9/10梨狩りと冒険遊び

天気:晴れときどき曇り
湿度が高く、じっとしていても汗ばむような蒸し暑い一日でした。
今日は秋の味覚、梨をお腹いっぱいに食べて、午後は近くのアスレチックで思い切り汗を流しました。

昨日までは台風13号の影響もあって不安定な天気が続いていましたが、今日は朝からきれいな青空が広がっていました。
今日のプログラムは秋の味覚の代表格の梨、美味しい梨をお腹一杯になるまで食べに行きましょう。

集合は上野駅、常連さんばかりなのでみんなニコニコと笑顔を浮かべながら、真っすぐにスタッフの元に駆け寄ってきます。
受け付けもスムーズ、常磐線に乗り込んで昨年からお世話になっている初清園さんを目指します。
松戸駅で乗り換えてくぬぎ山駅へ、そこから10分ほど歩いて初清園に到着しました。

梨狩りのシーズン真っ只中とあって大勢のお客さんが訪れていましたが、広い園内の奥へ移動するとお客さんもまばら、そこをベースにしていよいよ梨狩りのスタートとなりました。
まずは園のスタッフの方から梨のもぎ方の説明。
今の時期の梨は豊水と新高、そしてまぼろしの高級青梨のかおりもちらほらと実っています。
班ごとに日影を選んでブルーシートを敷き、荷物を置いていよいよ梨狩りのスタートとなりました。

まずは美味しそうな梨をもいで、みんなで食べます。
採りすぎると食べられないので、みんなで園内をくまなく回りながら美味しそうな梨を選んでいきます。
3種類の梨をまんべんなく採って食べ比べ。
豊水は普段食べているお馴染みの味、香りが豊かで強い甘みが特徴。
新高は時期的にまだ始まったばかりなので、形は小ぶりで少し硬めでしたが、豊水とはまた違った甘みのある梨でした。
そしてかおりは収穫の時期も短くまぼろしの梨とも呼ばれ、今回口にしたのはソフトボール程の大きさのものばかり、上品な甘さとその名の通り香りの強い梨でした。

どの梨ももぎたてなのでジューシー、みんな喜んで次々と梨をもいではその味を楽しんでいました。
2班の子たちは調子に乗って採りすぎて、最後はみんなで苦労して食べていましたが・・・
お腹いっぱいに梨を楽しんだら、お持ち帰り用の美味しそうな梨をそれぞれ選んで、残りの時間は広い園内を走り回ったり、セミの抜け殻を大量に集めたりして遊びました。

お昼前に梨狩りの終了、そして次なる目的地「ありのみコース」のアスレチックに向かって歩き出します。
梨園からはのんびり歩いて30分ほど、その道路沿いにはたくさんの梨の販売所があって、たくさんの人が訪れていました。
かなり蒸し暑い中での移動でしたが、梨で水分補給もばっちりでしたので、みんな元気にありのみコースに到着しました。

入場したらまずはお弁当。
大きな屋根の下のテーブルに陣取って、遊ぶ前にまずはしっかりと栄養補給をしました。
ここありのみコースはコンパクトなアスレチックですが、しっかりと手入れがされているとてもきれいな施設です。
こちらにもたくさんの人で賑わっていました。

お弁当を食べた後はみんなでちびっこ広場に移動、荷物を置いてしばらくはそこで遊ぶことにしました。
遊具で遊んだり広場で鬼ごっこをしたり、暑い中でも子どもたちは元気に走り回っています。
その後は60mもの長さのスカイライダーをしたり、水辺でイカダ渡りをしたりと、思い切り汗を流して遊びました。

たっぷり遊んで大満足、着替えをすませて15時半にありのみコースを出発。
歩いて15分ほどの大町駅を目指します。
子どもたちはまだまだしっかりとした足取りで、予定よりも早めに駅に到着しました。
しばらくは風が通って涼しい改札前のスペースで過ごしてホームに移動。
北総線~京成線と乗り継いで京成上野駅へ向かいました。

今日は梨狩りとアスレチックという盛りだくさんのプログラム。
たくさん食べてたくさん歩いて、そしてたくさん遊びました。
これから徐々に涼しくなってきて、外で遊ぶのには最適な季節となってきます。
また一緒に遊びましょう!

2023年9月11日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/22~23富士登山

天候:8/22曇りのち晴れ時々雨 8/23晴れのち曇りのち雨

初日は時折雨がパラつくものの、太陽も顔を出すまずまずの天気。

2日目は出発時はきれいな星空が広がっていましたが、その後はほぼ雨の中の行動となりました。

 

(8/22の行程)

10:20 富士スバルライン五合目にバス到着

到着時は曇り、残念ながら富士山の全容は見えず。

まずはここで高所に体を慣らしながら登山準備をします。

※バスで一気に2,300mまで上がったのですぐに行動するのは厳禁、リーダーのカマキリに呼吸法などを教えてもらいながらしばらく過ごします。

帰りの着替えなど持っていく必要のないものをコインロッカーに預け、おにぎりやパンなどの昼食を食べました。

12:05 小御嶽神社にて安全祈願をして出発

12:27 泉ヶ滝分岐にて休憩/雨具着用

時折雨のパラつく不安定な天気のためここで雨具を着用して、突然の降雨に備えます。

13:02 六合目到着/休憩

ここで水分補給、行動食のアメなどを口に入れて栄養補給をします。

休憩の度に衣服の調整やこうした飲食をすることで、身体がしっかりと動き続けられるような状態を保ちます。

ここから七合目の山小屋までは、つづら折りの道が続きます。

しっかりと呼吸を意識して歩くことを教えながら、ゆっくりと歩を進めていきます。

13:52 つづら折り途中で休憩

雲が割れて太陽が顔を出します。

子どもたちの気分も上がり、順調に歩を進めていきます。

14:30 七合目花小屋到着/休憩

最初の山小屋に到着、子どもたちの体調も良さそうです。

15:10 鎌岩館到着/休憩

15:50 東洋館到着

みんなしっかりと歩いて、予定よりも少し早く東洋館に到着。

部屋に入って着替え、そして夕食の時間までおのおののんびりと過ごしました。

ここ東洋館の部屋はセパレートされており、カプセルホテルのようでストレスなく快適に過ごせます。子どもたちも大喜び。

17:30 夕食

子どもたち待望の夕食。

温かい味噌けんちん汁と鶏つくね。

カレーライスばかりのイメージの強い富士山の山小屋ですが、ここの食事はひと手間加えて美味しいと評判です。

ご飯とお茶はお代わりできるので(できない山小屋も多いのです)、みんなお代わりの連続でむさぶるように食べていました。

19:00 就寝

 

(8/23の行程)

強風と雨が心配でしたが、朝起きると満天の星空が頭上に広がっていました。

風もそれほど強くないので、予定通り山頂目指して出発することができそうです。

1:10 起床

夜はなかなか寝付けない子もいましたが、容赦なく1時過ぎに子どもたちを起こします。

まだ寝ている方もいるので静かに自分の荷物をまとめて広間に移動、そこで着ていく服の準備と荷物のパッキングをします。

しっかりと水分補給、そしてまだ胃が動いていないので軽めに行動食を口に入れます。

寝ているときは呼吸が浅くなるので、実は富士登山では寝ている最中に高山病になることも。その予防のために富士登山ではなるべく標高の低い(低すぎない)山小屋を選ぶのもポイントとなります。

過去には何人も朝起きてきたときに高山病の症状を訴える子もいましたが、今回はみんなすこぶる元気。

2:20 登山開始

天候が不安定でいつ雨が降るかもわからないので、最初から雨具を着用しての出発となりました。

最初はきれいに見えていた星空もすぐに雲に覆われ、雲の中、細かな霧雨の中をあるくようななりました。

風も徐々に強くなってきて、コンディションが悪くなっていく中、みんな思った以上にしっかりとした足取りで歩を進めていきます。

03:05 太子館到着

東洋館から太子館までは急な岩場の登りとなりいつもですとここで体調を崩す子もいるのですが、今回は軽く気持ちが悪くなった子がいましたがすぐに復活、順調に進んでいます。

03:56 白雲荘到着

04:45 本八合目トモエ館到着

相変わらず天候のコンディションが悪い中でしたが体調を崩す子もおらず、予定よりもかなり早く本八合目トモエ館に到着。いつものようにここでご来光を待ちます。

明るくなるってくると雲が割れだし、太陽の光で雲が赤く染まってきたので期待はしていましたが・・・結局ご来光は現れず(残念!)

05:05 本八合目出発

歩き始めてすぐに薄雲の向こう側に太陽が見えてきたので、歩を止めてしばらくその光景を眺めていました。

その後しばらくは薄雲に覆われた中を歩いていきました。

周りが明るくなったので子どもたちの気分も高まり、少し歩みが元気になってきたような感じでした。

5:55 九合目到着

相変わらず雨が降ったりやんだり。

ただ風がかなり強くなってきたので、風をなるべく避けるように岩陰などを探しながらの休憩となります。

風が強く吹くことで体温が一気に奪われてしまいます。

そのためたとえ体調が悪くなっても、長くそこで休憩をとることができません。

山頂まではもうすぐとは言えども、富士登山はここからが正念場。

この先もし体調不良で歩みが止まる子がでたらその時点で下山の決断を下す、といったやりとりをリーダーのカマキリとゆうえんちの間で確認をして進むことにしました。

6:40 山頂到着!

このコンディションの中でも相変わらず子どもたちは力強く歩き続け(本当に大したものです)、富士山の頂上に立つことができました。

雨は小康状態でしたが風は相変わらず、いつもは大勢のお客さんが山頂を楽しんでいますが今日は人もまばら。

いつもはここで他のお客さん同様のんびりと過ごして景色を楽しむのですが、今回はそれほど長い時間を過ごすことはできません。

山頂でカップラーメンを食べるのを楽しみにしていた子が食べ終わるのを待って、すぐに下山を始めました。

7:05 下山開始

ここからは小さな石や砂などのガレ場のつづら折りを延々と歩いていきます。

それまでは雲の中の霧雨が中心でしたが、本格的な雨と変わり、その中を黙々と歩いていきます。

ただ道が湿ったおかげでいつもは乾いた砂埃がたたず、また足場もしっかりとしていたので歩きやすく、ペース自体はかなり順調でした。

途中でカミナリも鳴りだし、緊張感を持ちながら歩をすすめていきます。

7:35 本八合目富士山ホテル横到着

9:00 七合目公衆トイレ到着

9:40 六合目到着

10:20 五合目登山口到着

予想到着時間をさらに上回り下山。

小御嶽神社に寄って無事に登山を終えた報告をして、雨のしのげる無料休憩所の軒下に移動。そこで着替えと荷物整理をしました。

その後、無料休憩所に移動してお土産を買いに行ったり、トランプをしたりしてバスの出発を待ちました。

今回はタフなコンディションの中、子どもたちの頑張りには目を見張るものがありました。

みんなお疲れさまでした!

2023年8月24日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/11海賊キャンプ~鴨川~

天気:晴れ
最終日もお天気に恵まれました。
風もそれほどありませんでしたがうねりは更に大きくなってきた感じで、岸壁に波が打ち付ける音が響いていました。
本日は室内でのプログラム。お土産のジェルキャンドルを作りました。

最終日の朝を迎えました。
朝は雲が多めの天気でしたがその雲もすぐに晴れて、いつものように夏の日差しが強く照り付け始めました。

今朝はやることがたくさんあります。
シーツをはいで布団を畳み、荷物の移動。
部屋もみんなで掃除をします。
こうした青少年施設は現状復帰が原則、子どもたちもそれぞれの年齢に応じて自分でできることを頑張ってやっていました。

7時半から朝食、みんなお代わりもしっかりとして体調も良さそうです。
朝食の後は荷物を移動した研修室でしばし自由に遊んでいました。
今日はこの部屋で出発まで過ごします。
そのすきにスタッフで宿泊部屋の最終チェック。
そして職員の方のチェックも無事終わり、本日のプログラムの開始となりました。

本日はお土産づくり。
鴨川青少年自然家ではいろいろな体験メニューが用意されています。
室内でのクラフト(キャンプ工作)のプログラムもたくさんありますが、今回はその中からジェルキャンドルをチョイス。
さてどんな作品が出来上がるのでしょうか。

まずは職員の方から作り方の説明を受けます。
見本もいくつか用意されていて、子どもたちの創作意欲を沸き立たせます。
装飾品として貝殻なども用意されていましたが、昨日海で貝殻拾いをしていた子はせっかくなのでそちらの貝殻も使うことに。
材料を確保して出来上がりのイメージを作りながら、グラスの中に色とりどりの砂や貝殻そしていろいろな装飾品を並べていきます。
そこに溶かしたキャンドジェルを流し込んでいきます。

みんな個性があってなかなか面白い作品となりそうです。
中にはイルカやカクレクマノミの模型をジェルの中に浮かせたいとのことで、2回に分けて流し込むというアイデアも飛び出しました。
子どもの発想力は大したものです。

シェルを入れたらキャンドルの芯を埋め込み、安定するまで指で押さえて完成。
世界で一つのオリジナルキャンドル。
素敵なお土産の完成です。

完全にジェルが固まるまで、お昼ご飯の間はそのまま放置しておきます。
そしてキャンプ最後の食事。
午前中はほとんど体を動かさなかったにもかかわらず、最後までみんなしっかりと食べていました。

昼食後は研修室で食休み&自由に遊んでいました。
そして海の状況を見学に行こうということで、ゆうえんちとやまちゃん、そして2人の子どもでお散歩に出かけました。

施設は岬の高台にありますが、そこから坂を下っていって施設の駐車場へ向かいます
その駐車場からも海は一望。
また目の前にテトラポットがあって、そこに向かって波が打ち付けるので迫力も抜群。
そのぶつかった波がミスト状になって体に降り注ぐのも何とも気持ちのいいものです。
炎天下で周りはかなり気温が上がっていましたがその一角は気温も低い感じで、風も海水のミストも本当に涼しく気持ちよく、いつまでもいられるようでした。

しばらく迫力のある海を眺めて施設に戻りました。
それからは今一度全員が荷物整理、そしてお部屋のお掃除とゆうえんちのお話しタイムとなりました。
施設の自動販売機で帰りの飲み物を購入して、3日間お世話になった施設の方々とお別れ、バスに乗り込んで安房鴨川駅を目指しました。

電車の中では今のところ静かに過ごしていますが、声のトーンが徐々に高くなってくる場面も・・
みんな最後まで元気いっぱいでしたね。

3日間の海賊キャンプ~南房総~が終わろうとしています。
当初は2日目までがっちり海に入る予定でしたが、うねりのせいで制限されることも多く、また水中マスクなども満足に使えなかったのは残念でしたね。
でもその中で工夫して遊べたこと、またその状況の中でも楽しく遊んでいた子どもたちの切り替えにも感心しました。
中身の濃い3日間でしたね。

またどこかのキャンプで会いましょう!

海賊キャンプ~鴨川~ディレクター 小山丈二(ゆうえんち)

2023年8月11日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/10海賊キャンプ~鴨川~

天気:晴れのち時々曇り
昨日と同じく蒸し暑い一日でした。
夕方になると雲が出てきましたが、雨を降らすような雲ではありませんでした。
ただ海のうねりは昨日よりも更にパワーアップ。いよいよ台風の気配が感じられるようになってきまいた。

海賊キャンプ鴨川の2日目、昨日たくさん動き回って疲れていたのか、夜はぐっすりと眠っていたようです。
ただ朝6時前に一人がおきると、徐々にザワザワバタバタと始まりました。
しっかりと体を休めることが、炎天下でキャンプをするために大切なことです。
朝一番からゆうえんちのカミナリが落ちて、それからは起床時間まで静かに休んでいました。

6時半に館内に音楽が鳴り、それが起床の合図。
布団を畳んでみんなで玄関前の広場でうろうろと軽いお散歩をしました。

ここ青少年の家はバツグンのロケーション。
岬の先端に建っているいるので外房の海が一望できます。
その海は昨日にも増して大きなうねりが入っていて、海岸ではその波が大きく崩れていました。
昨日の予想通り、今日の午前中は海に入るのは難しいかな?
天気がいいだけにちょっと残念ではありますが。

ということで今日の午前は鴨川シーワールド行くことになりました。
施設のバスをお願いして15分ほど、鴨川シーワールドに到着。
連休前の平日ということでしたが、場内にはたくさんの人が訪れていました。

早速展示ブースの涼しいところに入って一息ついて、のんびりといろいろな魚を見て楽しみました。
そうこうしているうちにイルカショーの時間が近づいてきたので、イルカショーの会場に移動しました。
イルカつながりですから、ここは押さえとかねば。
そしてイルカショーの開園、かわいらしいイルカの見事なジャンプやシャープな動きにみんな見入ってしまいました。

イルカショーが終わったらまた展示ブースを楽しんで、今度はアシカのショーを見学しました。
コミカルでかわいらしい動きに、こちらもみんな大喜びでした。
最後にまた展示ブースでペンギンなどの生物を見て終了、あっという間に2時間半ほどの時間が経ち、12時にお迎えのバスに乗り込んで施設に戻りました。

昼食後は子どもたちが所望している海に行ってみることに。
昨日行った海岸はものすごく荒れていたので、今日は施設から20分ほど離れた海水浴場に向かいました。
ここの海水浴場は入り江になっているため、風向きによっては波の弱まっている部分もあります。
そんな状況を期待してはみたものの・・・かなり強い波がザブンザブンと押し寄せていました。

子どもたちは意気揚々と波にぶつかっていっては跳ね返されてを繰り返して、波打ち際で大はしゃぎしていました。
それにしてもまだ遠くにいる台風が要因でこれほどのうねりがやってくるとは・・・恐るべきですね。

もと来た道をのんびりと歩き、施設にもどりました。
早速シャワーを浴びて着替え、そして濡れたものを乾燥機にかけて干します。
そして間髪おかずに夕食の時間。
大きな団体さんが退所したので、ゆったりとのんびりと夕食をたのしみました。

夜の時間はキャンプファイヤー。
火の神まりもの点火から始まって火が大きくなると、でかのゲームが何種か。
ゼスチャーを使うゲームは最初は恥ずかしそうにやっていた子どもたちも、最後は大声ではしゃいでいました。

キャンプファイヤーの後はお風呂、そして就寝準備をして床につきました。
明日ぐらいからここ鴨川も台風の直接的な影響が出てきそうです。
海に入る予定はありませんが、最後まで緊張感をもって楽しんできます。

2023年8月10日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/9海賊キャンプ~鴨川~

天気:晴れ時々雨
ジトっとした蒸し暑い一日でした。
予想よりも天気が回復し太陽が主役、ただやはり大気の状態は不安定で、時おりサーっと雨が通り過ぎるような場面もありました。
今日の午後は海遊び、うねりが徐々に強くなる中で楽しく遊びました。

海賊キャンプ鴨川の初日を迎えました。
迷走する台風6号の進路と影響にやきもきしているうちに台風7号が発生。
キャンプ期間中は何とか天気は持ちそうですが、波の影響は避けられそうにありません。

東京駅での集合もスムーズ。
今回はドルフィンスポーツアカデミーに初めて参加する子も多く、緊張してくるのかな?っと思いきや、いやいやみんな元気いっぱいですぐに馴染んでいます。
下は年中さんから上は5年生まで、デコボコ年齢の12名。
さたさてどんなキャンプになるのでしょうか。

子どもたちの集合がスムーズすぎたので、JRの京葉線改札口を入ったところでしばし待機。
その後予定通りの特急しおさい号に乗って、安房鴨川を目指しました。
途中で窓ガラスを叩きつけるような雨も降ってきたと思ったらすぐに晴れたりと、大気の状態がかなり不安定で現地の天気も心配されます。
子どもたちはそんなことも気にせずに、騒ぎ放題でしたが。

目的地の安房鴨川駅に着いた頃には雨もあがり、じっとしていても汗ばむぐらいの湿気の多いジトっとした大気に包まれていました。
宿泊先の施設のバスに乗り込んで、今回お世話になる千葉県立鴨川青少年自然の家へ向かいました。
バスはスムーズで10分ほどで到着。
早速宿泊する和室の部屋に移動しました。
そこの部屋からは外房の海が一望できるオーシャンビュー。
朝日が昇るのも見られそうです。楽しみ楽しみ。

そして職員の方から施設の使い方や布団の敷き方などの説明を受けました。
そうここは青少年施設のため、布団の上げ下ろしや掃除なども自分たちでおこないます。
普段はお家の人や、泊りに行ったらホテルの従業員の方がやってくれることを自分たちでやる。
それが今回のキャンプの一つの目的でもあります。

みんな真剣に話を聞いてはいますが、きちんとできるかな?
職員の方のオリエンテーションの後、さっそくお昼ご飯です。
朝早かったので、みんなたくさん食べていましたね。

子どもたちが食事をしているときに、スタッフのゆうえんちとやまちゃんが海を見に行きます。
うねりは入ってはいるものの、入り江の真ん中にある大きな岩が波を遮っていて、今の状態なら何とか入れそうだと判断。
午後は予定通り海で遊ぶことにしました。

昼食後に水着に着替え、ライフジャケットを持って海に出かけます。
その頃は太陽がサンサン降り注ぎ、蒸し暑くて汗が吹き出します。
みんな早く海に入りたくてうずうずしていました。

施設から歩いて10分ほど、海岸に降り立ちさっそく準備運動をしました。
そのあと水中マスクをつけずに海に入り、ライフジャケットを頼りに浮かんでみたり波で遊んだりして海に体を慣らします。
さすがに幼児さんたちは大きな波のパワーに怯んで、波打ち際でスタッフのまりもと一緒に遊んでいました。

続いて水中マスクとシュノーケルの使い方と注意をゆうえんちからレクチャー。
海に顔をつけるところから始めて、慣れてきたらそのまま泳ぎだします。
最初は小さかった波も徐々に大きくうねりだし、くずれる波に飲まれるようになってきました。
しかしそれはそれで楽しそうに、子どもたちは波と戯れていました。
これだけの波になるとフィンを装着するのもかなり難しくなるので、今日はフィンを着けずに最後まで遊ぶことにしました。

その波もさらに大きくなっていたのでここらへんで終了。
1時間少々でしたが、うねりが大きくなる前になんとか海に入ることができました。
子どもたちはまだまだ入りたそうでしたが、まあこの海の状況ですから仕方ありませんね。
入れただけでもラッキーです。

施設に戻ってシャワー、そして水着やラッシュガードを水洗いして脱水機にかけて干します。
こちらの青少年施設は、そうした設備が充実しているのでありがたいですね。

今日はまだまだやることがあります。
休む間もなく続いては野外炊事。
みんなでカレーライスを作りました。
海から上がってから片付けに時間がかかったので作り始めが遅くなりましたがみんなテキパキと動いてくれたので、何とか18時前にはいただきますとなりました。
施設の職員の方も、みんなの動きに感心していましたよ。
出来上がったカレーは絶品で、みんなおかわりの連続。
特にご飯は16合をほとんど食べつくしました。(16人で)

片付けもしっかりとすませ、お部屋に戻ってお風呂に入って一日の汗をさっぱりと流しました。
夜はライトを持ってお散歩に。
施設内の高台の広場まで歩いてライトを消して見上げるときれいな星が目に飛び込んできました。
しばらく星空を見てお部屋に帰って寝る準備をして消灯となりました。
今日はたくさん動いて疲れているので、みんなしっかり寝てくれるでしょう。

明日は更に波が高くなる予報。
午前中は荒天時プログラムの鴨川シーワールドに行き、午後は海の状況を見据えながらプログラムを決めていきます。

2023年8月9日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/6八ヶ岳ファーブルキャンプ

天気:曇りのち晴れ
朝はどんよりとした雲に覆われていましたが、徐々に雲が取れだして今日も夏の青空が広がりました。
遠くの台風の影響も少しあるのか、風は少し強めでした。
今日の午前中は標本づくり、午後は八ヶ岳自然文化園でお土産を買って、最後の公園散策(虫捕り)を楽しみました。

最終日の朝、空は雲に覆われて涼しい風が吹いています。
ただ雨が降るような雲ではなく、今回のキャンプは天気に恵まれましたね。
今朝も希望者は朝のお散歩。
今日は小学3年生以上の5人が、虫アミを持って意気揚々とペンションを飛び出していきました。

いつものようにカブトムシ・クワガタがいそうな木をくまなくチェックしていきます。
今日はいつも樹液に群がっている木にも何匹かの影しか見えず、今日も収穫はゼロかな?と思いながら最後に湖のほとりを歩いていました。
するとそのほとりにあったハルニレの木を眺めていると、枝のあちこちにカブトムシの影が。
子どもたちは喜んで虫捕りをしていました。
高い場所にいたカブトムシは、木登りの得意な子がするすると登ってゲット。
結局は3~4匹のカブトムシの捕獲に成功しました。

意気揚々とペンションに戻って朝食。
いつもは嘲笑は控えめな子も、今日はしっかりと食べていましたね。

朝食の後は荷物の片付け。
自分の荷物を一つ一つ確かめながらリュックサックに入れていきます。
昨日の夕方にあらかた済ませていた子も多かったので、思ったよりもスムーズに荷物整理を終えることができました。

午前中のプロもいつも虫をいじっていても飽きないもんなんですね。

9時半過ぎに午前のプログラム、標本づくりが始まりました。
昨日それぞれが選んで標本にする虫を冷凍庫から取り出し、またかごの中で死んで知った虫もそこに追加。
そして今年は不猟だったタマムシは、昨年捕った残りのものがあったので、そちらを追加しました。
カブトムシの黒ばかりでなく、少しは華やかな標本ができそうです。

まずはぽんぽこから標本づくりのレクチャー、ピンの差し方や形の整え方などを教えてもらって、いよいよ標本づくりのスタートです。
これがまたかなりの集中力を要します。
また意外な子にセンスがあったりと、見ている方も面白かったですね。
一つできたらまた次の標本づくりと。
出来上がった標本を木箱の中に並べて完成。
みんななかなかの出来栄えでしたね。

最後にぽんぽこから標本の保存の方法やピンを抜くタイミング、そし採集データーの残し方などのレクチャーを過ぎて終了。
その後の昼食までの時間は、また虫をいじって遊んでいました・・・
本当に虫が大好きなんですね。

お昼ご飯はピザにアイスクリーム。
とても美味くて、みんな最後までたくさん食べていました。
毎日おいしい料理を出していただき、本当にありがとうございました。

そして八ヶ岳自然文化園にお土産を買いに出かけました。
昨日プラネタリウム見学に際にあらかたほしいものを見ていたので、買い物もスムーズ。
中には生きたノコギリクワガタやミヤマクワガタを買っている子も・・・
ここまでたくさんの虫を捕っていたのに・・・まだ足りないのでしょうか??

ペンションに戻ったら虫かごをリュックにしまって、イモリを持っていく子はタッパに分けて持って帰ることに。
そしてペンションでもオオクワガタをお土産に購入している子も。
ぽんぽこはオオクワガタの卵を育ててふ化させて、それを欲しい人に販売しているのです。
つがいで2,000円、これは破格ですね。
とは言っても先ほどノコギリとミヤマを買った子がここでも購入。
かごの中はもうクワガタ祭りになっていました。

15時前にペンションを出発。
ペンションのお母さんとそこでお別れ、そして小淵沢駅ではぽんぽこ、りのちゃんとお別れをしました。
小淵沢に住んでいるおたまともここでお別れ。
来る時と一緒で、8人で新宿駅に向かっています。

虫捕りやペンションの中ではハイテンションで大暴れでしたが、電車の中では約束通り静かに過ごしています。
4日間かなり走り回って遊んだので、乗ってすぐに爆睡している子も。

今年も人気の八ヶ岳ファーブルキャンプが終了しました。
信じられないぐらいの天気に恵まれて、いろいろな昆虫もたくさん捕れました。
(タマムシは残念でしたが)
虫に集中しすぎて話を聞いていなかったり、忘れ物をしたりしてゆうえんちのカミナリが落ちることも度々ありましたが、みんな仲良く元気に過ごせたことが何よりです。
帰り際には「また来年も行こうぜ!」などと約束もしていた子も。
虫捕りに対する集中力と情熱は本当に大したもの、来年はもっと成長して話もきちんと聞けるようになっているかな(笑)
またどこかのキャンプで会いましょう!

八ヶ岳ファーブルキャンプディレクター 小山丈二(ゆうえんち)

2023年8月6日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/5八ヶ岳ファーブルキャンプ

天気:晴れときどき曇り
朝は曇りがちでしたが、活動の時間になるとまた太陽が主役のお天気となり、ムッとする暑い一日でした。
夕方に雲が出始め涼しい風が吹くようになり雨が降るかなと思いましたが、今日も降らずに一日を終えました。
今日の午前中はイモリ探し&川遊び、午後は混雑を考慮して早めの後にプラネタリウム見学、そして公園での虫探しをおこないました。

3日目の朝、昨晩も子どもたちはグッスリと眠れたようで、すっきりとした顔で起きてきました。
今朝はそれぞれの疲れ具合を考慮して、希望者のみが朝のお散歩&虫捕りに行くことに。
結局男の子全員がお散歩に、女の子はお部屋でトランプをして過ごしていました。
最初は雲が主役の天気でしたが徐々に晴れ間が広がりだし、またいつもの暑い一日が始まりそうです。

結局この日の虫捕りの成果はゼロ、それでも朝の気持ちのいい風そして空気は、早起きをした甲斐があるというものです。
ペンションに戻って朝食、そして今日も子どもたちと一日のスケジュールの確認をしました。
子どもたちの意見としては、①ガッツリと川遊び、②イモリ捕り&川遊び、③昆虫採集、の3つ。
結局はイモリのいる川で、イモリ探しと川遊びをすることになりました。

水着に着替えて、今日も車に乗り込んで遊び場所に移動します。
イモリのいる川の深さはせいぜいスネぐらいですが、全身ビショビショになった時のために(いや、きっとなるでしょう)準備万端で出かけました。
そして到着した川(用水路?)は民家や田んぼに囲まれた、何の変哲もないただの浅い川に見えます。
こんなところにイモリはいるの?といった表情で川に入っていきました。

荷物を橋の下の日影に置いて、イモリ探しのスタートとなりました。
ぽんぽこ曰く、端に生えている草の下にイモリが潜んでいるとのこと。
昨年に比べて草が少なくなったのは、大雨の際に草が流れてしまったのではないかとのことでした。
(ちなみに昨年は大量のイモリを持ち帰りました)

ぽんぽこの教え通りに草の下の流れに手を突っ込んでみると、今年もいましたかわいらしいアカハライモリが。
立て続けに7~8匹のイモリを捕獲して、ペットボトルに入れていきました。
このイモリは持って帰りたい子が分けて持って帰ることにしました。

ここの川も標高が原村よりもだいぶ低いので日差しは強烈で、すぐに全身びしょぬれになりながら(自ら濡らしながら)川遊びに突入しました。
男の子たちは川幅いっぱいにひたすら石を積んで堤防を作っていました。
水深が深くなったところで座り込んだり寝転んだり、澄んだきれいな川を堪能していましたね。
女の子たちは橋の下の日陰で同じように石を並べて小さな水路を作って遊んでいました。

午前中いっぱいまで遊んで、イモリの川を後にしてペンションに戻りました。
着替えを済ませて昼食。
今日はそうめんとスイカ。
子どもたちの食欲は極端で、パンはあまり食べないものの、麺やご飯はたくさん食べています。
もちろんそうめんもたくさん食べていました。

昨日の晩まで虫を追いかけ続けて、特に昼間は炎天下の下でずっと行動していたので、子どもたちもお疲れと判断して、午後はゆっくりと過ごせるプログラムを。
まずはいきなり温泉に行きます。
今日は土曜日ということで、遅い時間には温泉は大混雑の予想。
空いている時間に最後のお風呂を堪能しました。

続いてはいつもは虫を追いかけている八ヶ岳自然文化園で、プラネタリウム見学そして世界のカブトムシや標本などの見学をしました。
特に生きているヘラクレスオオカブトやコーカサスオオカブトなどを触ることもできて、子どもたちは大喜びでした。
プラネタリウムも面白かったですね。

こんな文化的な活動を堪能したのですが、ここまで来たということでやはり最後は虫探しに。
この時間になると木陰では涼しげ風も吹いていて、のんびりと芝生に座っていると最高に気持ちよかったですね。
ただ子どもたちはいつものように、ギャーギャー言いながら走り回っていましたが・・・
ただそのかいもあって、なんとミヤマクワガタを2匹ゲットすることができました。
まさに子どもたちの執念でしたね。

そしてここでぽんぽこも合流。
長い網も持ってきてくれたので、いつも狙いをつけている樹液の出ている木から何匹かのカブトムシも追加でゲットしました。
意気揚々とペンションに戻ったら、今度は捕った昆虫の山分け大会。
ぽんぽこやゆうえんちが捕った昆虫、そして狙いをつけた木でみんなで捕った昆虫は子どもたちに分けます。
全ての昆虫がそれぞれに分けられて、子どもたちの虫かごはかなり密状態となりました。

最後にその中から標本にする虫を選んで終了。
盛りだくさんの午後プログラムが終了しました。

夕飯まではお部屋で遊んで、そして最後の夕飯。
昼がそうめんだったのでお腹も空いていたらしく、みんな残さずたくさん食べていました。

今日の夜プログラムも室内。
ぽんぽこ秘蔵の標本を見ながら、その虫の捕獲場所や虫の生態などの話しを聞きながら盛り上がっていました。
それにしても子どもたちの知識はかなりのもの。
さすがファーブルキャンプに参加する子どもたちですね。

明日は最終日、午前中に標本づくりをして午後は八ヶ岳自然文化園でお土産購入、そして最後も公園で昆虫探しになるかな?

2023年8月5日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/4八ヶ岳ファーブルキャンプ

天気:晴れときどき曇り
今日も終日、太陽が主役の天気。
虫捕りに出かけて行ったポイントは、標高が低かったのでうだるような猛暑でした。
今日はお弁当を持って終日虫捕り三昧、帰る途中の池でカエル釣りも楽しみました。

キャンプ2日目、八ヶ岳の夜は涼しく毛布を掛けてちょうどよいぐらい。
エアコンとは違った涼しい空気の中、みんなぐっすりと眠れたようです。
それでも6時前ぐらいから子どもたちの話し声が聞こえてきます。
寝ている子もいるので、6時半までは話をせずに身体を休めようようにお話をして静かに過ごしました。

7時にみんなでお散歩に出かけることに。
昨日の午後に行った八ヶ岳自然文化園を、虫を探しつつのんびりと歩きました。
朝の空気は涼しく澄んでいて、何とも心が満たされるような幸せな気分でのんびりと歩きました。
(子どもたちは朝の空気なんか関係なく、血眼になって虫を探していましたが)
朝の虫捕りの収穫はほぼありませんでしたが、気持ちのいいスタートとなりました。

朝食の食欲は、昨日の昼夕に比べると少し落ちている感じでしたが、まあ昨日は夜遅くまで活動いていたのでまだ疲れが残っているかもしれませんね。
ちなみに検温は正常でした。

ただ食欲と虫捕りへの意欲は別問題、みんなしっかりと身支度を整えて車に乗り込んでいきました。
本日の一番の狙いはタマムシ。
レインボーに輝く姿を見つけた時の興奮は、一度経験したらもう病みつきになります。
標本にも最適ですね。

昨晩行ったポイントの近くにタマムシのポイントもあります。
高原をどんどん下げていき途中のコンビニでお弁当を積み込み、さらに下っていきます。
タマムシポイントに到着して外に出るとムッとした空気に包まれていて、一気に汗が吹き出します。
元々タマムシは南国の昆虫で、こうしたムッとした暑いタイミングで多く現れるとのこと。
これは期待できるかな?

ところがいつもは空高く飛んでいたり、丸太に張り付いているタマムシがまったくいません。
昨年に比べて積んでいる丸太の数が減っているのが原因か?とも思いましたが、それにしても少なすぎます。
何とか探し当てたのも、見た目が地味なウバタマムシやクロタマムシのみ。
これは大事件です。

ぽんぽこ曰く、環境の変化もありますが、もしかすると早くから暑い日が続いたため、タマムシの時期が終わって知った可能性もあるとのこと。
その後もしばらく粘りましたが、結局遠くを飛んでいる2~3匹のタマムシを発見した程度でした。
それにしても昨晩のカブトムシ・クワガタの捕獲も、いつもは大量にいるポイントが不発で、新たに行ってみた場所に大量発生と。
自然相手の昆虫捕獲は難しく、またそれだから虫捕りにはまっていくんですかね。

そこでしばらく時間を置くことに。
早めにいつもお昼ご飯を食べているオオムラサキ自然公園に移動、日影のベンチに陣取ってしばらくそこでのんびりと過ごしておベンツを食べました。
そこにも例年はタマムシが飛来・捕獲していたのですが、そこでも飛んでいる姿は何匹か見たものの成果はゼロ。

昼食後にまた元のポイントに寄りましたが、ここでも捕獲することあできませんでした。
飛んでいる姿は何度か見ましたが下に降りてこず、結局はここで狙っていたタマムシの成果はゼロで終わりました。
まあこういったこともあります。

そこで急遽昨晩に寄った大量捕獲のポイントにも寄ることに。
車ですぐのその場所に到着すると・・・昨日同様、カブトムシにクワガタとまたもや何匹も発見することができました。
そしてなんと、1人の子が今日ずっと狙っていたヤマトタマムシを発見!
まさかカブトムシ・クワガタが多くいる森の中にヤマトタマムシがいるとは・・・
面白いもんですね。

炎天下の中で一日遊んで、更に帰り際にはカエル釣りを楽しみました。
釣りといっても針はなく、疑似餌を動かしてカエルがくわえるのを待つだけ。
しかしそれがかなり面白く、1匹釣れたら子どもたちは大喜びで池の周りを走りまわっていました。

すると次第に雲行きが怪しくなってきて、涼しい風も吹き始めました。
大気の状態は不安定で、天気予報では夕方から夜にかけて一雨降るとのこと。
目が降る前に撤収することになり、車に荷物を積み込みました。
(結局降らずに済んだのですが)

ペンションに到着したら今日も早めの温泉へ。
昨日と同じくお客さんは少なく、のんびりと湯船に浸かって疲れを癒しました。

夕食をとって夜のプログラム、夜も一時的に雨が降る予報となっていましたが雨は一向に降る気配なし。
予定通りいつもの公園に昆虫を探しに行きました。
真っ暗な中ライトをつけて、お目当ての木に向かって走っていきます。
みんなが狙っている木の上の方には、カブトムシやクワガタが群がっていました。
それをぽんぽこの長い虫捕りアミで落として、それに子どもたちが群がっていました。
ここで捕まえた虫は明日みんなで山分けをすることに。

夜はさらに足をのばして、ホタルを見に行きました。
時期的にもう最後のタイミングになろうとしているホタル。
少しではありましたが淡い光を放つホタルも見ることができました。

そうしたら頭上の電線になにか生き物が歩いています。
よく見るとそれはハクビシンらしきもの。
みんな興奮して頭上を見上げながら追いかけていきました。
なかなか見られない光景でしたね。

ペンションに戻ったら寝る支度をして21時に就寝となりました。
明日からは後半戦。
虫は十分捕獲はできましたが、まだまだ子どもたちは満足できていないようです。
明日も虫捕りをしながら、いろいろな遊びを取り入れていきたいと思います。

2023年8月4日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/3八ヶ岳ファーブルキャンプ

天気:晴れときどき曇り
きれいな青空が広がっていました。
太陽の日差しは強烈でしたがさすがに八ヶ岳の高原、日影に入ると風は心地よかったですね。
今日の午後は近くの八ヶ岳自然文化園での昆虫探し、夜はぽんぽこ秘密のポイントに虫捕りに出かけました。

八ヶ岳ファーブルキャンプがスタートしました。
募集定員の少ないキャンプで、内容はかなりマニアック。
今回も昆虫好きの子どもたちが集めってきました。

集合場所の新宿駅はかなり暑く、じっとしていても汗がにじみ出てくるほどの気温。
目的地の八ヶ岳原村は標高約1,300m、早く高原の涼しいところに行きたいですね
集合もスムーズ、目的のあずさ号に乗り込んで、小淵沢駅を目指しました。
小淵沢駅までは2時間弱、列車の中では仲良く遊んでいました。

そして12時少し前に小淵沢駅に到着。
そこで現地合流の女性スタッフ「おたま」そしてペンションのオーナーでもあり、昆虫博士のぽんぽこと合流しました。

送迎で約20分少々、山道をグングン登って目的地のペンションファーブルに到着しました。
お部屋に荷物を入れてすぐに昼食。
子どもたちの大好きなカレーライスで、みんなたくさん食べていました。

昼食後は早速虫探しに出かけます。
本日の場所はペンションの目の道をはさんだ反対にある八ヶ岳自然文化公園。
ここはいろいろな施設があり、大勢の観光客が訪れます。

我々昆虫探し軍団はそんなところには目もくれず、網と虫かごを持って走り回る光景は他のお客さんから見ると、ちょっと異様な感じがしているようでしたね。
カブトムシやクワガタのいそうな木をくまなくチェックしていきます。
するとカブトムシ、スジクワガタ、そしてミヤマクワガタまでゲットできた子もいました。

最後には大量のカブトムシが木にへばりついている場所を確保。
高い位置にいたために、ぽんぽこの持ってきた長い虫捕り網で取りつくしました。
それを子どもたちに分けて、本日の午後の虫捕りは終了。
思った以上に捕獲できたので、みんな満足気でした。

ペンションに戻ってからは今日は早めに温泉に。
一日中走り回った汗をきれいに流しました。
露天風呂も堪能して、ペンションに戻って夕食までゆっくりと休みました。

夕食のメインはハンバーグ。
こちらももちろん、子どもたちはむさぶるようにたくさん食べていました。

7時過ぎに夜の虫捕り大作戦に出発。
車で片道40分ほどの時間をかけて、ぽんぽこ秘密の虫捕りスポットに移動しました。
最初はいつものところン行きましたが、こちらでの収穫は数匹。
そこで秘密の第2のポイントへ移動しました。

2つ目のポイントでは到着するなり子どもたちの嬌声が。
カブトムシにクワガタと、たくさんの昆虫たちを捕獲することができました。
子どもたちの虫かごはガサガサガサガサと大量の虫たちがうごめいています。

そして本日の虫捕りがすべて終了。
初日にしては大満足の捕獲量で、喜び勇んで帰路につきました。
帰りの車の中では大爆睡する子も。
ペンションに到着したのは22時少し前、急いで着替えと歯磨き、そしてみんなベッドに入りました。
入ってすぐにみんな爆睡。
たくさん遊んでかなり疲れていたようですね。

明日も虫捕り中心の活動となりますが朝、子どもたちからやりたもののリクエストも受けて決めていく予定です。

2023年8月3日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/3式根島アドベンチャーキャンプ

式根島アドベンチャーキャンプ5日間
天候:晴れ時々雨

式根島アドベンチャーキャンプも最終日の朝を迎えました。今日は朝から晴れていますが周囲には雨雲もあるようなので不安定な天候になりそうです。

朝食前に水着など海の準備を先に済ませチェックアウトのため部屋を開けます。

朝食を済ませ、海に出発、時間があまりないので一番近い石白川海岸へ、到着するとうねりが入り江に入ってきていて潮の流れもいつもより早い様子です。

今日はライフジャケットなしで浅場でスノーケリングを行います。うまく潮流を利用すると早く動けます。
そうこうしていると激しい雨が海面に打ち付けて雨水は海水よりはるかに冷たいということがわかります。
身体が冷えてきたのでその後は潮だまりに温泉が湧いていて暖かくなったタイドプールでのんびり砂遊びや女の子たちはなぜかナマコを一杯集めて遊んでいました。

宿に帰っても時々雨が降るので着替えるより先に昼食のお弁当を食べ、お土産を買いに行きました。
そして最後にシャワーとお風呂でさっぱりして着替えました。

雨と晴れの繰り返しなのでそのすきを見て港に移動して港で待機、海を見ているとウミガメが顔を出して泳いでいました。帰路はジェット船で短時間で竹芝です。

今回は期間中、不安定な天候もありましたがほぼ予定通りにいろいろな海岸でスノーケリングを中心に海を楽しみました。子どもたちは体調を崩すことなく元気に過ごしました。最初より上達し、海を楽しんでいた姿が見られました。

青い海、白い雲。
島の素朴な情景の中に響く仲間たちの歓声は、いつまでも心のなかでこだましていくことでしょう。

式根島キャンププログラムディレクター 秋山和正(カマキリ)

2023年8月3日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama