12/25安比コース

天候:快晴のち曇り一時小雪 気温:ー9℃山頂(8:00)

起床時間になって各部屋をスタッフが回るとほとんどの子はまだ夢の中でした。
朝食時になって東の空から遅い朝日が昇り始めます。この時期にしては珍しく風も弱く快晴です。
夜の間に雪が30㎝ほど積もりました。
今日からさらにオープンするコースと営業リフトが増えて、ほぼハイシーズン並みとなりました。

今日は2つの班に分かれて終日スキーです。
一日を通してこの時期の安比には珍しく穏やかで寒さも厳しくないスキー日和。
午後遅くは軽く雪がちらついてきました。

ブルー~シルバークラス 担当:タケ・えみさん
昨日のえみさんの班とタケの班が合同で行動することになりロングコースを使いながら今まで行ってきたことの復習(プルークボーゲン・シュテムターンなど)を午前中は行い、午後は降り積もった新雪を滑ったりパラレルターンの練習を行い個々へのアドバイスをしました。

スーパーシルバー・ゴールドクラス 担当:カマキリ
なかなかシーズン初めということもあり昨年の調子が戻ってこないため斜滑降、横滑りなどの基礎練習を交えながら丁寧にターンをすることやブーツの中での足首の動きなどを意識して上半身をリラックスさせて良いポジションがどこなのかを探る練習を行いました。

昼食は時間を合わせて全員でフードコートです。カレー屋、ラーメン屋、たこ焼き屋などのお店の中から指定された好きなメニューを選べます。カレー屋さんは本格的でその場で釜でナンを焼いてくれます。

夕方は安比リゾート内の温泉施設「白樺の湯」へシャトルバスで移動して、露天風呂やサウナなどを楽しみました。

夕食後には昼間に撮ったスキーのビデオを見てアドバイスをうけました。
希望者は夜にスキーへワックスがけもして就寝しました。

2023年12月25日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

12/24安比コース

天候:晴れ時々曇り 気温-3℃

ドルフィンスポーツアカデミー今シーズンのスキーキャンプ一番スタートとなる安比コース5日間の始まりです。安比もここ数日の寒波で一気に真冬の世界に入りました。
シーズン初めでも安比は十分な積雪がありコースも次々にオープンしてコンディションは良いようです。

東京駅丸の内に集合。いつもの安比のメンバーがほとんどですが今回初めてドルフィンスポーツアカデミーのスキーキャンプに参加する子もいます。
小学3年生から高校1年生までの11名、いつもより少人数ですが男女もほぼ半々でバランスの良いメンバー構成ではないでしょうか。

新幹線は定刻通りに出発、仙台ではスタッフのタケが合流、これで全員集合して盛岡へ。
盛岡からは安比直通の路線バスに乗るのですが昨年は乗客が一杯で乗り切れなかったのですが今年はちょうどバス一台分の人数で一安心。

1時間弱で安比高原へ到着。ホテル内のレストランで昼食。
スキーの準備も慣れたものでスムーズです。レンタルスキーの貸し出し場所が変更になりスキーを持参した組と分かれてゲレンデにて再合流。

準備運動をしてリフトに乗車、足慣らしを行いました。最初の1本目は初滑りで感覚がおかしいのかバランスが悪くバタバタしていましたが見る見るうちにスキー感覚がよみがえって慣れてきました。その後クラス分けのために一人ずつ滑って暫定的に3つの班に分かれました。
とはいえどの班も考えることは同じでゴンドラに乗って山頂から一番のロングコースのヤマバトコースに来てとにかく足慣らしとなったようです。時間いっぱい滑ってホテルへ戻ります。

ロッカーの番号だったり、暗証番号だったり、部屋の番号だったり、巨大ホテルで初めての子はどこに何があるのか把握するだけでも大変です。
毎回必ず起こるスキーロッカーのカギが開かなくなったり、ルームキーを閉じ込めて締め出されたりするハプニングに備えカマキリのしつこいくらいの注意喚起とレクチャーを行いましたが今年はどうでしょう。
休憩の後、ホテル内の大浴場に行って温泉入浴。

夕食はバイキングです。クリスマスを意識したメニューになっていて思い思いにたくさん食べていました。途中にサンタクロースが乱入して子どもたちにお菓子配り始めました。

夕食後はミーティングで安比コースの過ごし方をカマキリから聞いて、自己紹介を行いました。

就寝前の検温は全員問題なし。まずは順調な初日の滑り出しです。
明日以降も体調万全にスキーに取り組んでもらいたいですね。

2023年12月24日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

11/26みかん狩りハイキング

天気:曇りときどき晴れ
冬本番を思わせるような寒い一日でした。
それでも風がなかったので活動中は特に寒さも感じず、午後に太陽が顔を出すとポカポカの気持ちのいい空気に包まれました。
今日は終日みかんの山で、お腹いっぱいにみかんを食べていろいろなアクティビティを楽しみました。

今年最後のドルフィン探検学校は恒例になったみかん狩り。
お馴染みの神奈川県松田町のみかん園に足を延ばしました。
晴れていれば間近に富士山が望める絶景ポイント。
今日は雲が主役の天気予報ですが・・・さてさてどうなることでしょうか。

今回は常連さんも多かったので、新宿駅の集合場所はいつも以上に賑やか。
11月は宿泊のキャンプも多かったので、1か月ぶりのデイキャンプということでみんな張り切っていたようです。
東京は曇り空、ときどき小雨も降るようなお天気でしたが、そんな中みんな元気に出発していきました。

今回の目的地は神奈川県の西、新宿から快速急行に乗車しても1時間20分ほどの距離。
東京近郊にもみかん狩りができる場所は数多くありますが、他にはない魅力が今回の目的地のみかん園にはあります。
そしてこの雲を吹き飛ばすぐらいの子どもたちの元気が発揮できるといいですね。

車窓からは傘をさす人の姿も。
それでも目的地の新松田駅に到着すると、雲には覆われてはいたものの雨の気配は全くありませんでした。
そして全容は現しませんでしたが、雪に覆われた雄大な富士山も見ることができて、子どもたちのテンションも徐々に高まっていました。

駅前のスペースでみかん園までのハイキングの説明を受けて、そこからは30分少々、班ごとに山の中腹にあるみかん園を目指しました。
しばらくは街中を歩き、東名高速道路のガード下をくぐったらそこからは本格的な山道となります。
気温は低いものの体も温まってきたので、ここで上着を脱いで急な山道を登っていきました。
登ってすぐにみかんの木も現れだして、子どもたちも喜んで歩を進めていきました。

