8/11海賊キャンプ~鴨川~

天気:晴れ
最終日もお天気に恵まれました。
風もそれほどありませんでしたがうねりは更に大きくなってきた感じで、岸壁に波が打ち付ける音が響いていました。
本日は室内でのプログラム。お土産のジェルキャンドルを作りました。

最終日の朝を迎えました。
朝は雲が多めの天気でしたがその雲もすぐに晴れて、いつものように夏の日差しが強く照り付け始めました。

今朝はやることがたくさんあります。
シーツをはいで布団を畳み、荷物の移動。
部屋もみんなで掃除をします。
こうした青少年施設は現状復帰が原則、子どもたちもそれぞれの年齢に応じて自分でできることを頑張ってやっていました。

7時半から朝食、みんなお代わりもしっかりとして体調も良さそうです。
朝食の後は荷物を移動した研修室でしばし自由に遊んでいました。
今日はこの部屋で出発まで過ごします。
そのすきにスタッフで宿泊部屋の最終チェック。
そして職員の方のチェックも無事終わり、本日のプログラムの開始となりました。

本日はお土産づくり。
鴨川青少年自然家ではいろいろな体験メニューが用意されています。
室内でのクラフト(キャンプ工作)のプログラムもたくさんありますが、今回はその中からジェルキャンドルをチョイス。
さてどんな作品が出来上がるのでしょうか。

まずは職員の方から作り方の説明を受けます。
見本もいくつか用意されていて、子どもたちの創作意欲を沸き立たせます。
装飾品として貝殻なども用意されていましたが、昨日海で貝殻拾いをしていた子はせっかくなのでそちらの貝殻も使うことに。
材料を確保して出来上がりのイメージを作りながら、グラスの中に色とりどりの砂や貝殻そしていろいろな装飾品を並べていきます。
そこに溶かしたキャンドジェルを流し込んでいきます。

みんな個性があってなかなか面白い作品となりそうです。
中にはイルカやカクレクマノミの模型をジェルの中に浮かせたいとのことで、2回に分けて流し込むというアイデアも飛び出しました。
子どもの発想力は大したものです。

シェルを入れたらキャンドルの芯を埋め込み、安定するまで指で押さえて完成。
世界で一つのオリジナルキャンドル。
素敵なお土産の完成です。

完全にジェルが固まるまで、お昼ご飯の間はそのまま放置しておきます。
そしてキャンプ最後の食事。
午前中はほとんど体を動かさなかったにもかかわらず、最後までみんなしっかりと食べていました。

昼食後は研修室で食休み&自由に遊んでいました。
そして海の状況を見学に行こうということで、ゆうえんちとやまちゃん、そして2人の子どもでお散歩に出かけました。

施設は岬の高台にありますが、そこから坂を下っていって施設の駐車場へ向かいます
その駐車場からも海は一望。
また目の前にテトラポットがあって、そこに向かって波が打ち付けるので迫力も抜群。
そのぶつかった波がミスト状になって体に降り注ぐのも何とも気持ちのいいものです。
炎天下で周りはかなり気温が上がっていましたがその一角は気温も低い感じで、風も海水のミストも本当に涼しく気持ちよく、いつまでもいられるようでした。

しばらく迫力のある海を眺めて施設に戻りました。
それからは今一度全員が荷物整理、そしてお部屋のお掃除とゆうえんちのお話しタイムとなりました。
施設の自動販売機で帰りの飲み物を購入して、3日間お世話になった施設の方々とお別れ、バスに乗り込んで安房鴨川駅を目指しました。

電車の中では今のところ静かに過ごしていますが、声のトーンが徐々に高くなってくる場面も・・
みんな最後まで元気いっぱいでしたね。

3日間の海賊キャンプ~南房総~が終わろうとしています。
当初は2日目までがっちり海に入る予定でしたが、うねりのせいで制限されることも多く、また水中マスクなども満足に使えなかったのは残念でしたね。
でもその中で工夫して遊べたこと、またその状況の中でも楽しく遊んでいた子どもたちの切り替えにも感心しました。
中身の濃い3日間でしたね。

またどこかのキャンプで会いましょう!

海賊キャンプ~鴨川~ディレクター 小山丈二(ゆうえんち)

2023年8月11日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama