6/17ドルフィン探検学校(ザクザク潮干狩り)

天気:曇り後晴れ 朝は北又は東寄りの風~昼頃から南風に。
潮汐:中潮(月齢3.3/月輝面15.4%)
干潮:13時18~31分(潮位3㎝)
日出:4時25分
正中:11時41分
日入:18時59分
以上、本日の関東地方及び横浜市金沢八景付近の天候及び潮汐など

(朝9時頃)

(朝9時頃)

(正午頃)

(正午頃)

(干潮!)

(干潮!)

(15時頃)

(15時頃)

 

一日の概要:潮干狩り探検15周年!
虎穴に入らずんば虎児を得ず。海に入らずんばアサリを得ず。
自分の身を賭してこそ手に入る獲物(食糧)、それが狩猟の本質。
“狩り”を通して、人間の暮らしの原点に思いを馳せ、命に向き合うプログラム。
海の大きさと力、そして恵みを肌で感じ取った探検隊一行。
さてさて、今年もザクザクの大漁となったのか!?

(梅雨の晴れ間の潮干狩り)

(梅雨の晴れ間の潮干狩り)

(やったぜ!今年も大漁だ!!)

(やったぜ!今年も大漁だ!!)

(手に乗らないほどのビッグサイズもたくさん採れたんだよ)

(手に乗らないほどのビッグサイズもたくさん採れたんだよ)

 

今年も潮干狩りの日がやってきた。
私ディレクターしじみは、数ある探検学校企画の中で潮干狩りの日程をまず一番に決める。
極めて限られた条件でしか実施が叶わないからだ。

その条件とはすなわち、、
1.正午前後に潮が大きく引く“休日”であること。(仮に大潮であっても朝早い時間帯や夜中に大きく引いても探検学校のタイムスケジュールに見合わない。)
2.ゴールデンウィークを避け、混雑しない日を狙う。
3.気温と水温がある程度まで高くなり、低体温症(ハイポサーミア)のリスクが低い時期であること。
4.アサリが毒素を蓄える夏を待たずに行うこと。

…そんな日は今日くらいしかないじゃん! と、なるわけである。
え?梅雨? そこは一か八かで神頼み。晴れろ!!!と念じて踊れば何とかなる。(そんなわけない)

(星に願いを どうか晴れて)

(星に願いを どうか晴れて)

ここ数日は梅雨寒の天候が続いている首都圏。
北にはオホーツク海高気圧。
南からは台風。
そして梅雨前線。
間違いなく「寒い上に雨!!そのあとは蒸し暑くて雨!!」である。
…ウム。ダメだコリャ。

半ば諦めかけていたが、僅かな間隙を突くかの如く、本日は梅雨の晴れ間となった。
品川駅に集結した総勢65名超の探検隊。
朝の内は肌寒さすら覚えたが、希望を抱いて出発!

(朝の駅構内は肌寒い…でも多くの探検家がやって来てくれた!)

(朝の駅構内は肌寒い…でも多くの探検家がやって来てくれた!)

目的地は横浜市金沢八景最寄りの「野島公園」、二年連続で当地を“狩り場”と見定めた。
品川駅からも40分少々とアクセスが良い。
アサリが養殖ではなく自生している点も魅力だ。

(京浜急行線に乗って…)

(京浜急行線に乗って…)

(シーサイドラインに乗り換えま~す)

(シーサイドラインに乗り換えま~す)

(何か見えた?)

(何か見えた?)

(シーサイドラインの高架下は運河になってるんだね)

(シーサイドラインの高架下は運河になってるんだね)

(曇り空の下…住宅地の向こう側にこんもりと見える“野島”)

(曇り空の下…住宅地の向こう側にこんもりと見える“野島”)

草地の小公園には、先発していた本部スタッフがテントや必要装備を配備し、準備を整えてくれていた。
ここを我ら探検隊のベース地としよう。

(早朝の内に各班が使用する装備を運び込んでおく)

(早朝の内に各班が使用する装備を運び込んでおく)

(探検隊到着!簡易テントには食料が入っているよ)

(探検隊到着!簡易テントには食料が入っているよ)

まずはオリエンテーション。
海に向き合う上での注意事項や潮干狩り特有の知識を学ぶ。
幼児や小さな子も多いが、皆ちゃんと耳を傾けてお話を聞いていた。

(潮干狩りをする上で気をつけなければいけない事って何だろう?)

(潮干狩りをする上で気をつけなければいけない事って何だろう?)

(スタッフの話にちゃんと耳を傾けて反応してますね)

(スタッフの話にちゃんと耳を傾けて反応してますね)

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(まずは海を見てごらん 潮の満ち干について知ってみよう)

(まずは海を見てごらん 潮の満ち干について知ってみよう)

(まだ潮位が高いねぇ)

(まだ潮位が高いねぇ)

人が自然の中に入る際には、必ずや何かしらのリスクを背負うことになる。
リスクから逃げることもできるが、逃げれば得られるものも無くなる。
大事なのは「リスクを軽減する為の知恵と工夫」である。
自分の体を知ること、海の特性を知ること、潮干狩り時に起こりやすいトラブルや事故事例を知ること。
これらがリスク回避の第一歩につながる。

(スキーキャンプでお馴染みのオレンジ色腕章を襟元に付けて迷子予防にする)

(スキーキャンプでお馴染みのオレンジ色腕章を首筋に付けて迷子予防にする)

(ね!わかりやすいでしょ)

(ね!わかりやすいでしょ)

(とは言え、常に目立っている探検隊…変な子たちがいると思ったらやっぱり身内だったか)

(とは言え、常に目立っている探検隊…変な子たちがいると思ったらやっぱり“身内”だったか)

 

(今日は野外環境に精通する強力なスタッフ布陣で臨んだ)

(今日は野外活動に精通する強力なスタッフ布陣で臨んだ)

(存在感と個性を放つスタッフたち)

(経験豊富故に存在感と個性が滲み出る)

(個性的過ぎる上に屈強過ぎて誰も近づかない)

(個性的過ぎる上に屈強過ぎて誰も近づかない)

(ディレクターに至っては潮が満ちてようが引いていようがお構いなし!常に周りに誰もいないところでひたすら狩りをしている始末)

(ディレクターに至っては潮が満ちてようが引いていようが寒かろうが暑かろうがお構いなし!常に周りには誰もいない!終始ひたすら大物狙いの狩りをしている始末)

 

今日は最大干潮がお昼過ぎ。
慌てることはない。
リスクを減らし、事故を回避するためにはしっかりとした下準備が肝要。
栄養と水分を補給し、フィールド(海や海辺の環境)を視察し、班の仲間同士で信頼関係を築き、適正な衣服を身につける。

(海沿いを視察してみよう)

(海沿いを視察してみよう)

(野島公園の展望塔に登って、今日の活動場所を俯瞰してみる)

(野島公園の展望塔に登って、今日の活動場所を俯瞰してみる)

(こちらのグループは早々に栄養補給をするようだ)

(こちらのグループは早々に栄養補給をするようだ)

さぁ、青空が広がり気温が上がってきたぞ。
そして、、潮が引いた! 勝負の時だ!!

(がんばるぞ~エイエイオー!!)

(がんばるぞ~エイエイオー!!)

今年は巷で「八景付近ではアサリが全然採れない…」と嘆く声や噂がアチコチで囁かれているようだ。
確かに周りを見るとバケツや網が空っぽの人が多い。
昨年は比較的広範囲にわたってザクザクと採れたが、今年はだいぶ状況が異なるようだ。

(昨年は至る所で収穫できたが粒は小さめ ※1年前の下見の際の写真)

(昨年は至る所で収穫できたが粒は小さめ ※1年前の下見の際の写真)

(今年はポイントを外すと全く採れないが、読みが当たれば大物が出る ※2週間前に収穫)

(今年はポイントを外すと全く採れないが、読みが当たれば大物が出る ※2週間前に収穫)

我々ドルフィン軍団の嗅覚はそんな厳しい状況すらも乗り越えてしまう。子どもたちを手ぶらで帰すわけにはいかないぜ。
ポイントを探り当てれば次々にアサリが出てくる。
小粒サイズに至っては小一時間ほどでたちまちの内に軽く500個くらいは網に収まった。
完全に潮が引ききった干潟で掘っていたので、体温が奪われることもなく、小さな子たちでも根気よく収穫することができた。
余裕があったので、最後は水中でも遊んで、掘って、泳いで楽しんだ。

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(腕立て伏せですか?)

2年生以上の15名は私の後について、余人が立ち入らないポイントへと足を伸ばした。
野生の“勘”が導き出した意外なポイントだ。普通の感覚ならばこんな所を掘ってみようとは思わないだろう。
しかし! ここでは“大物”が面白いように採れる。
水中に身を浸しての狩りである為、体温が奪われる前に勝負をつけねばならない。
また潮が動き始める前に撤収しないと危ない。
皆、夢中になって大物採りを楽しんだ。

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午後14時半。全員が陸へと戻り、着替えをしてサッパリ。
採れたてのアサリを入れた味噌汁を作ってみる。

(採ったばかりのアサリを入れたお味噌汁を作るよ)

(採ったばかりのアサリを入れたお味噌汁を作るよ)

(小粒なアサリも、大きなアサリも、みんな生きている)

(小粒なアサリも、大きなアサリも、みんな生きている)

(…お湯が煮立ってきた)

(…お湯が煮立ってきた)

(今、君たちが感じていること、その気持ちを大事にしてね)

(今、君たちが感じていること、その気持ちを大事にしてね)

(…おいしい)

(…おいしい)

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(“狩り”という現実味に溢れた体験も大事だが、想像力を働かせて遊ぶのもまた楽しい …素敵な海辺のショップだね)

(“狩り”という現実味に溢れた体験も大事だが、想像力を働かせて遊ぶのもまた楽しい)

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収穫したアサリは探検学校の掟に従い、みんなで山分けした。
干潟で採った小粒な物が多いながらも、平均すれば一人100~130個くらいはお土産に持ち帰ることができた。

(おお!ズッシリだ)

(おお!ズッシリだ)

(重た~い)

(重た~い)

(みんなで山分けしよう)

(みんなで山分けしよう)

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(※15時半頃、群馬県を震源とする地震があったものの、当地では影響は無く又津波の可能性も無しとの事で活動を継続。)

気付けばたちまちの内に潮が満ちてきて、つい先ほどまで歩いていた場所が早水没している。
潮が満ちる反面、人々は潮が引くように海辺から立ち去っていく。
まだまだ陽は高く、空は青くて心地よいけれど…どうやらここらが“潮時”のようだ。
さぁ、ボチボチ帰り支度をしようか。
子どもたちの頬も陽射しと紫外線を受けて“紅潮”している。

(あっという間に潮が満ちたね…)

(あっという間に潮が満ちたね…)

(はは、寝ちゃったよ)

(はは、寝ちゃったよ)

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自然のリズムに身を委ね、海に身を預け、命ある生物との真剣勝負に挑んだ探検隊。
明日。家族と共に「いただきます」の挨拶をしてアサリを食べよう。
きっと私たちは何かを感じ、そしてまた少しだけ成長できるはず。

ディレクターしじみより

(採れたてのアサリは「父の日」の贈り物にも最適と言われております)

(採れたてのアサリは「父の日」の贈り物に最適と言われております)

 

2018年6月18日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : s_endo