順調に歩いて予定通りにみかん園に到着。
本来であれば更に上部にある青島みかんの畑に案内されるはずでしたが、今年は季節の移りが遅く育成が遅れているとのこと。
その代わりこの時期には終わっているはずの受付所前の早生みかんの木に、こんもりと美味しそうなみかんが実っていました。

受付けをしている間に幼児班も到着。
みんな元気に歩いていました。
各班に持ち帰り用のネット、そして必要な分の鋏が配られていよいよみかん狩りのスタートとなりました。
これから時間もたっぷりとあります。
まずは自分で絞って飲むフレッシュなみかんジュースでのどの渇きをいやしてから、みかんの木に群がっていきました。

受付前にある木にもたくさんのみかんが実っていましたが、ここはじっくりと美味しそうな木を選んでいきます。
奥に歩いていくと芝ソリのエリアが。
その両脇の日当たりのよい斜面のみかんが美味しそうに実っていたので、そこをベースにみかん狩りを楽しみました。

まずは美味しそうなみかんを選んで食べてみます。
早生みかんは青島みかんに比べて酸味の強いみかんですが、時期も終わりかけということもあってかまた日当たりのよい斜面に実っていたのか、口の中に甘い香りが広がります。
みんな夢中になって頬張っていました。
中にはみかんに夢中になりすぎて、足を滑らせて斜面から転げ落ちる子も。
みんなでゲラゲラ笑いながらいろいろな木のみかんを味わっていました。

みかんでお腹いっぱいになったら続いてはお土産用のみかんをネットに詰めていきます。
味見をした中で気に入ったみかんの木を中心に、どんどんみかんを詰めていきます。
大きいみかんと小さいみかんをうまく組み合わせて、なるべく隙間のないようにたくさんつめていきました。
みんなみかんが詰め込まれた自分のネットを手にして、満足そうでしたね。

気がつけばもうお昼の時間が過ぎています。
まだまっだたっぷりと時間があるので、残りは班ごとに自由に過ごしました。

1班の幼児さんたちはみかん園を後にしてハーブ園方向に移動。
景色の良いベンチがあるスペースを見つけてそこでお昼ご飯となりました。
過ごしているうちに雲も段々と薄くなってきて、太陽のぬくもりも感じられるようになってきました。

すると昨年はメンテンンスで営業休止していたふるさと鉄道が営業をしていたのでそれに乗ることに。
(営業が再開してまだ1週間ほどだったようです)
食後は園内のブランコなどで遊んだ後で、早めに並んで先頭車両をゲットしました。
みんな楽しそうに20分ほどの列車旅を楽しみました。
他の班より少し早く山を降りだして、途中の道端でドングリも拾いました。

2班は午前中はひたすらみかんの試食。
急坂を転げまわりながら、みかん園中を動き回っておいしいみかんを探していました。
お昼ご飯もみかん園の中。
お弁当を食べた後でやっとお持ち帰り用のみかんを選んでネットに詰め込んでいました。

その後集合場所のハーブ園まで移動、残りの時間はブランコや他の遊戯で遊んでいました。
一番どん欲にみかんを追いかけていましたね。

そして3班、こちらはさすが年長者。
みかんを試食するのとお持ち帰り用のみかんを選ぶのと、バランスよくみかん狩りを楽しんでいました。
昼食は2班と同じくみかん園の中で食べました。

その後はみかん園内に設置してある人工芝でのソリ遊び。
それがまた超アグレッシブで、大絶叫しながら泥だらけになりながら転がりまわっていました。
ひとしきり遊んだ後はハーブ園に移動。
その後は2班と一緒に山を降りていきました。

帰る頃にはまた雲が主役の天気となり、ひんやりとした空気に包まれてきました。
みんな元気に山を下って駅に集合、予定通りの電車に乗って新宿へ向かいました。

2013年最後のドルフィン探検学校が終わりました。
次回は2月、大好評のいちご狩りハイキングからスタートします。
またたくさんの子どもたちの参加をお待ちしております。

そしていよいよスキーシーズン、スキーキャンプに来るみんな。
またたくさん遊びましょう!

2023年11月27日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

11/4秋の焚き火とサバイバルキャンプ

天気:晴れ
今日も朝から青空が広がっていました。
夜中はかなり冷え込み、朝も冷たい空気に覆われていました。
そのまま冷たい空気に終日覆われていて、メインの焚き火を始め、時間いっぱいまで気持ちいい空間の中でサバイバルキャンプを楽しみました。

昨晩は初めての(?)雑魚寝で気持ちも高まっていたのか、就寝時にはゴソゴソとしていた子たちでしたが、あっという間に寝息があちこちから聞こえてきました。
やはりたくさん遊んでお疲れのようでしたね。
夜が更けるにつれ室温もグングン下がってきましたが、分厚い寝袋のおかげでみんな快適に眠れたようです。
何人かは「寝られなかったー」「寝不足だー」と言ってましたが、いやいやしっかり眠っていましたよ。

朝は6時過ぎからコーヒー職人の福ちゃんがゴリゴリと豆を挽く音でスタッフが起き始め、コーヒーの香りが漂いだした頃に子どもたちももぞもぞと起き始めました。
こうした時間にとらわれない、自然のままに過ごすキャンプもいいものですね。
福ちゃんの煎れた至福のコーヒーはもちろん大人たちの特権。
絶品のコーヒーは一日の始まりには欠かせません。
俄然やる気も出てきました。

子どもたちが起きてまず最初にすることは、寝袋とマットの片付け。
起きてすぐの時間でしたが、昨日よりもテキパキと動き出している子どもたち。
こうした環境にも徐々に慣れてきたようですね。

片付けが済んだら朝食の準備に取り掛かります。
朝のメニューはホットサンドとコンソメスープ、そしてゆで卵にバナナと、文字にしてみればコンチネンタル風のおしゃれな洋食のようですが、サバイバルキャンプでは一味違いますよ。
コンソメスープとゆで卵は昨日仕込んでおいたので、子どもたちはホットサンドの準備に取り掛かります。
パンにハムとチーズをはさむのは普通、それを重ねてアルミホイルで包みます。
まあこれもありかな?
それを今度は牛乳パックに中に押し込んで仕込みは終了。
それを持って外に出たところで、まったく普通のホットサンドではなくなりました。

知らないうちに焚き火の用意をしてくれていた福ちゃん。
晩秋を思わせるほどの気温の低さに、この焚き火はありがたいですね。
早速火ばさみを使ってマキをいじったり、火吹き棒で風を送ったりと焚き火に夢中になってすっかりホットサンドのことは忘れてしまったようです。

そんな子たちを一旦集中させて、いよいよホットサンド作りに入ります。
作り方は簡単、牛乳パックに火をつけてその火がパックを燃やしきったらそれで終了。
きっと美味しいホットサンドができているはずです。
まだまだ焚き火をいじりたい子どもたちをうながし、アルミホイルに包まれたホットサンドを持って再び室内に戻りました。

広げればアルミホイル自体がお皿になるので、盛り付け用のお皿が必要ないのもポイント。
アルミホイルの中からは程よく焦げ目の付いたホットサンドが現れました。
チーズも程よく溶けて、また薪の香りもほんのりとするホットサンドは、これまで食べたこともない美味しさでしたね。
そんな一日のスタートとなりました。

さて遊びに行くぞ!と意気込んでいる子どもたちには次なる試練が。
荷物を整理しながら、①今日遊ぶのに必要な服や用具の準備、②着て帰る服の準備、をしながら他の荷物をきれいにリュックサックに詰めていきます。
時間ぎりぎりまで遊んですぐに着替えて帰れるようにする時間となりました。
女子チームと男子チームに分かれて、一つ一つ荷物を確認しながらリュックサックに詰めていきますが、早く遊びたいのかみんなテキパキと動いていました。

そして全員荷物整理の終了。
焚き火のある広場に向かっていきました。

そして今日も子どもたちが自由に森の中で遊ぶ時間となります。
昨日もやった焚き火いじりを始め、ブランコ、ハンモックなどなど。
それに加えて今日は、昨日切った丸太をペンダントにするクラフト、マッチをひたすら擦る体験、そして巨大ブルーシートを使っての秘密基地づくりなどなど。
さらにアイテムも増え、子どもたちがやりたいことにスタッフがお付き合いをするといった形で、ゆるーいプログラムがスタートしました。

しばらく焚き火周りで遊んでいたり、木の輪っかでペンダントづくりをしていましたが、何人かの子が「沢で遊びたい」とのリクエストが。
これはいやな予感が・・と思っているうちに結局全員が沢に行きたいとのことになり、沢に向かって歩いていきました。

昨日も遊んだのでもうすっかりお手の物。
スタッフが何も言わなくても自由に飛び石を渡っていきながら動き回っています。
するとあちこちからドボンドボンと足が水の中に・・
嫌な予感は的中で、最終日にしっかりと靴をビショビショにしてしまうという愚か者たちが続出するのでした。

今日は遅めの昼食にして、その後も好き好きに最後の時間をたっぷりと遊んで過ごしました。
いつの間にか焚き火の横に炭火も用意して、そこで昨日釣ったニジマスも焼いて食べることにしました。
最初はあまり食べたがっていなかった子たちでしたが、いわごちんの巧みなトークでみんな焼けたニジマスを手に取りました。
もちろんその味は絶品、焚き火を囲んで食べるといったシチュエーションもあって、みんな美味しい美味しいとニジマスの塩焼きにかぶりついていました。

13時前に森の中での遊びは終了。
最後の食事、牛丼をたくさん食べました。
遊び途中にニジマスも丸々一匹ずつ食べていたにもかかわらず、牛丼はみんなしっかりと食べていましたね。

みんな早く平らげたので、短い時間でしたがさらに外で遊んで最後は青シートやスコップなど、遊び道具をしっかりと片づけて終了となりました。
最後は帰りの服に着替えて全て終了となりますが、朝遊びに行く際に帰りの服に着替えてしまった子もいたり、着替えた後に遊んだ際にズボンをドロドロにしてしまったりと最後までやらかしていた子もいましたが・・・
荷物整理が終わったら最後にキャンプの総括。
スタッフから今回のキャンプの感想を子どもたちに伝えました。

いわごちんの車に大きい荷物を積んでもらって、昨日歩いた山道を歩いてバス停に向かいます。
タイミングよくバスが来たのでそのバスに乗り込みましたが、登山のお客さんでパンパン。
途中からも乗車するお客さんもいて、高尾駅までの約15分はギューギュー詰めの中で過ごしました。
一気に現実に引き戻された感じです。
また高尾駅ではポカポカと暖かい空気に包まれていて、秘密基地に比べると5℃以上は気温差があるように感じられました。

早めのバスに乗ることができたので、高尾山では少し時間を調整して予定通りの電車に乗り込みました。
始発でしたのでもちろん余裕をもって座れましたが、こちらも途中の駅からはどんどん混みだして、かなり混んだ中での帰り道となりました。
さすがにお疲れか、爆睡状態の子どもたちが多かったですね。
途中でトイレピンチもありましたが、少し遅れて新宿駅の解散場所でみんな無事に落ち合うことができました。

1泊という短いキャンプでしたが、みんな主体的にいろいろな遊びを楽しめるようになりましたね。
スタッフからのカミナリも幾度となく落とされましたが、多いなケガもなく安全に楽しく過ごせたのは何よりもうれしく感じます。
いよいよ12月からはスキーキャンプも始まります。
また是非来てくださいね!

秋の焚き火とサバイバルキャンプディレクター 小山丈二(ゆうえんち)

2023年11月4日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

11/3秋の焚き火とサバイバルキャンプ

天気:晴れ
11月とは思えないような暖かな一日でした。
それでも活動場所の秘密基地「日影沢ベース」は森の中、そして近くに小川が流れていることもあって昼間でもひんやりと感じられました。
今日の午前中はます釣り、そして日影沢ベースに到着してからはひたすら焚き火、そして子どもたちがやりたいことを自由に遊びました。

秋の焚き火とサバイバルキャンプが始まりました。
2日間子どもたちが過ごす場所は裏高尾の森の中、キャンプでもお馴染みの岩越さん(いわごちん)が所有する野趣あふれるワクワクドキドキのフィールド。
そこで焚き火を中心に自由に森の中で遊びまくります。

新宿駅での集合からみんな元気いっぱい。
テンションもすぐに上がってしまう元気すぎる子どもたちをなだめながら、中央線青梅快速に乗車して最初の目的地「小作駅」を目指しました。
1時間ほどで小作駅に到着。
そこからはのんびりと20分ほど歩いて「多摩川養殖釣り堀場」に到着。
連休初日ということもあり、たくさんのお客さんが釣りを楽しんでいました。

そこで今回の特別講師&施設を提供してくれるいわごちんと合流。
コーヒー名人&森のマイスターの福ちゃんも駆けつけてくれて、贅沢なスタッフでサバイバルキャンプが始まりました。

子どもたちの最初のミッションは、1人2匹のマスを釣り上げること。
釣れなければ期間中のおかずが一品減ってしまいます。
さあみんな頑張ってくださいね。

まずは簡単に竿の扱い方を教わって、餌を針につけてニジマスが泳いでいる池に糸を垂らします。
餌は練り餌ですが、これを針につけるのにコツがいります。
程よい大きさにちぎって丸めてつけるのですが、ボロボロとすぐに崩れるのですぐに餌が針からはずれてしまいます。
勢いよく池の中に入れるとすぐに取れてしまうし、なかなか魚が針に喰らいついてくれません。

そんな悪戦苦闘をしながらもまずは最初の一人がゲット!
そして次々にニジマスを釣り上げていきますが、そこからがまた大変。
「ギャー、怖い!!!」「ぬるぬるしている!!気持ちいー!!!」と釣り上げた魚をバケツに入れるのが一苦労。
結局スタッフの手を借りながら何とか一人二匹の魚を釣り上げることができました。

いわごちんの車に大きな荷物を積んでもらって釣り堀を後にし、駅に向かう途中の公園でお弁当を食べました。
もうその頃にはみんな仲良くなっていて、友人同士、男女隔たりなく楽しそうにおしゃべりをしていました。

小作駅から次に向かうは高尾駅。
高尾駅からはバスに乗って、15分ほど走って日蔭バス停で下車しました。
先ほどまでと違って周りはもう山の中、そこからさらに山道を15分ほど歩いてやっと秘密基地「日影沢ベース」に到着しました。

いわごちんはすでに焚火の用意をしてくれていて、まずは荷物を小屋の中に入れて遊ぶ準備をします。
外見からは想像もつかないほど素敵な内装。
薪ストーブもあって子どもたちは大喜びでしたが、「どこで寝るの?」の質問に「ここでみんなで雑魚寝だよ」と答えたら、何人かは目が点になっていました。
そんなこんなする中で、長袖に軍手、そして暗くなってから必要となるライトの準備もして、いわごちんの待つ焚き火場へ向かっていきました。

まずは焚き火場でいわごちんからのお話し。
好きに遊べると言っても“好き勝手に”遊べるわけではありません。
最低限のルールを守って、その中で安全に楽しく遊ぶ術を子どもたちには身につけてもらえるようにお話をしました。

最初に周りの探検をしようとなって、まずは近くの沢に降りていきました。
すでにハイテンション状態の子どもたちは、早速飛び石を渡りながら歩きだしますが・・・
案の定ドボンドボンと・・・あっという間に靴がビショビショの子が・・・
先が思いやられます。

その後は山道を歩きながら秘密基地の上に出て、いわごちんが設置したブランコで遊んだり木登りをしたりと、徐々に子どもたちが主体的に遊びだすようになりました。
そこからは子どもたちが自由に動き回ります。
焚き火に拾ってきた木をくべて遊んだり、丸太を輪切りにして名札の材料を作成したり。
またスコップを持ち出してモグラが掘った穴をさらに深く掘り下げたり、ハンモックに揺られて遊んだりと・・・
それこそ自由に好きなことを好きなように、夢中になって遊び惚けていました。

みんなドロドロになって遊び惚けて部屋に戻ると、今夜の夕食の山賊鍋がぐつぐつと煮えていて、いよいよお楽しみの優勝となりました。
鍋の具材がなくなったらそこにうどんと、福ちゃんの差し入れの宇都宮餃子とを入れて最後に卵とじを加えて、水餃子入り特製かきたまうどんの完成。
最後までおいしくいただきましたね。

食後は再び外に出て、焚火とマシュマロ焼きを楽しみました。
もうすっかりマキのくべ方も火吹き竹の扱い方も慣れてきたようで、時間が過ぎるのも忘れて焚火に夢中になっていました。
途中で交代でシャワーを浴びて、みんな部屋に戻ってきました。

そして雑魚寝の時間です。
広いオープンな部屋の中で、女の子エリアと男の子エリアに分かれてマットを敷いて寝袋を広げます。
小屋に着いた時は目が点だった子たちも、そんなことも気にせずに寝袋の中に入って一人一人と寝息を立てていました。

明日は朝から外での活動。
焚き火場で特製のホットサンドを作ります。
帰るまで秘密基地で、とことん子どもたちの好きなように、好きなことをやりながら過ごします。
もちろん今日釣ったニジマスはどこかの場面で出てきますよ。
子どもたちはみんな元気いっぱい。
明日もたくさん遊んできます。

2023年11月3日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

10/22森のわんぱくパティシエ

天気:晴れ
気持ちのいい秋空が広がりました。
日陰はひんやりとしていましたが、日の当たる場所はポカポカとして過ごしやすい一日でした。

ドルフィンスポーツアカデミー秋の恒例プログラム、「森のわんぱくパティシエ」が始まりました。
実施場所はいつもの国立オリンピック記念青少年総合センター。
東京のど真ん中で焚き火ができるという貴重な場所です。
時間をたっぷりと、有効に使えるところもいいですね。

朝晩は秋らしくなったものの昼間はまだまだ気温が高い日が続いていましたが、今日は冬型となって20℃に届かないとのこと。
それでも日差しはポカポカで、活動するのには最高の日です。
今回は東京のど真ん中ということで、現地集合解散。
野外活動広場に子どもたちが集まってきました。

全員集まったところで、今日作るスイーツの発表、そして早速準備を始めました。
今日作るものは「お団子」、中秋の名月は過ぎましたがみんなでおいしいお団子を作りましょう!

まずはしっかりと手を洗います。
しかし周りのものに興味津々の子どもたちは、すぐに落ち葉をいじったり木の棒を拾ったり・・・
そのたびに手の洗い直しとなるもんですから、なかなか作業に移れません。
まあ今回はそれほど行程に時間がかかるものでもありませんので、のんびりといきましょう。

やっとみんなが揃ったのでお団子の元となる生地を練っていきます。
大きなボールの中に上新粉と白玉粉、そしてお砂糖と水をいれて力を込めて練っていきます。
ここでは粉にまみれた手で服や顔を触るもんですから、あちこちが粉まみれに・・・
まあ見ていて飽きない子たちです。

みんな一生懸命に力を込めていますが、やはり最後はかなり力がいります。
仕上げはスタッフがヒーヒー言いながら生地を練って、子どもたちは一生懸命応援をしていました。
生地が出来上がったら、小さくちぎってきれいに丸めてお団子を形成していきます。
大きさはバラバラで形もいびつなものもありますが、みんなで頑張って100個以上のお団子を作り上げました。

ここで一休み、お団子を茹でている間に、広場に積もっている落ち葉で遊んでいました。
その落ち葉のすごい量に、秋の深まりを感じることができましたね。
都会のど真ん中であるものの、活動場所の空間は静かで自然豊か。
そんな小さな自然の中で自らが遊びを発見していくのは、さすが子どもは遊びの天才です。

そして茹で上がったお団子を串に刺していきます。
自分の指を刺さないように慎重に、1本の串に3つのお団子を刺して完成となります。
ここでみんなで口ずさむのはもちろん「だんご三兄弟」。
今の子どもたちも知っているんですね。

子どもたちが頑張ってお団子づくりをしている間に、本部では昼食作り。
子どもたちの大好きなミートソースで、みんな大喜びでおかわりの連続。
吸血鬼のように口の周りを真っ赤にしながら、お腹いっぱいに食べていました。

そしてお団子づくりも最終局面。
炭火でじっくりと焼いて焦げ目をつけていきます。
そのままみたらし餡やあんこをつけるだけでも美味しいのですが、火にあぶることで風味や食間がまたワンランク高まります。
みんなでカマドを囲みながら焼いていきますが、火に当たりながらポカポカして気持ちよかったですね。

焼きあがったお団子をお皿に並べて、そこに本部で作ったみたらし餡やあんこをかけて食べます。
お昼ご飯を食べたばかりだったのでここでは味見程度、残りはおやつで食べる予定でいたが・・・
みんな食べるわ食べるわ・・・
30本以上あったお団子が、2本残してあっという間に消えていきました。
特にみたらし団子が大人気でしたね。

お腹が満腹になったらまた広場で遊んでいましたが、まだまだ時間もあったので、施設の隣にある渋谷区ポニー公園に遊びに行きました。
野外活動広場からはすぐに見える場所ですが、施設のゲートをぐるっと回っていくので15分ぐらい歩くことになりますが、腹ごしらえにのんびりと歩いていきます。

ポニー公園に到着したらお目当てのポニーにすぐに乗れるということで、まずは1人ずつポニーに乗せてもらいました。
初めて馬に乗る子はおっかなびっくりの様子でしたが、いい体験ができましたね。
その後はポニーに触ったり施設内で遊んだりして過ごし、再び野外活動広場に戻ってきました。
取っておいた2本のお団子をみんなで分けて、残った時間はまた飽きもせずに広場で走り回っていました。

たくさん食べてたくさん遊んだ一日となりましたね。
さてさて来年はどんなスイーツが待っているのでしょうか??

2023年10月23日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

10/1南房総フィッシングキャンプ

天気:雨のち曇りのち晴れ
明け方まで風も強く時折激しく雨が降っていました。
その後は曇りから徐々に晴れてきて、夏のような強烈な日差しが降り注ぎました。
今日は朝一番で地引網&朝食、午前中は磯遊びを楽しみました。

昨晩は夜遅くからビュービューと風が吹き出し、時折雨粒が強く叩きつけていました。
今朝の地引網は実施できるのだろうか??
網の引き始め時間は朝の7時40分、6時15分には子どもたちを起こして(もう起きていましたが)布団を片付けて準備を始めました。

出発前には雨は止みましたがまだまだ風は強く吹いています。
それでも何とか実施はできるとのことで、念のために雨具を着用して会場の浜辺までのんびりと歩いていきました。
到着したのは7時20分頃でしたが、もうみんな海辺に移動していて網を引き始めています。
どうやら風や波を考えて、早めにできる時間にスタートをするとのこと。
われわれドルフィン軍団も、早速その輪の中に加わりました。

最近の地引網は機械で引き上げるところも多くなりましたが、ここ岩井ではすべてが人力。
両側のロープの引くタイミングを合わせながら、網を引っ張っていきます。
大勢のお客さんに混ざりながら、子どもたちも地引網を楽しんでいました。

徐々に網が見えてきて左右のロープを狭めていき、網の本体が近づいてきました。
そこには大小の魚がたくさん入っています。
アジを始めブリの子どもやヒラメ、そして小さなサメも入っていてみんな大興奮。
捕れた魚は漁師さんが説明をしてくれて、そしていよいよ待望の朝食となりました。

宿泊している甚五郎さんのテーブルにつき、おかずを取りに行きます。
お刺身に焼き魚、天ぷら、ポテトフライなどなど。
朝から豪華すぎる朝食に子どもたちは大興奮、甚五郎さんで用意してくれたおにぎりは後回しにして、みんな魚のおかずに群がっていました。
途中からは網で捕れたてのプリップリの魚もお目見えして、大満足でした。
他のお客さんはゆっくりと朝食を楽しんでいましたが、その後もまだまだ遊ぶ我々は満腹になったらすぐに宿に戻っていきました。

戻ったら荷物をすぐにまとめて子どもたちの希望する磯遊びに出かけます。
宿にはもう戻ってきませんので、宿の女将さんにご挨拶をしてへんべえの車に乗り込みました。
天気はどんどん回復してきて、もうすっかり青空が中心の空に、そして気温もグングンと上昇してきました。
風はだいぶ収まってきましたが、波は相変わらず高い状況。
海岸べりを走りながら磯遊びの場所を見ていきます。

最初にあてをつけていた場所に行くと波が激しく打ち付けていて、これは無理だなということで夏のキャンプでもおじゃました保田の海岸に向かいました。
するとそこだけ穏やかな海面、端にある磯も徐々に引き出していい感じで遊べそうです。
近くの駐車場に車を停めて、午前中は保田の海岸で遊ぶことにしました。

磯の一角に荷物を置いて早速海に飛び込んでいきます。
磯の一部はタイドプールのようになっていて、小さな子でも安心してストレスなく遊ぶことができ、子どもたちはそれぞれ好きなように魚やカニを追いかけていました。
気温もさらに上がってきたので、浅い場所に寝っ転がって全身をビショビショにしながら楽しそうに遊んでいました。
潮もさらに引いてきて最大干潮の11時半ごろにはさらに遊ぶ範囲も広がってきて、午前中たっぷりと海で過ごすことができました。

お昼になったので海から上がって移動。
途中のコンビニでおにぎりを買って、へんべえの家に向かいました。
昨日釣ったメジナは内臓を取ってへんべの家の冷蔵庫に入っています。
そのメジナを塩焼きにしておにぎりと一緒に昼食にします。

へんべえの家に着いたら砂だらけの靴を洗って、早速昼食の準備。
子どもたちはメジナのうろこをペットボトルの蓋をつかってはがしていきます。
そこに切れ目を入れて塩をまぶして炭火の上に。
美味しそうに焼けている魚を、みんな物欲しそうにじっと眺めていきます。

魚が焼きあがったらいよいよ昼食。
おにぎりを頬張りながら、自分たちで釣ったメジナを美味しそうに食べていました。
いやいや本当においしかったですね。
朝に続いて大満足の食事でした。

片付けをしたら近くの温泉でさっぱりとします。
ここにある貸切風呂が運よく借りられて、みんな大はしゃぎでお風呂に浸かっていました。
いつもだと他のお客さんがいるので静かにするように言われますが、貸し切りなので思う存分はしゃぎながらお風呂を楽しんでいました。
お風呂から上がったらしばらくは脱衣所のイスでのんびりと、クーラーで火照った体を冷ましました。

温泉を出発してまだ時間もあったので、岩井駅の途中の道の駅「富楽里とみやま」に寄ることに。
そこで帰りに飲む飲料を手に入れて、お土産を買いたい子は気に入ったものを手にしていました。
岩井駅で2日間お世話になった講師のへんべえとお別れをして、特急列車新宿さざなみ号に乗車しました。
電車の中では遊び疲れたのか、ぐっすりと眠っていた子もいて最後は静かに過ごしていました。

2日間という短いキャンプでしたが、盛りだくさんの内容で楽しめましたね。
人数が少なかったので、臨機応変に動き回ることができたのも良かったと思います。
いよいよ本格的な秋にも突入、そして待望のスキーシーズンも近づいてきました。
またどこかのキャンプで会いましょう!

南房総フィッシングキャンプディレクター 小山丈二(ゆうえんち)

2023年10月2日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

9/30南房総フィッシングキャンプ

天気:曇りのち晴れ
午前中は雲が主役の天気。
お昼ごろからは夏のような日差しが降り注ぎました。
現地の到着時間は早かったので、午後は館山まで遠征をして魚釣りを楽しみました。

南房総フィッシングキャンプの初日。
この土日は時折り通り雨が降るような不安定な予報も出ていますが、はたしてどうなることやら??
朝晩は涼しい日が多くなりやっと秋の訪れを感じてきましたが、昼間はまだまだ暑い日が続いています。
そんな中、新宿駅の集合場所には元気に子どもたちが集まってきました。

今回の参加者はたったの3人!
ちょっと寂しい人数ですが、小回りもきくのでいつもは行けない場所にも行けそうですね。

集合もスムーズ、すぐに房総特急「新宿さざなみ号」のホームに移動しました。
千葉といえどもアクセスは不便。
ただ週末には直通の臨時特急が出ているので便利ですね。
電車の中でおしゃべりをしながら、2時間ほどで目的地の岩井駅に到着しました。

岩井駅では今回の特別講師、釣り名人のへんべえと合流。
へんべえの車に乗って、2日間お世話になる「甚五郎」さんに向かいました。
まだ10時過ぎといった早い時間でしたが、部屋に荷物を入れさせていただき、早速釣りに行く準備をします。
子どもたちは早く釣りがしたくてうずうずしています。

へんべえと話をしたところ、明日は風が少し強くなるとのことで、南西からの風が直接当たる館山のポイントに今日のうちに行っておこうとなりました。
車で30分ほどの移動となりますが、堤防からは型のいいメジナも釣れるといった絶好のポイントです。
途中でお弁当を購入して館山に向かいました。

館山に到着してまずは海を見ながらのお弁当。
このあたりはチャーシューがのったお弁当が名物とのことで、みんな選んだのがチャーシュー弁当。
名物ということだけあって、本当に美味しかったですね。

腹ごなしのあとはいよいよ釣りが始まります。
みんなで道具を手分けして持って、堤防の一番奥のポイントまで歩いていきます。
時おり雲に覆われる時間はあるものの、まだまだ太陽の日差しは強烈で、水分補給もしっかりとしながら釣りの準備を始めました。

今日の最大干潮は11時過ぎ、ちょうど釣りを始める頃に潮があげ始めるので、タイミング的にはまずまず。
後は子どもたちの頑張り次第ですね。
最初のうちは短い竿で、岩の間の隙間を狙った穴釣りをしていましたが、釣り針が引っかかりまくりでのべ竿での釣りに切り替えました。
へんべえにエサのつけ方や竿の扱いなどを教わって、それぞれが糸を垂らします。
さてさて本日の釣果はいかほどに。

最初のうちはエサをつけるのにかなり時間がかかり、糸を垂らしたと思ったらすぐにエサをとられるといった状況で、釣りというよりもエサ付けをやってるような感じでした。
それでも徐々に狙ったポイントにも針を落とせるようになって、また合わせるタイミングも良くなってきて、やっと1匹目を釣り上げました。
こちらはなかなかのいいサイズのメジナ、釣った子以外もみんな大興奮でモチベーションも爆あがりしてきました。

その後もサイズの小さいメジナが2匹、ニシキベラが1匹と、とりあえず全員が釣ることができました。
徐々に潮が満ちてきて場所を移動しながら粘りましたが、その後はあたりはあるものの釣果を伸ばすことはできませんでした。
まあそれでも子どもたちは満足そうでしたね。
メジナはその場ではらわただけ取り除いて(もちろん子どもたちで)、明日食べられるように準備をしておきました。

旅館に戻ったらみんなでお風呂に入って、夕食までの時間はテレビを見たり部屋でのんびりと過ごしました。
そして待望の夕食。
昼食のお弁当を11時過ぎには食べていたので、もうみんなお腹はペコペコです。
子どもたちの食事は唐揚げやグラタン、ナポリタンなどの子どもメニューで、子どもたちが期待していたどっさりのお刺身は出ませんでしたが、それは明日の地引網時の朝食に取っておきましょう。
ただみんなよく食べていましたね。

そして夜のプログラム。
みんなで話し合った末に、小さな漁港まで夜の探検(もちろん釣り道具も用意して)に出かけることにしました。
今日は中秋の名月の次の日ということできれいな月も顔を出していて、風は少し強めに吹いていましたが気持ちのいい夜でした。

堤防から海に向かってヘッドランプを照らすと、小さな魚が寄ってきます。
するとそこに細長い魚を発見。
網ですくってみると、小さなダツが入っていました。
そのダツを見たとたんに、子どもたちのテンションもまたまた爆あがり。
へんべえが釣竿を取り出して糸を垂れると、すぐにフグがかかりました。

その後は順番に釣ることにして、クロボシイシモチやフグなどの小魚を釣り上げていきました。
すべて小ぶりの魚でしたので、先ほどのダツも含めてすべてリリース。
昼間よりもテンポよく釣り上げることができたので、子どもたちも満足げでした。

旅館に戻ってすぐに寝る準備。
21時頃にはみんな布団に入りました。
明日は早朝から地引網のイベントに参加して、そこでお刺身や天ぷらなどをおかずに朝食をたべます。

そして午前中は磯遊びをしながら釣りをしたりと海を満喫。
ただ風が強そうなので、風の具合を見ての遊びとなりそうです。
お昼はへんべえの家に行っておにぎりと今日釣った魚を食べて、温泉にいってから帰路に就く予定です。
明日も盛りだくさん。
たくさん遊んできます!

2023年9月30日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

9/24公園に隠された謎を探れ2

天気:曇りのち晴れ
午前中は雲が主役、午後からは徐々に晴れてきて気温も上昇してきました。
ただ湿度は低く、カラッとした気持ちのいい一日となりました。

本日の探検学校はお台場のベイエリアで展開される「謎解きハイキング」。
海はもちろんのこと、エリア内のあちらこちらに自然豊かな公園や史跡、そしてお楽しみの施設も満載のスポット。
そんな広大なエリアを縦横無尽に歩き回ります。
果たして謎は解けるのか??

集合場所の東京駅は修学旅行の団体で溢れかえっています。
そんな中、リュックサックを背負ったちびっ子たちが、元気に集まってきましたす。
今回は少数精鋭の(たったの?)6名。
それも幼児と小学生の3組の兄弟といった、これまた分かりやすい組み合わせとなりました。

東京駅の横須賀線ホームに降りる前の広いスペースを利用して、まずはゲームのルール説明。
なぜこんなところでするのかというと、幼児チームと小学生チームではゆりかもめの下車駅(スタート地点)が違っているために、まだ全員が揃っているスタート前に始めることに。
みんな真剣にゲームの説明を受けていました。

(ゲーム内容)
①それぞれのチームの地図に記されているポイントに向かい写真と同じ場所で撮影をして、「謎の司令官」にミッション完了のLINEを送る
②ミッション完了が確認できたら、「謎の司令官」からいくつかの数字が送られてくる
③クリアファイルに収まれている「謎解き乱数表」内の同じ数字を、クリアファイルの上からマジックで塗りつぶす
④それぞれのチームが全てのポイントを周ると、2チームが合流する場所と時間が送られてくる
⑤2チームが合流してそれぞれ塗りつぶした場所をさらに合すと、4つのマスが残る
⑥そのクリアファイルに「謎解き暗号表」を入れると、謎解きの文章が浮かび上がる

無事ミッションをクリアして、全員合流することができるのか?
また謎解きの文章は解読できるのか??
そして謎の司令官の正体は???

ゲーム説明を終えたら横須賀線に乗車、お隣の新橋駅からはゆりかもめに乗り込みました。
小学生チームはレインボーブリッジの手前の芝浦ふ頭駅で下車。
何と最初のポイントはレインボーブリッジの橋の上!
最初から過酷なミッションが待ち受けていました。

幼児チームは台場駅で下車。
小学生チームと比べると歩く距離はだいぶ短くなりますが、地図をしっかりと読まなければポイントにたどり着けません。
駅前でまずはしっかりと方向を確かめてからの出発となりました。

幼児チームは年長さんの男の子1名と年少さんの女の子2名。
年長さんの男の子が隊長を名乗り出て、積極的に地図を見てポイントの方向を見定めていきます。
地図上の海の位置を把握しながら実際の景色と見比べて、慎重に場所を確認していきます。
さすがのリーダーシップで、最初のポイントをあっという間にクリアしていきました。

すかさず「謎の司令官」から数字が送られてきて、「司令官はどこにいるんだ?」「どこからか見ているのか?」との詮索が。
子どもたちの行動全体が見渡せる、ホテルグランドニッコー東京が怪しい、などと楽しそうに会話をしながら歩いていました。

2つ目のポイントも地図上でしっかりと確認をして、こちらもスムーズにクリア。
噴水に手をかざして遊んだり、海に泳ぐ大きな魚を見つけたりしながら楽しそうに走り回っていました。
まだ時間が早く空気がヒンヤリとしていたので、噴水広場での水遊びはせずにさらに先に向かっていきました。

最後の南極観測船「宗谷」のポイントも慎重に場所を確認して発見。
結局間違うことなく全てのポイントを発見することができました。
「宗谷」の中の見学をして、船を見ながらのお昼ご飯となりました。

そして小学生チーム。
長さ1.7kmにもなるレインボーブリッジを渡り始めます。
普段は列車や車で走る道ものんびりと歩いていくと、いろいろな景色が目に入ってきます。
最大の高さは50m以上となるので景観はバツグン、そんな景色を見ながらのんびりと歩きながら最初のポイントに到着。
こちらもなかなかスムーズ、みんな元気です。

橋を渡り切った次のポイントは「台場公園」。
この台場公園はお台場エリアの端っこ、中心エリアとは異なり自然豊かで島のようになっている場所に隠されています。
予想通り人はほとんどおらず、お台場のイメージらしからぬ緑の自然の中を楽しんでいました。

そこからはお台場海浜公園を歩いて次のポイントへ向かいますが、途中の砂浜では海岸線を歩きながら海に入りたくてしょうがない様子。
そんな子たちをなだめながら先に先にと進んでいきました。
公園内の木陰を見つけて、残り2つのポイントを残してお弁当。
それにしてもしっかりと歩いていましたね。

全てのポイントを周った幼児班には合流場所のLINEが届きます。
その内容は「13時30分にシンボルプロムナード公園の自由の炎で合流しろ」。
場所を確認して、合流地点に向かいました。

小学生班は昼食後すぐに3つ目のポイント「自由の女神像」をクリア、最後のポイント南極観測船「宗谷」に向かって歩いていきます。
するとその合流地点の近くで幼児班と遭遇、久しぶりに出会う?兄弟と健闘を称えあいながら、宗谷に向かっていきました。
幼児班は合流地点の場所を確認したら、まだ時間があったのでガンダム像を見に行ったり、木陰でだるまさんが転んだをしながら小学生チームの到着を待ちました。

小学生チームは宗谷で最後の数字と合流場所の指令を受け取ります。
合流場所は先ほど幼児チームと遭遇したプロムナード公園。
「えーまた戻るの!」とため息をつきながらも、時間が迫っていたので大急ぎで船の中を周って、走るように合流地点へと向かいました。
そして合流時間ぎりぎりで全員集合。
いよいよ2つのチームが塗りつぶした乱数表をまとめて、最後の文字を導き出します。
浮かびあがった文字は「はちたまに行って、キャラクターと写真を撮れ」。
「はちたま?キャラクター?」と最初はなんのことだかわからない様子でしたが、調べてみるとフジテレビの丸い部分が「はちたま」とのこと。
フジテレビは目の前、とりあえず例の玉を目指すことにしました。

はちたまにはエレベーターで一気に上がります。
そこに入ると青い子犬のキャラクター「ラフちゃん」がお迎え、そこで撮影をしてミッションは全て終了。
お台場を見下ろす景色を堪能して、はちたまを後にしました。

そこからは「謎の司令官」からのご褒美。
まずはフジテレビ内の「ガチャピン・ムックミュージアム」の見学。
ガチャピン・ムックの歴史や懐かしい写真などを見て歩きますが、こちらは子どもよりもスタッフの方が興奮していました。

はフジテレビを後にして海岸へ。
そこでご褒美②、かき氷のプレゼントとなりました。
いつも間にか青空、そしてギラギラの太陽が顔を出していたので、冷たいかき氷を喜んで頬張っていました。
最後に青や赤に染まった舌を出しての記念撮影。
全てのプログラムを終え、帰路につきました。

ドルフィン探検学校の目的の一つは「歩く」こと。
今回も謎解きのプログラムを通して自分の足でたくさん歩いて、たくさんの発見をしてもらうことができましたね。
それにしても「謎の司令官」は誰だったのでしょう?
それだけはいまだに謎のままでした。

2023年9月25日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

9/10梨狩りと冒険遊び

天気:晴れときどき曇り
湿度が高く、じっとしていても汗ばむような蒸し暑い一日でした。
今日は秋の味覚、梨をお腹いっぱいに食べて、午後は近くのアスレチックで思い切り汗を流しました。

昨日までは台風13号の影響もあって不安定な天気が続いていましたが、今日は朝からきれいな青空が広がっていました。
今日のプログラムは秋の味覚の代表格の梨、美味しい梨をお腹一杯になるまで食べに行きましょう。

集合は上野駅、常連さんばかりなのでみんなニコニコと笑顔を浮かべながら、真っすぐにスタッフの元に駆け寄ってきます。
受け付けもスムーズ、常磐線に乗り込んで昨年からお世話になっている初清園さんを目指します。
松戸駅で乗り換えてくぬぎ山駅へ、そこから10分ほど歩いて初清園に到着しました。

梨狩りのシーズン真っ只中とあって大勢のお客さんが訪れていましたが、広い園内の奥へ移動するとお客さんもまばら、そこをベースにしていよいよ梨狩りのスタートとなりました。
まずは園のスタッフの方から梨のもぎ方の説明。
今の時期の梨は豊水と新高、そしてまぼろしの高級青梨のかおりもちらほらと実っています。
班ごとに日影を選んでブルーシートを敷き、荷物を置いていよいよ梨狩りのスタートとなりました。

まずは美味しそうな梨をもいで、みんなで食べます。
採りすぎると食べられないので、みんなで園内をくまなく回りながら美味しそうな梨を選んでいきます。
3種類の梨をまんべんなく採って食べ比べ。
豊水は普段食べているお馴染みの味、香りが豊かで強い甘みが特徴。
新高は時期的にまだ始まったばかりなので、形は小ぶりで少し硬めでしたが、豊水とはまた違った甘みのある梨でした。
そしてかおりは収穫の時期も短くまぼろしの梨とも呼ばれ、今回口にしたのはソフトボール程の大きさのものばかり、上品な甘さとその名の通り香りの強い梨でした。

どの梨ももぎたてなのでジューシー、みんな喜んで次々と梨をもいではその味を楽しんでいました。
2班の子たちは調子に乗って採りすぎて、最後はみんなで苦労して食べていましたが・・・
お腹いっぱいに梨を楽しんだら、お持ち帰り用の美味しそうな梨をそれぞれ選んで、残りの時間は広い園内を走り回ったり、セミの抜け殻を大量に集めたりして遊びました。

お昼前に梨狩りの終了、そして次なる目的地「ありのみコース」のアスレチックに向かって歩き出します。
梨園からはのんびり歩いて30分ほど、その道路沿いにはたくさんの梨の販売所があって、たくさんの人が訪れていました。
かなり蒸し暑い中での移動でしたが、梨で水分補給もばっちりでしたので、みんな元気にありのみコースに到着しました。

入場したらまずはお弁当。
大きな屋根の下のテーブルに陣取って、遊ぶ前にまずはしっかりと栄養補給をしました。
ここありのみコースはコンパクトなアスレチックですが、しっかりと手入れがされているとてもきれいな施設です。
こちらにもたくさんの人で賑わっていました。

お弁当を食べた後はみんなでちびっこ広場に移動、荷物を置いてしばらくはそこで遊ぶことにしました。
遊具で遊んだり広場で鬼ごっこをしたり、暑い中でも子どもたちは元気に走り回っています。
その後は60mもの長さのスカイライダーをしたり、水辺でイカダ渡りをしたりと、思い切り汗を流して遊びました。

たっぷり遊んで大満足、着替えをすませて15時半にありのみコースを出発。
歩いて15分ほどの大町駅を目指します。
子どもたちはまだまだしっかりとした足取りで、予定よりも早めに駅に到着しました。
しばらくは風が通って涼しい改札前のスペースで過ごしてホームに移動。
北総線~京成線と乗り継いで京成上野駅へ向かいました。

今日は梨狩りとアスレチックという盛りだくさんのプログラム。
たくさん食べてたくさん歩いて、そしてたくさん遊びました。
これから徐々に涼しくなってきて、外で遊ぶのには最適な季節となってきます。
また一緒に遊びましょう!

2023年9月11日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama