8/14南房総海賊キャンプ

天気:曇りのち晴れ、朝方パラっと雨
最終日は時間が経つほど天気が良くなっていきました。
風は最後まで強く吹いていましたが、青空そして日差しが心地よく感じる一日でした。

南房総海賊キャンプの最終日、昨日と同じく子どもたちはグッスリと眠りに落ちていました。
昨晩激しかった暴風雨も夜中にはすっかり落ち着き、青空を期待していましたが・・・
朝起きるとどんよりとした空、そして風も強く、とても台風が去った後だとは思えないような一日のスタートとなりました。
更には時折りサーっと雨も降り、大丈夫か?と心配しましたが、天気が回復するという天気予報を信じましょう。

今日は3日間過ごした宿舎をチェックアウト、9時半にマイクロバスが迎えに来て、今日の活動場所「サンセットブリーズ保田」に移動します。
布団をたたんでシーツをはいで、荷物をリュックに詰め込んでいきます。

そして最後の朝食はコーンフレークにバナナ。
それに昨日のバーベキューで残ったウインナーを食べました。
今日も朝から食欲旺盛、みんな期間中よく食べましたね。

朝食の後も引き続き荷物整理、みんな頑張ったので出発予定時間よりもだいぶ早く準備ができて、居間でのんびりと過ごしていました。
そしてマイクロバスに乗車、今日まで使わせてもらった「サンセットビーチハウス」を管理する「サンセットブリーズ保田」に向かいました。
予報通り天気は回復傾向、雲の合間からは青空も見えてきました。

10分ほどで施設に到着。
軒下に荷物を置かせてもらい、さっそく施設の前の海に向かいます。
ここの海岸は砂浜だけでなく、端には磯もあって磯遊びも楽しめるので1日あっても飽きません。
まだ風もあったので波は高めでしたが、さらに天気も回復してきて気温も上がってきました。

最初に体をあまり冷やさないために、初っ端は磯の周辺で遊ぶことにしました。
この日の最大干潮はお昼の12時過ぎ、潮もだいぶ引いていたので磯遊びには最適です。
磯をよく見てみるとカニ、ヤドカリ、何種類もの貝類、そして小さな魚もたまりに泳いでいます。
子どもたちは喜んでそれらのものを捕まえて、へんべえが持ってきたバケツに放り込んでいきます

小さなタイトプールでは小さい子たちのスノーケリングの練習。
ヒザぐらいの深さのタイトプールでマスクとシュノーケルを装着して、顔をつけて海の中を覗きます。
泳いでいる魚をはじめいろいろなものがクリアに見えて、子どもたちは大興奮でした。
結局は全身ずぶぬれになって、午前中から昨日できなかった海遊びを思い切り楽しみました。

少し早めに施設に戻ってお弁当。
キャンプ最後の食事はコンビニの鳥そぼろ弁当とチョコチップスティックパン。
みんなものすごい食欲で、キャンセルが出て余ったお弁当も含めて2個食べた子もいました。
最後まで元気に遊んでよく食べましたね。

そして午後の海遊び。
天気はすっかりと回復して、強い日差しが照り付けていました。
まだ2時間ほどはたっぷりと遊べるので、最後の最後で気持ちのいい海遊びが楽しめました。
へんべえと一緒に磯の近くでスノーケリングを楽しんだり、浮き輪につかまって遊んだり、絶え間なく来る高い波に翻弄されながらギャーギャー声をあげていました。

小学生の女の子が小さい子と遊んでくれて、小さい子たちもお姉さんにしがみついて楽しそうに遊んでいたのが印象的でした。
休憩で口にアメを放りこみ、砂遊びも楽しんで、最後にまた波に向かって飛び込んで、南房総海賊キャンプの海での活動が終了しました。

施設でシャワーを浴びて着替え、出発までのんびりと遊んでいました。
再びマイクロバスに乗車して保田駅まで送ってもらい、電車待ちの間、駅前の広場でもだるまさんが転んだや鬼ごっこをして過ごしました。
本当に休む間もなく遊んだ3日間でしたね。
帰りは特急列車で新宿まで1本。
行くときの“旅気分”とはまったく違って、あっさりと東京に戻ってきました。

南房総海賊キャンプが終了しました。
台風の襲来も重なって、3日間とも思い切り海遊びをすることはできませんでしたが、子どもたちはよく食べよく遊び、そして何よりも健康に過ごせたことが嬉しく思います。
今回できなかった静かな海でのスノーケリングは、また次回の海遊びでのお楽しみに取っておきましょう。
では残りの夏休みも元気に過ごしてくださいね。

南房総海賊キャンプディレクター 小山丈二(ゆうえんち)

2022年8月15日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama