6/13干潟で遊ぼう

天気:晴れのち曇り
湿度が高く蒸し暑い一日でした。
午前中は晴れ、午後からは薄雲に覆われましたが、炎天下ではなく雲に覆われることでかえって活動しやい環境となりました。
気温も高いので水に濡れるのも気持ちよく、終日干潟遊びを楽しみました。

梅雨入り間近の日曜日、今年初めての海の活動「干潟で遊ぼう」がスタートしました。
思い起こせば一昨年、冷たい雨が降る中でおこなわれた葛西臨海公園での干潟遊び、その時に遊びきれなかったうっぷんを晴らしたいですね。
今回の参加者は20名、そのうち3分の1が年中さんといった構成。
初めて参加の子も大勢いて、みんなに楽しんでもらおうと、スタッフも気合が入ります。

今回の実施場所は千葉県の「千葉ポートパーク」。
初めて利用する場所ですが、人工とはいえ海の生物豊富な干潟に周りには遊ぶ場所も豊富で1日いても飽きないなかなかのフィールドです。
最寄りの駅からも歩いて行けるので、バスを使わないということでコロナ対策も万全です。
当初心配していた天気も良好で、楽しい1日となりそうですね。

集合場所の東京駅からは京葉線で1本、約45分の旅となります。
電車の中ではお友達と仲良くしゃべったり、干潟の生物の図鑑を見て予習をしたり、小さい子は折り紙をして遊んでいると、あっという間に目的地の千葉みなと駅に到着しました。
駅前に停めておいた車から、網やバケツやシャベルなどのたくさんの備品をピックアップして、海遊びの気分も高まります。
そこからはのんびりと海沿いを歩いて15分ほど、まずは最初の目的地、千葉ポートパーク内にある千葉マリンタワーに登ります。
ここでは全容が見渡せる高い場所から、本日遊ぶ干潟の場所を確認したり、公園内の遊ぶ場所をチェックしました。
湿度が高く霞がかっていたため、富士山などの遠くの景色は見えませんでしたが、子どもたちは早く海に入りたくてうずうず、さらにモチベーションも高まってきました。

実は最初にタワー見学をしたのも理由があります。
この日の海の最大干潮はお昼の12時半ごろ。
その時間に合わせて海遊びができるように調整をしていたんですね。
自然の中でより楽しく遊ぶには、こうした自然現象に合わせることができればより楽しむことができます。
さらにこの日は潮の引きが大きいこともあって、遊べる範囲もさらに大きく広がります。

タワーを後にして海岸に向かい、ベースを決めて着替え用テントを設置。
班ごとに海遊びの服に着替え、お弁当を保冷バックに移し替えて準備もOK。
最大干潮の関係上、お昼ご飯の時間が少し遅くなるのということで、本部で用意した腹ごなし用の菓子パンをお腹におさめて、班ごとに海に飛び出していきました。

潮の引きと時間が良いこともあって、大勢のお客さんが訪れていました。
迷子にならないようにオレンジの腕章を首元に装着、幼児さんチームはさらに目立つようにオレンジのライフジャケットを装着しました。
大勢の人の中でも一目でドルフィン軍団とわかります。

遊び始めからさらに潮も引き出し、子どもたちは思い思いに干潟遊びを楽しんでいます。
一番大きいおはなの班はさっそく全身海に浸かって、いきなり海水浴を始めだす子も・・・
それでもさすが高学年、ちょっと前までは海に沈んでいた人が少ない干潟の場所を選んで、生き物を追いかけていました。

ミルミル班と、幼児のまっきぃ班はちょっとした岩場のある場所へ移動、カニ捕りを中心に夢中になっていました。
砂に開いている小さい穴を見つけて、そこに持ってきた塩を振りかけると・・・ぴょこんと穴から飛び出してくるマテ貝。
そんな不思議な光景にも遭遇しました。
みんな夢中になって遊んで、知らないうちにお腹もペコペコ。
ちょっと遅いお弁当となりました。
お弁当を食べる頃からは、今度は徐々に潮が満ち始めます。
食べ終えてまた海に入る頃には先ほどとはまた違った海の表情になっていました。

最後に着替える時間も計算してそれほど多い時間ではありませんでしたが、各班それぞれ海や公園で遊びました。
幼児さんチームは満ちてきた海にドボン、今年最初の海水浴を楽しみました。
ミルミル班は早めに着替え、合流までの残りの時間はパーク内の探検に出かけていきました。
一番大きいおはな班は、海に入ったり引き続き生き物を追いかけたりと、それぞれ好きな遊びをしています。
最後は着替えて、捕獲した生き物たちを海に返しました。
帰る頃にはもうすっかり干潟が海に覆われていました。

もと来た道を駅に向かって歩いていきます。
たくさん遊んで疲れているはずですが、みんな頑張って最後まで歩き切りました。
電車の中でも疲れ知らず、ほとんどの子は行きと同じように仲良く遊んでいました(一部は大爆睡)。

次回の探検学校は6/27、葛西臨海公園での謎解きオリエンテーリングとなります。
ゴールには何が待ち受けているのでしょうか??お楽しみに!

2021年6月14日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama