8/7湯沢わんぱくキャンプ

天気:曇りときどき晴れ、のち雨
昼過ぎから降る予報だった雨もなんとかもち、午後の川遊びの最中には時おり日も差す、ラッキーな天気となりました。
夕方から時おりポツリポツリと雨が落ちてきて、夕食の頃には本格的なj雨となりました。
本日は予定通り午後に川遊び、夕方には露天風呂もある温泉に行きました。
夜に予定していたホタル狩りは雨のために明日に延期、夜はそれぞれのんびりと過ごし、そしてゆうえんちのとっておきのお話しを聞いて盛り上がりました。

今年もやってきました湯沢わんぱくキャンプ。
いつもは7月後半に実施してきましたが、子どもたちの夏休みの日程を考慮して夏真っ盛りのこの時期での開催となりました。
ところが台風4号から変わった温帯低気圧の前線が日本海側にかかっていて、ここ越後湯沢も多少なりとも影響を受けそうな予報。
昨年は大雨の後の大増水で川に一度も入れず。
さてさて今年はどうなることやら??

新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない日々が続いています。
そんな中で始まった湯沢わんぱくキャンプ。
うつらない、うつさないといった感染予防を、子どもたちにもしっかりと協力してもらいながら、また我慢もお願いしながらのキャンプのスタートです。
そうは言ってもせっかくのキャンプ、川遊びはもちろん、湯沢の魅力的な自然を思い切り楽しんでもらいたいものです。

東京駅集合時も全員がマスク着用、もうすでに日常化しているのでそれほど違和感のある光景でもなくなりましたね。
ただいつもとは違うのは、団体はわれわれだけだということ。
いつもは大手旅行会社のツアーで場所取り合戦、旅行客で溢れているのですが、改めてコロナ禍の真っただ中にいるということを感じ、緊張感も増してきました。

そんな緊張感をよそに、集まってきた子たちは笑顔にあふれています。
今まで学校でも家庭でも我慢の連続でしたからね、その分キャンプで発散してください。
集合はいたって順調、予定通りに開校式、そして越後湯沢を目指して出発しました。
今回は男の子6名に女の子が8名、ここ数年は女の子の数の方が多い傾向、「湯沢わんぱくキャンプ」改め「湯沢おてんばキャンプ」にそろそろなりそうな予感です。

行きの新幹線もガラガラ、座席はボックスにしませんでしたが、みんな工夫してUNOやトランプをして楽しんでいました。
さすがに新幹線は早い!1時間半ほどで目的地の越後湯沢駅に到着しました。
外は曇り空ではありましたが、雨はしばらくは降りそうもない空模様、そして気温も高めで川遊びには問題なく行けそうです。
ペンションのオーナーの井上さん(実はこの方、ゆうえんちのスキー学校時代の先輩で、神立高原スキー場のスキー学校長でもあるすごい人なんです)にお迎えのバスに乗ってペンションへ向かいました。

駅から10分ほどでペンションに到着、しかしこの時点でもまだ11時前。
2泊3日のキャンプでも、たっぷりと遊ぶ時間があるのがこのキャンプの魅力でもあります。
まずは部屋に入ってのんびりと過ごします。
今回は3ベッドの部屋に子どもたちは2人ずつ、感染予防もかねてゆったりと過ごせるように配慮していただきました。
ペンションに入ったとたんに漂っていたカレーの匂いに子どもたちの食欲が爆発、「腹減った!」のコールに少し早めの昼食となりました。
今回の子どもたちは食べる食べる、みんなおかわりの連続、そして食べるのも早くあっという間に昼食時間が終了しました。

まだ天気はもっていましたが、いずれは降りそうな空模様。
子どもたちの準備もスムーズなので、12時半に川遊びに出かけることになりました。
ここ越後湯沢を流れる魚野川は谷川連邦から流れ出るきれいな水で有名ですが、山が近い分、めちゃめちゃ冷たい川でもあります。
上流から下流まで川の様相もコロコロと変わり、遊びのポイントが満載。
いつも初日で遊んでいた上流の堰堤ポイントは、今年は河川工事・河川改良の影響で遊びずらくなっていたため、今年は下流にあるポイントに変更。
ここも負けず劣らずの楽しいポイントです。

川に到着したらまずはライフジャケットの装着。
溺水の予防だけでなく、転んだ際のクッションにもなるライフジャケットは、川遊びの必需品です。
そして入念に準備運動をして、川へ入っていきました。
予想通りに水は冷たい!
それでも子どもたちは川遊びの楽しさの方が勝っていたようで、すぐに全身ビショビショになりながらはしゃいでいました。

水鉄砲で遊ぶ子、スタッフと水をかけあいながらはしゃぐ子、プカプカと浮きながら川を漂う子、段々の堰堤をサケのようにさかのぼってる子などなど。
自分の好きなことを好きなように遊ぶ。
最初はただ歩いているだけが、自然と遊びを作り出してくる子どもたちは、やっぱり遊びの天才ですね。
川の上流・下流とも雨雲にすっぽりと包まれていましたがなぜかここだけは天気がもち、しかも時おり雲の切れ間から太陽も顔を出すという、まさに神がかりな川遊びの時間となりました。

休憩をはさんでたっぷりと1時間半以上は川遊びを満喫しました。
そのころにはさすがに雲も厚くなり、雨もポツリと落ちてきたのでここいらが潮時。
お迎えに来てもらいペンションへ戻りました。
初日にしてはまずまず遊べたかな?

ペンションに戻って着替え、そしてみんなで温泉に行きました。
今日のおふろはペンションから送迎で20分ほど、みつまたスキー場の近くにある「街道の湯」。
露天風呂もある人気の日帰り温泉で、いつものこの時期なら大勢のお客さんが訪れる人気の日帰り温泉ですが、新幹線の空き具合やガラガラの駅、そして静かな町の様相から今日は空いていると読んでの遠征でした。
温泉につくと予想通り駐車場もガラガラ、のんびりと温泉を満喫しました。もちろん露天風呂も。

ペンションに戻ったら夕食までは自由時間。
もってきた宿題をやったり、トランプをしたり、仲良くテレビを見たりとそれぞれ好きなことをしていました。
キャンプといってもペンション泊まりなので、食事や寝る場所の心配をする必要はまったくありません。
期間中はひたすら遊んで遊んで遊びまくるのみ、そんな遊びの時間を過ごしているうちに男の子も女の子もみんなすっかりと仲良くなっていました。

夕食は子どもたちの大好きなハンバーグ、そして何よりも地元魚沼産のコシヒカリの白米がこりゃまたうまい。
おかずを食べきってもご飯だけでも食べられるおいしさに、お昼に続いておかわりの連続で、炊いたご飯をすべて食べきってしまったようです・・・

夕飯の最中から雨が急に強く降りだしました。
今夜はホタル狩りの予定でしたが、この雨では行けず、就寝までまたもや自由に遊ぶこととなりました。
途中で恒例のゆうえんちの「恐怖のしゅうまい」を無理やり聞かされる子もいて、それはそれで楽しい夜となりました。

明日は丸一日遊べる日、予報では終日曇りとなっています。
少しでも天気が良くなる方向を祈って、予定通り川遊び(明日は5mの飛び込みも!)、そしてプル遊びができるといいですね。
そして夜は花火とホタル狩りのダブルヘッダーも予定。
子どもたちはみんな元気で体調も良さそう、明日も遊びまくりますよ!

2020年8月7日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama