天気:晴れ
5月の活動にしては強烈な暑さ。それでも活動場所は大きな屋根、木々に囲まれていて時折涼しい風も吹く最高のロケーションでした。時間がたっぷりとあったのでじっくりと料理作り、そして空いている時間は最後まで元気に走り回っていました。
ドルフィン探検学校史上最短の移動時間、電車に乗って3分(そこから徒歩10分程度)で到着。明治神宮と代々木公園に隣接する「国立オリンピック記念青少年総合センター」で野外料理プログラムが開催されました。
東京のど真ん中でありながら緑も多く静かで、実は穴場中の穴場の場所なのです。移動も慌てずに電車に乗車、もちろんリュックサックを下ろしている暇もありません。
駅に到着してからものんびりと活動場所を目指しましたが、もうすでにじりじりとするような暑さ、そして9時ごろには活動場所に到着。最初におこなうことは使用する食器の洗浄とかまどづくりです。
全員分の食器洗浄は年長さんグループ担当。洗い場は高さがあって顔ぐらいしか出ないような状態でしたが、みんなたくさんのお皿やスプーンを頑張って洗いました。
そして小学生チームはかまどづくり。重たい耐熱レンガを広場に敷き、そこにブロックを積んでかまどを作ります。何度も往復して、そしてきれいにレンガを並べて5つのかまどを完成させました。
しばしの休憩後、料理作り開始。今回はいくつかのメニューを手分けして作り、最後にみんなで会食パーティーをするといった計画。自分たちの担当メニューが美味しくできるように手を抜けないのももちろん、ある程度完成時間も合わせる必要があります。
今回は1班デザート(蒸しカップケーキ)、2班おかず(キーマカレー、手羽元のコーラ煮)、3班(ポトフ、羽釜で炊くごはん)を作ることになりました。
まずは全体でマキ割り体験、まずはゆうえんちのデモンストレーションの後、班ごとに分かれてマキ割りを体験しました。その後は食材を受け取ってそれぞれの作業に入りました。
1班はケーキの材料をしっかりと混ぜて羽釜を組み合わせた簡易蒸し器で15分ほど蒸し、そしてみんなでトッピングをしました。味もしっかりと調整して生地もなめらか、ふっくらとそしてしっとりとした蒸しケーキにかわいらしいトッピング。とてもおいしいデザートの完成です。
2班の最初の難関は材料切り、総勢30名分の玉ねぎのみじん切り。作業はこまかいわ目にしみるわ、根気の作業が続きます。材料切りの後には煮込みが続きます。手羽元のコーラ煮は40分ほど、キーマカレーも材料を炒めてしっかりと煮込みます。ここでは火の番も重要なポイントとなりました。
3班はまずはご飯炊きの準備、しっかりとお米の量を計り研ぎ方にもポイントがあります。ゆうえんちからしっかりと説明を受け、みんなで頑張って仕込みました。そして材料切り、大量の野菜にこちらも奮闘していました。羽釜で炊いたご飯はふっくら、みんなポトフとご飯の味見を楽しんでいました。
13時過ぎに調理がすべて終了、料理を並べていよいよ会食パーティーの始まりとなります。完成した料理はもちろんすべて絶品!遅めの昼食ともあって、みんなたくさんおかわりをしていました。
おいしくご飯を頂いた後は片付け、そして今日は暑いので遠征はせずに、野外活動広場近辺でのんびりと過ごすことにしました。
一度落とした火をふたたび点火、火が落ち着いたところで焼きマシュマロを楽しみます。お昼ご飯をあれだけ食べた後ですが別腹と言わんばかりにみんなおかわりの連続。その後、1班は早々とキャンプ場を後にし近くのポニー牧場までお散歩、そしてポニーにも乗せてもらったそうです。2班.3班は広場の中を最後まで走り回って、汗だくで活動を終えて野外活動広場を後にしました。
今度は秋に野外料理part2、本気でスイーツづくりをおこないます。どんなメニューが飛び出すか、乞うご期待!