天気:晴れ
朝は雲が多めでしたが、昼前からは夏の青空が広がりました。
気温は八ヶ岳にしては高く、じりじりと肌を刺すような太陽の日差しでした。
最終日とはいえ15時過ぎに現地を出発するので、丸一日ゆっくりと過ごすことができます。
午前中は恒例となった標本づくり。
その後は八ヶ岳自然文化園でお土産を買ってプラネタリウム見学。
ペンションに戻ってからは遅めの昼食をとって、残り時間は仲よく遊びました。
昨日は丸一日たっぷりと遊んだので、今日の起床は6時半。
それでも昨日同様、すでに起きている子もいれば、起こしたとたんにバチっと目を覚ます子どもたち。
今日もかなり気合が入っています。
そして向かうは今日も八ヶ岳自然文化園の公園のお散歩。
昨日は雨もパラっと降っただけなので、木もだいぶ乾いてきています。
これは多少期待が持てるかな?
3日目にともあって子どもたちはもうすっかり慣れたもので、おのおのお目当ての木に向かってまっしぐらに走り出していきます。
今日も空気はひんやりとして、そして雲は多めでしたが青空も顔をのぞかせていて、気持ちのいい朝でした。
期待したほどは昆虫にお目にかかれませんでしたが、今日もカブトムシにクワガタと、数匹の虫たちに遭遇することができました。
帰り際にはセミがまさに羽化している最中にも居合わせることもできて、子どもたちはいい経験ができたんじゃないかな?
ペンションに戻ってからの朝食もしっかりと食べ、みんな体調もよさそうですね。
今日は帰る日ということで、荷物を整理して1Fの食堂に移動。
みんなテキパキと動いてあっという間に準備ができたので、午前中のプログラムが始まる前に飽きもせずに虫かごの虫たちを眺めていました。
後で捕まえた虫たちのトレード(交換会)もするようで、みんな盛り上がっていました。
そして午前中のプログラムの開始。
今日は今までのまとめとして、捕まえた虫たちの標本づくりをしました。
今回はカブトムシが大不作で、カブトムシのペアは今回捕まえたものではなく、ぽんぽこが昨年取り置きしたものがプレゼントされました。
ぽんぽこのレクチャーを受けながら、細かな作業が始まりました。
さすがに昆虫好きの子どもたち、ここでも真剣に集中して標本を作り上げていました。
この標本はお土産に。
3年連続参加の子は、3つ目の標本となりました。
いつかぽんぽこのように、ものすごい標本ができるといいですね。
次に向かうは八ヶ岳自然文化園の施設。
いつもは建物を横目で見ながら、ひたすら昆虫がいそうな木を目指していましたが、今日の目的は建物の中。
お土産の購入(希望者のみ)とプラネタリウムの見学となりました。
プラネタリウムも感染対策ということで、使用できる座席は5分の1ほど。
ゆったりと星空を堪能しました。
ペンションに戻ったら少し遅めの昼食。
最後のメニューは牛丼、昆虫のことを教えてくれただけでなくいつもおいしいご飯をつくってくれて、本当にぽんぽこに感謝です。
その後もまだ時間があったので、朝計画していた昆虫のトレード、そしてみんなでトランプをして盛り上がっていました。
ここでも大声を出しすぎてゆうえんちから注意を受ける場面も。
いつもだったらまったく問題ないんですが・・・早く思い切り遊べる日が戻るといいですね。
ぽんぽこに小淵沢駅まで送ってもらってお別れ、特急あずさに乗って新宿へと向かいました。
帰りの電車も行き同様お客さんはまばら、徐々にテンションが上がってくる子どもたちをなだめながら静かに過ごしました。
そして新宿に着いたとたんに包まれた熱気、そして大勢の人たちに遭遇したとたん、一気に日常に引き戻された感じでした。
今回は男の子ばかり6人のキャンプ。
学年も近かったので、あっという間にみんな仲良くなって楽しそうに過ごしている姿が印象的でしたね。
スタッフも優しいみーやがいてくれたおかげで、ゆうえんちは心置きなく説教をすることもできました。
今度の夏はマスクもせずに思い切り遊べるように戻ってくれたらいいですね。
また会いましょう!
八ヶ岳ファーブルキャンプディレクター 小山丈二(ゆうえんち)