9/24公園に隠された謎を探れ2

天気:曇りのち晴れ
午前中は雲が主役、午後からは徐々に晴れてきて気温も上昇してきました。
ただ湿度は低く、カラッとした気持ちのいい一日となりました。

本日の探検学校はお台場のベイエリアで展開される「謎解きハイキング」。
海はもちろんのこと、エリア内のあちらこちらに自然豊かな公園や史跡、そしてお楽しみの施設も満載のスポット。
そんな広大なエリアを縦横無尽に歩き回ります。
果たして謎は解けるのか??

集合場所の東京駅は修学旅行の団体で溢れかえっています。
そんな中、リュックサックを背負ったちびっ子たちが、元気に集まってきましたす。
今回は少数精鋭の(たったの?)6名。
それも幼児と小学生の3組の兄弟といった、これまた分かりやすい組み合わせとなりました。

東京駅の横須賀線ホームに降りる前の広いスペースを利用して、まずはゲームのルール説明。
なぜこんなところでするのかというと、幼児チームと小学生チームではゆりかもめの下車駅(スタート地点)が違っているために、まだ全員が揃っているスタート前に始めることに。
みんな真剣にゲームの説明を受けていました。

(ゲーム内容)
①それぞれのチームの地図に記されているポイントに向かい写真と同じ場所で撮影をして、「謎の司令官」にミッション完了のLINEを送る
②ミッション完了が確認できたら、「謎の司令官」からいくつかの数字が送られてくる
③クリアファイルに収まれている「謎解き乱数表」内の同じ数字を、クリアファイルの上からマジックで塗りつぶす
④それぞれのチームが全てのポイントを周ると、2チームが合流する場所と時間が送られてくる
⑤2チームが合流してそれぞれ塗りつぶした場所をさらに合すと、4つのマスが残る
⑥そのクリアファイルに「謎解き暗号表」を入れると、謎解きの文章が浮かび上がる

無事ミッションをクリアして、全員合流することができるのか?
また謎解きの文章は解読できるのか??
そして謎の司令官の正体は???

ゲーム説明を終えたら横須賀線に乗車、お隣の新橋駅からはゆりかもめに乗り込みました。
小学生チームはレインボーブリッジの手前の芝浦ふ頭駅で下車。
何と最初のポイントはレインボーブリッジの橋の上!
最初から過酷なミッションが待ち受けていました。

幼児チームは台場駅で下車。
小学生チームと比べると歩く距離はだいぶ短くなりますが、地図をしっかりと読まなければポイントにたどり着けません。
駅前でまずはしっかりと方向を確かめてからの出発となりました。

幼児チームは年長さんの男の子1名と年少さんの女の子2名。
年長さんの男の子が隊長を名乗り出て、積極的に地図を見てポイントの方向を見定めていきます。
地図上の海の位置を把握しながら実際の景色と見比べて、慎重に場所を確認していきます。
さすがのリーダーシップで、最初のポイントをあっという間にクリアしていきました。

すかさず「謎の司令官」から数字が送られてきて、「司令官はどこにいるんだ?」「どこからか見ているのか?」との詮索が。
子どもたちの行動全体が見渡せる、ホテルグランドニッコー東京が怪しい、などと楽しそうに会話をしながら歩いていました。

2つ目のポイントも地図上でしっかりと確認をして、こちらもスムーズにクリア。
噴水に手をかざして遊んだり、海に泳ぐ大きな魚を見つけたりしながら楽しそうに走り回っていました。
まだ時間が早く空気がヒンヤリとしていたので、噴水広場での水遊びはせずにさらに先に向かっていきました。

最後の南極観測船「宗谷」のポイントも慎重に場所を確認して発見。
結局間違うことなく全てのポイントを発見することができました。
「宗谷」の中の見学をして、船を見ながらのお昼ご飯となりました。

そして小学生チーム。
長さ1.7kmにもなるレインボーブリッジを渡り始めます。
普段は列車や車で走る道ものんびりと歩いていくと、いろいろな景色が目に入ってきます。
最大の高さは50m以上となるので景観はバツグン、そんな景色を見ながらのんびりと歩きながら最初のポイントに到着。
こちらもなかなかスムーズ、みんな元気です。

橋を渡り切った次のポイントは「台場公園」。
この台場公園はお台場エリアの端っこ、中心エリアとは異なり自然豊かで島のようになっている場所に隠されています。
予想通り人はほとんどおらず、お台場のイメージらしからぬ緑の自然の中を楽しんでいました。

そこからはお台場海浜公園を歩いて次のポイントへ向かいますが、途中の砂浜では海岸線を歩きながら海に入りたくてしょうがない様子。
そんな子たちをなだめながら先に先にと進んでいきました。
公園内の木陰を見つけて、残り2つのポイントを残してお弁当。
それにしてもしっかりと歩いていましたね。

全てのポイントを周った幼児班には合流場所のLINEが届きます。
その内容は「13時30分にシンボルプロムナード公園の自由の炎で合流しろ」。
場所を確認して、合流地点に向かいました。

小学生班は昼食後すぐに3つ目のポイント「自由の女神像」をクリア、最後のポイント南極観測船「宗谷」に向かって歩いていきます。
するとその合流地点の近くで幼児班と遭遇、久しぶりに出会う?兄弟と健闘を称えあいながら、宗谷に向かっていきました。
幼児班は合流地点の場所を確認したら、まだ時間があったのでガンダム像を見に行ったり、木陰でだるまさんが転んだをしながら小学生チームの到着を待ちました。

小学生チームは宗谷で最後の数字と合流場所の指令を受け取ります。
合流場所は先ほど幼児チームと遭遇したプロムナード公園。
「えーまた戻るの!」とため息をつきながらも、時間が迫っていたので大急ぎで船の中を周って、走るように合流地点へと向かいました。
そして合流時間ぎりぎりで全員集合。
いよいよ2つのチームが塗りつぶした乱数表をまとめて、最後の文字を導き出します。
浮かびあがった文字は「はちたまに行って、キャラクターと写真を撮れ」。
「はちたま?キャラクター?」と最初はなんのことだかわからない様子でしたが、調べてみるとフジテレビの丸い部分が「はちたま」とのこと。
フジテレビは目の前、とりあえず例の玉を目指すことにしました。

はちたまにはエレベーターで一気に上がります。
そこに入ると青い子犬のキャラクター「ラフちゃん」がお迎え、そこで撮影をしてミッションは全て終了。
お台場を見下ろす景色を堪能して、はちたまを後にしました。

そこからは「謎の司令官」からのご褒美。
まずはフジテレビ内の「ガチャピン・ムックミュージアム」の見学。
ガチャピン・ムックの歴史や懐かしい写真などを見て歩きますが、こちらは子どもよりもスタッフの方が興奮していました。

はフジテレビを後にして海岸へ。
そこでご褒美②、かき氷のプレゼントとなりました。
いつも間にか青空、そしてギラギラの太陽が顔を出していたので、冷たいかき氷を喜んで頬張っていました。
最後に青や赤に染まった舌を出しての記念撮影。
全てのプログラムを終え、帰路につきました。

ドルフィン探検学校の目的の一つは「歩く」こと。
今回も謎解きのプログラムを通して自分の足でたくさん歩いて、たくさんの発見をしてもらうことができましたね。
それにしても「謎の司令官」は誰だったのでしょう?
それだけはいまだに謎のままでした。

2023年9月25日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama