11/17おもしろピザ作り

天気:くもりのち晴れ
朝方まで降っていた雨がやみ、急速に天気が回復しました。
気温もぐんぐん上昇し、日差しが暑く感じるほどの陽気となりました。

ドルフィン探検学校「おもしろピザ作り」が始まりました。
ここのところ朝晩冷え込む日も増え、ようやく秋らしくなってきましたね。
本日は朝方まで雨が降るタイミングがありましたが、日中は天気が回復、そして気温も上がってくる予報となっています。
楽しみですね。

今回は人数が少なめ、現地集合の子もいたので集合場所の新宿駅では、スタッフの人数の方が多いといった状況での出発となりました。
今回の開催場所は横浜のこどもの国。
野外炊事場で実施しますが、それ以外にも遊ぶ場所がたくさんあって、子どもたちも楽しみにしているようです。

小田急線に乗車して新百合ヶ丘駅で乗りかえ、鶴川駅からはバスで向かいました。
バス停では先頭で並んでいましたが、いつの間にか大勢の人が長い列を作っていました。
やはりこどもの国は人気がありますね。
もちろんドルフィン軍団はゆったりとシートに腰を沈め、10分少々のバス旅を楽しみました。

ほぼ予定通りにこどもの国のバス停に到着。
お客さん1人を残して、ほとんどの人がバスから降りて入場ゲートに向かいます。
ゲート前には大勢のお客さんが集まっていて、そこで現地集合の二人と合流。
我々も入場して、野外炊事場を目指して歩き始めました。

その頃には天気もすっかり回復し、青空が広がり始めました。
とは言ってももう11月も中盤、暑いというよりも心地よい日差しで気分も高まります。
入り口付近に大勢いたお客さんも野外炊事場の近くは閑散としていて、まだ早い時間ということもあって1番乗りで野外炊事場に到着しました。

とりあえず荷物を一番手前のテーブルに置いて受付け。
特に場所は決まっていなく早い者順とのことでしたので、そのまま炊事場も一番手前のベストポジションをキープしてピザ作りのスタートとなりました。

まずはディレクターのゆうえんちから、ピザ作りの流れの説明。
通常は薄力粉と強力粉を混ぜてピザの生地を作りますが、今回はリスドォルという準強力粉(フランスパンやハード系パン用の粉)をそのまま使います。
そこにドライイーストや砂糖、塩、オリーブオイルを混ぜて練っていきます。
子どもたちはこれからおこなう作業に興味津々で、説明を聞いていました。

つくりピザの種類もベーシックなトマト味のピザに照り焼きピザ、そしてデザートピザとバラエティー。
さてさてどんなピザが完成するでしょうか?

まずはみんなで生地作り。
ボールに粉を入れてほかの材料も入れてこねていきます。
最初から水を多く入れすぎて生地が緩くなって、また粉を足して練ったり。
最初はなかなかうまくいかなかったチームもありましたが、徐々に慣れてきたようで、しっとりとした生地が出来上がりまいた。
その生地はボールごとビニール袋に入れて、日なたに置いてしばらく発酵。
その間に次の作業へと移ります。

続いては材料切り。
たくさんの玉ねぎ、ピーマン、ウインナーを細かく切っていきます。
基本的に作りピザは決めていますが、トッピングの内容や量は子どもたちの自由。
みんな楽しそうに、いろいろな形に材料を切っていきます。
気が付くと野外炊事場には大勢のグループや家族連れが訪れていて、それぞれ野外炊事を楽しんでいました。

先ほど発酵させていた生地も程よく膨らみ、いよいよ仕上げに入っていきます。
生地を3等分(または4等分)に分けて、手で広げていきます。
手のひらの付け根部分で生地を押しながら広げていくのがポイント。
ただの丸い形だけでなく長方形や猫の形など、オリジナリティー溢れるピザ生地が出来上がっていきました。

そこに好きな具材をトッピングしていきます。
この作業が一番楽しいらしく、みんな好きな具材を好きなだけ生地に並べていきました。
そして事前にマキで温めていたドラム缶のピザ窯に投入。
さてさてうまく焼けるかな?

そしてこれからが大忙しの時間が続きます。
ピザを焼くのはそれほど長い時間はかからず、焼けたらすぐに次のピザを投入。
やけたピザは熱いうちに食べて、またトッピングして窯に投入の繰り返し。
そして次の生地を延ばしてトッピングと・・・
スタッフは食べる時間もないぐらいの大忙し。

そんな中、自分たちで作ったピザのおいしさに大喜びの子どもたち。
沢山作ったピザがみるみるうちになくなっていきます。
照り焼きチキンのピザも大好評でした。

最後はマシュマロとチョコレートのデザートピザも食べて大満足。
ピザ作りは大成功でした。
子どもたちの片付けも手際よく、14時頃にはすべて終えて野外炊事場を後にしました。

バスに乗る時間までまだ2時間ほどあります。
残りの時間はこどもの国内の施設で、子どもたちの好きなことをしていきます。
まず子どもたちが選んだのは110mもあるローラー滑り台。
いつの間にか園内には大勢のお客さんが訪れていて、滑り台にも列をなしていましたが根気よく待って滑り台を楽しみました。

その後は自転車に乗りたいとのことでサイクリングコースに移動。
小さい子はスタッフとタンデムで。
1.6kmのコースをのんびりと楽しみました。
自転車に乗らない子はパンダの遊具に乗って遊びました。

帰る時間に近づいてきたので入口ゲート付近まで移動。
最後は事案いっぱいまでらくがき広場で、チョークでのお絵かきを楽しんでいました。
野外炊事や遊具では汚れなかった服が、いつのまにかチョークで真っ白。
顔も真っ白になりながらお絵かきに夢中の子もいました。

園内をたくさん移動したので、野外炊事のプログラムと言えど歩行距離はかなりのもの。
ドルフィン探検学校らしくなりましたね。

ゲートを出て現地解散の二人とはここでお別れ。
帰りもバス停に一番乗りで並んで、鶴川駅へと向かいました。
たくさん食べてたくさん遊んだので、帰りのバスの中では子どもたちは爆睡。
到着して起こすのも苦労しました。

予定通りの電車で新宿駅に到着。
まだ5時過ぎなのにすでに真っ暗。
そして昼間あれだけ暖かかったのに、空気はひんやりとしていました。
もう晩秋なんだなと改めて実感。
気が付けばあと1か月少々でスキーの季節がやってきますね。

2024年のドルフィン探検学校もあと1回。
最後は恒例のみかん狩りハイキングとなります。
雄大な富士山を目の前に、みかんの山でハイキングを楽しみます。
また来てくださいね!

2024年11月18日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

11/3焚き火とサバイバルキャンプ

天気:晴れ
朝から青空が広がりました。
ここ日影沢の気温は高尾よりもさらに数度低いようで、かなり寒く感じます。
そんな中、今日は終日外で焚き火を中心に遊びまわりました。

キャンプ2日目の朝。
昨日降っていた雨は日が変わるころにはあがり、青空が広がっていました。
ここ日影沢は名前の通り山の北斜面で木々に囲まれているため、午前中は太陽の光が届かずにひんやりとした空気に包まれていました。

6時半に起床して寝袋やマットを畳んで朝食の準備。
今日の朝食はホットサンド。
サンドイッチをアルミホイルに包んで牛乳パックの中で。
そしてそれごと焚き火台で燃やしていきます。
これがかなりおもしろくて、子どもたちは喜んで作業に取り組んでいました。

朝食の後は早速遊びます。
昨日雨でできなかった焚き火からスタート。
昨日練習したマッチやライター、マジックスタータで火をつけていきますが・・・
周りに落ちている木はかなり湿っていてなかなか火がつきません。
それでも試行錯誤をしながら、何度も何度も挑戦していきます。
こんな繰り返しがまたおもしろんですね。

途中で飽きたらハンモックやブランコで遊んで、また火おこしに挑戦。
子どもたちだけでは難しかったのでいわごちんが火をつけて、その火が消えないように火吹き棒で守ったり、また大きくさせたりの作業をしながら、ようやくベースの焚き火が整いました。
そうしているうちにスタッフのじゃががやってきました。
子ども4名のうち3名は知っていて、突然現れたじゃがに大喜び。
何をすることでもなく、焚き火を中心に走り回っていました。

最後は近くの沢にも行って、長靴を洗うついでに今年最後の(?)水遊びもしました。
洗うだけのつもりが・・・水没していた子もいましたが・・・

そして昼食。
ゆうえんち特製のボロネーゼパスタ。
外で走り回ってお腹がペコペコ。
みんな最後までたくさん食べていましたね。

午後ももちろん遊びます。
焚き火をいじったり走り回ったり、ブランコやハンモックでゆられたり。
子どもたちもすっかり、何もない森の中での過ごし方に慣れてきたようですね。

あっという間に時間も過ぎ、帰る時間が近づいてきました。
帰りの服に着替えて荷物の整理。
最後はいわごちんとお別れをして秘密基地を後にしました。

今回は初日が雨ということもあって、思い切り遊べたのが2日目だけでした。
それでも自分たちで興味を持ったものをとことんやりながら、楽しめたキャンプでしたね。
時間が足りなくて基地づくりやクラフトなどはできませんでしたが、次回来るときはいろいろなことにもチャレンジしましょう。

2024年11月4日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

11/2焚き火とサバイバルキャンプ

天気;雨
朝から雨が降り続きました。
夕方には雨が強くなるタイミングがありましたが、夕食後ぐらいには徐々に小降りになり、夜遅くになって雨があがりました。
雨具を着て外で遊ぶ時間もありましたが、基本的には室内で過ごしました。

昨年から始まった恒例の秋キャンプ「焚火とサバイバルキャンプ」の初日を迎えました。
季節外れの大型台風、そして台風から変わった温帯低気圧の影響で雨のスタートとなりましたが、週初めの予報からはだいぶいい方向に予報が変わってきました。
二日目は期待が持てそうですね。

今回はアットホームな人数、4名での出発。
3人が女の子、そしてみんな常連さんたちで人数以上に賑やかなきゃんぷとなりそうです。
初日の雨の中の移動となるため予め長靴と折り畳み傘を持ち物に加えて、集合場所ではみんな長靴を履いて集まってきました。

集合もスムーズでしたので、1本早い京王線特急列車に乗車。
高尾駅を目指します。
ところが途中でトイレピンチの子が。
府中駅でスタッフのももんがと一緒に下車して、ほかの子はゆうえんちと一緒に高尾駅に向かいました。
結局到着時間は予定通りとなりましたが、まあ時間がたっぷりあるのでいいでしょう。

心配していた雨もそれほど強くならず、傘をささなくても大丈夫なタイミングもありました。
高尾駅でスタッフのいわごちんと合流。
車に荷物を積んでもらい、本隊はバスに乗車してキャンプ地に向かいます。
今回お世話になるのは、そのいわごちんが管理する山小屋とキャンプエリアである「日蔭沢ベース」(通称秘密基地)。
貸し切りで自由に過ごせる、子どもたちにとっては遊びの宝庫といえる素敵な場所です。

小仏行きのバスに乗車して10分少々の日陰バス停で下車します。
バス停からは15分ほどの歩き。
沢沿いの緩やかな山道を登っていきます。
普段でしたら大勢の登山者とすれ違うのですが、今日はこの天気ですから我々以外は他にはまったく人がいませんでした。

しばらく歩くと目の前にキャンプ場が。
その先にあるのが目的地の「秘密基地」となります。
車から荷物を降ろして小屋の中へ。
小屋の中は思った以上に快適で子どもたちも大喜び。
キャンプ生活のスタートとなりました。

まずは全員でミーティング。
この後はどのように過ごしたいか話し合いました。
昨年参加していた子がゲームなどの遊び道具があることを覚えていて、お昼ご飯前にゲームをして遊ぶことにしました。
下は1年生から上は5年生まで、バラバラの年齢の子たちですがすぐに仲良くなって楽しそうに遊んでいました。

そしてお昼ご飯。
いわごちんが午前中から仕込んでおいた秘密基地特性のスペシャル牛丼。
普通の牛丼には入れない秘密の調味料(家に帰ったら子どもたちに確認してください)が入っていて味は絶品。
みんな「こんな美味しい牛丼を食べたことがない!」と喜んで食べていました。

午後のプログラムが始まります。
雨は相変わらず小降りですが下地がかなりぬかるんでいるので、いわごちんが室内プログラムを推奨。
明日の焚火の下準備として、部屋の中でライターやマジックスタータ(火付けの道具)などを使って火をつける練習(遊び)をしました。
子どもたちは普段はご法度の火おこしに興味津々。
だんだんとコツもつかんできて、何度も何度も楽しそうに火を起こしていました。

しばらく火遊びを楽しんだ後、子どもたちから外に出て遊びたいのリクエストが。
雨も小降りでしたので雨具を着込んで外に出ました。
敷地の中にはいつでも焚火ができる焚火台、ハンモック、そしてブランコなどもあって、そこで自由に穴を掘ったり木を切ったり基地づくりをしたり遊べます。
まずはみんなでブランコ遊び、そしてハンモックに揺られたりしてしばらく雨の中で遊んでいました。
時間がたつにつれて雨が本降りになってきたので室内に移動しました。

そのあとは生活の準備となります。
まずはみんなでお風呂掃除。
ピカピカにお風呂を磨いてお湯をはって、入浴タイムとなりました。

お風呂の後は夕食の支度のお手伝い。
今日の夕飯は炉端焼き。
小屋の中には囲炉裏があるので、そこでお肉や野菜などを炭焼きで食べます。
子どもたちはミニトマトのベーコン巻きやフランスパンのカットなどを手伝ってもらいました。

そして夕食。
先ほど子どもたちが仕込んだミニトマトのベーコン巻き串のほかには牛串、鶏もものオリーブオイル煮(ここにフランスパンを浸して食べます)、野菜は玉ねぎ・ピーマン・エリンギ。
炭火で焼いたので味も最高。
みんな大喜びでむしゃぶりついていました。
その頃が雨のピーク。
屋根をたたきつける雨の音が響いていました。

片付けの後は就寝までゲームをやったりいわごちんの手品などをやって過ごしました。
その後はそれぞれ好きな場所にマットを広げて寝袋に入って就寝します。
雨は小降りになって日が変わるころにはあがり、その後は急速に天気が回復する予定となっています。
気持ちのいい朝が待っているといいですね。

寝袋に入ってもしばらくはもぞもぞヒソヒソとしている子どもたち。
しっかりと寝て明日は外で思い切り遊びましょうね。
それにしてもたった4人ながら、一日中賑やかな子どもたちでした。

2024年11月2日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

10/20南房総フィッシングキャンプ

天気;くもり
昨日とは打って変わって気温が低下。
北東の風が冷たい一日となりました。
思った以上に釣果がよかったので、時間ぎりぎりまで釣りを楽しみました。

2日目の朝、みんなしっかりと睡眠をとれたようで、すっきりとした寝起きでした。
しばらくゴロゴロとのんびりして布団を畳んで朝食となります。

朝食もアジの干物を中心にこれぞ海の宿といった和食で、ご飯もすすみます。
昨日と比べて気温がガクッと下がったので、しっかりと食べて今日の釣りに備えました。
そらはどんよりとした雲に覆われていて、冷たい北東の風が吹いています。
昼頃からは晴れる予報ですが・・・

まあそんなことは気にもせず、子どもたちのやる気は満々。
荷物整理や釣りの準備もテキパキとこなし出発準備は万全です。

部屋のチェックアウトをして、大きな荷物は宿に置かせてもらい釣り場へと向かいました。
昨日の釣果や波の状況などからへんべえが判断をして、今日も保田漁港へ。
へんべえがよく使う、昨日とは違った堤防へ到着しました。

今日の釣り方はサビキ釣り。
昨日のエサ釣りと違って、マキエをまいて魚をおびき寄せ、疑似餌のついた針で魚を釣ります。
回遊魚の小魚、アジやイワシを狙っていきます。
さてさて本日の釣果はどんなもんでしょうか?

準備ができたら早速竿をおろします。
しばらくするとあたりが出てきました。
しかし最初の方は背びれに毒のあるアイゴやフグなどがかかり、それはすぐにリリース。
ベラもかかり始めましたが、なかなかお目当ての回遊魚たちにはあたりません。

するといきなりいい手ごたえが。
竿をあげてみると立派なアジがかかっています。
それを見て子どもたちは大興奮(大人たちの方がさらに大興奮でしたが)で、集中してアジを狙っていきました。
へんべえ曰く、サビキ釣りは団体戦。
みんなでうまくマキエをまきながら、短時間で一気に勝負をつけることが大事だそうで、みんなさらに釣りに集中しました。

その後は何匹かアジを吊り上げ、また5cmほどのちいさなトウゴロウイワシもかかりました。
アジは回遊しているのであたりが止まるタイミングもあります。
その頃、潮どまりのタイミングになってのでいったん休憩。
軽食のパンを食べてエネルギーを補給しました。

そこで今度は仕掛けを変えてカマス狙いに。
さきほど釣り上げたトウゴロウイワシを餌にして釣り始めると・・・

いきなり強い手ごたえが、そして立派なカマスを吊り上げました。
カマスも群れで泳いでいますので、すぐさま全員カマスの仕掛けに替えて、トウゴロウイワシそしてへんべえが用意してくれていたキビナゴやサバの切り身をエサに釣り始めました。
すると入れ食い状態でカマスがかかり始めます。
カマスは手ごたえがバツグンなので、子どもたちも興奮しながら吊り上げていきました。

結局13時過ぎまでたっぷりと釣りを楽しんで終了。
釣果というとカマス大量、アジ、ニシキベラなど、これまでのキャンプでは最高の釣果をあげることができました。
そしてそのまま車に乗って10分少々、へんべえの家に行って魚をさばくことに。

へんべえの家は山の中の一軒家。
昔ながらの古民家の軒先で、釣ってきた魚たちの内臓をとっていきます。
処理ができたらへんべえに調理をしてもらって遅めの昼食。
魚たちは塩焼き、蒸し焼き、唐揚げといったバリエーションに。
みんなむしゃぶりつくように「おいしい、おいしい」と言いながら、魚が苦手だと言っていた子も夢中になって食べていました。

釣りの時間をたっぷりととっていたので、最後は大忙し。
片づけをして車に乗り込んで岩井駅に向かいました。
カマスは大漁だったので、子どもたちが持っていきたい分を袋に詰めてお土産にしました。

岩井駅でへんべえとお別れをして特急列車に乗車。
電車の中でも仲良く遊んでいました。
今回は目まぐるしく天気が変わる中でのキャンプでした。
地引網を始め、天候や海の状況によってできないプログラムもありましたが、その分釣りの時間をたくさん確保することができ、最高の釣果をえたことができましたね。
そしてさすがの釣り名人へんべえでした。
またいろいろなキャンプで会いましょう。

2024年10月21日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

10/19南房総フィッシングキャンプ

天気;晴れのち曇り、夜に時々雨
昼間は太陽が主役、気温は高かったものの風が強かったのでそれほど暑さは感じませんでした。
14時過ぎぐらいから徐々に雲がかかってきて、釣りを終える頃にはどんよりとした雲に覆われました。
その頃には雨もポツポツと降るタイミングもありましたが、本降りにはなりませんでした。

秋恒例のキャンプ「南房総フィッシングキャンプ」が始まりました。
名前の通り2日間釣り三昧、そして海遊びや地引網まで楽しむ、まさに海の魅力が満載のキャンプです。
参加者は4名と少なめ、下は小1から上は小6までのデコボコ。
そこにスタッフが3名つくといった、何とも贅沢なキャンプとなりました。

新宿駅からは7:51発の特急列車に乗車。
電車の中では初めて同士の子もあっという間に仲良くなって、通路を挟んでUNOをして遊んでいました。
そして10時前に目的地の岩井駅に到着。
そこで特別講師のへんべえと合流しました。
へんべえは地元鋸南町に住む釣り名人。
今回も子どもたちの釣りプログラムのサポートをしてくれます。

へんべえの車に乗って海の様子を見がてら、10分ほどで宿泊場所の「甚五郎」さんに到着しました。
近づいている前線に向かって南西の風が強く吹いていて、海は白波が立っていました。
場所を選べば降りは何とかなりそうですが、海に入ることは無理そうです。
まあ今日はじっくりと釣りに集中することにしましょう。

宿に到着したらすぐに部屋に移動。
部屋は本館の横にある小さな一軒家、東館を案内されました。
東館は我々だけなので、気兼ねなく過ごすことができそうですね。

まずは全体でミーティング。
これからのスケジュールの確認をしました。
準備をしてすぐに出発、途中のスーパーで好きなお弁当を買って釣り場に向かうといった流れ。
人数もコンパクトなので、状況を踏まえながら臨機応変に動けそうです。

みんな張り切って準備、ナップザックに水筒や雨具などを詰め込んで、すぐに釣り場に向かって出発しました。
いつもでしたら近くの岩井海岸の堤防や館山まで足を延ばしていますが、今日は南西の風が強く波が高かったので、波がそれほど入ってこない保田漁港まで足を延ばしました。
途中のスーパーでお弁当の購入。
それぞれ好きなお弁当やおにぎりを手にとって、ポイントに向かいました。
まだ11時半前でしたが、みんな「お腹空いたーー」の合唱。
そこで早めのランチタイムとなりました。
まあ朝が早かったですからね。

お腹が満ちたらすぐに釣りモードに戻って、準備を始めます。
まずはへんべえからのレクチャー。
ひれに毒針のある魚の説明や針にエサをつけるやり方、竿の扱い方など一通りを教わりさっそく竿を出します。
今日は30℃近くまで気温があがるということですが、風が強く吹いていたので体感温度はそれほど高くありません。
他にお客さんもいなかったので、おのおの好きな場所を確保して糸を垂らしました。

すると程なく小さな魚がかかりだしました。
みんな嬉しそうですが、魚に触れない子もいてスタッフに手伝ってもらったり、また餌のオキアミもうまくつけられない子がほとんど。
それでもやっいるうちに少しずつ自分で扱えるようになってきました。

釣果のほうといえば、クロボシイシモチ、メジナ、アイゴ、クサフグ、ササノハベラ、オトヒメベラなどなど。
サイズは小さいものの、全員が見事に釣り上げることができました。

釣れてくるとやる気も出てきます。
自分で餌もつけられて、また釣れた魚の針も外せるようになってきました。
餌がうまくつけられると魚の食いつきも良くなるので、中には入れ食いで魚を釣り上げる子もいました。

知らないうちに空はすっぽりと雲に覆われて、風がさらに強くなり肌寒く感じられるように。
このタイミングで本日の竿おさめとなりました。

そして魚の選別。
食べられる分を確保して、残りの元気に泳いでいる魚たちをリリースします。
そして食べる分をその場で捌くことに。
サイズが小ぶりのものばかりなので、キッチンバサミで頭を取りはらわたを取っていきます。
その状態にして冷蔵保存。
明日の昼食で唐揚げにして食べることにしました。

もっと気持ち悪がるかと思いましたが、意外に子どもたちは積極的に捌いていました。
最後にきれいに片づけをして釣り場を後にしました。

帰り際にスーパーに寄って夜の買い出し。
これから夜中にかけて寒冷前線が通過するので、風・雨が強くなる予報。
夜釣りやナイトハイクには行けそうにないので、夜はカードゲームなどをして室内でのんびりと過ごすことにしました。
その際の飲み物やお菓子を買い込みます。
それはそれで楽しそうに、子どもたちは買い物をしていました。

宿に戻ったらお風呂、そして待望の夕食となりました。
さすが海の宿、魚料理を中心においしそうな料理が並びます。
みんなお代わりもたくさんして、お腹いっぱいになりました。

部屋に戻るころにはさらに風が強くなりましたが、雨はポツポツ程度。
海ではもっと吹き荒れているでしょうから、予定通り部屋で過ごすことにしました。
なんとなくみんなで雑談をしながら、そのうちに買い込んできたお菓子を食べながら引き続きお話をしたり、野球を見たりとゆっくりとした時間を過ごします。
子どもたちはもうすっかり仲良くなって、家族旅行のような雰囲気で夜が更けていきました。
就寝後はみんなすぐにグッスリ。
一日よく遊びましたね。

2024年10月21日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

9/29化石・恐竜ハンター

天気:曇り一時雨
終日曇り空、一時雨が降る場面もありましたが、プログラム運営にはまったく問題はありませんでした。
気温もちょうどよく、過ごしやすい一日でした。
今日は都内での活動。
化石を求めて動き回りました。

夏の暑さも落ち着いてきて、ようやく秋の気配が漂いだしてきました。
身体を動かすにはいい季節となってきましたね。
今回のドルフィン探検学校のテーマは「化石・恐竜ハンター」。
活動場所は都心ということで、自然の中で身体を思い切り動かすといった内容ではありませんが、いつもとは一風変わったアカデミックでちょっと不思議な世界を体験してもらいたいですね。

集合場所は東京駅。
参加する子どもたちは少数精鋭、しかも知り合い同士ばかりで集合場所から盛り上がっています。
活動場所は「都内全域」そしてテーマも「化石・恐竜ハンター」と抽象的で、化石を掘りに行くと思っていた子もいたようです。
まずは東京駅の構内でのオリエンテーションとなりました。

こどもたちに配られたのは「化石ビンゴ」の表。
そこに書かれているポイント、そして化石を目指して都内を移動します。
実は都内のあちらこちらに、「えっ!こんなところに化石が?」といった場所に化石が潜んでいるのです。
そんな化石を探しながら巡るのが今回のプログラム。
さてさて与えられた課題をこなせるのでしょうか?

最初に目指すのは三越前駅、そして日本橋三越デパートと都会のど真ん中。
東京駅から丸の内線~半蔵門線と乗り継いであっという間に三越前駅に到着しました。
デパートの回転は10時で、まだ1時間ほど時間があるので、まずは三越前駅の地下道で化石を探すことにしました。
ここではどんな石に化石が埋まっているのか、またどんな形なのか、子どもたちの「化石を探す目」を養っていきます。
まずは見てわかりやすいアンモナイトとべレムナイト(イカに似た生物)を見つけていきます。

最初に探した赤っぽい石の柱には化石は見当たらず。
そして白っぽい大理石の柱をよく見ると、丸く巻いているアンモナイト、そしてイカの骨のようなべレムナイトを見つけます。
それを発見した子どもたちは大興奮。
次の柱、次の柱と走り回りながら化石を見つけていました。
同じ質の大理石でもまったく見当たらない石と集中して集まっている石があって、そんな違いも見られたのも面白いですね。
子どもたちも一瞬にして「化石を探す目」になったようです。

そして三越デパートの開店時間。
探検隊の子どもたちはデパートに入っていきます。
他のお客さんはもちろん買い物が目的ですが、我々は化石が目的。
入館する際は定員さんから怪訝そうに見れれながら、目的地に向かっていきます。
案内所の方に挨拶をして目的を話して許可をとったところ、笑顔で受け入れていただけました。
ここ三越デパートでは化石散策マップを作っていてそれを配っているだけあって、化石見学だけの人たちもウエルカムなのです。
素晴らしいですね。

開店直後でまだ買い物客も少ない店内を中央ホールに向かっていきます。
このデパートの歴史は古く、昭和の初期に建てられた重厚感あるれる建物で、国の重要文化財にもなっているそうです。
中央ホールは5階までの吹き抜け。
そこに巨大なオブジェがあって、その周りの階段や壁の大理石の中にたくさんの化石が潜んでいます。
化石マップをみながら、そこに書かれているポイントで次々に化石を発見していきます。
もうすっかり化石を見る目となった子どもたちは、あっという間に全て探し出して、デパートを後にしました。

そして次の目的地、上野の国立科学博物館へ向かいました。
三越前駅からは銀座線に乗って上野駅で下車。
そこからは上野恩賜公園内を歩いて国立科学博物館を目指します。
数百メートルといったそれほど長い距離ではありませんが、子どもたちの歩みはのんびり。
どうやら歩くことはあまり好きではないようですね。

時間をかけてようやく到着。
ここでは日本で発掘された「フタバスズキリュウ」と「日本最古の化石」を探し出します。
それ以外にも展示されている化石を見ながら、化石の知識を身につけることも目的。
ちょうどアンモナイトの説明をしてくれる研究員の方もいて、熱心に話を聞いている子もいました。
他にもいろいろな種類の鉱物も展示していて、それを熱心に眺めている子もいました。
子どもは石が好きですねぇ。

ゆっくりと見学をしていたらもうお昼近く。
一旦外に出て、昼食となりました。
途中でパラパラと雨が降る時間もありましたが、林の中にいたので雨具を着ることもなく過ごせました。

続いては上板橋に潜んでいるトリケラトプスの化石を探しに行く予定でしたが、あいかわらず子どもたちはのんびり。
無理に急かしてあわただしく動き回るよりも、同じ場所でじっくりと活動をしようと決めて、もうしばらく上野恩賜公園で過ごすことにしました。
国立科学博物館に再入館して、今度は地球館のブースで世界の化石や恐竜、そして子どもたちの大好きな鉱物を見て回りました。
最後は公園内の広場で走り回って遊びました。

15時を過ぎて、最後の目的地へと向かいます。
最終目的地は東京駅。
そう集合解散の場所となります。
そこに潜んでいるのは珍しいカニの化石、そしてサンゴや厚歯二枚貝などの化石も見極めていきます。

まずはカニの化石。
場所は東京駅構内、しかも新幹線の改札口の近くの土産屋が集まっている場所。
時間的にも大勢の人がごった返している場所で、その中での化石探しとなりました。
もちろん化石を目的としているのは我々だけ。
一本一本柱を眺めているその様子は、そこだけ浮いているグループでしたね。

そして見事にカニを発見。
よく見ないとわからないようなうっすらとした形ですが、よく見るとしっかりとかにが浮かび上がってきます。
これは本当に珍しい化石でしたね。

改札を出たら最後の化石ハントに出かけます。
「化石ビンゴ」の中のその他の項目、いままでたくさん見つけたアンモナイトやべレムナイト以外の化石を見つけます。
KITTE丸ノ内の入り口付近にサンゴの化石があるとの情報を得て、みんなで探し回りました。
それっぽいものを見つけたら写真と見比べていきます。
するとサンゴの化石を発見。
これも他の化石と同じように、見つかった石には集中して潜んでいました。
子どもたちももう一人前の「化石ハンター」となってきました。

残りの時間は「丸ビル」内での化石散策。
実はここ「丸ビル」は化石好きにとっては聖地のようなもので、いたるところで化石を見ることができます。
大小さまざまなアンモナイトやべレムナイトの他にも、厚歯二枚貝や巻貝、ウミユリっぽい化石も見つかりました。
他にもいろいろな化石を見つけては写真と見比べたらしながら歩き回ります。
あれだけ歩くのが苦手な子たちでしたが、知らずに長い距離を歩き回っていました。
解散後はお父さん・お母さんを引き連れて丸ビルの中に入って、化石のある場所を教えている子どもたちの姿がほほえましかったですね。

いよいよ秋らしい季節となって、身体も思い切り動かせるようになってきました。
秋後半の探検学校、また遊びに来てくださいね。

2024年9月30日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

9/8梨狩りと冒険遊び

天気:晴れ時々くもり
終日真夏を思わせるような蒸し暑い天気でした。
雲がかかる時間もありましたが心配されていた雷雨にもあたらず、一日楽しく過ごせました。

毎年恒例の探検学校「梨狩りと冒険遊び」が始まりました。
一週間前は台風の影響で海の活動が中止になってしまったので、今回は気合が入ります。
先週の初めころは雨がちの予報ばかりでしたが、本番が近づくにつれ徐々に予報がよくなり、とうとう雨マークが消えるほどに。
ディレクターゆうえんちの「晴れ男」パワーが発揮されたようです。

集合場所の上野駅は朝から暑い空気に包まれていて、じっとしていても汗が噴き出してきます。
そんな中、一人また一人と子どもたちが集まってきました。
今回は7名と少人数ですが、全員が超常連といったメンバー構成。
お馴染みのスタッフたちと、会うなり笑顔で会話がはずみます。

少人数ですので集合もスムーズ、予定通りの常磐線快速に乗車して松戸駅を目指します。
毎回お世話になっている初清園さんの住所も松戸市。
東京からのアクセスも良く、活動時間が長く取れるのがいいですね。
松戸駅からは新京成電鉄に乗り換えて、くぬぎ山駅で下車。
あっという間に到着しますので、電車の中で遊ぶ時間もありません。

くぬぎ山駅からは住宅地をのんびりと歩いて初清園さんを目指します。
気温もかなり高くて喉も乾きます。
みんな早く梨が食べたくてうずうずとしていました。

そしてようやく初清園さんに到着。
梨(そしてブドウも)のシーズン真っ只中ということもあって、大勢のお客さんが訪れていました。
受け付けを済ませて園の方から簡単なレクチャーを受け、そして梨園の中を歩きながらベースとなる場所を探します。
梨園の一番奥のスペースに陣取り、まずはみんなでブルーシートを広げました。

そしていよいよ梨狩りのスタート。
まずはじっくりと園の中を歩きながら、美味しそうな梨がどこにあるかを見ていきます。
色が黄色くなっている梨がおいしいと園の方から聞いていたので、みんな持ち帰りの梨も含めて、じっくりと選定していました。

一通り歩いたら、それぞれ1個ずつその場で食べる用の梨をもいでいきました。
もいだ梨は水道で洗って、ゆうえんちの待つメースに持ってきました。
大小とりどり、そしていろいろな色付きのなしもあって、その梨をみんなで食べながらどの梨が美味しいかを味わいました。
スタッフが速攻で皮をむいてバットに並べていきます。
バットがいっぱいになったところでいただきます。
みんな一斉に手が伸びて梨をむさぼるように食べ始めました。

暑くて喉も乾いていたので、ものすごい勢い。
見る見るうちに梨が減ってきたので、皮をむくスタッフの手の動きも激しくなってきました。
ジューシーな梨は本当に美味しかったですね。

ところが子どもたちの手がピタッと止まって「お腹一杯~」の合唱。
食べるのも早ければ食べ終わるのもあっという間でした。
そして次には「早くアスレチックに行こ~」の合唱。
まだ30分ぐらいしか経っていません・・・

何とか子どもたちを抑えながらスタッフもしっかりと梨を食べて、食べるのはこれにて終了となりました。
そして片付け、洗い物を終えて、最後にお持ち帰りの梨を選んで初清園さんを後にしました。

ここからはのんびりと歩いて20分ほど、「ありのみコース」というアスレチックに向かいます。
途中トイレに寄って、大町駅のガード下で水分補給。
暑い中頑張って歩いてありのみコースに到着しました。

ちょうど昼食のタイミングになったので、屋根付きの休憩場の奥のテーブルに移動して腹ごしらえとなりました。
さっきまでお腹一杯と言ってましたが、歩いているうちに梨の水分が汗で全部流れてしまったようです。
みんなしっかりと食べていましたね。

少しお腹を休ませたら、遊具がたくさん集まっている「ちびっこ広場」のテーブルに荷物を置いて、しばらくここで遊ぶことになりました。
「ちびっこ広場」といいつつ、なかなかにアグレッシブな遊具も多く、子どもたちは汗を思い切り流しながらチャレンジしていました。
それにしてもみんな元気です。

そしてしばらく遊んだら池の周りのエリアに移動。
池でのイカダ渡りや、スカイライダーなどを楽しみました。
池ではだんだんエキサイトしてきて、最後に緑色の水に中に落ちる子も・・・(半分自ら落ちているようにも見えましたが・・・)
それでもこの高温の中ですから、そんな緑色の水でも気持ちよかったようです。

みんなしっかりと着替えも持っているようなので、最後はじゃぶじゃぶ池(浅いプールのような施設です)で遊ぶことにしました。
本来はヒザぐらいまで浸かって、その名の通りじゃぶじゃぶと遊ぶような場所かとは思いますが・・・
もちろんいきなり全身ドボン!
プールで遊んでいるようにざぶんざぶんと始まりました。
これが今年最後の水遊びになるのかな?
みんな今日一番の笑顔で遊んでいました。

予定の時間いっぱいまで遊んで、更衣室で全身着替えて帰ります。
そこでサプライズ。
ゆうえんちやなめたけの古いスタッフ仲間、近くに住んでいるえんちゃんがアイスクリームの差し入れを持って遊びにやってきました。
みんな遊んでいる途中で「アイスが食べたい~」と叫んでいたので、思わぬサプライズにみんな大喜びでした。
えんちゃん、ありがとう!
そのおかげもあって駅までの足取りは軽く、あっという間に到着しました。

帰りは北総線から青砥駅乗換で京成上野駅を目指します。
北方面の遠くの空は灰色の雨雲が広がっています。
今回はそんな雨雲もやって来ずに、本当にラッキーでしたね。
エアコンのきいた電車の中では、グッスリと寝落ちしている子もチラホラといました。
たくさん食べてたくさん遊んだ一日でしたね。

秋のドルフィン探検学校も始まったばかり。
この先もまだまだ楽しい企画が目白押しです。
またみんな遊びに来てくださいね。

2024年9月8日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/20~21富士登山

天候:8/20晴れのち雨 8/21晴れのち曇りのち雨

初日は雨上がりの晴天の中でのスタート、到着後に土砂降りの雨に。

2日目も晴天でのスタート、下山途中に雲に覆われたものの降雨はなし。下山後に土砂降り。

(8/20の行程)

10:40 富士スバルライン五合目にバス到着

到着直前まで土砂降りだったようでしたが、我々が五合目に着いたときは青空が広がっていました。

※バスで一気に2,300mまで上がったのですぐに行動するのは厳禁、リーダーのカマキリに呼吸法などを教えてもらいながらしばらく過ごします。

帰りの着替えなど持っていく必要のないものをコインロッカーに預け、おにぎりやパンなどの昼食を食べました。

12:30 小御嶽神社にて安全祈願をして出発

最初は軽い下りのスタートです。

これが明日は上りになります。

13:00 六合目手前で休憩

ペースもまずまず、みんな元気です。

13:20 六合目到着/休憩

変わらずみんな順調です。

14:40 花小屋到着/休憩

七合目一番下の花小屋に到着しました。

すっぽりと雲に覆われた中を進んでいます。

疲れた様子を見せる子もいますが、あと1時間頑張りましょう!

15:00 七合目トモエ館到着/休憩

ゴールが近づいてきて、少し元気になってきたようです。

15:25 富士一館到着/休憩

あと25分ほどで到着できるかな?

本日の目的地、東洋館まであとひと息です。

16:00 東洋館到着

ヘロヘロの子もいますが、高山病の症状もなくなかなかいいペースで歩きました。

小屋の方から説明を受けて、部屋に移動。

小屋に到着して30分ほどで土砂降りの雨に!雨にあたらずに小屋にたどり着けたのはラッキーです。

17:00 夕食

子どもたち待望の夕食。

温かい味噌けんちん汁と鶏つくね。

カレーライスばかりのイメージの強い富士山の山小屋ですが、ここの食事は美味しいと評判です。

ご飯とお茶はお代わりできるので(できない山小屋も多いのです)、みんなお腹一杯食べていました。

19:00 就寝

 

(8/21の行程)

朝起きると雲は多少ありましたが、星が頭上に広がっていました。

風もそれほど強くなく気温も高めで、絶好の登山日和となりそうです。

ただ昼頃から天気が崩れる予報が出ており、油断は禁物です。

1:30 起床

夜はなかなか寝付けない子もいたようですが、みんなしっかりと起きてきました。

まだ寝ている人もいるので自分の荷物を静かにまとめて、居間の広いスペースでパックキングをおこないます。

高山病の症状を見せている子もおらず、子どもたちの体調は良さそうです。

ここでしっかりと呼吸を整えながら着替え、行動食と水を口にして出発の準備をします。

2:20 登山開始

体操をして出発。

風も弱く絶好のコンディションの中での出発となりました。

初っ端から急な岩場の登りとなりますが、過去にないぐらいに全員が順調にこなしました。

03:00 太子館到着

いつもですと最初の行程で体調を崩す子もでますが、思いのほか順調に、いつもよりも早いペースで到着。

04:03 白雲荘到着

05:00 本八合目富士山ホテル到着

ここでご来光を見ました。

雲が少しありましたが、きれいなご来光を見ることができました。

疲れている子も何人かいますが、明るくなってきたので気持ちも楽になってまだまだ頑張れそうです。

6:15 先行チーム九合目到着

先行チームは6時15分に九合目に到着。

遅れた子もやまちゃんと頑張って歩いています。

7:10 先行チーム山頂到着!

先発チーム7時10分山頂到着!

後ろから頑張っているやヤマちゃんチームを待ちながら、小屋からもらった朝食のいなり寿司をたべました。

後発チームも7時35分に無事到着!

全員登頂することができました。

この後は少し体を休めて下山します。

8:00 下山開始

山小屋でもらった朝食の稲荷寿司でお腹を満たして、しばし景色に見とれていました。

天気が悪くなる前に早めに出発。

ここからは小さな石や砂などのガレ場のつづら折りを延々と歩いていきます。

いつもですと砂埃がたつ中での歩きですが、昨晩の雨によって砂埃がたたず、また足元がしっかりとしていたので歩きやすく、順調に山を下っていきます。

途中で雲に覆われた中を歩きましたが雨が降る気配もなく、雨具を着用せずに進んでいきます。

ここでも遅れる子が出て2チームに分かれての行動でしたが、それほど大きな差もなく順調に下山できました。

12:00 先発隊五合目登山口到着

予想到着時間をさらに上回り下山。

予定よりかなり早いタイムです。11時ぐらいから雨が降る予報もありましたが、まったく降られずに歩けました。

やまちゃんともう一人は、遅れながらも頑張って歩いています。

12:30 後発隊五合目登山口到着

全員体調にも問題なく、2日間頑張って全員登頂しました。

これから着替えて、残ったトイレチップやお小遣いで、お土産を買ったり買い食いをして残りの時間をすごします。

全員が到着後少しして、土砂降りの雨に。

昨日の小屋到着後といい、本当にラッキーでした。

今回はコンディションにも恵まれて、全員無事登頂することができました。

みんなお疲れさまでした!

2024年8月28日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/24湯沢わんぱくキャンプ②

天気;くもりのち晴れのち雨(雷雨)
今日も蒸し暑い一日でした。
朝は黒い雲に覆われて今にも雨が降りそうな空でしたが、なぜかその後は太陽が顔を出し、結局15時頃まで雨は降りませんでした。
ペンションを出発する頃に雨が降りだし、新幹線が出る頃には雷が鳴り土砂降りとなりました。
今日は午前中はクラフト、午後は露天風呂もある温泉に行って3日間の汗を流しました。

湯沢わんぱくキャンプの最終日を迎えました。
昨日と同じくグッスリと寝ている子がほとんどでしたが、中には早くから起きていた子もいたようです。
今日は東京に帰る日ですので、朝起きたら荷物の整理をします。
とはいえペンションを出発するのが15時過ぎとなりますので、ほぼ一日たっぷりと遊んでから帰れるのがいいですね。

天気予報通り空は黒い雲に覆われていて、今にも雨が落ちてきそう。
ということで午前中は川遊びではなくクラフト(キャンプ工作)をやることにしました。
その前に朝食。
今日もパンの洋食となりましたが、想像通りお代わりの応酬であっという間パンが足りなくなってしまいました。

朝食後は再び荷物整理、そして食堂に再び集まりクラフトの開始となりました。
湯沢わんぱくキャンプのクラフトの定番、枝を斜めに切ったプレートを使っての壁飾り。
どんぐりや木の枝などを張り付けて、好きな色で文字や絵を描いていきます。
また枝の輪っかも大小あるので、余裕のある子はそれでペンダントや飾り物も作っていきます。
毎年スタッフの想像を超える傑作が出来上がりますが、今年はどうなるでしょうか?

まずはじゃんけんで勝った子から好きなプレートを選んでいきます。
そこに木工用ボンドで色々なものを張り付けていきますが、今回個性派揃いの子どもたち、なかなかの傑作が出来上がってきます。
中には小さな枝の輪切りを使って、大量のコイン?を作っていた子も。

出来上がった作品にヒートンをつけてひもを通して、壁飾りやペンダントが続々と出来上がっていきました。
完成した作品は持って帰る用のビニール袋の上に並べて、木工用ボンドを乾燥させます。
早く終わった子はお昼ご飯まで部屋で遊んでいました。

朝は今にも雨が降りそうな空でしたが、いつの間にか太陽が顔を出していました。
この様子でしたら川遊びは問題なくできたかと思いますが、まあこれも気まぐれな自然の結果ですから仕方がないですね。
それにしても今回のキャンプ、本当にいい意味で天気予報がはずれましたね。

朝ごはんが終わったとたんにもうお腹が空いた~と言ってた子どもたち。
ようやく待望の昼食の時間となりました。
キャンプ最後のメニューは、みんな大好きカレーライス。
ペンションの方も今回の子どもたちの食欲に合わせて、大量のご飯を炊いてくださりました。
もちろん子どもたちのお代わりの列は途切れることがありませんでしたね。

そしてデザートはまたしてもスイカ。
夏の終わりに食べるスイカは、なんとなくしんみりとするものですね。

荷物を部屋から1階の居間に移動して、午後は露天風呂もある温泉に出かけました。
ペンションから送迎バスで15分ほど。
これまで川やプールは10分以内で移動できたので、これでも長く感じる距離でした。

少しゆったりと時間に余裕を持って、1時間後にロビーに集合。
大きなお風呂にサウナ、露天風呂も数種類あってみんなキャッキャとはしゃぎながら、露天風呂を満喫していました。
空は再び黒い雲に覆われてきて、いよいよ雨が降ってきそうな雰囲気となってきました。
案の定、温泉を出てペンションへの帰路で雨が降りだし、徐々に雨足が強くなってきました。

ペンションに到着してすぐに荷物をバスに積んで、パンションの方と犬のまめたとお別れをして越後湯沢駅に向かいました。
駅で新幹線の中で飲む飲み物を購入して、今回みんな元気に頑張りましたのご褒美に、ソフトクリーム(orもなか)がゆうえんちからプレゼント。
みんな口の周りに白いひげを作りながら、夢中で頬張っていました。

改札を入ってホームに移動するころには、バリバリ!ドッカーン!と雷が近くで鳴り出し、雨も激しく降ってきました。
キャンプ期間中は降雨を待ってくれていたような激しい雷雨となりました。

新幹線は時間通りに出発。
特に雷雨の影響もなく、予定通り東京駅に向かっています。
新幹線の中でUNOやトランプなどをやって仲良く遊んでいます。
期間中から元気いっぱいの子どもたち、テンションが上がりすぎる子どもを抑えるのにスタッフは四苦八苦しています。
最後まで本当に元気いっぱいの子どもたちでしたね。

湯沢わんぱくキャンプ②が終了、そしてドルフィンスポーツアカデミーのサマーキャンプも無事終了しました。
夏休みももう後半、もうすぐ2学期も始まります。
ドルフィンスポーツアカデミーでは秋のデイキャンプや週末キャンプ、そして冬のスキーキャンプも近いうちに申し込みが始まります。
またみんなと会えるのを楽しみにしています。
残りの夏休みも元気に過ごしてくださいね。

湯沢わんぱくキャンプ②ディレクター 小山丈二(ゆうえんち)

2024年8月24日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama

8/23湯沢わんぱくキャンプ②

天気;晴れのち一時雨
雲は多めでしたが、夕方までは晴れて暑い一日でした。
夜になると黒い雲が湧き出し、ときおりサーっと強い雨が降る時間がありました。
今日は予定通り午前中は川遊び、午後はプールと一日中水遊びを楽しみました。

湯沢わんぱくキャンプの2日目。
いつもは朝早くからガヤガヤと騒ぎだすところですが、本日はスタッフが声をかけるまで静かに過ごしていたようです。
昨日たっぷりと遊んで、みんな疲れていたようですね。

朝起きたら定番のお散歩に。
曇り空ではありましたが、すがすがしい空気に包まれている中を歩きだしました。
用水路では草を流して競争を。
途中ブランコや滑り台で遊んだり、かけっこをしたり、田んぼの中の道を進んでいきました。
約1か月前に来たときはまだ青々としていた稲穂が今回は重く垂れさがってきていて、季節が進んできているのが感じられます。
最後は定番の集合写真を撮って、ペンションに戻って朝食となりました。

朝食はパン食でしたが、お代わりをしても今回の子たちには物足りなかったようです。
低学年が中心メンバーですが、本当によく食べる子たちです。
そして川遊びの準備をして、8時45分にペンションを後にしました。

今回のポイントは「マスどまり」という名称で、越後湯沢近辺では最も有名な川遊びポイント。
人気があるので、いつもお客さんでいっぱいです。
駐車場に到着すると50名ほどの他の団体さんもいて、今日はいつもにも増して賑やかになりそうです。
その頃には太陽もギラギラと照りつけ、最高の川遊び日和となりました。

そして駐車場から5分ほどてくてくと歩いて到着。
プールのような大きな淵に透き通った水。
その光景を見たとたんに、子どもたちのテンションもMAXとなりました。

日陰のベストポイントに荷物を置いて、入念に準備体操とライフジャケットを装着して川に入ります。
朝一番ということで水の冷たさは際立ちましたが、すぐに体も慣れみんな楽しそうに水と戯れていました。
夏の太陽の光もありがたかったですね。

そしてすぐにここのポイントの最大の楽しみの一つ、飛び込みポイントに有志たちで向かいました。
ここは1mほどの宝から6mほどまで、いろいろな高さでチャレンジできるところも人気の一つです。
まずは小手調べの1mポイントへ。
これぐらいの高さはみんなへっちゃらで、簡単に飛び込んでいきます。
飛び込んだらそのままライフジャケットに身をゆだねて、荷物を置いた場所の近くまでプカプカと川を流れていきます。
そしてまた飛び込みポイントまでの繰り返し。

そんな中、徐々に高いポイントにチャレンジをしていき、飛び込みチームは楽しんでいました。
1年生の子が高いところから、いきなり前回りをしたのには驚きです。
みんな積極的に遊んでいましたね。

その他の子たちもプールのような淵で、泳いだり水をかけあったり、寒くなったら河原の石で遊んだりとそれぞれ川を楽しんでいました。
途中一斉に休憩をとってアメをなめ、後半戦に突入です。
ここでゆうえんちが用意した水鉄砲も登場。
もちろん飛び込みも続けて楽しんで、あっという間にお迎えの時間となりました。
本当に楽しい川遊びでしたね。

ペンションに戻ったら、こちらも恒例の「スイカ叩き大会」。
以前は本物の「スイカ割り」をやっていましたがスイカがぐちゃぐちゃになってしまうので、スイカ模様のビーチボールをおもちゃのバットで叩くだけなのですが、これが結構盛り上がります。
何せお昼の際に出てくるスイカを、叩けた順に選べるのですから子どもたちは真剣そのもの。
炎天下も気にすることなく、楽しくスイカを叩きまくりました。

昼食はミートソース。
もちろん子どもたちはお代わりの応酬で、あっという間にお代わり分も平らげてしまいました。

そして午後はプールに出かけました。
15時頃に夕立も来る予報が出ていますが、相変わらず太陽が照りつけています。
プールに入場したらまずは荷物を置いて準備体操。そして流れるプールで水に体を慣らしました。
川に比べるとはるかに水温は高く、川では凍えていた子も楽しそうに泳いでいました。

その後はスタッフと一緒にウォータースライダーや半屋内のウォータースライダー、そして流れるプールなど好きなプールで楽しんでいました。
15時ぐらいに休憩を入れてアメタイム。
その時間になっても天気は崩れることなく相変わらず太陽が照りつけていて、嬉しい誤算となりました。

休憩後は約1時間、再び好きなプールで遊びながら過ごしました。
午前午後と水に浸かりっぱなしでしたので、みんなかなりお腹も空いてるようです。
これは夕食もかなり食べそうです・・・

ペンションに戻ったらすぐにお風呂、そして待望の夕食となりました。
今日のメニューは唐揚げと焼肉。
予想していた通りご飯のお代わりに殺到する子どもたち。
大きなジャーの量だけでは足りなく、厨房にさらにご飯の追加をすることになりました。
この食事量には本当にびっくりです。

今夜はナイトハイクに行く予定でしたが、この時間になって黒い雲に覆われるようになって、時おりサーっと雨が降るようになったのでナイトハイクは中止に。
食堂でゆうえんちのお話し、そしてしゃがのゲームをして楽しみました。
実はいつも送迎バスの運転をしたり、食事の用意をしてくれているペンションのオーナーさんが実はゆうえんちもいたスキー学校の先輩だったというお話に、子どもたちも驚きのようでした。
たまにはこんな静かな夜もいいものですね。

明日は帰る日なので、残りの寝るまでの時間は荷物整理をしながら過ごしました。
最終日も時間がたっぷりとあるので、雨が降らなければ午前中は川遊び、午後はクラフト(キャンプ工作)をして過ごします。
ここまで天気予報がいい意味で外れていますので、明日もそこを期待して楽しい川遊びができることを祈っています。

2024年8月23日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama