天気:晴れ
青空が広がり、気持ちのいい一日となりました。
天気予報では平年よりも寒いといった予報が出ていましたが、青空のもとではポカポカとする陽気で、最高のキャンプ日和となりました。
午前中はメインプログラムのいちご狩り、そして午後は班ごとにハイキング、最後は海に出て思い切り遊びました。
真冬のような寒さが続いています。
そんな中始まったドルフィン探検学校、今日のテーマは「いちご狩り」。
でもただいちご狩りだけで終わらないのがドルフィン探検学校です。
美味しいいちごを食べた後は、山に海にと鎌倉の魅力を思う存分味わう贅沢なプログラム。
さてさて今日はどんな一日になるのでしょう。
新型コロナウィルスの感染も少しずつ下降傾向ではありますが、まだまだ高止まりの状態。
そんな中、コロナの関係でキャンセルになったり、急に申し込み希望がバタバタと増えたり、何だかんだで27名のたくさんの子どもたちが集まってきました。
冬の味覚狩りといえば「いちご」。
今回は鎌倉に唯一ある「鎌倉観光いちご園」へとお邪魔します。
最寄りの駅からは徒歩で移動でき、いちご狩りの後も人の少ない穴場の西鎌倉の自然を満喫できるという、コロナ禍においてはまさにうってつけのプログラムとなります。
みんな元気に品川駅を出発。
乗り換えの大船駅までの約1時間は、班ごとに折り紙をしたり仲良くお話をしたりと楽しく過ごしました。
大船駅でトイレタイム、そして湘南モノレールに乗り換えて目的地の湘南深沢駅を目指しました。
この湘南モノレールは羽田空港のモノレールとは違い吊り下げ型。
下は普通の道路、その上を浮遊するように走るモノレールは何とも不思議な感覚です。
そんな中、5分ほどであっという間に駅に降り立ちました。
そこからは商店街、住宅街、畑とのんびりと15分ほど歩くと目的地の「鎌倉観光いちご園」に到着しました。
入口でしっかりと手指の消毒、そして荷物を軽トラックの荷台にデポして準備完了。
いちごの摘み方などのレクチャーを受けて、いよいよいちご狩りのスタートとなりました。
ここのいちごはとても美味しいので、ドルフィン探検学校の子どもたちは最初はコンデンスミルクを使わずにいちご本来の甘みを楽しみます。
その後、コンデンスミルクをつけたい子はあとから追加し、思い思いにいちごを頬張っていました。
ここではとちおとめを始めとするおなじみのいちごが数種類、そしてここの園オリジナルの紅静といういちごも食べることができ、気に入ったいちごを好きなだけ食べられます。
ビニールハウス内も広々としているので、美味しそうないちごをじっくりと選んで食べられるので、子どもたちも楽しそうにお目当てのいちごを探しに、縦横無尽に歩き回っていました。
厳選して選んだいちごは本当に甘くてみずみずしくて、かえってコンデンスミルクをつけない方が美味しく食べられるほど。
ヘタを入れるトレイが見る見るうちにいっぱいになってきました。
ほんの30分ほどの時間でしたが、みんなお腹いっぱい満足げにビニールハウスから出てきました。
いちご園の看板の前で班ごとに記念撮影、いちご園のご主人さんにお礼を言って次なる目的地、ハイキングの出発地点へと向かいました。
目的地はいちご園から歩いて15分ほど、自然豊かな夫婦池公園となります。
小学生チームから元気に歩き出しますが、みんないちごを食べすぎたのか「トイレ~」の叫び声が。
歩を進めて何とか夫婦池公園に到着して無事にセーフ。
ディレクターのゆうえんちからハイキングコースの説明を受けて、もう一度トイレに行って出発となりました。
その頃には年少さんチームの1班、年中さんチームの2班も到着。
こちらの幼児班はここ夫婦池公園での散策、そしてもと来た道を戻ってモノレールにて片瀬東浜を目指します。
幼児班はここまで来るのにも一苦労、よく頑張って歩いて、お昼ご飯を挟んで夫婦池公園で遊びました。
沼地にはまって靴がドロドロになるなどのハプニングもありましたが、楽しい時間を過ごしてモノレール駅へと向かいました。
※ハイキング中心のプログラムということで、荷物が重たくならないように今回は持ち物から替え靴を省きましたが、それが後のハプニングに??詳しくはのちほど。
1班・2班の子たちは再び湘南深沢駅からモノレールに乗車、西鎌倉の起伏のある自然豊かな景色を堪能しながら終点の湘南江の島駅を目指しました。
湘南江の島駅はきれいなビルの中にあり、そこでしっかりとトイレを済ませ、江ノ島へ向かう商店街をのんびりと歩きながらゴールの片瀬東浜を目指しました。
途中美味しそうな匂いや魅力的なお店の誘惑を振り切りながらも東浜に到着!
風もなくポカポカ陽気で、さらに潮も引いていたので最高の海日和(?)
子どもたちは喜んで水際に走っていきました。
もちろん水際だけでは済まずに靴はビショビショ、中にはヒザぐらいまで水につかってしまった子もいました。
今回は替え靴を持っていなかったことを思い出したときは後の祭り、濡れた靴は砂をしっかり払ってギリギリまで乾かして帰ることとなりました・・・
それでも子どもたちは満面の笑顔、本当に楽しそうでしたが、ビショビショの靴で帰ることになって申し訳ありませんでした!
そして3班・4班の高学年班。
夫婦坂公園から住宅地を歩いて広大な鎌倉広町緑地を目指します。
西鎌倉の高台から時折見える海に、子どもたちのテンションも徐々に上がっていきます。
そして鎌倉広町緑地に入った途端それまでの住宅地とは一変、起伏のある自然いっぱいのハイキングコースを楽しみながら歩きました。
やはりここは穴場中の穴場、時期的なものもありますがほとんど他の人と出会わずに、鎌倉の自然を満喫できました。
昼食場所の目標、管理事務所前の入口広場までの1時間ほどのハイキングを満喫しました。
そこの広場にレジャーシートを広げてのお弁当、風もなくポカポカ陽気で気持ちよかったですね。
食後はいつものように広場で走り回って遊んでいました。
小学校1~2年生(1人年長さん)の3班はここから西鎌倉駅まで歩いてモノレールで海まで向かう予定でしたが、まだまだ元気があるので江ノ電の駅まで歩くことに決定。
4班より一足早く公園広場を出発していきました。
4班も少し遅れて出発して広町緑地を進んでいき、七里ガ浜入口を目指します。
途中急な上り坂もありましたが、みんな元気にハイキングを楽しんでいました。
広町緑地を出たら海の間際の高台の住宅街へ、建物の間から見える海はさらに近く、子どもたちのテンションもさらに上がってきたようです。
住宅街の坂道をグングン下りながら江ノ電の鎌倉高校前駅に向かいます。
数々のアニメにも出てきて、撮影スポットでも有名な踏切のわきの小さな公園で小休止(もちろん海をバックに記念撮影)。
3班はそこから江ノ電に乗って、1・2班が待つ片瀬東浜を目指しました。
4班はまだまだ元気、そして海を歩きたいとのリクエストもあって、そのまま海に降りて波打ち際を腰越~片瀬東浜へと歩いてゴールを目指すこととなりました。
「海に入りたい!」という子をなだめて、替え靴がないので濡れないように歩こうといった声もかけましたが・・・
一人また一人と靴が沈没していきました・・・
疲れよりも楽しさが先行していたようで、結局自分の足で山を越えて海を歩いてゴールの片瀬東浜に到着しました。
全班が海でしばらく遊んで、着替えを済ませ湿った靴をはいたまま集合。
帰りは片瀬江ノ島駅から小田急線で新宿を目指しました。
さすがにたくさん歩いてたくさん遊んだので、新宿まで爆睡する子も大勢いましたが、みんな満足そうな寝顔でしたね。
盛りだくさんの活動でしたので最初に食べたいちごが遠い昔の思い出のような感じになりましたが、いちご狩りも含めて大満足の一日になりました。