天気:晴れのち夕方から激しい夕立
小淵沢駅に降り立ったときは空は雲に覆われていましたが、原村に入ると真っ青な夏空が広がっていました。
15時ぐらいになると入道雲が湧き出し、夕方18時頃から2時間ほどかなり激しい夕立となりました。
今日はお昼ご飯をはさんで、近くの自然文化園でひたすら虫捕り。
夜は昼にたくさん捕まえた昆虫を標本にするもの、持ち帰るものの選別をして、そのあとはぽんぽこ秘蔵の標本を見て過ごしました。
八ヶ岳ファーブルキャンプ3日間コースが始まりました。
キャンセルが出て今回の参加者は3名と少なくなってしまいましたが、そのうち2名は昨年も参加した常連さん(1人は3年目)、もう1人の年長さんは兄弟参加ということで、もうこのキャンプを熟知している子たちといっても過言ではありません。
コロナ感染が拡大しているので、みんな集合時にはマスクをしっかりと装着して元気に集まってきました。
出発はディレクターのゆうえんちと子どもたち3名のみ。
現地でお迎えをしてくれるぽんぽこ(&ぽんぽこの子どものリノちゃん)を加えても総勢6名。
今までとはまた違ったことができそうですね。
あずさ号に乗車して2時間弱、予定通りに小淵沢駅に到着。
まだこの時点で10時前、これは初日からたっぷりと遊べそうですね。
お迎えのぽんぽことここで合流、送迎車に乗って山道をグングン登って原村のペンションファーブルへ向かいました。
ペンションのオーナーであり昆虫博士でもあるぽんぽこ(山本さん)のペンションには昆虫に関する情報が満載。
秘蔵の標本や実際に生きている昆虫・水棲動物などがいたるところに並べてあって、昆虫好き動物好きにはたまらない空間となっています。
もちろん今回参加している昆虫大好きな子たちも、何度も参加したくなるのも頷けますね。
まずは部屋に入って、簡単にペンションでの生活の話しをします。
そしてまだお昼ご飯までには時間もあったので、小一時間ほど近くの自然公園(八ヶ岳自然文化園)へ虫を探しに出かけました。
ほんの短い時間でしたが、カミキリやノコギリクワガタのメスなど数匹をゲット。
これは幸先良いスタートとなりました。
青い空、夏の雲が広がっていて日なたではジリジリと日差しが突き刺さるようでしたが、日陰に入るとさすが八ヶ岳の高原地帯、涼しく気持ちのいい空気が漂っていました。
12時にペンションに戻って昼食。
朝も早くお腹もすいていたようで、カレーライスをぺろりと平らげていました。
そして午後は昆虫名人ぽんぽこと、特別ゲストのリノちゃん(ぽんぽこの娘さん)も合流しての自然文化園での虫捕りが始まりました。
ぽんぽこ曰く、今年は自然文化園でクワガタなどの昆虫が豊富に採れているとのこと。
午前中の成果も含めて、さらに期待が膨らみます。
のんびりと昆虫がいそうな木を巡っていきますが、昼間の時間にも関わらず、カミキリ、クワガタ、カブトムシ、カナブン、セミなどなどいろいろな種類の昆虫を次々に探し当てていきます。
人数が少ないこともありますが、もう子どもたちの虫かごはガサガサと賑やかに昆虫たちが動き回っていました。
15時過ぎになると空にはもくもくと入道雲が湧き上がってきました。
天気予報通り夕方に一雨来そうです。
雨が降る前にペンションに戻り小休止、そして温泉に出かけました。
まだ早い時間だったのでお客さんも少なく、のんびりと浸かることができました。
休憩所でぽんぽこの送迎を待っていると急に激しく雨が降りだしました。
ペンションに戻ってからも激しい雨が続き、雷鳴が近くで響いてきました。
これだけ降ったら夜の虫捕りはどうなることやら???
夕食までの時間はトランプをしたり、捕まえた虫を眺めたりして過ごしました。
参加者の3人だけでなく、現地で出会ったリノちゃんも含めてすっかりと仲良くなったようです。
リノちゃんはさすがぽんぽこの娘さん、昆虫の知識も大したものです。
夕飯を食べた後は夜のプログラム。
秘密の虫捕り場所の天気の移り変わりを確認したところ、今日はかなり降っていたようで今日は厳しいとの判断。
急遽室内でのプログラムに変更となりました。
子どもたちはかなりの虫を捕まえていたので、その中から持ち帰るもの、標本にするものを仕分け。
最終日の標本づくりではバラエティーに富んだものが作れそうですね。
その後はぽんぽこの説明を聞きながら、ぽんぽこ秘蔵の標本を見て楽しみました。
20時半に終了し寝る準備。
歯磨きトイレを済ませてベッドにもぐりこみました。
最初のうちは「寝られない寝られない」と話していましたが、電気を消して静かにしていたらすぐに爆睡。
初日からたくさん遊んで、相当疲れていたようですね。
明日は朝から晩まで虫を追いかけます。
この不安定な天候も徐々に解消されそう、そして気温もかなり上がる予報が出ていて、絶好のタマムシ日和となるかもしれませんね。