12/26黒姫アドバンスコース

天候:大雪 気温-3℃

昨日の大雨とは打って変わって未明より雪が降り始め、ほとんど積雪のなくなったホテル周辺もあっという間に真っ白な雪景色に変わりました。
1時間当たり5~10㎝は積もっているようなドカ雪の降り方。

子どもたちは夜もぐっすり眠れたようで体調も良く、元気に起床しました。
今日は長野県の黒姫から新潟県の妙高にスキーに出かけます。
他県とは言ってもバスで約10分ですが。

昨日にしっかりと装備チェックしてますので準備はとてもスムーズ、時間通りに集合してマイクロバス2台に分乗して出発です。
周りの景色が一転してビックリです。日本の中でも豪雪地帯と言われる妙高の本気の雪の降り方です。

妙高杉ノ原スキー場に到着してリフト券などを準備してさあ出発、と思ったら雪が深すぎてなかなかスキーがうまく装着できないようでみんな苦労していました。

ゴンドラでさらに標高をあげていくとさらに雪深くなりコースは全く圧雪整備されていない手つかずの深雪斜面です。

グリーン班(おはな、めーめ、+カマキリサポート)
このクラスでこの深雪は非常に難易度が高いです。
とにかく約3㎞のゴンドラ1本分の初級コースの深雪をスタッフがラッセルした後を忠実にたどって進みますが、これがなかなかうまくいかず深雪に足をとられて転倒してしまいますが、自力ではこの雪の中では立てません。そのたびにスタッフに助けられ時間に遅れながらもやっとこ滑り切りました。

ブルー班(やまと、NASA)
ゴンドラで上がった後、さらに奥のリフトに行きましたが、これもまさに手つかずの深雪。雪と格闘して大幅に時間に遅れて下山。

シルバー、ゴールド班(Pスケ、タケ)
ゴンドラのさらに奥の山頂へ向かうリフト、ここも手つかずのバックカントリー状態。
スキーが外れれば一発でスキーがなくなってしまう緊張感の中を苦労しながらもこのクラスになると楽しむこともでき、余裕で下山。

このような状況でしたので細かいクラス分けはせずに、大きなグループで行動して安全を確保しました。
午前中だけでも数十センチの積雪が増えました。

一旦ホテルに戻って昼食。
少し休憩して雪で濡れたグローブやゴーグルを部屋のファンで少しでも乾燥させて再出発

午後は相変わらず大雪ですが午前中よりは視界も出てきて、大勢のスキーヤー、スノーボーダーが滑ったことで踏み固められてきて快適に滑れるようなコースコンディションになりました。
ブルー班は2つに分かれて行動し、それ以外の班は午前中と同じ班で滑りました。

降り始めからわずか12時間でおそらく60~70㎝は積もったようです。
今日は大変でしたが大きな経験になったことと思います。

車にスキーも積み込んでホテルに帰着、やり切った感があります。
明日はこの雪で黒姫高原スキー場もオープンする予定とのことで、ホテルの裏口からスキー場へアクセスするためホテルの表口から裏口にみんなで人海戦術でスキーとストックを運んで明日に備えました。

午後から大きな子ども団体がホテルにチェックインして急ににぎやかになりました。
入浴も団体ごとの時間で入浴になりますが私たちは混乱もなくスムーズです。
スキーキャンプに慣れた子どもたちが多いので、この生活面での動きの良さは素晴らしいですね。
このような合宿生活的な経験は今後とても役に立つでことでしょう。

夕食後の夜の集いは本当は滑りの動画をとってみようと思っていたのですが、大雪過ぎて視界が悪く撮影ができなかったので、ドルフィンオリジナルバッジテストの模範演技映像を見て過ごしました。

布団に横になれば今日はぐっすりでしょう。

明日は黒姫で滑ります。
午後にはスタンダードコースも合わせて総勢90名近いグループになります。
体調やケガなどに気を付けて過ごして参ります。

サブディレクター 秋山(カマキリ)

2025年12月26日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama