10/2南房総フィッシングキャンプ

天気:晴れ
昨日に引き続き夏を思わせるような天気。
終日きれいな青空が広がりました。
ただ風も少しあったのでそれほど暑さを感じることもなく、外にいても快適に過ごすことができました。
今日も盛りだくさんのプログラム、朝地引網のイベントに参加して午前中は釣り。
午後はへんべえの自宅に行って魚をさばいてそれをフライにしての昼食となりました。

昨日は一日中釣りを楽しんでぐっすりと眠った子どもたち。
夜の快適な涼しさもあってか、朝起こすまでしっかりと寝ていました。
これだけ寝られれば今日もしっかり遊ぶことができますね。

今日は朝から楽しいイベントが待っています。
ここ岩井の民宿協会が主催する地引網が本日開催、そのイベントにみんなで参加します。
実はこのイベントが開催されるのは2年ぶり、コロナの影響でしばらく開催できない状況だったのです。
今年も春2回、秋2回の実施を計画していましたが春の2回は中止。
秋の開催に期待を込めて、この日程に合わせてドルフィンスポーツアカデミーのフィッシングキャンプを企画していたのでした。

ここのところコロナも落ち着きだし、今回は無事に開催。
そしてこの天気ですから、盛り上がらないわけありませんね。
6時半に子どもたちを起こして、10分ほどのんびりと歩いて地引網の会場に向かいました。

すでにバーベキューや天ぷらなどの準備に忙しそうに動いてて、われわれドルフィン軍団の席にはおにぎりや麦茶なども用意してありました。
開始までまだ少し時間があったので、みんなで波打ち際まで遊びに行くことに。
足は濡れることを想定してマリンシューズを。
ただ全身ずぶぬれになるものでもないので、短パンにTシャツと、ごくごく普通の服装で出かけて行ったところ・・・
最初は波打ち際で走り回っていたのが、徐々に深いところまで行って・・・結局は下半身がずぶ濡れになった子も。
まあ楽しそうなんで良しとしましょう。

そして民宿協会の方のご挨拶のあと、地引網が始まりました。
今回の参加者は総勢160名ほどとのことで、それを2グループに分けて網を引いていきます。
漁師さんの合図で手を止めたりまた動き出したりと、左右タイミングよく引くことで魚を逃がさないということ。
久しぶりの開催に、漁師さんの声にも活気がありましたね。

徐々に網を狭めていってとうとう魚の入っている網が波打ち際に。
そこにはイナダやクロダイを始めたくさんの魚が網にかかっていて、みんな大興奮でした。
こちらの魚はすぐにさばいてみんなの食卓に向かいます。

地引網が終わって落ち着いたら、テーブルに戻っての朝食。
そこにはすでにお刺身の盛り合わせも用意されています。
席に着いたタイミングで、いろいろな料理が登場してきます。
最初に置いてあったおにぎりにお刺身の他にも、あら汁(これがかなり絶品でした)、イカ焼き、サンマの燻製の塩焼き、天ぷら、フランクフルト、ポテトフライ・・・
なくなりそうになると、捕れたての魚のお刺身や天ぷらも追加。
ほかにもあとからあとからじゃんじゃん持ってきてくれるもんですから、おにぎりまで手が回らないほどすぐにお腹いっぱいになってしまいました。
それにしても捕れたての魚は絶品でしたね。

お腹一杯になったところで再びてくてくと歩いて甚五郎さんへ。
釣りに行く準備をして、さらに荷物整理をすませて甚五郎さんをあとにしました。
当初は夕方の出発まで甚五郎さんに荷物を置かせてもらい、甚五郎さんでシャワーを浴びて帰る予定でしたが、釣った魚も子どもたちにさばいてもらおうということでへんべいの家にお邪魔することにしました。
みんな荷物の片付けもテキパキとすませ、へんべえの車に荷物を積み込んで本日の釣りポイントに向かいました。

いろいろと検討をした結果、時間も有効に使おうということで、移動時間の少ない穴釣りをやった堤防へ向かうことにしました。
本日はそこで浮き釣りで大物ゲットを期待することに。
堤防には先客が2名ほどいましたが、ストレスなく楽しめる場所をキープすることができ、本日の釣りのスタートとなりました。

もうみんなエサのオキアミをつけるのはお手の物、針を狙ったポイントに落とすコツをへんべから教わって糸を垂らしました。
コマセをまきながらしばらくすると、一人また一人と魚を釣り上げていきました。
ところが釣れる魚はいずれも小ぶりのクロホシイシモチ(通称キンギョ)ばかり。
針のかかりの浅い小さいものはリリースしようとのことで始めていましたが、キンギョまたキンギョの連続で、釣っては針を外しリリース、そしてエサをつけてまた釣っての繰り返しとなりました。
女の子は魚をおとなしくして針をとる動作もスムーズにできるようになってきました。

結局は大物はゲットできずにキンギョのリリースばかりで、2時間ほどの釣りが終わりました。
それでもたくさん釣ることができたので、みんな満足そうでした。

そして車で10分ほど走ってへんべえの家に到着しました。
もうすでに12時半を回っていましたが、朝たくさん食べていたのでまだお腹はそれほど空いてはいません。
そこでお昼ご飯前に昨日釣って冷蔵庫に入れておいた魚たちをみんなでさばくことになりました。

小さい魚はペットボトルのキャップで鱗をとり、キッチンバサミを使って頭と内臓をとっていきます。
子どもにとっては包丁よりも断然扱いやすいので、みんなテキパキと作業をこなしていきました。
こちらの魚たちは、後ほどフライに変身することに。

へんべえがフライを揚げているのをお手伝いしながら、13時半にちょっと遅め(だいぶ??)の昼食となりました。
朝食べきれなかったおにぎり、そしてコンビニで追加したおにぎり、おかずには揚げたて熱々のフライが並びました。
みんなが釣ってさばいた魚は本当に美味しくて、あっという間にお皿が空に。
最後にへんべえが漬けたぬか漬けも登場して、みんな大満足の昼食となりました。

その後は近くの町営温泉に。
イメージしていたよりもきれいで湯加減も最適なお風呂。
湯船は半露天風呂のような造りで、ずーっと浸かっていたいほど気持ちのいい温泉でした。

へんべえの家に戻って荷物整理、そして出発時間までへんべえの裏山でヘビ(カナヘビ)捕りを楽しんでいました。
捕まえたカナヘビの子どもは、最後に森に返してあげました。

岩井駅まで送ってもらって、帰りの電車で飲むジュースやお茶を購入。
へんべえにお別れをして特急列車に乗り込みました。
女の子はトランプに読書、男の子は乗ってすぐに爆睡と行きの電車のときのような光景でした。

今回は人数が少なかったこともあり、相当長い時間釣りを楽しむことができました。
そのかいあってか竿の取り扱い方、エサのつけ方、糸の流し方、そして釣り方に魚の外し方など、みんなメキメキと上達するのを目にすることができました。
最後は魚をさばく経験もして、普段食べている魚を口にするまで、どれだけ大変なのかも体験することができましたね。
今回は大物を釣り上げることができませんでしたが、それはまた次回のお楽しみということで。
天気も良くて最高に中身の濃い2日間でしたね。

またどこかのキャンプで会いましょう。

2022年10月2日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama