天気:晴れ時々曇り
気持ちのいい過ごしやすい天気でした。
キャンプ場の日影沢は都心よりも5℃ほどは低いのでひんやりと感じましたが、思い切り走り回っている子たちにはちょうどよかったようです。
夜になるとぐっと冷え込みました。

秋のサバイバルキャンプももう3年目。
すっかりおなっじみとなったスタッフの仲間「いわごちん」が管理するキャンプ場(秘密基地)で実施される、何でもありのキャンプです。
一度参加するとやみつきになるようで、6名の参加者のうちリピーターはなんと4名。
今回もにぎやかなキャンプとなりそうです。
集合は新宿駅、連休ではありますが真ん中の日ということもあってそれほど混雑はしていませんでした。
集合もスムーズ、すぐに京王線のホームに移動。
予定よりも2本早い電車に乗ることができて高尾駅へ向かいました。
顔なじみも子も多かったので、電車の中でも楽しそうに過ごしていました。
高尾駅では現地合流のスタッフ、通称「コーヒーのおじさん」ことふくさんが車でお出迎え。
大きな荷物を車に積んで小仏行きのバスに乗車しました。
いつもに比べてバスも空いていて、こちらもスムーズにバス停に到着。
そこから林道を10分ほど歩いて、秘密基地へと向かいました。
現地に着くとすでに焚き火が準備してあります。
今日から二日間、この焚き火を中心に秘密基地で好きなことをして過ごします。
もうお昼近くになっていたので昼食にしようかと子どもたちに聞いてみたのですが、まずは遊びたいとのことで小一時間ほど外で遊ぶことにしました。

リピーターの子たちはやりたいことがあらから決まっているようで、スコップやのこぎりを手に穴を掘ったり木を切ったりと早速始めます。
初めての子も興味を持ったことをすぐにし始めます。
何もない林の中ではありますが、遊び方は無限大。
秘密基地を作るのにサイトの地ならしをしたり、穴を掘ったり会談を作ったり。
また焚き火に興味を持ったら木の枝や杉の葉を拾ってきて、焚き火にくべたり。
林の中に設置してあるブランコやハンモックももちろん大人気。
お昼ご飯も忘れるぐらい夢中に遊んでいました。









ほっておくと延々に遊びそうな子どもたちを促して、小屋に戻ってお昼ご飯となりました。
ここ日影沢ベースの小屋は、電話は通じませんがネット環境は整っていて、MLBのワールドシリーズを見ながら興奮しながらの食事となりました。
それでも野球よりも遊ぶ気持ちのほうが勝っていたようで、早々に食事を済ませては早く外に出たくてうずうずとしていた子どもたち。
少しお腹を落ち着かせるためにゆっくりと室内で過ごして、軍手などの準備をして外に移動しました。
そして午前中に引き続き、またひたすら好きなことをやり始めます。
子どもは環境にもすぐに対応します。
スタッフが何も言わずとも好きなように楽しく遊んでいるので、スタッフは安全管理に目を光らせているだけ。
見る間にどろんこになりながら楽しそうに走り回っていました。





途中で通称「牛丼名人」の磯部さんが合流。
そして16時前に秘密基地の主、いわごちんが登場して全員集合となりました。
この時間になると徐々に気温も下がりだし肌寒くなってきましたが、そんなことも気にせずにみんな変わらず元気に遊んでいました。
いつもは何人かは食事の支度のお手伝いも志願していましたが、今回は暗くなってもぎりぎりまでみんな外で遊びまくりました。




夕食が出来上がったので子どもたちを呼んで室内に移動。
お楽しみの夕食となりました。
夕食のメニューはカレーライスと鉄板焼き。
鉄板焼きは牛ステーキの串焼き、プチトマトのベーコン巻き、そしてフランクフルト。
子どもたちはたくさん遊んだのでお腹もペコペコ。
好きな飲み物を選んでみんなで乾杯、そして夕食が始まりました。


カレーライスは牛丼名人の磯部さんが調理。
いろいろな隠し味を加えていたようで、みんな「美味しい美味しい」と言いながらたくさんお代わりをしていました。
串焼きもたくさん用意していましたが、カレーライスに夢中でそちらまであまり手が回らなかったようでした。

夕食後は女の子何人かの有志でお風呂掃除。
お風呂にお湯を張っている間に、ふたたび外に出て焚き火周りに集合。
こちらも子どもたちが楽しみにしていたマシュマロ焼きをしました。
夕飯をあれだけ食べていたのに、まさにスイーツは別腹。
マシュマロをおいしくいただきながら、焚き火も楽しみました。




戻ってきたら女の子チームから順番に入浴。
こちらで引いているのは井戸水ということで、いろいろな成分が含まれているので湯に浸かると体が芯からぽかぽかと温まります。
気持ちよかったですね。
お風呂から上がったらまだまだ遊びたいようで、いわごちんのマジックを楽しんだり、カードゲームをして遊んでいました。
しばらくしても一向に寝る素振りを見せないので、いいかげんにスタッフからストップの合図。
寝る支度を始めました。
このキャンプは小屋の中での雑魚寝、マットと寝袋を敷いての就寝となります。
まだまだ興奮状態の子どもたち。
明日もたっぷり遊びますので、早く寝てくれればいいのですが・・・
最後まで元気いっぱいの子どもたちでした。