天気:晴れ
気持ちのいい秋空が広がりました。
日陰はひんやりとしていましたが、日の当たる場所はポカポカとして過ごしやすい一日でした。
ドルフィンスポーツアカデミー秋の恒例プログラム、「森のわんぱくパティシエ」が始まりました。
実施場所はいつもの国立オリンピック記念青少年総合センター。
東京のど真ん中で焚き火ができるという貴重な場所です。
時間をたっぷりと、有効に使えるところもいいですね。
朝晩は秋らしくなったものの昼間はまだまだ気温が高い日が続いていましたが、今日は冬型となって20℃に届かないとのこと。
それでも日差しはポカポカで、活動するのには最高の日です。
今回は東京のど真ん中ということで、現地集合解散。
野外活動広場に子どもたちが集まってきました。
全員集まったところで、今日作るスイーツの発表、そして早速準備を始めました。
今日作るものは「お団子」、中秋の名月は過ぎましたがみんなでおいしいお団子を作りましょう!
まずはしっかりと手を洗います。
しかし周りのものに興味津々の子どもたちは、すぐに落ち葉をいじったり木の棒を拾ったり・・・
そのたびに手の洗い直しとなるもんですから、なかなか作業に移れません。
まあ今回はそれほど行程に時間がかかるものでもありませんので、のんびりといきましょう。
やっとみんなが揃ったのでお団子の元となる生地を練っていきます。
大きなボールの中に上新粉と白玉粉、そしてお砂糖と水をいれて力を込めて練っていきます。
ここでは粉にまみれた手で服や顔を触るもんですから、あちこちが粉まみれに・・・
まあ見ていて飽きない子たちです。
みんな一生懸命に力を込めていますが、やはり最後はかなり力がいります。
仕上げはスタッフがヒーヒー言いながら生地を練って、子どもたちは一生懸命応援をしていました。
生地が出来上がったら、小さくちぎってきれいに丸めてお団子を形成していきます。
大きさはバラバラで形もいびつなものもありますが、みんなで頑張って100個以上のお団子を作り上げました。
ここで一休み、お団子を茹でている間に、広場に積もっている落ち葉で遊んでいました。
その落ち葉のすごい量に、秋の深まりを感じることができましたね。
都会のど真ん中であるものの、活動場所の空間は静かで自然豊か。
そんな小さな自然の中で自らが遊びを発見していくのは、さすが子どもは遊びの天才です。
そして茹で上がったお団子を串に刺していきます。
自分の指を刺さないように慎重に、1本の串に3つのお団子を刺して完成となります。
ここでみんなで口ずさむのはもちろん「だんご三兄弟」。
今の子どもたちも知っているんですね。
子どもたちが頑張ってお団子づくりをしている間に、本部では昼食作り。
子どもたちの大好きなミートソースで、みんな大喜びでおかわりの連続。
吸血鬼のように口の周りを真っ赤にしながら、お腹いっぱいに食べていました。
そしてお団子づくりも最終局面。
炭火でじっくりと焼いて焦げ目をつけていきます。
そのままみたらし餡やあんこをつけるだけでも美味しいのですが、火にあぶることで風味や食間がまたワンランク高まります。
みんなでカマドを囲みながら焼いていきますが、火に当たりながらポカポカして気持ちよかったですね。
焼きあがったお団子をお皿に並べて、そこに本部で作ったみたらし餡やあんこをかけて食べます。
お昼ご飯を食べたばかりだったのでここでは味見程度、残りはおやつで食べる予定でいたが・・・
みんな食べるわ食べるわ・・・
30本以上あったお団子が、2本残してあっという間に消えていきました。
特にみたらし団子が大人気でしたね。
お腹が満腹になったらまた広場で遊んでいましたが、まだまだ時間もあったので、施設の隣にある渋谷区ポニー公園に遊びに行きました。
野外活動広場からはすぐに見える場所ですが、施設のゲートをぐるっと回っていくので15分ぐらい歩くことになりますが、腹ごしらえにのんびりと歩いていきます。
ポニー公園に到着したらお目当てのポニーにすぐに乗れるということで、まずは1人ずつポニーに乗せてもらいました。
初めて馬に乗る子はおっかなびっくりの様子でしたが、いい体験ができましたね。
その後はポニーに触ったり施設内で遊んだりして過ごし、再び野外活動広場に戻ってきました。
取っておいた2本のお団子をみんなで分けて、残った時間はまた飽きもせずに広場で走り回っていました。
たくさん食べてたくさん遊んだ一日となりましたね。
さてさて来年はどんなスイーツが待っているのでしょうか??