天気;晴れのち曇り
暑い一日でした。
滑り始めの昼頃は汗ばむほどの気温。
その後、夕方になるにつれ雲がかかり始めましたがまだまだ気温は高め。
雪もぐさぐさの重たい雪で、春スキー本番といったコンディションでした。
週末六日町コース②の初日。
つい一週間ほど前までは真冬のような寒さでしたが、ここ数日はぐんぐんと気温も急上昇。
集合場所の東京駅も薄いジャケット1枚でもまったく寒さを感じないほどでした。
スキー場もかなり気温が高くなる予報、さてさてどんなキャンプになるでしょうか?
集合時間が近づくと続々と子どもたちが集まってきます。
今回のキャンプは初級者を対象としているコースですので、全体的に低学年のメンバー構成。
みんなパワー全開で(特に年長さんたち)早朝から賑やかな集団でした。
予定通りに出発。
新幹線改札口で一人合流して8名の子どもたちと4名のスタッフで、目的地の六日町を目指します。
駅のホームにはスキーやスノボに行く雰囲気のお客さんであふれています。
予定通りの新幹線に乗車してシートにのんびりと座っていると、自由席に乗り切れないお客さんが指定席のほうまであふれ出してきてきました。
トイレに行くのも一苦労。
そんなこともお構いなしにわれわれドルフィン軍団は、朝食をたべたりカードゲームで遊んだり、電車の中ですっかり仲良くなって過ごしていました。
そんな中新幹線は予定通りに運行。
長いトンネルを抜けて新潟県に入ると目の前には雪国が広がっていて、子どもたちは大興奮でした。
そこからは上越線に乗り換えて15分ほどで目的地の六日町駅に到着。
この時でまだ朝の9時半過ぎ。
初日からたっぷり滑れそうですね。
送迎バスに乗って10分ほどで、今日からお世話になるロッヂ半次郎さんに到着。
さっそく部屋に入って、スキーの準備にとりかかりました。
時間はたっぷりあるのでしっかりとチェックを入れながら準備をし、昼食までは部屋でテレビを見たり、仲良く遊んでいました。
スキーの時間をたっぷりと確保するために、11時15分と早めの昼食となりました。
最初のメニューは牛丼。
これが大好評で、みんな「おいしー」と口々にしながらたくさん食べていました。
大人でも満足するぐらいのお米の量でしたが、小さい子も含めてみんな本当によく食べていましたね。
小休止のあと12時にロッヂを出発。
のんびりと歩いて10分ほどでスキー場に到着しました。
レンタルスキーの子はこちらでブーツ合わせをしてゲレンデに集合。
いよいよお待ちかねのスキーの始まりです。
日差しが強烈に強く、ただ立っているだけで汗ばむような陽気。
ただシャーベット状に緩んだ雪は、小さい子でも抑えがきいてレッスンはしやすそうです。
まずはみんなで準備運動をして本日のスキーが始まりました。
今回は初心者から参加できるキャンプでしたが、全員がスキー経験者。
でも中にはまだリフトに乗ったことがない子もいましたが、最初から全員リフトに乗ってゲレンデ上部に移動することにしました。
スタッフに余裕があるからこそできる贅沢なやり方でしたね。
4人乗りリフトにのってゲレンデの上部に。
そこにはワイドに広がったゲレンデ、そして遠くには真っ白い雪を抱いた山が連なっていて、その景観に子どもたちも大喜び。
そして早く滑りたくてうずうずしていました。
まずはドルフィンスポーツアカデミーオリジナルバッチ検定のグリーン+相当以上の3名をNASAが担当。
初級コースで足慣らしをした後に、中級コースを含めたムイカスノーリゾートのゲレンデを縦横無尽に滑っていました。
レッド+~グリーン相当の2名はももんがが担当。
メインバーンの初級コースの2人乗りリフトを使ってトレインで長い距離を滑っています。
そして幼児さん3名をゆうえんちとみかんが担当しました。
まだリフトに乗ったこともない子もいてスキー練習補助器具も用意しましたが、それを装着することもなく出だしの少し急になっている斜面も、しっかりとブレークをかけながら滑り降りてきました。
スキーをしっかりと抑えることにできる雪質だったということもありましたが、幼児さん3名頑張っていました。
どの班もあまり止まることもなく、長い距離を何本も滑っています。
レッスン時間もたっぷりと確保しているので、途中で中腹のレストハウスでお水を飲ませていただいて、雨をなめながら休憩もしました。
休憩後はもうしっかりと初級コースを滑れるようになった幼児さんチームはみかんが担当。
4人乗りリフトに乗車して長い林道を滑るうちにもうすっかりと安定した滑りになってきました。
みんな意欲的にスキーを楽しんでいたのもよかったですね。
最後は雪遊びもしっかりと楽しんでみんな満足気でした。
ももんが班にはNASA班から移動した子が加わり、ゆうえんちが一緒に林道を滑りました。
こちらの班は特に上体の構え、そしてきれいな丸い弧を描いて滑ることが目標。
上体が安定してくるとポジションがよくなり、スキーを操作しやすくなります。
そして丸い弧が描けるようになるとその先、足をそろえて滑ったり斜面が急になっても安定して滑れるようになります。
みんな真剣に話を聞いて言われたことをしっかりとやろうと頑張っていました。
NASA班はそれまでは中級コースを積極的に滑りながら、ウェーブなども楽しんでいました。
ここの2人は技術差はあるものの、グリーンバッチの子が意欲的に食らいついていこうといった気概があるので一つ上の練習ができます。
スーパーシルバーの子にも課題を与えつつ、何本もリフトに乗って滑りまくっていました。
そこにゆうえんちが合流。
残り1時間ほどをゆうえんちがスーパーシルバーのこを受け持ち、NASAがももんが班と合流して残りの時間を滑ることとなりました。
NASA・ももんが班はリフトを何本も使ってトレイン滑走。
とにかく長い距離を滑りながらスピードにも負けない強い滑りを目指して滑りこみました。
リフト営業が終了するまで、最後の最後まで滑っていたのがこちらの班でした。
そしてゆうえんちとマンツーマンで滑った子は、しっかりと体の動きを確認しながら不整地や急斜面、ウェーブにこぶ斜面といろいろな斜面を滑りまくりました。
スキーに対しての意欲がものすごく高いので、ゆうえんちの話しにもしっかりと耳を傾けていました。
全員ケガなく無事に終了。
宿に戻ってお風呂となりました。
ここは小さいながらも温泉で、気持ちのいい湯船につかってスキーの疲れを癒しました。
夕食までは自由時間。
どんどんテンションが上がってきて走り回ってバタバタしている子たちをなだめながら、みんなで楽しく過ごしていました。
そして待望の夕食。
食卓の前にはハンバーグや唐揚げなど、子どもたちの大好きなメニューが並んでいて大喜び。
そして何よりも魚沼の美味しいお米に、みんなお代わりの応酬でたくさん食べていました。
夕食後はスキー場のホテルまでお土産を買いに。
夜道でも雪を投げ合ったり走り回ったり・・・最後の最後まで元気な子たちでした。