこにうどんと、福ちゃんの差し入れの宇都宮餃子とを入れて最後に卵とじを加えて、水餃子入り特製かきたまうどんの完成。
最後までおいしくいただきましたね。

食後は再び外に出て、焚火とマシュマロ焼きを楽しみました。
もうすっかりマキのくべ方も火吹き竹の扱い方も慣れてきたようで、時間が過ぎるのも忘れて焚火に夢中になっていました。
途中で交代でシャワーを浴びて、みんな部屋に戻ってきました。

そして雑魚寝の時間です。
広いオープンな部屋の中で、女の子エリアと男の子エリアに分かれてマットを敷いて寝袋を広げます。
小屋に着いた時は目が点だった子たちも、そんなことも気にせずに寝袋の中に入って一人一人と寝息を立てていました。

明日は朝から外での活動。
焚き火場で特製のホットサンドを作ります。
帰るまで秘密基地で、とことん子どもたちの好きなように、好きなことをやりながら過ごします。
もちろん今日釣ったニジマスはどこかの場面で出てきますよ。
子どもたちはみんな元気いっぱい。
明日もたくさん遊んできます。

2023年11月3日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

10/22森のわんぱくパティシエ

天気:晴れ
気持ちのいい秋空が広がりました。
日陰はひんやりとしていましたが、日の当たる場所はポカポカとして過ごしやすい一日でした。

ドルフィンスポーツアカデミー秋の恒例プログラム、「森のわんぱくパティシエ」が始まりました。
実施場所はいつもの国立オリンピック記念青少年総合センター。
東京のど真ん中で焚き火ができるという貴重な場所です。
時間をたっぷりと、有効に使えるところもいいですね。

朝晩は秋らしくなったものの昼間はまだまだ気温が高い日が続いていましたが、今日は冬型となって20℃に届かないとのこと。
それでも日差しはポカポカで、活動するのには最高の日です。
今回は東京のど真ん中ということで、現地集合解散。
野外活動広場に子どもたちが集まってきました。

全員集まったところで、今日作るスイーツの発表、そして早速準備を始めました。
今日作るものは「お団子」、中秋の名月は過ぎましたがみんなでおいしいお団子を作りましょう!

まずはしっかりと手を洗います。
しかし周りのものに興味津々の子どもたちは、すぐに落ち葉をいじったり木の棒を拾ったり・・・
そのたびに手の洗い直しとなるもんですから、なかなか作業に移れません。
まあ今回はそれほど行程に時間がかかるものでもありませんので、のんびりといきましょう。

やっとみんなが揃ったのでお団子の元となる生地を練っていきます。
大きなボールの中に上新粉と白玉粉、そしてお砂糖と水をいれて力を込めて練っていきます。
ここでは粉にまみれた手で服や顔を触るもんですから、あちこちが粉まみれに・・・
まあ見ていて飽きない子たちです。

みんな一生懸命に力を込めていますが、やはり最後はかなり力がいります。
仕上げはスタッフがヒーヒー言いながら生地を練って、子どもたちは一生懸命応援をしていました。
生地が出来上がったら、小さくちぎってきれいに丸めてお団子を形成していきます。
大きさはバラバラで形もいびつなものもありますが、みんなで頑張って100個以上のお団子を作り上げました。

ここで一休み、お団子を茹でている間に、広場に積もっている落ち葉で遊んでいました。
その落ち葉のすごい量に、秋の深まりを感じることができましたね。
都会のど真ん中であるものの、活動場所の空間は静かで自然豊か。
そんな小さな自然の中で自らが遊びを発見していくのは、さすが子どもは遊びの天才です。

そして茹で上がったお団子を串に刺していきます。
自分の指を刺さないように慎重に、1本の串に3つのお団子を刺して完成となります。
ここでみんなで口ずさむのはもちろん「だんご三兄弟」。
今の子どもたちも知っているんですね。

子どもたちが頑張ってお団子づくりをしている間に、本部では昼食作り。
子どもたちの大好きなミートソースで、みんな大喜びでおかわりの連続。
吸血鬼のように口の周りを真っ赤にしながら、お腹いっぱいに食べていました。

そしてお団子づくりも最終局面。
炭火でじっくりと焼いて焦げ目をつけていきます。
そのままみたらし餡やあんこをつけるだけでも美味しいのですが、火にあぶることで風味や食間がまたワンランク高まります。
みんなでカマドを囲みながら焼いていきますが、火に当たりながらポカポカして気持ちよかったですね。

焼きあがったお団子をお皿に並べて、そこに本部で作ったみたらし餡やあんこをかけて食べます。
お昼ご飯を食べたばかりだったのでここでは味見程度、残りはおやつで食べる予定でいたが・・・
みんな食べるわ食べるわ・・・
30本以上あったお団子が、2本残してあっという間に消えていきました。
特にみたらし団子が大人気でしたね。

お腹が満腹になったらまた広場で遊んでいましたが、まだまだ時間もあったので、施設の隣にある渋谷区ポニー公園に遊びに行きました。
野外活動広場からはすぐに見える場所ですが、施設のゲートをぐるっと回っていくので15分ぐらい歩くことになりますが、腹ごしらえにのんびりと歩いていきます。

ポニー公園に到着したらお目当てのポニーにすぐに乗れるということで、まずは1人ずつポニーに乗せてもらいました。
初めて馬に乗る子はおっかなびっくりの様子でしたが、いい体験ができましたね。
その後はポニーに触ったり施設内で遊んだりして過ごし、再び野外活動広場に戻ってきました。
取っておいた2本のお団子をみんなで分けて、残った時間はまた飽きもせずに広場で走り回っていました。

たくさん食べてたくさん遊んだ一日となりましたね。
さてさて来年はどんなスイーツが待っているのでしょうか??

2023年10月23日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama