天気:晴れのち曇り
終日真冬の寒さでした。
お昼過ぎまでは陽も差していて太陽のぬくもりを感じられましたが、雲に覆われてからは風も出てきて更に寒さが増してきました。
今日は終日焚き火をしながら、焼き芋や焼きマシュマロなどを楽しみました。
2022年最初の探検学校「焚き火と焼き芋づくり」が始まりました。
前回の「おもしろ鍋パーティー」に続き今回の開催場所も東京のど真ん中、渋谷区にある青少年施設の野外活動広場で実施します。
施設は貸し切りなので、そこにいるのはドルフィン探検学校のメンバーのみ。
現地集合解散なので、コロナ禍での活動には最適ですね。
今回はおなじみの常連さんを含む6名といった少人数、そしてスタッフも同じく6名と贅沢なメンバーとなりました。
見上げると青空が広がっていて気持ちのいいお天気。
しかし寒気に覆われて身が切られるような空気に包まれています。
まさに今回のプログラム、焚き火と焼き芋にはうってつけですね。
全員が集合したらまずは焚き火をする場所を作ります。
みんなで耐熱レンガを並べて焚き火台を作りました。
ずしりとしたレンガは小さい子にとっては持ち上げるのも大変、それでもみんなで工夫しながら大きな焚き火台を完成させることができました。
引き続き焚き火の材料となるマキの準備。
今回は子どもたちにもマキ割りに挑戦してもらいました。
大きな刃のナタを使ってマキを割りますが、間違った使い方をすると大けがにつながります。
ゆうえんちの説明の後、スタッフにも手伝ってもらいながら焚き付け用の細いマキ(木っ端)を作っていきました。
子どもたちはマキ割りにかなり興味を持ったようで、何度も何度も楽しそうにチャレンジしていました。
そして新聞紙を丸めてその上にまきを並べて点火!
しっかりと木っ端を作ったので、あっという間に日がメラメラと大きくなりました。
今日一日この焚き火がみんなの憩いの場となります。
その後は思い思いにマキをくべたり、周りから枯れ木や枯れ葉を拾ってきて焚き火に投入しました。
燃え上がった火はそのままお昼ごはんの調理に使用。
お昼ご飯が出来上がるまでの間で、今度はみんなでテントを張りました。
このテントは寒かった場合のエスケープ場所でもありますが、子どもたちが遊ぶ秘密基地にもなります。
早速出来上がったテントの中に入って楽しそうに遊んでいました。
今回は6名という少人数ですが、上は小学5年生から下は年少さんまでと年齢はバラバラ。
そんなメンバーでしたが、みんなですぐに仲良くなって、小学生が幼児の子たちと仲良く遊んでくれていたのがとても印象的でした。
しばらくテント内や外で遊んでいるとお昼ご飯の完成。
まだ時間は11時頃でしたが、この後もいろいろと食べるものがあるので早めの食事となりました。
お昼ご飯はパスタに温かいスープ。
ソースを和えるだけもパスタでしたが、これが思いのほか子どもたちに好評で、みんなたくさん食べていました。
食後は引きつづき思い思いに広場を走り回って、いよいよメインプログラムの焼き芋づくりへとなりました。
今回は特別に高知から仕入れた「蜜いも」という芋、はたしてどんな焼き芋になるのでしょうか?
まずはそれぞれ好きなお芋を選んで水洗い、そして新聞紙を巻いて水に浸し、さらにアルミホイルを巻いて準備完了。
マキに加えて木炭も追加した焚き火の中に投入しました。
ここからは1時間ほど、じっくりとお芋を焼いていきます。
ということでまたまた子どもたちは好きに遊びます。
引き続き広場を走り回ったり、枯れ枝を拾って焚き火遊びをしたり、なぜか?テントの中が猫カフェになったりと、自由な時間をおのおの過ごしました。
こうした時間に追われない、のんびりとした探検学校もいいものですね。
そして焼き芋の完成!
アルミホイルと新聞紙をはがすとホクホクの焼き芋が姿を現しました。
皮をむいてみると普通のお芋よりもオレンジがかっていて、程よく甘いとてもおいしいお芋でした。
お昼ご飯をあれだけたくさん食べているにも関わらず、みんな一心不乱に焼き芋を頬張っていました。
焼き芋でお腹が大満足と思いきや、引き続き焚き火でマシュマロ焼きを楽しみます。
みんなで頑張って大きな焚き火台を作ったので、焚き火で暖をとりながら、ゆっくりとマシュマロ焼きも楽しめました。
そして今度こそお腹がいっぱいになったところで、またまた引き続きそれぞれが好きな遊びに没頭していました。
子どもたちは走り回っているのでそれほど寒くなさそうでしたが、気が付くと焚き火にあたっているのはスタッフばかり。
やはり子どもは風の子、最後まで元気に走り回っていましたね。
寒波に覆われる中でしたが、お腹も身体もポカポカの一日になりました。