8/6海賊キャンプ鴨川

天気;晴れ
朝方は雲が多めでしたが、徐々に青空が広がりだし今日も快晴。
変わらず気温は高めでしたが、海から吹く風は気持ちよかったですね。
今日の午前中はお土産づくり、ジェルキャンドルをつくりました。
午後は荷物整理をしたり海までお散歩をしたり、のんびりと過ごしました。

キャンプ最終日となりました。
昨日は海でかなりアグレッシブに遊んだので、今朝はさすがに爆睡している子がほとんどでした。
明け方は雲が主役の空も、この後雲も取れてまた青空が広がる予報。
この3日間、本当に天気には恵まれました。

6時過ぎに子どもたちを起こして、荷物整理と部屋の清掃を始めます。
最終日は施設の職員さんのチェックをクリアしなければ帰れません。
みんなテキパキと動いて、ミッションをこなしていきます。

7時から朝食。
子どもたちの食欲も変わらず旺盛、昨日ちょっと頭が痛いと言っていた子も今朝は元気そうです。
食堂からは青い海が良く見えて、今日帰ってしまうのがもったいないなと思いながらの最終日の朝食でした。

朝食後は荷物を研修室に移動して引き続き部屋の清掃。
今日はここ第一研修室が帰るまで滞在する部屋となります。
みんな昨日からあらかた荷物も整理していたので、スムーズに動いて8時30分からの退所点検を受けました。

職員さんのちチェックを受けますが、やり直しなどの不手際もなくスムーズに合格。
さすがですね。
その後は第一研修室に移動して、プログラム開始までトランプやUNOで遊んでいました。

そして職員の方がやってきて、午前中のプログラムのスタートです。
午前中は施設の創作体験活動メニューでもあるジェルキャンドル作りとなりました。
みんな頑張って退所点検をクリアしたので、15分ほど早くのスタート。
まずは職員の方からのレクチャーを受けて、それぞれが創作に取り組みました。

グラスの中に色とりどりの砂を敷き詰めそこに貝殻や石、イルカなどの小さな人形などを置いていきます。
その後で熱してドロドロになったジェルを流し込んでいきます。
ある程度固まってきたらそこに芯を差し込んで、固まったら完成。
さてさてみんなどんな作品が出来上がるのでしょうか?

まずはグラスの底に敷き詰める砂を選んでいきます。
20種類ほどの色の砂の中からお気に入りの砂を選んで、続いては人形や貝などの小物を選んでいよいよ創作作業が始まりました。

グラスの中にそれぞれが思い描いた世界を作りこんでいきますが、なかなか面白い作品が出来上がています。
性格そのものに大胆に作りこんでいる子。
普段は大雑把な性格の子が意外に繊細な作品に仕上げている子。
そして最年少の子が作り上げる作品は、大人も驚くほどの感性豊かな作品であったりと。

完成した作品にジェルを流し込んでいきますが、人形を浮かせるように見せるため2回に分けてジェルを流し込むなど、それぞれが工夫して力作を作り上げていきました。
こうした創作活動が充実しているのも、青少年施設のいいところでもありますね。
その後は研修室をきれいに掃除して、午前中のプログラムを終えました。

最後の昼食はスパゲティーと唐揚げ。
もちろんみんなの食欲は旺盛。
ほとんど動かない活動でしたが、不思議とお腹は空くもんですね。
キャンプ中、みんな本当によく食べましたね。

昼食後は昨日から干してある水着やラッシュガードなどを取り込みます。
ここで荷物の行方不明もあり、全員一旦全部の荷物をチェックするなどのおまけもありましたが、その分だけ荷物整理も最後にしっかりできたかな?
出発までの残り時間はそれぞれ自由に過ごします。
最後に海を見にお散歩に行くチームはゆうえんちとももんがと一緒に出掛けます。
その他の子は研修室の中でトランプやUNO、そして黒板のお絵かき大会も始まって盛り上がりました。

お散歩チームは海が間近に見られる、初日のナイトハイクで訪れたテトラポットまで移動。
今日も波は高く、遠くに見える海水浴場は昨日同様「遊泳注意」の旗が待っていました。
しばらく海を眺めていましたが、足元の砂だまりにきれいなシーグラスを発見。
一転してシーグラス集めとなりました。
思わぬお土産になって、お散歩組は大満足でした。

最後にゆうえんちからのキャンプ総括の後、研修室を掃除して退出。
来た時よりもはるかにきれいにして部屋を後にしました。

海賊キャンプ鴨川が無事終了しました。
岩場で足をすりむいたり、手を軽く切ったりと小さなケガや、マリンブーツを波にさらわれたりなどのハプニングもありましたが、概ねみんな元気に楽しく過ごせたのがとてもよかったと思います。
こうした青少年施設は細かなルールや宿泊者がやることも多くあり、不便さも感じる場面もあったかと思いますが、
そうした中でもトイレに行くたびにビシッとスリッパが揃っている男子チームや、自発的に自分の部屋にクイックルワイパーをこまめにかける女の子の部屋などもあって、
そうした生活やキャンプを楽しめるようになってきたことは、本当に子どもたちの成長を感じさせられました。

これから夏休みは後半戦に入ります。
まだまだたくさん、元気に残りの夏休みを楽しんでください。
またどこかで会いましょう!

海賊キャンプ鴨川ディレクター 小山丈二(ゆうえんち)

2024年8月6日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama