天気:雨のち曇りのち晴れ
明け方まで風も強く時折激しく雨が降っていました。
その後は曇りから徐々に晴れてきて、夏のような強烈な日差しが降り注ぎました。
今日は朝一番で地引網&朝食、午前中は磯遊びを楽しみました。
昨晩は夜遅くからビュービューと風が吹き出し、時折雨粒が強く叩きつけていました。
今朝の地引網は実施できるのだろうか??
網の引き始め時間は朝の7時40分、6時15分には子どもたちを起こして(もう起きていましたが)布団を片付けて準備を始めました。
出発前には雨は止みましたがまだまだ風は強く吹いています。
それでも何とか実施はできるとのことで、念のために雨具を着用して会場の浜辺までのんびりと歩いていきました。
到着したのは7時20分頃でしたが、もうみんな海辺に移動していて網を引き始めています。
どうやら風や波を考えて、早めにできる時間にスタートをするとのこと。
われわれドルフィン軍団も、早速その輪の中に加わりました。
最近の地引網は機械で引き上げるところも多くなりましたが、ここ岩井ではすべてが人力。
両側のロープの引くタイミングを合わせながら、網を引っ張っていきます。
大勢のお客さんに混ざりながら、子どもたちも地引網を楽しんでいました。
徐々に網が見えてきて左右のロープを狭めていき、網の本体が近づいてきました。
そこには大小の魚がたくさん入っています。
アジを始めブリの子どもやヒラメ、そして小さなサメも入っていてみんな大興奮。
捕れた魚は漁師さんが説明をしてくれて、そしていよいよ待望の朝食となりました。
宿泊している甚五郎さんのテーブルにつき、おかずを取りに行きます。
お刺身に焼き魚、天ぷら、ポテトフライなどなど。
朝から豪華すぎる朝食に子どもたちは大興奮、甚五郎さんで用意してくれたおにぎりは後回しにして、みんな魚のおかずに群がっていました。
途中からは網で捕れたてのプリップリの魚もお目見えして、大満足でした。
他のお客さんはゆっくりと朝食を楽しんでいましたが、その後もまだまだ遊ぶ我々は満腹になったらすぐに宿に戻っていきました。
戻ったら荷物をすぐにまとめて子どもたちの希望する磯遊びに出かけます。
宿にはもう戻ってきませんので、宿の女将さんにご挨拶をしてへんべえの車に乗り込みました。
天気はどんどん回復してきて、もうすっかり青空が中心の空に、そして気温もグングンと上昇してきました。
風はだいぶ収まってきましたが、波は相変わらず高い状況。
海岸べりを走りながら磯遊びの場所を見ていきます。
最初にあてをつけていた場所に行くと波が激しく打ち付けていて、これは無理だなということで夏のキャンプでもおじゃました保田の海岸に向かいました。
するとそこだけ穏やかな海面、端にある磯も徐々に引き出していい感じで遊べそうです。
近くの駐車場に車を停めて、午前中は保田の海岸で遊ぶことにしました。
磯の一角に荷物を置いて早速海に飛び込んでいきます。
磯の一部はタイドプールのようになっていて、小さな子でも安心してストレスなく遊ぶことができ、子どもたちはそれぞれ好きなように魚やカニを追いかけていました。
気温もさらに上がってきたので、浅い場所に寝っ転がって全身をビショビショにしながら楽しそうに遊んでいました。
潮もさらに引いてきて最大干潮の11時半ごろにはさらに遊ぶ範囲も広がってきて、午前中たっぷりと海で過ごすことができました。
お昼になったので海から上がって移動。
途中のコンビニでおにぎりを買って、へんべえの家に向かいました。
昨日釣ったメジナは内臓を取ってへんべの家の冷蔵庫に入っています。
そのメジナを塩焼きにしておにぎりと一緒に昼食にします。
へんべえの家に着いたら砂だらけの靴を洗って、早速昼食の準備。
子どもたちはメジナのうろこをペットボトルの蓋をつかってはがしていきます。
そこに切れ目を入れて塩をまぶして炭火の上に。
美味しそうに焼けている魚を、みんな物欲しそうにじっと眺めていきます。
魚が焼きあがったらいよいよ昼食。
おにぎりを頬張りながら、自分たちで釣ったメジナを美味しそうに食べていました。
いやいや本当においしかったですね。
朝に続いて大満足の食事でした。
片付けをしたら近くの温泉でさっぱりとします。
ここにある貸切風呂が運よく借りられて、みんな大はしゃぎでお風呂に浸かっていました。
いつもだと他のお客さんがいるので静かにするように言われますが、貸し切りなので思う存分はしゃぎながらお風呂を楽しんでいました。
お風呂から上がったらしばらくは脱衣所のイスでのんびりと、クーラーで火照った体を冷ましました。
温泉を出発してまだ時間もあったので、岩井駅の途中の道の駅「富楽里とみやま」に寄ることに。
そこで帰りに飲む飲料を手に入れて、お土産を買いたい子は気に入ったものを手にしていました。
岩井駅で2日間お世話になった講師のへんべえとお別れをして、特急列車新宿さざなみ号に乗車しました。
電車の中では遊び疲れたのか、ぐっすりと眠っていた子もいて最後は静かに過ごしていました。
2日間という短いキャンプでしたが、盛りだくさんの内容で楽しめましたね。
人数が少なかったので、臨機応変に動き回ることができたのも良かったと思います。
いよいよ本格的な秋にも突入、そして待望のスキーシーズンも近づいてきました。
またどこかのキャンプで会いましょう!
南房総フィッシングキャンプディレクター 小山丈二(ゆうえんち)