10/10八ヶ岳紅葉と星空キャンプ

天気:晴れのち曇り
午前中は抜けるような青空が広がり、湿度も低く最高に心地よい空気に包まれました。
午後山に登ると山の上は雲がかかり風は冷たく、一気に肌寒く感じるようになりました。
本日行く予定だった北八ヶ岳ロープウェイは人も多く待ち時間がかなりあるということで予定を変更、午後は近くの富士見高原へのハイキングとなりました。
そして午前中は自然文化園でドングリや松ぼっくりを拾い、お土産を買った後は絵本美術館へ。
盛りだくさんの一日となりました。

昨晩は予想通り夜は冷え込んだので、布団にくるまってぐっすりと眠れた子どもたち。
年中さんは気持ちよく目覚めたようですが、小2の二人は少し遅くまではしゃいでいたので、朝起こしに行っても寝ぼけまなこでなかなか起きだしません。
今日は朝のお散歩に行きがてらドングリ拾いをする予定でしたが、まあゆっくりと寝かせてあげましょう。

緊急事態宣言が明けて人が多くなったのか、ここ原村周辺にもイベントも重なったこともあり昨日は多くの人が訪れていました。
今日の北八ヶ岳の人出も心配になっていろいろと調べたところ、昨日はかなり多くのお客さんが来場していたとのこと。
ロープウェイ乗車のために長い待ち時間をかけるのももったいない。
ということで予定を変更して、ハイキングをする山、そしてその他のプログラムを大きく変更することとなりました。
さてこれから、今回のおっとりお嬢さまたちが最高に喜ぶようなプログラムを考えますか。

小2の子たちもようやく目も覚め、高原の朝食となりました。
今日10/10はスタッフのミルミルの誕生日ということで、まずはみんなでハッピーバースデーの歌のプレゼント。
そしてオレンジジュースでの乾杯の合図とともに、朝食が始まりました。
朝食は定番のアメリカンブレックファースト、子どもたちは概ねパンが好きなようで、しっかりと食べて今日一日の遊びに備えました。

食事の後は荷物整理と荷物の移動、そして今日も近くの八ヶ岳自然文化園へ出かけました。
昨日は時間があまりなかったこともあって、施設内で過ごすことが多かったのですが、今日は予定も変更したので午前中たっぷりと時間があります。
今朝できなかったドングリ拾いをまずは楽しみました。

ドングリがありそうな林に入って、きれいな実を探します。
小さな穴が開いているのは小虫が巣食っているいる目印、しっかりと見極めながらビニール袋に入れていきます。
場所によってサイズはもちろん形も大きく変わっているので、子どもたちの興味は尽きません。
のんびりとお散歩しながら、そしてアスレチックでも遊びながら、気持ちのいい公園でしばし過ごしました。

その後は文化園のお土産屋に寄りました。
昨日下見をしていたので買うものはあらかた決まってはいましたが、改めて見るとさらにほしいものが増えたり、まあ子どものお土産の時間は何とも悩ましい限りですね。
お土産を買ったら一旦ペンションに戻り、荷物をピックアップして車に乗り込みました。
ここでペンションの苗美さん(なえみさん)とお別れ、美味しいご飯と素敵な環境をありがとうございました。

次に向かうは車で5分ほどの絵本美術館。
周りの喧騒とはかけ離れた、静かな森の中にある素敵な美術館で、心を落ち着かせながら静かに過ごしました。
ここ原村周辺は八ヶ岳を臨む山々だけでなく多くの文化施設もあり、雨プロとして使えるだけでなく、ちょっとした気分転換をする場所に事欠きません。
2日間だけじゃなく1週間いても楽しく過ごせそうですね。

子どもたちとミルミルが絵本美術館でゆっくりと過ごしている間、ゆうえんちはハイキング用の食料の手配へと出かけていました。
そして再び合流、今回のメインプログラムの一つでもある、ハイキングへ向かいました。

今回変更した場所は富士見高原。
冬はスキー場として楽しむ場所ですが、山の上の展望も素晴らしく、ちょっとした山歩きにはもってこいの場所となります。
歩いて登らなくても、電動カートやリフトで山の上を目指せるので、小さい子にも気軽にハイキングを楽しむことができます。
電動カートだと片道20分以上時間を費やすので、今回はリフトをチョイス。
スキー経験者の子も夏のリフトは初めてだったのでは?
そして今や珍しい、1人乗りのリフトというのも味がありますね。

初めてリフトに乗る子もいたので、行きはスタッフが年中さんを抱っこして登っていきました
5分ほどで景色のいい終着駅に到着、山は雲に覆われ風もあって肌寒かったので、屋根がある休憩所で上着を羽織って、お昼ご飯となりました。
お昼ご飯はおにぎりとスティックパンでしたが、山の上で食べるご飯はいつも以上に美味しかったようで、子どもたちはあっという間にペロリと平らげていました。

その後は山の上のハイキングコースをのんびりと歩きます。
雲がかかっていなければ、南アルプスや富士山の展望も素晴らしい場所ですが、この景観は次回に取っておきましょう。
しばらく遊びながら歩いて、景色が開けた場所を見つけて記念撮影。
そして再びリフトに乗って山を下りました。
下りリフトは年中さんたちも一人乗車に挑戦、リフトのバーにしがみつきながらも楽しそうに揺られていました。

下山後はしばらくお花畑の中で遊んで、富士見パノラマの敷地内にある温泉「鹿の湯」へ向かいました。
入るタイミングが良かったのかお客さんはまばらで、今日も露天風呂や水風呂も堪能していました。
最後に車をピックアップしてもらうために、ゆうえんちがペンションオーナーのカジゴンを迎えに行き、お風呂上がりの子どもたちはカジゴンと再び合流。
こちらも茅野駅から予定を変更した、小淵沢駅へと向かいました。

時間に余裕を持って駅に到着、カジゴンとお別れをして予定通りの電車に乗り込みました。
電車の中は来る時と同様に満席状態。
座れない人は車両と車両の間の通路にまであふれていました。
電車の中の子どもたちは半分爆睡、半分は静かに過ごしていました。
本格的な山歩きはなかったものの、一日盛りだくさんのプログラムでお疲れのようでした。

東京もいよいよ秋が深まり始める予報も出ています。
ドルフィン探検学校のプログラムも秋バージョンに突入、そして早くも冬の準備も始まっています。
今回は常連の小2の二人の頼もしさはもちろん、年中さんたちが思って以上に逞しかったのが印象的でした。
またデイキャンプや宿泊のキャンプで一緒に遊びましょう!

紅葉と星空キャンプディレクター 小山丈二(ゆうえんち)

2021年10月10日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama