活動理念
ドルフィンスポーツアカデミーでは“とことん遊ぶ”ことを通して、人間の生きる力、生きる喜び、生きる充足感を現代社会に伝えています。心と身体を開放し夢中になって“遊ぶ”ことで、子どもたちはもちろん、多くの人々に「生きることの意義」を問いかけています。大海を泳ぐ“ドルフィン(イルカ)”のように、この地球上でいきいきと、自由に遊べるように活動を続けてまいります。ドルフィンスポーツアカデミーの遊びは夢と人をつなぐ架け橋。人と人が、子ども同士が、大人と子どもが、いつも本音でつきあい、共に思い切り遊んで、夢や希望、活力を社会に発信していくための手助けができればと願っています。
例えば・・・
「あのヤンチャ坊主が大人になってスタッフで返ってきた」
「スタッフの子どもが参加者としてやってきた」
「ひとりで参加していた子が友達をつれてやってきた」
「ひとつの遊びを通し本当の仲間を得た」・・
私たちは「豊かな心」「強い気持ち」をもった“人間力”豊かな子どもたちの育成を目指しています。この“人間力”こそが、夢や目標に向かって歩んでいくための原動力であると信じています。そして歩き出すことにより新たな仲間と出会い、夢と夢がつながり、そしてその夢がまた新たな人をつなげていく。それが無限の可能性、「ヒューマン&ドリームズネットワーク」の実現へとつながっていきます。
遊び(プログラム)の成り立ち ~遊びを生むための要素~
参加者/コンセプト/フィールド/スタッフという4つの大きな要素をもとに、ドルフィンスポーツアカデミーの遊び=プログラムが成り立っています。参加者
なんといっても主役は参加者の子どもたち。幼児から高校生まで、現代の子どもたちがとことん遊ぶ場としてドルフィンスポーツアカデミーが存在しています。楽しい・面白い・遣り甲斐がある、と感じることを前提にプログラムは生まれていきます。子どもたちや保護者の方が求めるものを正しく見極め、遊びにつなげていきます。
コンセプト
遊びは無限の可能性をもっています。何を狙いとした遊びをおこなうか、明確なコンセプトによって遊びかたが決まってきます。「挑戦」「協力」「達成感」「冒険心」「新鮮さ」「安心感」といった様々なキーワードからプログラムが生まれていきます。各プログラムのディレクターの思いが、遊びに反映されます。
フィールド
遊びを実現するための場所が地球に存在すること、とても大切なことです。対象となる子どもたち、コンセプトに見合うフィールドを選択し活動を実施します。自然豊かなアウトドア環境を一番に考え、柔軟的に施設などを併用して安全管理をおこなっています。また逆に、新たな地を求めることで新しい遊びを生み出しています。
スタッフ
子どもたちとともに考え、行動し、適切な安全指導と楽しい遊びをリードするスタッフの存在は欠かせません。アウトドアのプロフェッショナルをはじめ、多くの分野で活躍する人材を登用し、より高度で非日常的な遊びを実現します。遊びと子どもたちに対して、常に深い愛情をもったスタッフがプログラムを支えています。
とことん遊ぶ理由(わけ)~遊びを通して生きる力を得る~
人間が本来持っているさまざまな意識や本能を、実体験を通して実感し、そして人間が生きるための原動力となるためのきっかけ作りを、遊びを通して伝えていきたいと考えています。人間が本来もっている意識や本能
●好奇心 ●向上心 ●興味 ●自立心 ●欲求 ●希望 ●憧れ ●不安 ●不満 ●反抗心 ●恐れ などを
実体験「とことん遊ぶ」
●自分の心と身体(五感)で経験する
●内なるエネルギーを呼び覚まして活動する
●心底楽しみ、本音で人と付き合う
遊びを通して得られる体験
(自然体験)
美しく雄大な自然の中での体験
穏やかで静かな自然の中での体験
荘厳で力が漲る自然の中での体験 など
(非日常体験活動)
日常生活では得られない体験
新しく出会う人々との体験
初めて訪れる場所での体験 など
(冒険的体験)リスクを正しく乗り越えるための体験
自分と正直に向き合う体験
自分の限界を伸ばすための体験 など
そしてさまざまな体験を通して
●楽しさ/嬉しさ ●悔しさ/寂しさ ●感動/驚き ●充足/達成感
などが実感でき、生きるための人間の原動力を呼び起こしていきます。
とことん遊んだ人間(ひと)~遊ぶ人間は成長する~
自立心/実行力/個性発揮/想像力/自信/決断力遊びを通し、様々な経験を積む中で、自身の素直な気持ちを表現できるようになります。また、個性を自覚し、自信を感じえていきます。
ドルフィンスポーツアカデミーの遊びは「心と身体の遊び」。考えを行動に移す実行力に加え、安全に対する思考力と判断力が身についていきます。
自然状況や周囲の人々と協調し、柔軟な遊びかたを創造し実践します。与えられたものに頼るのではなく、自らの想像力を引き出して喜びを得ていきます。
確固たる夢/新たな好奇心/明確な目標
遊びからヒントを得て、自身の個性に気づきます。新たな興味や好奇心がきっかけとなり、明確な目標へと繋がっていきます。
ひとつの体験を経て、また新たな体験への欲求が芽生えます。継続的に遊ぶことによって探究心を満たし、体験を伴った学習をしていきます。
多くの体験から、漠然としていた希望や夢が具現化していきます。遊びから得る充足感や達成感はその夢を追いかける活力を生み出します。
とことん遊ぶために ~安全教育の推進/遊びの基盤となる安全管理の捉え方~
とことん遊ぶための土台作りこそ、ドルフィンスポーツアカデミーの事業そのものです。遊ぶために、わたしたち人間がなすべきこと、考えるべきことを、多くの人々と共に模索していきたいと考えています。遊びの発案
・実地調査 ・行動計画 ・組織作り など
活動中の安全体制の確立
・避難体制 ・輸送体制 ・連絡体制 ・装備管理
救急法の普及
・講習会の実施
スタッフ育成
・研修活動 ・勉強会 など
傷害保険への加入
参加者への安全確認
・活動時の明確な指導 ・保護者への事前案内 ・参加者の健康調査 など
スタッフ事前ミーティングおよび事後反省会の実施
・活動ごとに毎度実施 ・教訓を還元 など
とことん遊ぶための土台作りこそ、ドルフィンスポーツアカデミーの事業そのものです。遊ぶために、わたしたち人間がなすべきこと、考えるべきことを、多くの人々と共に模索していきたいと考えています。
代表プロフィール
1962年生まれ。学生時代よりプロスキーヤー三浦雄一郎氏主宰のミウラ・ドルフィンズで、子どもたちの自然体験活動の指導をおこなう。
職員となってからは子どもの自然体験活動の企画運営を担当し、独立した今でも年間を通して子どもたちの自然体験活動の総指揮をする一方、指導者や企業・教育現場での安全教育指導を積極的におこなっている。子どもの指導歴は30年以上の経験をもつ。
・一般社団法人日本アウトドアネットワーク(JON)理事
・メディック・ファーストエイド®(ベーシック・小児・ケアプラス)インストラクター
・日本キャンプ協会キャンプディレクター1級
・自然体験活動推進協議会(CONE)トレーナー
・自然体験活動指導者(NEAL)コーディネーター