5/21ドルフィン探検学校(山の冒険団)

天気:晴れ 本州は広く高気圧に覆われて安定した晴天。
都心部では気温が30℃近くまで上がって夏日に。
三浦半島の低山帯は日中の気温が23~25℃と市街地に比べて過ごしやすく、木陰や稜線や山頂は涼しい風が抜けて快適。(歩き続けて行動している探検隊にとっては体感は暑かったですが…)
一日を通して大きな天候の変化はなく、概ね快晴と言ってもよい青空に包まれました。

(大楠山の山頂は涼しい風が吹き抜け、360度のパノラマを楽しめました)

(大楠山の山頂は涼しい風が吹き抜け、360度のパノラマを楽しめました)

一日の概要:探検学校の原点且つ究極のプログラムである山の冒険。
三浦半島の大楠山への探検を実施。
三浦半島の最高地点(標高241m)と最も低い地点(海抜0m)を体感。
参加者約20名を3班体制に分けて行動。
幼児及び小学1年生の『Aコース』はオーソドックスな「前田橋コース」~「大楠芦名口コース」へ。
2年生以上の『Bコース』は衣笠駅から大楠山を含む3つの山を越えて海に至る5時間半~6時間のロングトレッキングに挑戦。

(今日は山の冒険…)

(今日は山の冒険…)

(山の…)

(山の…)

(…今日は山だったよな?)

(…きょ、今日は山だったよな!?)

(今日は『山の冒険団』です!!)

(今日は『山の冒険団』です!!)

今週末は安定した気候。
上空の寒気が去り、高気圧が居座った為に都心部も青空が広がった。
その分気温が上がって暑い。風があまり吹かない分、日照下での体感温度が高い。

暑さに体が慣れていない分、熱中症には要警戒。
この週末、運動会や体育祭を行った学校や幼稚園も多いことだろう。
探検学校では伝統の「山の冒険」を実施。木陰が多い環境とはいえ、それでも対策は怠ってはならない。
今日はスタッフ勢のザックが一段と重たい。水分、塩分、糖分をいつも以上に担いでいるからだ。

(荷物の重たさにひるんで中身を省くと登山や探検はリスクが高まる)

(荷物の重たさにひるんで中身を省くと登山や探検はリスクが高まる)

(このゴリラのザックの中身は食べ物ばっかりなんだろうな…)

(このゴリラのザックの中身は食べ物ばっかりなんだろうな…)

集合場所にやって来た子どもたちも皆リュックを担いでくる。
「山登りは大変」「ウチの子には無理」―――そんな印象があるのだろうか。いつもよりは少ない20名ほどのメンバー。
しかし!幼少期に山登りを体験した事がある者は、今後の人生や成長に必要なかけがえのない糧を得る。それは間違いないと断言できる。
探検学校の伝統―――「自分の荷を担ぎ、目標まで自分の足で歩く」という最も大事な校訓を体験しよう。

品川駅からは横須賀線で三浦半島に向かう。
車内では班ごとにオリエンテーションを行った。
地図読みを習う班、行動食の分配が行われて栄養補給や水分摂取の仕方を学ぶ班、登山時のマナーを学ぶ班。
目標設定と共に必要な知識や情報を学ぶ。 …ま、もっともあまり頭には入っていなかったようだが。

(行動食の内容は班ごとに異なる)

(行動食の内容は班ごとに異なる)

(地図は見るものではなく“読む”もの、と習う)

(地図は見るものではなく“読む”もの、と習う)

<Aコース>
幼児(1班)と1年生(2班)は「逗子駅」で下車。
バスに乗り換えて大楠山のハイキング口に向かう。

(Aコースメンバーは逗子駅で下車)

(Aコースメンバーは逗子駅で下車)

<Bコース>
2~5年生(3班)は逗子から更に15分ほど先、終点久里浜の一つ手前「衣笠駅」で下車。
ここから遥か遠い道のりだが、大楠山を目指し、更には立石海岸までを目標に歩く。

(Bコースメンバーは衣笠駅が起点)

(Bコースメンバーは衣笠駅が起点)

山の冒険だけに今日は誰にとっても平坦な道のりではなかった。
簡単ではあるが、その行程をふりかえってみよう。

まずは<Aコース/同行スタッフ:だいちゃん ガミコ コジコジ ナメクジ ふぁの>
序盤は沢の中。飛び石を伝って進む。
水辺且つ日陰なので暑さから身を守るのには最適。しかも楽しい。

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11時を過ぎていよいよ本格的な登山ルートへ。
標高240mの高度を稼ぐのは容易ではない。

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キッズたち、集中力とペースを維持して山頂を目指す。
順調。
そして…12時半頃に山頂に到着。

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下りは足場のよい平滑な地盤の続く大楠芦名口コースへ。
思いの外、幼児軍団(1班)のペースは快調。
目標である海抜0mの海岸へ。
神奈川県内でも有数の景勝地である「秋谷の立石」に到達。
パンツ一丁でひと足早い海水浴。

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1年生5名の2班は山頂での時間を長く楽しんだ。
スリル満点の展望塔にも登った。
そして15時。無事に下山。
時間こそかかったが安全に山を降りた。

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1班、2班ともバスで逗子駅まで戻り、横須賀線で品川へ。
17時半、無事に解散。

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続いて人生最大の挑戦(?)となった<Bコース/同行スタッフ:まるこ みいら しじみ>

私しじみの「ダイジョーブだって!行ける行ける!このくらいやれるって!だって探検学校だぜ?」という、相変わらずの適当気まぐれが炸裂して長い長い旅路を歩むことになった6名の子どもたち。
でもちゃんと根拠はある。6名とも探検学校の優等生(?)だから。個性と潜在的な精神力を見極めたからこそのチャレンジ。…と言えば聞こえはいいけど、実は本当に挑戦!だった。

衣笠駅を基点にまずは進路を南にとって衣笠山展望台へ。
45分ほどで標高134mの三角点=展望塔へと辿り着く。
わりとすぐに弱音を吐く一同。

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(衣笠山展望台より猿島及び横須賀の海を臨む)

せっかく登った衣笠山だが、アッサリと下っていく。
登った分を殆ど降りてしまう。
次は衣笠城址へと登っていく鬱蒼とした山、というか丘陵。
地図記号の「遺跡」が示す位置を目指して進む。下ったばかりなのにまた登る。

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その後進路を西にとり、横横道路(高速道路)と並行して走る山道を歩く。
但し山中なので高速道路は全く見えず、自分の居場所は見失いがち。
待ち受ける分岐点を見落とさぬように進む。何か目印はないかな…?

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山道を一旦抜けて町の外れへ。
路上の日陰にドカッと座って休憩。
高速道を潜る巨大なトンネルを見つけて南へ。
そこから大楠山への山道に入る。
どう見てもただの獣道。地図にかろうじてルートが書かれているが、全く道が続いているようには見えない場所。案の定、子どもたちは全員気づかず見落とした。

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その獣道をよじ登ると正規の登山道にぶつかる。
そして大楠山の山頂。
昼休み、たったの15分ほど。弁当早食い、さっさと撤収。

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(遥か遠く、海沿いの衣笠から歩いてまいりました)

(遥か遠く、海沿いの街から大楠山まで歩いてまいりました)

下山ルートは敢えて冒険的な「前田橋コース」を選択。
Aコースメンバーが午前中に歩いて登ってきたルートだ。
もうみんなバテバテ。気力だけで歩いている感じ。時折みいらが呟くつまらんダジャレがいつも以上に鬱陶しく感じるが、それすらも通り越したか。
当然最後は沢。川の流れを辿っていけば、その行きつく先は…

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(江の島)

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(秋谷の立石)

歩き始めたのは10時。立石到着が15時45分。約6時間の行程をやり遂げた。

めでたしめでたし! …といきたいところだったが、そうはいかなかった。
Aコースに遅れること二本遅い電車に乗った一同。
保土ヶ谷で運転見合わせ。1時間は動かないって。
どうする? 帰れないってさ。多くの乗客は慌てて振り替え輸送に走るが、危険を避けてドカッと腰を据えることに。

(電車、動かないってさ)

(電車、動かないって 大丈夫大丈夫、トイレあるし、食料も水もあるし、車内涼しいし、すいてるから寝られるし)

(おまけの保土ヶ谷観光)

(おまけの保土ヶ谷観光)

山を歩くと楽しいことよりも辛く大変な時間の方が多い時もある。
それでも人は山に登る。
その先に待っている達成感や喜びの大きさは計り知れないから。
だから人は山に登る。
私たちドルフィンスポーツアカデミーのルーツである冒険家は80歳にしてエベレストの頂に立ち、そして無事に帰り、また新たな旅に出た。
探検学校でも常に挑戦を続けよう。

ディレクターしじみより

(決してポテトやシェイクが目当てで山に登るわけではない たぶん)

(ポテトやらシェイクが目当てで山に登るわけではない)

2017年5月22日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : s_endo

5/14サンデーキッズスクール(原っぱであそぼう!!)

天気:曇り
曇り空に覆われた一日。陽射しが少なくヒンヤリとした空気に包まれました。
昨日降り続けた雨によって代々木公園内の木々や草地は水を湛え、涼しい中にも湿度の高さを感じました。
先週の夏日と比較すれば、野外活動や屋外スポーツを行う者にとっては体感的には楽だったでしょうか。
残念ながら青空はおあずけ。解散後の15時を過ぎてようやく雲間から陽射しが注ぎ、青空が垣間見えました。

(涼しくて心地よいけれど…もう少しスカッと晴れるといいなぁ)

(涼しくて心地よいけれど…もう少しスカッと晴れるといいなぁ)

一日の概要:都心で行う幼児及び低学年児童を対象としたプレスクール。
10時~14時半までの短時間のプログラムですが、普段は顔を合わせない者同士が集い、ドルフィンスポーツアカデミーのスタッフたちと触れ合い、身体をいっぱい動かして元気に遊びました。
午前中は豊かな表現力を導き出す取り組み。インプロ(即興劇)をベースにしたプログラムを行いました。
午後はスポーツや運動会の要素を取り入れた、より活発な身体運動を伴う遊びを体験。
泣いて、笑って、拗ねて、喧嘩して、また笑って。
心身共に大忙し!?の一日だったかな?

(個性がキラリと光るキッズが集まりました)

(個性がキラリと光るキッズが集まりました)

昨日は久々にまとまった雨が降った。
先週は真夏日の暑さと強い陽射しにさらされた為、体感の落差は激しい。
まだ暑さや湿度に体が順応していないこともあり、ゴールデンウィーク明けの初夏は案外と体調管理が難しい。
今朝は今にも雨が降りそうな鬱々とした曇り空でヒンヤリとした体感。目を凝らせば霧のような細かい雨粒が見えるような…
この時期は子どもも大人もまだ暑さに身体が慣れていない。発汗作用が活発に機能していないので、今日の天気は脅威こそ少ないが…でも外で過ごすからには青空を期待したいところ。

プログラムの実施場所は代々木公園。
都心部なので今日は現地集合解散となる。
10時頃から受付開始。参加者のキッズたちが続々と集まってきた。

(おはよう!!)

(おはよう!!)

今日は幼児年少さん~小学2年生までの15名が参加
ドルフィンスポーツアカデミーのプログラムに初めて参加する子も多い。中には3月に3歳になったばかりの子も。
おずおずと、警戒しつつ…それでも徐々に保護者の方の手を離れて私たちスタッフと距離を縮めてくる。
一方で参加経験のある子や普段からの友人同士で参加する子たちはプレッシャーが少ないのか、朝から興奮気味で集合場所でもやたらと動き回っている。

(隠れてる隠れてる)

(隠れてる隠れてる)

(親子の距離、子ども同士の距離、そして私たちスタッフと子どもたちの距離、いろんな距離が交錯する集合場所)

(親子の距離、子ども同士の距離、そして私たちスタッフと子どもたちの距離、いろんな距離が交錯する集合場所)

(開校式の様子)

(開校式の様子)

キッズスクールのスタートに際しては個々に思うところがあり、“温度差”ともいえる雰囲気が漂うが、そうでなくては今日のプログラムは意味がない。
不特定多数の子どもたちのストレスや警戒心をいかにして無くしていくか。
それこそが野外活動や自然体験、外での遊びを行う意義でもある。

(さぁ、大きな広場へ移動してプログラムを始めよう)

(さぁ、大きな広場へ移動してプログラムを始めよう)

(チームで自己紹介)

(チームで自己紹介)

子どもたちは外に出ると好奇心のセンサーが働き目に光が宿る。
そんな表情が何とも言えない。

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午前は即興劇(インプロ)を子ども向けの遊びにアレンジしたプログラム。
当プログラムの専属講師である“すぅさん”が投げかける様々なお題に対して皆即興で応える。
応え方は口から発する言語によるものばかりではない。身体全部を使って表現したり、身振り手振りで意図を伝えたり、時にストップモーションで事象を表現したり…
熟慮したり逡巡している時間など殆どない。直観的な感性がモノを言う。
こういった時、大人は照れ隠しや深読み(逆に先入観)によって動きが止まる。
一方で子どもたちは個性を隠さない。実に自由で、とても身勝手で、そしてユーモラス。

(好奇心の塊)

(好奇心の塊)

(『腐ったバナナ』を即興で表現してみました)

(『腐ったバナナ』を即興で表現してみました)

(こ、これは何が始まろうとしているんだ!?)

(こ、これは何が始まろうとしているんだ!?)

(あーあー乗っかっちゃったよ)

(あーあー乗っかっちゃったよ)

(このゴチャゴチャな感じがナイス!! よく見ると何かを表現しているような…)

(このゴチャゴチャな感じがナイス!! よく見ると何かを表現しているような…)

小さい子が多いので集中力はなかなか持続しない。
公園内の目についた物に意識が削がれてしまう場面も多々あったし、落ちている物に夢中になったり、急に何処かに走って行ってしまったりもする。
集団行動や社会性を身に付ける為には、時にそれらの行為を「ワガママだ」「身勝手だ」「団体行動を乱す」と断じて、ルールと規範とモラルの中で半ば強引に子どもの動きを制限しなければならない事もある。
でも今日はいいや。広い原っぱだもの。明らかな危険や迷惑行為でない限り、放っておいてやろう思う。思う存分に感性に導かれるままに好きにすればいいさ。

(集中力を発揮した時の動きやパフォーマンスは時にスタッフを驚かせることもある)

(集中力を発揮した時の動きやパフォーマンスは時にスタッフを驚かせることもある)

この先に待つ探検学校のようなプログラムでは時に本物の「自然」が相手になる。否が応にもチーム行動を肝に銘じなければ身を守れない時がある。
近い将来、そんな学びの場も体験することになるだろう。

いい意味で適当な子たちばかり。
それでも「忍者変身ゲーム」の時は驚くような集中力とビリビリとした緊張感を見せた。
これにはスタッフもビックリだった。
悪い殿様は忍者軍団に一杯食わされて、まんまとお宝を奪還されてしまった…とさ。

(忍者じゃないよ!ただの“木”だもん!)

(忍者じゃないよ!ただの“木”だもん!)

正午。動き続けて、大きな声を出し続けていたらお腹も減ってくる。
昼食休憩。敷物の上でお弁当タイム。
食べる速度や食物の好みも皆それぞれ。
ゆっくりだけれど、与えられた食料を全部しっかりと食べようと努める子もいる。
早々に食事に飽きて、いつの間にやら敷物の上から“脱出”をしている子も。

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食後は園内散策。
木の枝やら、ドングリやら、摩訶不思議な実やら葉っぱやら…どこで見つけてきたのか、あっという間に珍品コレクションの完成。
子どもは“宝物”を見つけ出す天才だ。

(みんな木の枝を握るとなかなか手放さない!なにしろ“宝物”だもんね)

(みんな木の枝を握るとなかなか手放さない!なにしろ“宝物”だもんね)

13時に再集合。午後のプログラムのスタート。
「うさぎチーム」vs「くまチーム」の対戦形式ゲーム。
綱引きやフラフープリレー、動物かけっこ、ロープくぐりなどのオリジナル運動会を行った。
勝負事だけに一喜一憂。負けて泣いたり不貞腐れたり、変な争いになったりもする。
遊びやゲームは「勝った」「負けだ」だけの世界観で行うものではないが、時にルールに則った正々堂々の“真剣勝負”を体験するのもいいものだ。
言い換えれば、それは『スポーツマンシップ』と呼ばれるもの。
でも、さすがにキッズたちにはまだその意義は分からないかな…。

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(綱引き!どっちが勝つかな??)

(綱引き!どっちが勝つかな??)

(おーーーとっとっと)

(おーーーとっとっと)

(こちらは『大根ぶっこ抜きゲーム』)

(こちらは『大根ぶっこ抜きゲーム』)

(ほうら巨大な大根が抜けたぞ)

(ほうら巨大な大根が抜けたぞ)

(アニマルかけっこも白熱)

(アニマルかけっこも白熱)

(動物になりきってダッシュ)

(動物になりきってダッシュ)

(ロープに触れずに潜り抜けられる?)

(ロープに触れずに潜り抜けられる?)

(さぁ、みんなで息を合わせて)

(さぁ、みんなで息を合わせて)

(益々低くなるロープ、果たして向こう側へ行けるか!?)

(益々低くなるロープ、果たして向こう側へ行けるか!?)

見事に服は泥んこになった。
最後は着替えの練習。
自分の荷を背負い、自分の持ち物を扱うことから全ての探検や冒険が始まる。
基礎無くしてここから先の旅路は続かない。
靴下ひとつでも自分で履けるようになることが大事。何事も練習、何事も挑戦。

14時半、解散。
まだまだパワー全開に見えるけど、、
でもきっと急に“エネルギー切れ”を起こすんだろうな。
寝姿を見てみたいけど、今日はここでお別れ。
また広い空の下で遊ぼう!!

ディレクターしじみより

(と、とりあえず食べてから遊ぼうか…)

(と、とりあえず食べてから遊ぼうか…)

 

2017年5月14日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : s_endo

4/30ドルフィン探検学校(竹の子里山探検)

天気:快晴
終日雲ひとつない青空に包まれ、絶好の行楽&探検日和。
野山は鮮やかな新緑と花々に彩られ、澄んだ空気の中で鶯の声が響き渡りました。
鼻孔にはむせぶような土や草の香。
そして…新鮮な筍の味!!
五感で里山の春を感じた一日。

(都心は終日快晴)

(都心は終日快晴)

(そして「筍の里」も快晴&春爛漫!)

(そして「筍の里」も快晴&春爛漫!)

一日の概要:2017年度が始動。初回の探検は恒例となった「竹の子里山探検」
旬の味『筍(タケノコ)』を求めて東京都西部の里山へ。
じぃちゃんとばぁちゃんが待つ“故郷”への里帰り探検。
今年は「裏年(筍不作の年)」、ほんの5日前はどう数えても15本くらいしか筍はありませんでしたが… 探検隊は『旬』を逃さない。
なんと!総計約80本、総重量82㎏の筍を狩り採りました。

(どうですか!!)

(どうですか!!)

新年度。心も新たにデイキャンププロジェクトが始動。
ドルフィン探検学校の初回、「竹の子里山探検」は早々に定員に達し満員御礼での開幕となった。
初めて探検学校に“入学”した子もいれば、経験を積んできた“先輩格”の子もいる。
今年度、我々が探求心や好奇心を発揮した先にはどんなドラマが待っているだろう。
さぁ、新しい世界への扉を開こう!

(さぁ、進もう!新たなステージへ!)

(さぁ、進もう!新たなステージへ!)

4月最終日の今日。全国的に晴れ渡った。
この青空はもはや「五月晴れ」と言ってもよいか。
首都圏は雲ひとつない快晴。
この時期はまだ湿度が低く、日照下でも実に心地が良い。

集合地は新宿駅。
朝の内は少し空気がヒンヤリした為か、薄手のジャケットやウィンドブレーカーを1枚羽織ってやって来る子が多い。
でも早くも暑さを感じ始めたか。結果的に今日は半袖Tシャツで過ごすのが丁度よい一日になった。
今月の初頭はスキーウェアや防寒着を着て共に活動をした子たちも今日は装いが全く異なる。
季節の移り変わりや進み方とは実に面白いもので、四季折々、時期に準じてピンポイントの狙いを定めた野外活動を行うのは日本だからこその楽しみ。

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(今月の始めはスキーウェア着てたのにな…)

(見事な衣替えだな)

(見事な衣替えだな)

そんな意味では“旬”を見極めて挑む味覚狩りは野外活動の醍醐味とも言える。
新宿から快速列車で1時間&貸切バスに乗り継いで20分。「タケノコの里」は今が正に最盛期。
普段林業を営んでいらっしゃる松澤さんご夫妻のお宅に到着。
じぃちゃん、ばぁちゃん、10年以上前から全く変わらず矍鑠として元気。

(我々スタッフなぞ遠く及ばぬ、超人の域に達した先生です)

(我々スタッフなぞ遠く及ばぬ、超人の域に達した先生です)

手入れされた山林、整えられた畑、端正な庭、閑静で清楚な木造家屋と軒先、重厚な蔵、そしてじぃちゃん&ばぁちゃんの立ち姿と柔和な表情…誰もが瞬時に悟るであろうお二人の人柄と暮らしぶり。
そこに心を許さぬ者はおそらくいないだろう。
子どもたちも瞬時に感じ取る。「ああ、ここは安心できる穏やかな場所なんだ。」、と。
そして再来した子はおそらくこう感じる。「一年前と変わらぬ空気が流れている」、と。

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ここは訪ねる場所ではなく、帰ってくる場所=故郷。
ディレクターの私はそんな風に考えている。
さぁ、じぃちゃんの「おやま」に行ってみよう。
まずは通称「川向う」と呼ばれるエリアへ。

(川向うエリアに行ってみよう)

(川向うエリアに行ってみよう)

(じぃちゃんの後に続いて橋を渡ると…)

(じぃちゃんの後に続いて橋を渡る、その先が竹林)

(眼下には綺麗な沢が流れ山女が泳ぐ)

(眼下には綺麗な沢が流れ山女が泳ぐ)

裏年のせいか、日陰の多い川向うエリアはまだタケノコがポツリポツリと見える程度。
目立つものもあるが、目を凝らしてよく見ないと探し出せない。
一同、まずはじぃちゃんからコツを学ぶ。
その神業的な筍堀りの技術に呆気にとられる探検隊。やはりこのじぃちゃん、只者ではない。

(じぃちゃんは山歩きも達者だが、筍堀りの技術も超一流!)

(じぃちゃんは山歩きも達者だが、筍堀りの技術も超一流!)

さぁ、我ら探検隊もがんばろう。
地下茎をしっかり掘り当てることが肝要。

(穂先を観察すると地下茎の位置が分かるんだって)

(穂先を観察すると地下茎の位置が分かるんだって)

(…低空ドロップキックをしてもタケノコは採れないと思うぞ)

(…低空ドロップキックをしてもタケノコは採れないと思うぞ)

(3年生はスタッフの助けを借りずに自分たちで考えて掘る)

(3年生はスタッフの助けを借りずに自分たちで考えて掘る)

文字通りの「根競べ」、音をあげた方の負け。
現代っ子たち、どこまで地に足をつけて根気よくやれるか。「疲れた」「飽きた」「もう嫌だ」「面倒くさい」…普段、何度口にしていることか。
今日はその言葉をグッと飲み込んだ者が獲物を手にすることができる。
重たい鍬を持って…

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今日は特別に「母屋の裏山」も開放していただいた。
陽当たりのよい母屋裏は傾斜はきついが筍が多く顔を出している。
子どもたちが“足の指で地面を掴んでいる”感じ、実にいい。
区画整備された果実狩りとは一線を画す筍堀り。
自然地形の中で本能的に身体を動かし、バランスを取り、道具をふるう子どもたち。
決して理屈ではない。本能と感覚で答えを導き出すことの大切さを知る。

(母屋を眼下に眺めるエリアは陽当たり良好)

(母屋を眼下に眺めるエリアは陽当たり良好)

(でも傾斜がキツいから上級者向けだよ)

(でも傾斜がキツいから上級者向けだよ)

夢中で筍に立ち向かっていたらあっという間にお昼を過ぎた。
母屋の庭先に戻って一旦昼食休憩。
全8チームに分かれて掘った筍を集めてみると… なんだなんだ!? 予想を遥かに上回る70本近い収穫量!

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早速じぃちゃんとばぁちゃんが根を綺麗に切りそろえてくれる。ここで採れる筍は「大きいほど柔らかくて美味!」、一般的な概念を見事に覆すようなサイズの筍ほど美味しいのだ。
その昔、かぐや姫が月に帰るために乗ったであろう筍ロケットも(ホンマかいな)、茹でれれば実に柔らかく美味しく食べられる。

(… 月までぶっ飛べそうだな!!)

(… 月までぶっ飛べそうだな!!)

(目方を量る道具も年季が入っている)

(目方を量る道具も年季が入っている)

採るだけではもったいないので、我々も新鮮採れたての筍をその場で即座に茹でて試食してみた。その味は… 言うまでもなし!!

(採れたて新鮮!早速茹でてみますか!)

(採れたて新鮮!早速茹でてみますか!)

(灰汁抜き不要、水からゆで上げるだけでOK)

(灰汁抜き不要、水からゆで上げるだけでOK)

(つまみ食いこそ最も美味しい食べ方か!?)

(つまみ食いこそ最も美味しい食べ方か!?)

天気はもちろんだが、何のストレスもなく穏やかな時が流れる。
「狩り」そのものは土まみれになり時に山を転げる真剣勝負だったが、それでもこれだけ平穏な雰囲気を感じるのはこの場所ならではの不思議さ。

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午後は裏山やハイキングコースを探検したり、欲張って筍をもうひと掘りしたり、山菜採りに出かけたり、ばぁちゃんのお話を聞いたり。
どの班も、どの子も、皆リラックスして里山で過ごす時間を楽しんだ。

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(ばぁちゃんのやさしさ、自然と子どもたちが周りに集まる)

(じぃちゃんが山菜採りに連れて行ってくれました)

(じぃちゃんが山菜採りに連れて行ってくれました)

最後は「探検隊の掟」に従って手に入れた獲物を“山分け”にする。裏年なんのその、今年も自分では持てない重さの筍がお土産になった。

(…どうやってリュックに入れるの??)

(…どうやってリュックに入れるの??)

夕刻16時少し前。まだまだ陽は高いがじぃちゃん&ばぁちゃんとお別れの時。
またみんなで里帰り出来たらいいね。

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明日はどの家でも食卓に筍が並ぶだろう。
探検や挑戦の後に待つ家族との団欒ほど幸せなものはない。
そこに旬の味が加わわれば言うことないね。

じぃちゃん、ばぁちゃん。ありがとう。
今年もたくさん筍をいただきました。
お体大切に。また会いに行きます。いつまでもお元気で。

竹のように日々すくすく伸びていく子どもたち。
今年もたくさん冒険しよう。

ディレクターしじみより

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(筍ご飯食べた後はデザートに柏餅だな)

2017年5月1日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : s_endo