5/19キャンプマイスターになろう

天候:曇りのち時々雨
雲が主役となりましたが、その分気温も落ち着いて過ごしやすい天気でした。
午後になると時おり雨がパラつく時間もありましたが気になるほどではなく、終日外で活動することができました。

本日のテーマは「キャンプマイスターになろう」。
今回初めての試みで、いろいろなキャンプの技術を楽しみながら体験していきます。
場所はすっかりお馴染みとなった参宮橋のオリンピックセンター、東京のど真ん中でありながら火も炊けるといった貴重な場所です。

本日も現地での集合。
時間になると続々と子どもたちが集まってきます。
今日は兄弟、そして友だち同士での参加も多く、集合時からテンションも高く走り回っていました。

昨日は夏を思わせるようなお天気でしたが、今日は曇り空で気温も落ち着き過ごしやすい気候。
一日快適に過ごせそうですね。

全員予定通りに集合。
お見送りのお父さんお母さんと一旦お別れをして、早速プログラムの開始となりました。
まずはディレクターのゆうえんちから一日やることの説明。
○テント設営
○マッチを擦る
○火おこし
○野外料理
○その他
と盛りだくさんの内容。
特に火おこしは普段体験する機会が少ないので、子どもたちも楽しみにしているようです。

まずは班ごとにテントの設営。
幼児および低学年の男子チームで1張り、小学生女子および高学年男子チームで2張りのテントを張ります。
野外活動広場の気に入った場所でテントを張り始めます。
経験したことがある子も多く、みんな積極的に動いてあっという間にテントが完成しました。
中にマットを敷いてみんなで入って記念撮影。
このテントは活動中のお休み場所にもなります。

続いては子どもたちも楽しみにしていた火おこし。
まずは耐熱レンガを2つ並べて、自分専用の焚き火台をつくります。
今回はマッチを擦って火をつけますが、今の時代、マッチを使う場面もほとんどないので子どもたちは興味津々。
ゆうえんちから使い方を教わって、それぞれが試してみます。

耐熱レンガの上にコットンパフを置いてそこに火をつけますが、最初はなかなかうまくいかない子も。
マッチを擦って火が付いたら、慌てずに軸に火を移すことが大切ですが、すぐに手を放してしまうので一瞬で火が消えてしまいます。
それでも何回もやるうちにみんなコツをつかんできて、上手に火をつけられるようになってきました。

小学生の子たちはさらに新聞紙や拾ってきた枝などを組んで、小さな焚き火にもチャレンジしていました。
大人もそうですが、やはり火で遊ぶのは楽しいようで、夢中になって自分の焚き火を楽しんでいました。
このままだと夕方まで続けていそうなので、一旦終了。
次はお昼ご飯の準備をみんなでしました。

子どもたちの担当は材料の仕込み。
メニューはキャンプの定番であるカレーライス。
野菜を洗って皮をむいて、食べやすい大きさに切っていきます。
大きさはバラバラの野菜たちでしたが、2つ目のミッションが終了しました。

ご飯炊きとカレー作りはスタッフの何人かが担当して、子どもたちはしばし自由時間。
テントの中で遊んだり林の中を走り回ったり、木登りをしたりとそれぞれ自由に遊んでいました。

そしてお昼ご飯。
羽釜で炊いたご飯はほど良くおこげも付いていて絶品。
そしてカレーも最高においしくて、みんなおかわりの連続で、あっという間に完食。
想定していたよりもみんなの食欲は旺盛でしたね。

午後は子どもたちの意見を聞きながら活動を進めていきます。
ロープワークやシートで屋根を作ったりなどのプログラムも用意していましたが、子どもたちは全員一致で午前に引き続き火遊び。
一旦片づけた耐熱レンガをまた引っ張り出して、それぞれの焚き火台で火おこしを始めました。

今度はただ火をつけるだけでなく、その火をしっかりと育てて焚き火を続けます。
その火をつかっておやつにはマシュマロ焼き。
みんな夢中になって火と戯れていました。

片付けもあるので14時半頃には火遊びの終了。
残りの時間は林の中で木登りやだるまさんが転んだなどをして遊びました。
大きい子も小さい子もみんな一緒になって、楽しそうに走り回っています。
ときおり雨がパラつく時間もありましたが、そんなことも気にせずに夢中になって遊んでいました。

お迎えの時間が近づいてきたので着替えをする子は着替えて、野外活動広場の屋根下に集合。
最後にディレクターのゆうえんちからお話をしてプログラムの終了となりました。
お迎えが来てからもまだまだ遊び足りなさそうな顔をしていましたね。

居住を確保すること、火や刃物などの道具を扱うこと、キャンプ活動には生きるための知恵やテクニックが詰まっています。
そんなことを楽しみながら身につけていくのがキャンプの魅力ですね。
今日は大勢の小さなキャンプマイスターが誕生しました。
また遊びましょう。

2024年5月20日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : jkoyama