5/6春のチャレンジキャンプ

天気:雨
昨日とは一転、終日雨が降り続きました。
気温も低く、外は10℃代前半ぐらいまで下がりました。
今日は出発まで室内での活動。
クラフト(キャンプ工作)を中心に、子どもたちの好きなことを楽しみました。

キャンプ2日目、明け方ぐらいから屋根を打つ雨音が聞こえだしました。
予報通り雨の一日となりそうです。
4時過ぎぐらいから子どもたちはモソモソ・ヒソヒソと起きだしましたが、その声もすぐに静かになり、結局朝の起床時間時にはぐっすりと眠っていました。
昨日あれだけ遊びまくったので、なんだかんだ疲れていたのでしょう。

6時半に起きたらまずは寝袋をたたんで、マットを片付けます。
着替えや洗面を済ませている間に、朝食の準備。
準備と言ってもスタッフは材料を切って用意するだけで、子どもたちが最終的に仕上げます。
今日の朝食はホットサンド。
調理器具やお皿が必要ない、災害時にも役に立つ簡単朝食です。

いわごちんの指導の元、子どもたちが仕込みにとりかかります。
半分に切った食パンにハムとチーズを挟んで、それをしっかりとアルミホイルで四角く包みます。
そのアルミホイルで包んだパンを牛乳パックに入れたら仕込みが完成。
雨が降っていたので今日は軒先で焼き網を準備してくれていた福田さんに、その牛乳パックを渡して焼いてもらいます。
牛乳パックには漏水予防のためにポリエチレンコーティングされています。
それがよく燃えるので、その牛乳パックに火をつけるとパックが燃えて、燃え切るとホットサンドの完成となります。

出来上がったホットサンドを再びテーブルに持ってきて、包みを開けば美味しそうにパンが焼けています。
アルミホイルがお皿代わりになるので、食器も必要ありません。
そのホットサンドとスープ、そしてバナナの朝食となりました。

ゆっくりと朝食を楽しんで、子どもたちと今日の予定の話し合い。
外は相変わらず雨が降り続いていたので、長い時間は外で活動もできなさそうです。
子どもたちは昨晩に引き続いてゲームをしたいとの意見も出ましたが、せっかくのキャンプに来たのですからここでしかできないことをということで、室内でできる火おこしとクラフト(キャンプ工作)をすることにしました。

まずは火おこし。
普段火をつける機会などないので、子どもたちは興味津々。
最初は身の回りにあるライターやマッチを使って火をつけてみます。
火がついたらコットンにその火をつけて燃やしてみます。
火遊びはいけないことと決めずに、こうした便利な道具を正しく扱えるようになることが大事ですね。

続いてキャンプらしくメタルマッチを使っての火つけにも挑戦。
こちらは棒状のマグネシウムなどの金属を強くこすって火花を出し、その火花をコットンなどの着火剤に移して火をおこすといった行程。
ちょっとしたコツが必要なので子どもたちも最初は苦労していましたが、徐々に火花を出せるようになってきました。
また一歩、キャンプの技が身につきましたね。

続いてはクラフトに取りかかります。
木のコースターや焼き板などいろいろなクラフトができますが、今回チョイスしたのはバードコール。
鳥の鳴き声に似せた音を出す道具で、上手にならすと自然の中で鳥を寄せることもできるといったこともできます。
円柱に切った木に穴をあけて、そこにアイボルトをねじ込むだけのものですが、それを時間をかけてきれいに仕上げていきます。

まずは園中の長い棒を自分の好きな大きさに切っていきます。
昨日ノコギリの使い方をしっかりと教わったので、子どもたちはうお手のもの。
その切った棒はいわごちんにドリルで穴を開けてもらいます。
その棒を紙やすりで滑らかに仕上げて、そこに好きな絵や文字を書きます。
今回は人数が少ないので、特別にレーザー刻印機で刻印もしてもらいました。
飾りヒモも三つ編みに仕上げるなど、時間をかけてこだわりの一品が完成しました。

完成したバードコールの鳴らし方を教わり、それぞれが音を出して楽しんでいました。
最初のうちはボルトがきしむ「キーキー」といった音が、何度も鳴らしているうちに摩擦が少なくなってきて高低の音が自由にだせるように。
段々と鳥の鳴き声に近づいてきました。
最後には鳥の鳴き声コンテストをしてお終い。
いいお土産ができましたね。

そうこうしているうちにもうお昼の時間。
最後のお昼はゆうえんちこだわりのボロネーゼパスタ。
それ程動き回ってはいなかったもののしっかりお腹は空いているようで、みんなたくさん食べていました。

お昼ご飯を食べても出発まではまだまだ時間はあります。
とりあえず帰る服に着替えて(そのまま帰ると言って着替えなかった子もいましたが・・・)、荷物もすぐに持ち出せるように準備。
そして残りの時間は子どもたちの好きなように過ごすことにしました。
子どもたちの希望はもちろんゲーム。
昨日来気に入ったカードゲームを、出発まで楽しむことにしました。

もう子どもたちだけで自由に盛り上がりながら遊んでいたので、スタッフも片付けに集中できます。
参加者4人はもうすっかり仲良くなって、放っておいても安心でしたね。
ゲームの合間にも「今度は秋のキャンプにまた来ようね」などと会話も弾んで、あっという間に時間も過ぎました。

そして帰る時間。
まだ雨がしっかりと降っているので雨具の上を着て外に出る準備。
特別にいわごちんと福田さんの車で駅まで送ってもらえることになりました。

昨日は大勢の登山客がきていましたが、さすがにこの雨。
今日はまったく人の気配もなく道路も空いていて、あっという間に駅に到着。
いわごちんと福田さんにお別れを告げ、高尾駅に向かいました。

雨具をしまってトイレを済ませ、乗車ホームに移動。
子どもたちのテンションは変わらず山小屋のままでしたので、周りに迷惑がかからないようにそのテンションをしっかりと抑えて電車に乗り込みました。
始発ですので端っこの席を確保して座ります。
いつもでしたら途中からそこそこ混む時間帯ではありましたが、下車するまで空いていてそれほど気も使わずに過ごすことができました。
解散時の新宿駅もそれほど混雑していませんでしたね。

春のチャレンジキャンプの2日間が終了しました。
2日目は雨で外での活動はできませんでしたが、子どもたちがやりたいことをとことんできた2日間でしたね。
自然の中での遊びの可能性は尽きません。
11月のキャンプでもまたいわごちんの山小屋(秘密基地)で、たくさん遊びましょう。

2025年5月7日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

5/5春のチャレンジキャンプ

天気:晴れ
気持ちのいい青空が広がりました。
キャンプ地の日影沢は都心よりも5~6℃は気温が低いので、思い切り体を動かしても快適な気温でした。
夕方遅くになると雲が多くなってきましたが、終日気持ちよく過ごせました。

ゴールデンウィーク後半、春のチャレンジキャンプが始まりました。
今回の定員10名の少人数のキャンプですが、今回の参加者は4名。
1年生から3年生までの低学年ですが、全員年少・年中さんの頃から参加している超常連の子たちばかり。
スタッフもよく知っている子ばかりなので、楽しく2日間が過ごせそうです。

祭日の新宿駅ですが人は少なめ。
さすがに慣れている子たちはスムーズに集まって、予定よりも早く出発することができました。
まずは京王線特急で高尾駅を目指します。
予定よりも20分ほど早い電車に乗車できたので、遊ぶ時間もそれだけたっぷりととれそうです。

電車の中ではすぐに仲良くなって、楽しそうに過ごしています。
覚えていない子もいましたが以前同じ班で一緒だった子たちばかりですので、きっと頭のどこかで記憶が残っていたのでしょう。
北野駅で乗り換えて高尾駅に10時前に到着。
ここで現地集合の講師いわごちんと合流して、荷物をいわごちんの車に乗せてバス停に向かいました。
いわごちんは今回のキャンプベースのオーナーでもあり、今回のキャンプの準備もしてくれています。

天気のいいこともあって、バス停ではハイカーをはじめ大勢のお客さんが並んでいました。
ただここのバスは人が多いと増便してくれるので、乗り損ねることはありません。
運よく2台目のバスの空席に座ることができて、目的地の日影バス停へと向かいました。

民家を縫うように細い道を進み、すぐに林道に入ります。
10分少々走ってバス停に到着。
そこからは沢沿いの細い林道(登山道)を10分ほど登っていきます。
天気がいいので、新緑の青さが目に沁みましたね。
湿度も低く気温もちょうどよかったのでかなりいいペースで歩いて、お馴染みのキャンプ地「日影沢ベース」に到着しました。

荷物を運んでくれたいわごちんは、一足先に到着して焚火の準備をしています。
そしてもう一人特別ゲストの福田さんも合流。
福田さんはいわごちんのキャンプ仲間で、森林組合の職員でもあるので森の中での遊びのプロ中のプロ。
子どもたちの遊びのお手伝いをしてくれます。
まずは荷物を降ろす前に焚火の周りに座ってのんびりとしながら、これからの話しや注意事項を確認しました。

これからの話しといっても、基本は全て子どもたちがやりたいことを好きなだけやるだけ。
ただそこは何もない林の中。
好きに過ごしてと言ってもなかなかやれるわけではないので、どんなことができるか子どもたちに話をしました。
焚き火、ノコギリで木を切る、ハンモック、基地づくり、スコップで穴掘り、ブランコ、木登り、沢遊びなどなど。
さすがにドルフィンスポーツアカデミー超常連の子どもたち、すぐにそれぞれが自分のやりたいことを始めました。

ひたすらノコギリで木を切る子、基地づくりの材料を林の中から拾っている子、焚火台に木をくべて遊んでいる子。
そした合間にブランコやハンモックで遊びだしたりと思ったら、今度は全員が集まって基地づくりに集中したりと。
タイ学年の子たちとは思えないほど、アグレッシブに動き回っていました。
子どもたちを自由に遊ばせて、スタッフは安全管理と遊びのお手伝いをするだけ。
みんな本当に楽しそうに遊んでいましたね。

基地が完成したらその屋根の下にベンチを並べて、今度はなにやら作戦会議が始まりました。
いつの間にか一つのチームが出来上がっていたようです。
後半は主に焚火台の周りで過ごして、あっという間に17時前。
使った道具などをきちんと片付けて小屋に戻りました。

今回のキャンプは食事やお風呂の準備などの生活の部分も、みんなで協力しておこなっていきます。
まずはお風呂掃除チームと夕飯準備のチームに分かれて動き出しました。
あれだけ走り回って遊んでいたのに、子どもたちはテキパキと動いています。
お風呂掃除チームが終了したら食事の準備に合流。
今夜のメニュー、炉端焼きの串うちのお手伝いをしてもらいました。

そして先ほど子どもたちと決めた夕食時間17時半に食事開始。
囲炉裏の前に子どもたちが着席。
乾杯のあと、楽しい食事が始まりました。

今日のメニューは子どもたちが串うちしたプチトマトのベーコン巻き、ねぎま。
そして牛串にフランクフルト、鶏モモのオイル煮とフランスパン。
そして玉ねぎやエリンギなどの野菜とボリューム満点。
たくさん遊んだので、子どもたちの手が止まりません。
たくさんあってかなり余るだろうなと思っていた食材が、ほとんどなくなるほどみんなたくさん食べていました。

食後は休む間もなく再び焚火台の周りへ。
今度はマシュマロ焼きを楽しんでいました。
あれだけ食べたのにもかかわらず、どれだけ食べるんだろう・・・
そして暗い中での焚き火はまた格別でしたね。

再び小屋に戻ったら入浴。
ここは温泉ではありませんが井戸から引いた水でいろいろな成分がはいっていとのことで、温泉と同じように体が温まりすべすべになるとのこと。
風呂掃除チームが頑張って掃除をしてくれたので、気持ちよくお風呂も楽しめました。

風呂上りは寝るまでの時間をいわごちんの手品やトランプ、そして全員でカードゲームをして大盛り上がりの夜を過ごしました。
みんな最後までゼンマイが切れることもなく元気に走りとおしたのには驚きですね。

夜は小屋の中で寝袋に包まって雑魚寝。
初めて寝袋で寝る子もいて、ここでも興奮していたようです。
明日は午前中から雨の予報が出ています。
雨の降り具合を見て、また子どもたちのやりたいことを取り組んでいきますが、室内でもクラフトなどのプログラムなど楽しめることが満載。
最後まで楽しんできます。

2025年5月5日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

4/20春のいちご狩りハイキング

天気:曇り
終日曇り空でしたが気温はちょうどよく、身体を動かすにはちょうど良い一日となりました。
海に出ると風は強めで、じっとしていると少し肌z無垢感じましたが、雨に降られることもなく楽しく一日を過ごせました。

ドルフィン探検学校2025年度のスタートとなりました。
春の最初は恒例のいちご狩り。
いちご狩りと言えば冬のイメージが強いのですが、実はこの時期のいちごはしっかりと熟していて甘くてジューシーなのです。
今日も目的地は海。
たくさん遊べそうですね。

ところがふたを開けてみると、キャンセルもあり参加者はたったの2名!
年度のスタートなのでこの人数でも実施を決定することに。
スタッフを含めても4名という、まるで家族旅行のような探検学校となりました。

たった2名ですので集合もあっという間。
予定よりも2本も早い電車に乗って、まずは大船駅を目指します。
学年も近い男の子同士でしたのであっという間に仲良くなって、電車の中では楽しそうに遊んでいました。

大船駅からは湘南モノレールに乗車。
このモノレールは吊らされているタイプなので、足元に車が走っているというあまり見ない光景に見入っていました。
湘南深沢駅からはチューリップや菜の花の畑を眺めながらのんびり歩いて15分ほど、目的の「鎌倉観光いちご園」に到着しました。

出発が早やかかったので45分ほど園内のハンモックやブランコで遊ぶことに。
そうしているうちに他のお客さんんもチラホラとやってきました。
今回はいちごの育成具合があまり良くないということで、それほど多くのお客さんを取らなかったとのこと。
ドルフィン軍団も参加者が多かったら、もしかしたら受け入れができなかったかもしれないということでした。
この人数で、結果オーライということでしょうか??

我々も含めて総勢15名程でしょうか。
予定通り10時にいちごハウスへ入園。
これからは好きなだけいちごを味わいます。

園内には真っ赤に熟しているいちごが待っています。
大きさは全般的に小ぶりではありますが、量的にはまったく問題なさそう。
さっそく美味しそうないちごを頬張ってみると、想像以上に甘くてジューシー。
この美味しさに子どもたちも大興奮で、次々に美味しそうないちごを探して口に運んでいました。

お客さんの数も少なかったので、じっくりと美味しそうないちごを探せたのも良かったですね。
お腹いっぱいになるまでいちごを食べつくして、終了時間の前にはもう大満足でした。
最後に恒例の、看板の前で写真を撮って次の目的地“海”に向けて出発していきました。

ここ鎌倉観光いちご園にお世話になっているのはもちろんおいしいいちごが食べられることもありますが、その後のハイキングが楽しいこともあります。
目的地の海までは住宅地、公園、山など次々と変わる景観も楽しめ、年齢に応じて湘南モノレールや江ノ電なども利用できるので、それぞれに合った負荷のコースもチョイスできます。
今回は2年生と3年生の元気な男の子。
もちろん最後まで歩ききる最長コースを選んで歩いて行きました。

最初は閑静な住宅街をのんびりと歩きますが、すぐに「お腹すいたー」の声が。
いちごはほとんどが水分なので、すぐにお腹が空っぽになったようです。
そんな子どもたちをなだめながら、夫婦池公園の池では鯉やカメ、そしてカモなどをながめながら。
そしてまた住宅街をしばらく歩くと、海を見下ろせる高台に。
そこから鎌倉広町緑地の広大な公園に入って、大きなエノキの木で木登りを楽しみます。

さすがに元気な男の子ふたり、遊びながらもいいペースで歩いてお弁当を食べる広場に予定よりも早く到着しました。
さっそくレジャーシートを広げてお弁当を食べます。
ここは周りが木々に囲まれているので風もなく、ちょうどいい気温の曇り空でしたので、快適にお弁当を堪能できました。
デザートにいちごが入っていた子もいて、先ほど食べたいちごとの味の感想なども話しながら、和気あいあいと過ごしていました。
食後は広場で走り回ったりしていた子どもたち。
もうすっかり仲良くなって、はしゃいでいました。
そしてまだまだ体力は有り余っているようです。

子どもたちの希望もあって、早めに出発して海まで向かいます。
ここからは公園内を南に向かって歩きます。
最後のきつい坂を登りきって公園を出ると、そこには住宅街が広がっているといった何とも不思議な光景が。
そんな景観の変化が面白かったですね。

その住宅街をグングン下っていくと、徐々に海が近づいてきます。
最後下りきったところがアニメ「スラムダンク」で有名な鎌倉高校前の踏切。
今回もインバウンドのアニメフアンの人たちでごった返していましたが、そんな光景を見ながら小休止。
そしてさらに目的地の片瀬海岸東浜に向けて歩いて行きました。

海は風が強く吹いていて波も入ってきています。
早く海で遊びたい子たちをなだめながら、東浜までは道路沿いの歩道を歩いて行くことにしました。
そして30分ほど歩いて、東浜に到着。
トイレの脇の風をよけられるスペースに陣取り、お待ちかねの海遊びとなりました。
出発までは1時間半ほどまだ余裕があるので、たっぷりと遊べそうですね。

ただこちらでも波がそこそこあったので、海に足をつけずに遊ぶことにしました。
最初は走り回っているうちに、砂浜で穴を掘りだします。
そのうちその穴に汲んできた水をひたすら入れていくといった、何とも不思議な遊びに発展。
もちろん入れた水はあっという間に砂にしみ込んでしまいますが、それが楽しいようで何度も繰り返して遊んでいました。

最後はやっぱり海に近づいて行って、靴を濡らしてしまうのもお約束。
風が強くちょっと肌寒かったので、全身びしょ濡れになって遊べなかったのがちょっと残念でしたかね。
あっという間に帰る時間となって、着替えをすませて片瀬江ノ島駅に移動。
そこから小田急線を乗り継いで新宿駅へと向かいました。
電車の中では爆睡。
新宿駅に近づいて起こすのが大変でした。

2025年度最初のドルフィン探検学校が終了しました。
今回は人数が少なく、いつもとはまったく違った雰囲気での実施となりましたが、また5月6月と楽しいプログラムが続いています。
次回以降も大勢の子どもたちの参加をお待ちしてます。

2025年4月21日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

3/31志賀高原コース

天候:曇り  気温:‐5℃

最終日の朝を迎えました。天候は曇り空、気温は低めでひんやりとしていました。

朝食後はスキー準備に加えて荷物をまとめて部屋移動があります。

ゲレンデコンディションはまずまず、この時期としては良いほうですのでバッジテストには最適です。

各班で高天ヶ原方面へ滑りながら移動して先に着いたシルバークラス以上のクラスからバッジテストを行います。シルバー以上は中急斜面で大回りと小回りの2回滑ります。
バッジテストはこの検定の滑りだけでなく今まで5日間のレッスン内の滑りも加味されて総合的に判定しています。
グリーン、ブルーのクラスは中緩斜面で1回滑ります。
すべての班の検定が終わり残った時間いっぱい最後の志賀高原を楽しんで滑ってホテルへ戻りました。

ホテルではレンタルの返却や自分たちのスキー用具、ウェアーなどを片づけて最後の食事です。

宅急便の手配など行い閉校式、バッジテストの発表を行いました。

その後にバスの発着場所まで移動してお土産屋さんを覗いたりしてバスを待ち長野駅行の急行バスに
乗車、長野駅で3兄弟とお別れして新幹線にて東京へ

今回は天候や雪質は目まぐるしく変化しましたが全日程で予定通りスキーをすることができました。
そのぶん疲労も相当溜まっていると思います。

ドアにぶつけた足指の怪我はありましたが子どもたちは健康に過ごしました。

今シーズンはこれでスキーキャンプは終了です。
来シーズンまた会いましょう。

2025年3月31日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

3/30舞子アドバンスコース/スタンダードコース②

天気:晴れのち雪(スキー場下部は雨)
スタート時は青空が広がっていましたが、10時ぐらいから急激に雲が広がり雪が降り出し気温も急激に下がってきました。
ただそれほど降りは強くなく、またゲレンデコンディションもまずまずでしたので、今日も時間いっぱいまで滑りこみました。

キャンプ最終日。
今朝も子どもたちはしっかりと眠っていたようで、静かな朝を迎えました。
外はきれいな青空が広がっています。
天気予報では10時頃から雪が降り出すとのことですが、その気配は一向にありません。
いい方向に外れてくれればいいのですが。

今日は最終日で荷物の移動もあります。
ただ半分ほどの部屋を荷物部屋として出発まで使わせてもらえることになったので、それほど大変な作業ではありません。
朝食までの時間でできる範囲で荷物を片付けて、食堂に集まりました。

子どもたちは今日も体調は良さそう。
朝から元気で、しっかりとご飯を食べていました。

今日は日曜日ということでゲレンデも人が多いことが予想されます。
バッチテストを長峰・奥添地エリアでおこなうアドバンスコースは、効率よく動くためにバスにて送迎をお願いすることに。
子どもたちの準備も手馴れたもので、予定通り8時半にバスに乗り込んで長峰エリアのゴンドラ乗り場を目指しました。

さすがに時間が早かったためゴンドラに乗るお客さんはそれほど多くなく、すぐに乗車でき山頂を目指します。
山頂のきれいな景色をバックに写真撮影、そしてそれぞれの班がバッチテストのための足慣らしで出発しました。

その頃スタンダードコースのメンバーはというと。
おはな班は長峰・奥添地コースへの遠征を子どもたちが希望していたため、リフトを乗り継いでゴンドラ乗り場を目指します。
もうだいぶ動きが早くなってきたので、スムーズに移動。
ゴンドラに乗って滑り始めました。
足をそろえるきっかけの練習も入念にしたので、最終日はとにかく長い距離を滑りこむ。
舞子スノーリゾートの広大なゲレンデを最終日も満喫しました。

みかん&がめら班は舞子エリアでのスキー。
クワッドリフト沿いの少し急な斜面を中心に、こちらも何度もリフトに乗って市あごのスキーを楽しんでいました。
スピードもかなり出せるようになって、みんな気持ちよさそうに滑っています。
スキーだけでなく、途中休憩がてらそり遊びも楽しんでゆうえんちも合流して大盛り上がりで遊んでいました。

まっきぃ班はしばらくは舞子第1ペアリフト沿いの緩斜面で練習。
一人でも安心してリフトにも乗れるようになって、転ばずにターンをしながら滑り降りてくることができるように。
寒くなってきたので途中宿に戻って休憩。
その後はゆうえんちも合流して、その上のクワッドリフトを2本滑りました。
リフト沿いの少し急な所でも、スピードをコントロールして安全に滑ることができるようになってきて、楽しそうに滑っていました。

一方のアドバンスコース。
足慣らしのあと、やまと班・NASA班の検定となりました。
まずはゴールドバッチ検定の2名が不整地のフリー滑走。
その後は中級コースのフラットバーンで、シルバー・スーパーシルバー検定を含めての大回り、小回り2種目の検定となりました。
程よく雪が緩んだバーンはとても滑りやすく、みんなしっかりとリズムを刻みながら滑り降りてきます。
今回ブルーバッチ以上の子は未圧雪バーンやコブ斜面なども積極的に練習してきたかいもあり、みんな力強い滑りになってきました。

やまと・NASA班の検定を終えて、ゆうえんちはももんが班に合流。
奥添地エリアのクワッドリフトから、一気に林道のロングコースを滑り降り、最後の広いバーンでの検定を行いました。
こちらの3人はアドバンスコースでの参加でしたが、最初の頃はスピードもゆっくりで急な斜面になると不安定な滑りをしていましたが、今日は急な所でもスイスイ。
スピードに乗って気持ちよさそうに滑っていました。
もちろん検定でもスイスイときれいな弧を描きながら滑ってきます。
みんな上手になりましたね。

10時前から空には一気に雲が広がりだし、雪が舞ってきました。
気温も急激に下がり始めましたが子どもたちはそんなことも気にせず、時間いっぱいまでスキーを楽しんでいました。

12時前後に全員無事帰還。
レンタルスキーを返却して宿に戻ってきました。
宿に戻ったら濡れたウエアなどを乾かして、帰りの支度をします。
子どもたちはかたずけも余裕で、四苦八苦しているスタッフを横目にのんびりと遊んでいました。

そして和風いん越路の最後の食事。
メニューは子どもたちの大好きなカレーライス。
またこのカレーライスが美味しいものですからお代わりの行列ができて、たくさん用意してもらったお代わり用のカレーがあっという間に売り切れとなりました。
この期間中最大の食欲でしたね。

食後は引き続き後片付け。
宅急便の手配も済ませて、全員帰る準備は万全。
予定通り14時から閉校式&バッチの発表を行いました。

一人ひとり名前が呼ばれ、スキー班の担当スタッフからバッチが手渡されます。
いつものことですが、大喜びの子、悔しがる子とその表情は様々ですが、みんな本当に上達しました。
今回は期間を通してゲレンデコンディションもよく、天気もまずまずでしたのでかなりの滑走量を確保できたのもよかったですね。
そして何よりも、病気・ケガで途中離脱する子がいなかったのが最もうれしかったです。
来シーズンのスキーキャンプ、その前にはデイキャンプや夏のキャンプもありますので、またぜひ遊びに来てくださいね!

舞子アドバンス・スタンダードコース②ディレクター 小山丈二(ゆうえんち)

2025年3月31日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

3/30志賀高原コース

天候:晴れのち曇りのち雪  気温:-5℃

雲は多めですが晴れた朝を迎えました。
子どもたちも朝までぐっすりと眠り元気に起きてきました。気温は低めで雪のコンディションは良さそうです。

スキー準備中に激しい兄弟げんかが起きてスタッフも手を焼いていましたが原因は日焼けどめの奪い合いだったとか。困ったものです。

ゲレンデに各班で別れてコースに出ると昨日のアイスバーンと新雪が程よく圧雪されてよいコンディションになっていました。

日曜日のためどのスキー場も人が多く大会なども開かれています。
午前中も時間いっぱいまで滑ってホテルに戻り昼食

スキー準備中に自分で開けたドアに足をぶつけて指先を切ってしまった子がいたので応急処置をしてスキーは午後はお休みしました。

午後はチラチラと雪が降り始めました。

カマキリ、タケ班
タケまとめて中斜面で大回り、バッジテストの練習をしました。午前中太陽が当たった斜面は午後は凍り始めて難しくなり始めたそうです。

えみさん班
小回りをたくさん練習しました。

かんぽ―班
少し斜度をあげても自分一人でコントロールできるように繰り返して練習しました。

今回は食事はいつも席替えをしながら自由な感じで毎食いただいていました。最初は男女別でまとまったりしていたのですが今では分け隔てなくランダムに座って男女も年齢も関係なく和気あいあいと食事をしていました。というか騒がしいくらいなのでよくスタッフに注意されている感じになりました。

夕食後はホテルの売店でお土産購入タイム、サクッと買い物して部屋に帰ってしまう男子、あれこれ悩んで時間をかけて買い物を楽しむ女子。いつの時代も不変の法則です。

そのあとは夜の最終ミーティング、明日の時程についてとバッジテストについて話した後、お楽しみのゲーム大会、お菓子の入った箱を見ないで手を入れて好きなものをとっていくというゲームをやったら予想以上の大盛り上がりでした。

明日はスキーに出る前に部屋のチェックアウトがあるので今夜のうちに部屋の整頓して早めの就寝です。

2025年3月31日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

3/29舞子アドバンスコース/スタンダードコース②

天気:雪のちくもり、時々晴れ
午前中は雪、昼頃からは雪がやみ気温も上がってきました。
降った雪は比較的滑走性も高く、特に午後は滑りやすいコンディションとなりました。

アドバンスコース4日目、そしてスタンダードコース2日目の朝を迎えました。
アドバンスコースの子たちはしっかりと休んでいる子が多かったようですが、スタンダードコースの子たちは早くからバタバタと動き回っていました。
窓を開けると雪、しかも湿った雪が結構な勢いで降っていました。
体が濡れてしまうのは何とか避けたいところですが、果たしてどうなることやら。

朝食の会場にはみんな元気に現れてきました。
今日も体調は良さそうです。
この期間中、具合が悪い子はまったく出ていません。
このまま最後まで続いてほしいですね。

しっかりと食事をとって今日のスキーに備えます。
今日は1日滑る最後の日、土曜日ということで混雑を想定して早めに出発することになりました。

初心者とレッドバッチのまっきぃ班以外のスタンダードコースの子たちは、今日は長峰エリアへと遠征。
まだ湿った雪が降っているので、リフトを乗り継ぐとウエアが濡れることを考慮して、バスで送迎してもらうことに。
アドバンスコースのももんが班も一緒に、送迎で5分ほどですが、長峰エリアのゴンドラ乗り場まで送ってもらいました。

まっきぃ班は今日は4人乗りリフトにも挑戦。
舞子第1ペアリフトの乗車手伝いをやまと班にしてもらい、その後クワッドリフトにも乗ることができました。
もうすっかりスキーにも慣れて、ゆっくりではありますがプルークボーゲンで安全に斜面を降りてくることができるようになりました。

そのやまと班とNASA班はクワッドリフトから連絡リフト、そしてゴンドラに乗って奥添地エリアを目指します。
そして送迎バスで送ってもらったみかん&がめら班、おはな班、ももんが班は一旦レストハウスに入ってトイレ、そしてブーツや服装の最終チェックをしてゴンドラに乗り込みました。
ゴンドラに乗り込むとグングン標高があがってきます。
子どもたちは期待半分、不安半分の表情でゴンドラの中で過ごしていました。

ゴンドラ降り場からは奥添地エリアの景色が広がっています。
みんな早く滑りたくてうずうずしている様子でした。
相変わらず雪は降ってはいますが、びしょびしょになるような雪ではなく、気にもならずそれぞれの班のペースで練習を進めていきました。

やまと班、NASA班は中・急斜面を中心に明日のバッチテストを前に最後の練習をしています。
ももんが班はもうすっかり慣れたもので、初級コースをスイスイと滑っていました。
みかん・がめら班、おはな班は1本奥添地エリアの林道を滑ったあと超ロングの林道を下っていきました。

知らないうちに雪も小降りになって、積もった雪も滑走性はまずまず。
この時期に降る雪はブレーキがかかるような通称ストップスノーになることが多いのですが、思いのほか気持ちよく滑れてみんな楽しそうにスキーをしていました。

12時前後にみんな無事に宿に戻ってきました。
そして子どもたちお待ちかねのおもちつきの始まりです。
運がいいことに雪もすっかりと止んでいて、外でやれることに。

まずはスタッフがあらかたつきます。
3人交互についていき、返し手を入れないというのがここらへんのやり方。
杵も途中で濡らさないもんですから、おもちがニューっと杵にまとわりついてかなりの力を要します。
ただその分おいしそうにおもちがつきあがってきました。

そして子どもたちに交代。
小さい子はスタッフに手伝ってもらって、まとわりつくおもちに四苦八苦しながら仕上げていきました。
最後は高学年の女の子たちで仕上げ。
やわらかく美味しそうなおもちが完成しました。

そのおもちを食堂に持っていき、いよいよそのおもちの昼食となりました。
ちぎったおもちをあんこ、きなこ、大根おろしをまぶして食べます。
つきたてのおもちはとても柔らかく、その美味しさに子どもたちの箸も止まりません。
またけんちん汁も用意していただき、最高に楽しく美味しい昼食となりました。

いつもは小食の子もかなり食べています。
午後の出発はそのお腹の具合を見ながら、スキー班ごとに時間を決めての出発となりました。

13時30分過ぎから順々にスキーに出かけていきます。
午後は短い時間となりますので、ほとんどの班が近場の舞子エリアでの練習となりました。
(NASA班のみ奥添地エリアまで遠征に行ったようです)
お客さんはそこそこ出ていましたがクワッドリフトは輸送力があるのでリフト待ちもそれほどなく、効率よく集中してスキーレッスンができました。

まっきぃ班は空いている舞子第1ペアリフトの緩斜面で練習。
リフトにも1人で乗れるようになったようです。

ももんが班、みかん&がめら班はクワッドリフトをひたすら使って、トレインで長い距離を滑っています。
これぐらいの技術の子たちは、とにかく長い距離をすべることが大切。
スピードもだいぶ上がってきて、安定性も増してきました。

おはな班もクワッドリフト沿いの初級コースで練習をしていきますが足をそろえていく練習も取り入れ、徐々に上下の動きの中から足が揃いだしてきている子もいました。

奥添地エリアに行ったMASA班は中級コースをひたすら滑って、動きの中での大回り小回りのリズム変化を練習しました。

そしてやまと班。
こちらは舞子エリア最上部のトリプルリフトを使って、主にコブの練習をしました。
昨日までは大爆裂状態の子が多かったのですが徐々にコツをつかんできたようで、最後は転ばずに完走できるようになたようです。

2時間ほどの短い時間でしたが、集中してみんな頑張って滑っていました。
そして午後のレッスンも無事に終了。
時おり太陽も顔を出すぐらいまで天気も回復、ゲレンデコンディションもまずまずで、子どもたちはスキーが上手くなった手ごたえも感じられたのではないでしょうか。

宿に戻ったらお風呂。
そして夕食までは今日も自由に遊んで過ごしました。

最後の夕食ももちろん美味しくいただき、デザートは以前参加して事のある子がまだかまだかと楽しみにしていた「越路プリン」。
このプリンは本当に絶品で、販売もしていてあっという間に売り切れてしまうという人気のプリン。
みんな大喜びでした。

最後の夜はみんなでお散歩に。
道路を歩いて舞子パーキングまで、そこからゲレンデに出て雪遊びをしました。
雪合戦に雪山からそのまま体で滑り降りたり、みんな自由に駆け回って最後の夜を過ごしました。

宿に戻ったら濡れたウェアや手袋を乾かし、就寝準備をしました。
今日もたっぷり滑ったので、きっとよく寝てくれるでしょう。

明日はいよいよ最初日。
お昼までしっかりと滑って、東京へ戻ります。
アドバンスコースはバッチテスト、スタンダードコースはレッスン内での評価となります。
最後まで元気に楽しく滑ってくれることでしょう。

2025年3月29日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

3/29志賀高原コース

天候:雪のち晴れ  気温:-5℃

未明から雪が降り始め朝起きると数センチですが積もっていました。昨日までの春の景色が冬景色に変わりました。天候変化が目まぐるしいです。

朝食に集まった子どもたちも4日目なので少し疲れが出ている様子です。
キャンプのちょうど中間なので気持ちを切り替えて休むべき時にしっかり休んでメリハリをつけて生活していきたいところです。

昨日より少し厚着をしてスキーに出ました。気温は昨日までより10℃以上低くなり水分を多く含んだ下地の雪はカチカチのアイスバーンになりその上に数センチの新雪です。
緩斜面は新雪がとても気持ちよく滑れますが急斜面は下地のアイスバーンがむき出しになりとても難しいコンディションです。

山の木々も霧氷を付けて白くなりきれいでした。

昼食は高天ヶ原のホテル内にあるフードコートにすべての班が集まりました。考えることは一緒で土曜日なので混雑を予想して11:30には席を確保しました。
ここは手作りピザのある店も入っており人気なのです。

予算内で好きなものを注文するスタイルで面白い組み合わせなどして上手にデザートまでつけている子もいました。

午後になると急に天候は回復して日差しが出る時間もあり、少しだけ寒さが緩みました。
全員の滑りのビデオ撮影を行い、その後は各班とも一の瀬や高天ヶ原、寺子屋など各地に散ってレッスンを行いました。
グリーンバッジのクラスも今日は一の瀬エリアまで足をのばせて今回滑ることができる志賀高原中央エリアのほとんどのスキー場を回ることができました。

今日のアイスバーンは大変でしたがとてもよい練習になったことでしょう

夜はビデオを見て自分の滑りの特徴を客観的に観察しました。
疲れもピークのようなので早めの就寝になります。

2025年3月29日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

3/28舞子アドバンスコース/スタンダードコース②

天気;くもり時々雨
午前中は曇り空、お昼をはさんでまとまった雨が降りました。
午後は再び曇り空でしたが、ときおりポツポツと雨がおちてくるようなお天気。
水分を含んだ雪は滑走性も高く、気持ちのいいスキーとなりました。

アドバンスコース3日目、そしてスタンダードコースが今日から始まります。
アドバンスコースのみんなは慣れによっての緊張感の緩みから、昨晩はやまとのカミナリが落ちたようです。
しっかりと気持ちをリセットして残り3日間を過ごしましょう。

そしてスタンダードコースの子どもたち。
集合もスムーズに、東京駅を出発しました。
スタンダードコースの子たちが合流するとスタッフを含めて約40名。
小さい子も大勢いるので、一気に雰囲気が変わってきそうですね。

昨日までとは打って変わって、今日から週末までは雲が主役の天気予報。
気温もグングンと下がって、土曜日の夜から日曜日は雪予報も出ています。
この寒暖差は堪えますね。

アドバンスコースは長峰エリアまで送迎をお願いして出発。
平日でしかも天気も今一つということもあってゴンドラにも早い時間で乗れることができ、奥添地エリアでも空いている中ゆうゆうと滑ることができました。
上の班の子たちは細かなレッスンもしながら、人の少ないゲレンデを楽しんでいました。

グリーンバッチのみんなもかなりスピードを出してスイスイ滑れるように。
これぐらい滑れる今が一番楽しいときなんですよね。
みんな楽しそうに滑っていました。

一方のスタンダードコース。
大宮駅で2名合流して越後湯沢駅へと目指します。
新幹線の中ではカードゲームや折り紙、本を読んだりとそれぞれ自由に過ごしていました。
みんな楽しそうに過ごしていますが、それにしても賑やか(うるさい)な道中でした。

1時間半ほどで越後湯沢駅に到着。
そこからはバス送迎で15分ほどで今回お世話になる「和風いん越路」さんに到着しました。
曇り空でしたが運よく雨にはあたらず、すぐにお部屋に入れていただき早速スキーの準備を始めました。

レンタルブーツを合わせている最中に、アドバンスコースの子たちが宿に戻ってきました。
その姿を見ると全身びしょびしょ。
どうやら急に雨が降ってきて、急いで戻ってきたようです。
水がしたたるスキーウエアや小物類を乾燥室に干して、スタンダードコースの子たちと合流しました。

11時半に全員そろっての昼食。
人数は倍になっただけですが騒がしさはそのさらに数倍になったようで、かなり賑やかな食事となりました。
もちろんみんなしっかりと食べていましたよ。

午後のレッスンは雨の状況を見ながらのスタートに。
13時ぐらいまではしっかりと降っていた雨がスタートの13時15分ぐらいにはすっかりと止んで、そのタイミングで全員が一斉に出発していきました。
ゲレンデにはガスがかかって視界は今一つでしたが、雨に当たらないだけマシ。
午後もしっかりと滑れそうです。

アドバンスコースのメンバーは舞子エリアでの集中レッスン。
昨日見た自分の滑りやアドバイスを踏まえて、滑りに磨きをかけていきます。
疲れもたまってきているのでそこは慎重に、休みも取り入れながらしっかりと滑りこんでいました。

スタンダードコースは、まずは全員で準備体操。
入念に体をほぐしてリフトに乗り込みました。
今回初めてスキーをする子もいましたが、スタッフの手があるうちに上から初級コースをゆっくりと滑りながら降りてきたほうが長い距離も滑れますし、一気に上達します。
レッドバッチの子と一緒に3名をまっきぃ、がめらが担当しました。

ブルーバッチの子はNASA班に合流。
そして残りのグリーンバッチ12名はゆうえんち、みかんと足慣らしをしながら2つに分けてのレッスンとなりました。

雨はすっかり上がったものの、ゲレンデはガス(雲)に覆われて真っ白に。
視界が悪い中、集中しながらそれぞれの班のペースでスキーを楽しみます。
ゲレンデもそれほど混んでいなかったので、一気に人数が増えたオレンジ腕章のドルフィン軍団はガスの中でもよく目立っていましたね。

パラパラと雨が落ちてくるタイミングもありましたがウエアを濡らすほどでもなく、また水を含んだゲレンデは滑走性も高く、子どもたちもみんな気持ちよさそうに滑っていました。
途中休憩をはさみながら16時前後まで、どの班もしっかりと滑ってレッスン終了。
スタンダードコースの子たちも満足気に宿に戻ってきました。

宿に戻ったらお風呂、そして夕食の時間までは自由に過ごします。
そして待望の夕食。
アドバンスコースの子たちはもう3回目の夕食で、当たり前のようにご飯を口にしますが、スタンダードコースの子たちはその美味しさに感動。
もう箸が止まりませんでした。
最後のデザートまで美味しく食べて大満足。
食べ過ぎたお腹をしばらくゆっくりと休めました。

夜は再び食堂に集まってミーティング。
楽しすぎて気持ちがハイになってしまって廊下を走り回ったり、部屋で大騒ぎをしだしたりといった状態になっていたので、最初にゆうえんちからクギが刺されました。
このまま放っておくと部屋の備品を壊したり、自分自身や周りの子を傷つけかねません。
楽しく過ごしながらもきちんと節操をもって行動することも、こうした集団でのキャンプでは大切ですね。

そうしているうちにスタッフのおはなが到着。
これで全員集合となりました。

そのあとは帰るまでの簡単なプログラムの話しやスキーの話し。
話しだけでは面白くないので、最後はやまとが簡単な手遊び・ゲームをしてくれました。
そんなこんなで大盛り上がりの夜となりました。

明日は終日スキー、そしてお昼にはお餅つきを予定しています。
行ける班は長峰・奥添地エリアまで遠征して、舞子スノーリゾートの広大なゲレンデを満喫してきます。
天気は曇りのち晴れといったまずまずの予報。
土曜日ということで少しは混みだすかとは思いますが、しっかり集中してケガなく楽しんできます。

2025年3月28日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

3/28志賀高原コース

天候:曇り  気温:6℃

どんよりとした曇り空で迎えた三日目の朝です。
ここでの生活にも慣れてきて子どもたちは落ち着いて過ごしています。
夜も自分たちで就寝して朝までぐっすり寝ていた様子でした。

気温も昨日までの高温傾向から少し低めの予報がでていますので雪質は滑りやすくなるのではという期待を込めて、今日もコースが荒れる前の午前中をしっかり滑るという作戦で準備を進めました。

ところがスキーをスタートするころには青空が広がり始め春の強烈な日差しで気温が急上昇、予報は全くはずれ汗ばんでしまうほどでした。
標高2000mの東舘山山頂でも8℃ほどまで気温はあがりました。

各班、思い思いのコースへ散っていきます。志賀高原は広いのでなかなか班が出会うことはありません。

11時ごろになると標高の高いエリアから雲に覆われはじめ、涼しくはなってきたものの視界が雲の濃いところでは20mほどまでになり、はぐれないよう慎重にホテルまで戻って行きます。

ここ数日の高温で雪が相当解けていてホテル回りの雪もかなり少なくなりました。
汚れも浮き出てきて滑走性の悪いザラメ雪です。

昼食はスパゲティーでみんなよく食べてお代わりもたくさんしていました。

そのころ外は雨が降り始めてしまい午後はどうしようかという感じでした。
13:30ごろになると視界も多少は良くなり雨もあがったので出発することにしました。
いつ雨が降るかもしれないのですぐに帰ってこられる蓮池、丸池、サンバレーのエリアに各班移動しました。
すぐに濃霧に戻ってしまい視界20mほどのなかをゆっくりしか滑れませんでしたが各班ともに低速の基礎練習を行ったりして16時頃にはホテルに戻りました。

夜はスキーのクリーニングとワックスがけ、本当に一日でとてつもなく滑走面が汚れました。
3日目が終わり身体も疲れがたまってきている頃なので早めの就寝です。

明日は昼食は各班でレストランを探してたべますのでお昼にはホテルに帰ってこない予定です。
まだ一ノ瀬方面などに行かれていない班も遠出できそうです。
気温は明日は一気に冬に逆戻りするようで衣類調整が難しそうですね。

2025年3月28日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama