8/30ドルフィン探検学校(川の冒険団①)

※今日は特別に!写真をクリックするといつもより大きなサイズでご覧になれます。お子様の勇姿、とくとご覧ください。

天気:雨時々曇り 川遊びには全くもってふさわしくない一日!? いやいや、為せば成る。
秋雨前線が日本列島と並行するように長く伸び、湿った空気が流れ込んだ為、広く雨の一日となりました。
8月の後半は極端に日照時間が少なくなり、ここ一週間ほど関東地方は気温が下がって10月中旬~下旬並みの肌寒さ。
本日の活動場所である東京都あきる野市は低山に囲まれた小さな町。雲が低く垂れこめ、常に噴霧のような雨(雲)が周囲を覆い、時折シトシトと、或いはサーッと雨が降る時間帯もありました。

一日の概要:ドルフィンスポーツアカデミーの夏を締めくくる川の冒険団。
今年は夏らしさが影を潜めた雨天の中での実施。
落差約7?の大堰堤“イルカ落とし”を目指す沢の遡上探検を行いました。
参加者の子どもたちとスタッフ合わせて60名超の大冒険団。
個々それぞれに、今までの自分の心身の限界を少しだけ超える体験=「真の冒険」ができたことと思います。

(これをやらずして夏を締めくくれるか!)

(これをやらずして夏を締めくくれるか!)

8月なのになんでこんなに寒いんだろ? よりによって川遊びの日になんで雨なんだろ?
いつもポジティブシンキングの私しじみもさすがに今日ばっかりは自然に対して恨み言のひとつも言いたくなりました。
自然体験活動家としては失格ですが…昨日の天気予報をみて「こんちくしょう!」と思った方、きっと多いですよね。
そんな天候の中でご参加いただいた皆様、本当にありがとうございます。
夏の最後に、たくさんの、純粋な心をもつ冒険家に会えたことが何よりも嬉しかったです。
さぁ、一日をふりかえってみましょう。

(雨の中、慣れない環境の中で根気と勇気と笑顔を発揮して冒険したね)

(雨の中、慣れない環境の中で根気と勇気と笑顔を発揮して冒険したね)

朝7時。東京都の西、あきる野市を流れる秋川本流と二本の支流が合流する地点にベースを設けました。
多少なりとも雨が避けられるように、大きな橋の下にテントを張り、マットを広げて「基地」を作ります。
朝から煙るような霧雨に包まれ、体感温度は20℃未満でしょうか。
試しに本流に足を浸してみます。 …ぐあ!冷たっ!
そして試しに泳いでみます。 …ごはっ!冷たッ!
川はとても冷たいということが分かりました。ま、わざわざ泳がなくても一目見れば誰でも分かることですけど。

雨続きながら川の透明度は極めて高く、ここ一週間の降雨量に反して水流は穏やか。
本流ですら十分に安全確保できる状態ですから、支流は極めて安定感あり。
上半身を濡らさないよう、極力体温保持を努めながら遡上すれば“イルカ落とし”に辿り着けるのでは…?
そんな期待と妄想を膨らませて子どもたちを待ちます。

午前8時、小さな冒険家たちが新宿を出発したと連絡がきました。
開校式はきっとゴチャゴチャゴチャゴチャして、賑やかだったんだろうなぁ。
探検隊一行は新宿駅よりJR中央線→五日市線直通のホリデー快速に乗って東京都を西へ西へと進みます。
およそ一時間で終点の武蔵五日市駅に到着。
このタイミングで折悪しく雨脚が強まり、サーッとシャワーのような雨が降ってきました。
しかし、電車の中で既にレインウェアを装着していた一同、体制に影響なし。
チャーターバスで10分少々、私の待つ河原へとやって来た探検隊、ともあれ橋の下の雨が凌げる場所に落ち着き荷を下ろします。

自然の中に身を投じるに際し、心身の準備(ある意味で“覚悟”といいます)と同時に、衣服や装備の準備は同じく最重要事項。
プールや公園で遊ぶのと最も違う点は、このような点に表れます。大人はもちろんですが、子ども自身がその点に気付くことが最も大事で、探検学校で段階的に学ぶべき事項です。
子どもたちの表情を伺うと… まだまだ“ご近所での外遊びでボク精一杯ですぅ”“今日はお水遊びだと思って来ましたぁ”といった感じの子もチラホラ。
今回は初参加の子も多いですね。
一方で、「ドルフィンのキャンプはいろいろ“やる”に決まってるよね」と端から覚悟が決まっている子も。
グループで行動を共にするに際しては、このような心理の差を埋めて、共に乗り越えていけるだけの準備が必要。

今日は幼児のグループが2つ、小学生が3つ、それぞれ10名程度×5班の体制をとりました。
どの班も川に入る為の身支度はしっかり整いました。
ライフジャケットもきちんと装着。
靴も服装も確認。 …したかな?
こんな雨の日だからこそ気力は大事。
目標設定”や“期待感”や“好奇心”は子どもたちにとって欠かせない要素。
そこを引き出すのがスタッフの役目となります。

午前11時、支流部となる沢の遡上探検を開始。
川の水は非常に澄んでいて、実際は水深があってもそれを感じさせないほどの透明感。
ひとたび足を川に浸せば、脛や膝を唐突な冷たさが“払う”ような感じで通り抜けていきます。
大人にとっては膝程度の深さでも、子どもにとっては腰丈ほどまでの深さになることも。
水流も水深も、パッと見た目には分からないほど変化に富んでいる為、たった一歩足を置く場所が違っただけで辿る運命はずいぶんと変わってきます。
思わずよろけてドボンと水没する子、やけくそで泳いじゃう子、無難に乗り切った…かと思いきやコケる子。みんな沢の“洗礼”を受けていました。

(ここの沢は透明度が高く、雨天続きでも安全な水量が維持されます)

(ここの沢は透明度が高く、雨天続きでも安全な水量が維持されます)

(どんどん奥地へと進んで行きます)

(どんどん奥地へと進んで行きます)

(時には流れに負けないよう四肢を踏ん張って遡上していきます)

(時には流れに負けないよう四肢を踏ん張って遡上していきます)

左右及び頭上を木々が覆うジャングル帯のような場所を進む探検隊。
聞こえる音は水流のみ。お互いの声も届きにくいような環境。
いつの間にか雨は上がっていました。森におおわれていた為、実際いつ雨が上がったのか気づきませんでしたが…
初めてこの沢を歩いた子にとっては「一体いつまで、どこまで続くんだろう?」と思い始めた頃。
突如として眼前に現れる巨大な滝、大堰堤“イルカ落とし”に到着です。

(これぞ伝説の“イルカ落とし”なり)

(これぞ伝説の“イルカ落とし”なり)

ひとしきり記念撮影などをして、イルカ落としを正面から見上げた後は、切り立つような崖を登って堰堤の上部へとアプローチ。
ただでさえ気温が低いのに、流れ落ちる大量の水が吹き上げる噴霧が更に体感温度を下げます。
何もせぬうちから膝がカタカタ震えてまともに足が出ない子も。
イルカ落としの上部に立ち、怖いもの見たさで滝壺を覗こうとするものの、なかなか一歩が踏み出せず単に立つ事すらも難しい状態。
顔はひきつり、「飛んでみる?」の問いかけに対して、首を横に高速で20回くらい振って必死に否定します。

(流れ落ちる滝の轟音が恐怖心を煽る!それでも急峻な崖を登ります)

(流れ落ちる滝の轟音が恐怖心を煽る!それでも急峻な崖を登ります)

とりあえず体温を維持する為に甘味の菓子パンを食べたり、焚火に当たってひと休み。
その間も轟轟と水が流れ落ちていくイルカ落としの間近で緊張しっ放しの子どもたち。
休憩後は全員が堰堤の縁のスレスレまで歩み寄って真下を覗きこむ体験をしました。
悲鳴を上げたり、スタッフに懸命にしがみついたり、嫌だ嫌だ!と泣き叫んだり。
そりゃあ、怖いよね。その通りだよ。それが正直で純粋な反応なんだよ。

(まずはちょっと落ち着こうよ、ね?)

(まずはちょっと落ち着こうよ、ね?)

(おお、おお、た、高!)

(おお、おお、た、高!)

(飛ぶ気満々、アドレナリン全開!)

(飛ぶ気満々、アドレナリン全開!)

しかし、少なからず“イルカ落としの上に立って、川と向き合い、自分の気持ちと向き合えた”ということは、それだけでとても勇気をふりしぼった証。それこそがまさに冒険と言えます。
滝壺に飛び込んだ、飛び込まなかったは、確かに子どもたちにとっては大きな差なのかもしれませんが、その境界線はごくごく些細なもの。
「飛ぶ」or「飛ばない」は、その時の“間”や“流れ”などの偶然に委ねられているだけで、大事なのは自然の中で自分と対話をすること。
時には冷静に退くこともまた勇気であり賢明。
今日は45名の子どもたちが、厳しくも美しい自然を相手に自分の身体と五感で対処したことが何よりでした。
このような心と身体が心底からが震えるような経験は日常生活はおろか、人生においてなかなか出会えるものではありません。

(人生において、こんなところに飛び込むなんてほぼ有り得ませんが探検学校ではわりとよくある光景です)

(人生において、こんなところに飛び込むなんてほぼ有り得ませんが探検学校ではわりとよくある光景です)

たくさんの思いや感情が交錯する中で、自身に舞い降りた“機”を掴みとり、今の(或いは昨年の)自分を越えるべく一歩を踏み出した子が18名。
2015年度のイルカ落としジャンパーを以下に認定します。
以下、飛び込んだ順に。(敬称略:カタカナ表記で)
カリン、ミドリ、ホナミ、エイスケ、ユウト(ナガオ)、カレン、リョウタロウ、コウスケ、リク、ハルカ、チハル、レイ、ユウト(タシロ)、ココロwithガミコ、イズミwithまるこ、ミライwithガミコ、ユウキ(ヒラノ)、イチカ、以上18名。

(いつか壁にぶち当たった時、悩んだ時は、この瞬間の自分を思い出せ!)

(いつか壁にぶち当たった時、悩んだ時は、この瞬間の自分を思い出せ!)

(最高だな!)

(最高だな!)

(子どもとスタッフのコラボもGOOD!)

(子どもとスタッフのコラボもGOOD!)

(見事なシンクロ、着水バッチリ)

(見事なシンクロ、着水バッチリ)

(この瞬間、何か言ってあげたいんだけど、何も言えないんだよね)

(この瞬間、何かを伝えたいんだけど、何も言えないんだよね)

飛び込んだ18名全員を私自身の手で滝壺から“拾い上げ”ましたが、その表情は決して忘れることができません。
カッと目を見開き凍えるような寒さの中で気持ちを整理している者、満面の笑みで滝壺から浮上してくる者、一瞬の驚愕と安堵の後に涙を流す者、茫然自失で何を話しかけてもただただ頷いている者、興奮し過ぎてやたら饒舌になる者…。
きっと誰一人として、滝壺の中で私と交わした言葉を覚えている子はいないでしょう。それもまた良し。
いつの日か、この瞬間を、或いは断片を思い出すことがあればそれで充分です。

(気持ちは整理できたか?状況が理解できるか?)

(気持ちは整理できたか?状況が理解できるか?)

(がんばった!よくがんばった!)

(がんばった!よくがんばった!)

僅かな時間のようでいつの間にか時は流れ、時刻は既に13時半。
沢からのエスケープルートを上がって、這い出るように上方を走る車道へ。
そのまま車道を下って行くと、あっという間に沢歩き探検のスタート地点、そしてベース地へ。
陸上を歩くとあっという間の距離、あんなに大冒険だったはずなのに…

再び橋の下。冷えた体を回復させるべく服を着替えてレインウェアを羽織って。
今更のように弁当を食べて(しかもホリデー快速のような早さで食べて)、大急ぎで帰りのバスに乗り込んでいきました。
後に残された私。再び降り出した雨の中でテントを畳んで、荷物を運んで。
やけに寂しい。バーベキューを楽しんでいた団体さんや家族連れの方もいつの間にか河原から姿を消しており、辺りは静けさに満ちています。
急に寒さが体を襲ってきました。
ああ、そうか。これで夏が終わったんですね。

ディレクターしじみより

(帰りのバス出発15分前 …余裕こいてメシを食っている場合か!)

(帰りのバス出発15分前 …余裕こいてメシを食っている場合か!)

(川遊びもいいけど、夏休みの宿題終わったのか??)

(川遊びもいいけど、夏休みの宿題終わったのか??)

2015年8月30日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : s_endo

8/26夏の子チャレンジキャンプ

天気:雨時々曇り 夜半から朝にかけては降雨量が多く、テントや屋根を叩くザーッという雨音が終始一定していました。
朝の気温は低く、長袖の上にレインウェアを羽織って丁度よいくらい。
雨がちの一日ではありましたが、雨天&低気温の為に虫が少なくて蚊やアブなどに刺されるリスクが無かった点はラッキー。
午前10時を境に雨は小康状態となり、傘を差さずとも気にならない程度になりましたが、放っておけば髪や衣服はいずれ濡れてしまうような湿度なので本日は基本的にレインウェアを装着して行動しました。
正午以降は雨が上がる時間もあり空は明るくなり、途端にミンミン蝉がけたたましく鳴き始めました。
以降、霧雨が吹き煙ったり、また明るくなったり… とても不思議な天候の中で3日間を過ごしました。

一日の概要:キャンプ最終日。
雨中の撤収作業を経て、グループごとにファイナルチャレンジに挑みました。
晩秋のような肌寒さを覚える中での活動でしたが、子どもたちは挑戦意欲に火が付いたようでホットな一日を過ごしました。
本日のプログラムをもってドルフィンスポーツアカデミー2015年度サマーキャンプのフィナーレを飾りました。

(“挑戦”という言葉の真の意味と意義を知ることができたかな?)

(“挑戦”という言葉の真の意味と意義を知ることができたかな?)

夜間は雨音のリズムが心地よかったのか、子どもたちはよく眠っていました。
もちろん、日常とはだいぶ異なる環境で寝ているので時折眠りが浅くなる時間はあったことと思いますが、起床時間を迎えるまで寝袋の中で目を閉じたままでした。
終始雨がザーザーと降り続きましたが、テントはとても丈夫だった為、浸水したり寒さにさらされたりすることはなく非常に快適且つ安心感があったようです。
一方で私しじみは炊事場の木製椅子の上で寝ていましたが、深夜に天井から雨漏りがしてきて顔面及び寝袋が水浸しになりました。なんでや。

雨が降る朝は何となく外には出たくないものです。テントやシュラフの中が心地良いとなると猶更。
今朝は7時近くなっても子どもたちは寝袋にくるまったままで、なかなか行動を開始できませんでした。
ま、なんでもかんでもキビキビガツガツと課題やプログラムばっかりやればいいというものでもなく、雨の音を間近に聞きながらテントの中でまどろんでいるのもまたキャンプの魅力のひとつ。
今日は撤収日なので何かと忙しい一日ではありますが、せっかくの雨の朝なので大目に見てやりましょう。
というわけで、本部のしじみ君も二度寝しようかな。

食配は7時40分。何だかんだ、みんなちゃんと身支度をして本部までやって来ました。
寒さを予防するために長袖長ズボンを着用し、レインウェアも装着しています。
足元は昨日使用した沢遊び用の靴を履いて、もう一足は序盤でいきなり濡らさないように炊事場の屋根下に入るまでは保護。
起床後はスタッフに促されてそれなりに自分の事は自分でやろうとちょっとは努めたみたいですよ。

野外で寒さを覚えた時は衣服を重ねるだけではダメ。一番重要なのは体内から温度を上げる事。すなわち栄養補給。
朝食はホットドッグやスープなどの温かいものに加えて、バナナなどのカロリーの高い甘味も食べました。
水分補給も忘れてはなりません。涼しいので飲むのを怠りがちな子どもたちに水筒の洗浄と補給を促します。
だいぶキャンプ生活に慣れてきた子どもたち。生活に必要な動作を無意識且つ当たり前のように行えるようになってきました。

(食事の光景も当たり前のようになってきました)

(食事の光景も当たり前のようになってきました)

食後はテントの中の荷物を整理して撤収します。
寝袋は自分で丸められるかな? これはさすがにスタッフにやってもらう子が多かったですね。もう少し大きくなったら自分でコンパクトに畳めるように練習してみて。
大きなバッグは雨から守る為に本館の中にデポして、サブザックに行動用の装備を入れます。
本部も少しずつ“団体装備”の片付けを進めます。
鍋釜の類、衛生用品、炊事&洗い物関連の品、プログラムに使う装備、火器、文具工具、食料品などを整理及びメンテナンスしつつパッキング。
子どもたちも興味を示しながら諸々観察しています。時折お手伝いもしてくれました。将来はスタッフになってね。

(撤収の日は忙しいよね~目が回っちゃうよね~)

(撤収の日は忙しいよね~目が回っちゃうよね~)

 

そしていよいよ…ファイナルチャレンジ。グループ目標達成の為の挑戦です。

「1班(幼児班)の挑戦~至高のデザート作り~」
幼児のメンバーは手作りプリンの調理に挑戦します。
まずは午前の内に下ごしらえしてある程度まで作業を進めておきます。
その後、“下界”にある街のお店までトッピング用の食材を買いに行くとのこと。往復4㎞余りの行程。雨の中を元気に歩いて出かけて行きました。
本日は歩行時間・距離共に、運動量は小学生班以上でした。
いつ帰って来るかと心配でしたが、正午過ぎに無事にキャンプ場に帰還。
「にこにこプリン」と名づけたオリジナルデザートは、小学生たちへのプレゼンに至るまでよくよく練られたものでした。
“仲間の為に何かを作り出す!”というコンセプトもまた今までになく斬新で、ファイナルチャレンジにふさわしいものであると感じました。

(混ぜて混ぜて~下ごしらえはバッチリだね)

(混ぜて混ぜて~下ごしらえはバッチリだね)

(お~なんか本格的ですね)

(お~なんか本格的ですね)

(遠い町のお店まで、ひたすら歩いて買出しに行くのです)

(遠い町のお店まで、ひたすら歩いて買出しに行くのです)

(そして、いよいよ仕上げに取りかかります)

(そして、いよいよ仕上げに取りかかります)

(作るだけではなく”もてなす”ところにこだわった幼児たちに拍手!)

(作るだけではなく”もてなす”ところにこだわった幼児たちに拍手!)

(ごちそうさまでした!ありがとう!)

(ごちそうさまでした!ありがとう!)

 

「2班(小学生班)の挑戦~雨中のハイキング&シェルター作り~」
小学生9名は行動食と至ってシンプルな装備だけを携えて山中へと入って行きました。
キャンプ地をグルリと取り巻く周回ルートを辿るようですが…
およそ1時間半ほど消息が途絶えていましたが、私が「おそらくこの辺りにいるだろう」と見当をつけたポイントへと行こうとすると、突如子どもたちが藪を掻き分けて道無き道をズルズルと下って遊歩道へと出てきました。
どうやら完全に道に迷っていたようで、闇雲に急な坂を下って“キャンプ場圏内”に戻ろうとしたようです。
降りてくるなり、本館の建物に逃げ込むように入って行きます。何となく歩いて、何か釈然としないまま終わり。 …それでいいのかー!!!
そもそも誰一人として「どこに向かっているのか、向かうべきなのか」全く目標や目的を見据えておらず、地図も持たずにただスタッフが行く方向に歩いていただけ。
その点について「それは挑戦とは言えない。ただ漫然と歩いていただけ。」と私しじみに根本から行動を否定され、更には「自分で目標や挑戦の機会を見い出せないまま終わっていいのか?本当にこれがファイナルチャレンジだと一人一人が胸を張って言えるか?」と問い質されて全員どん底まで落ちていきました。
中には悔し泣きする子もいましたし、茫然自失の子もいました。
キャンプ活動を行う以上、ディレクターとしては「チャレンジ」という言葉は安易には掲げたくありません。その本当の意味を知るべく残りの時間を過ごすように促しました。後は子どもたちの気持ち次第。私の役目はここまで。
キャンプを終えて今、子どもたちはどんな気持ちになったでしょうか。残り時間をどのように過ごしたでしょうか。それは彼らに聞いてみてください。

(とりあえず楽しそうにしていますが…)

(とりあえず楽しそうにしていますが…)

(山中で栄養補給)

(山中で栄養補給)

(なんだ?なんだ?声がすると思ったら変な所から下って来たぞ)

(なんだ?なんだ?声がすると思ったら変な所から下って来たぞ)

(りーぷワークを駆使して、雨を凌ぐための“シェルター”作りを試みます)

(ロープワークを駆使して、風雨を凌ぐための“シェルター”作りを試みます)

(拙いながらもシンプルな道具でシェルターを作りました!次回は野宿に挑戦だな!)

(拙いながらもシンプルな道具でシェルターを作りました!次回は野宿やサバイバルプログラムに挑戦だな!)

このキャンプの終わりは新たな挑戦の始まりです。
キャンプの荷物を片づけながら同時に次回の冒険の為の準備をしてみてください。
夏の終わりは秋の始まりです。

この夏、たくさんの子どもたちの、いろんな表情に囲まれてとても充実した日々でした。
次はどこへ行きますか?
また一緒に新たなチャレンジをしましょう。

ディレクターしじみより

(個人的にはたくさんのプリンに囲まれて、「何個食べられるかチャレンジ」に挑んでみたいと思います

(個人的にはたくさんのプリンに囲まれて、「何個食べられるかチャレンジ」に挑むのが夢であり目標です)

(個性豊かな小さなチャレンジャーたちよ、また会いましょう)

(個性豊かな小さなチャレンジャーたちよ、また会いましょう)

2015年8月26日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : s_endo

8/25夏の子チャレンジキャンプ

天気:曇り後雨 一日を通して大変涼しく、10月の半ば或いは下旬を思わせるような体感。最高気温は20℃そこそこで、8月にしては極端に下がりました。半袖半ズボンでは寒いくらい。
朝~午後の活動時間中は雨は降らず、終始明るい曇り空。

14時を過ぎておよそ30~40分おきに通り雨がパラつきました。毎度僅か10分ほどで止むような少雨でしたが益々空気はヒンヤリとしてきました。
日が暮れてからは梅雨のようなシトシトとした雨になりました。たまにサーッと降り方が強くなる時間もあります。
雨を避ける為に屋根下に置いてある物すらも湿り気を帯びていきました。

一日の概要:夏の子チャレンジキャンプの中日となる2日目。
午前~お昼にかけては山越えの半日トレッキング。アップダウンの激しい峠越えルートを経てひとつ隣の谷間を流れる沢へ。「沢蟹捕獲大作戦」を行いました。
午後は班ごとの計画とペースに従ってしばしの自由時間。
15時半から野外炊事開始。昨日よりも作業の種類は多岐に及び、飯盒での米炊きを含めて少しレベルアップされた炊事課題に挑戦しました。
雨の夜となった為、入浴後は一日のふりかえりと明日の計画を話し合って早めにテントに帰って休みました。

(季節外れの涼しさ!今日も健康維持に気をつけて過ごしました)

(季節外れの涼しさ!今日も健康維持に気をつけて過ごしました)

朝6時半。起床時間です。
テントサイトは木々に囲まれている上に、小さな沢が脇に流れている為、真夏日でも涼しく熱帯夜とは無縁。加えて昨夜から今朝にかけては一段と涼しさが増した為、寝袋で眠るのは大変快適でした。
寝入り端と寝起き直後に少しホームシックになってメソメソした子もいましたが、夜間は安定した睡眠をとることができ、起床後の健康状態は良好。

(おはよ!よく眠れたかい?)

(おはよ!よく眠れたかい?)

 

テント前で朝の集いを行い、本部に行って朝食を受け取りました。
食事に対しては好き嫌いがある子もいますが、食欲はとても旺盛で少し多めに用意した食材は全て完売となりました。

食後はトイレタイム。昨日、今日と続けてよく食べていますので“ウンコタイム”は重要。
全てのプログラムやキャンプに通ずる健康維持の秘訣は「寝る」「食べる」「出す」の三点。これぞ『三つの裏掟』なり。
何を行うにしても基本的な生活行動は重要で、家にいようが野外で過ごそうが、必須事項は共通する部分が多いので怠らないように努めます。
テントの中は整理されているかな? 落し物や失くし物はしていませんか?
さぁ、トレッキングの準備をしましょう。

チャレンジ⑤「隣の谷へ!山越えトレッキング」
サブザックにレインウェア・水筒・タオル・替え靴などをパッキングして出発!
キャンプ場を飛び出して約4時間の行程でハイキングに出かけます。
地図上で見る直線距離はさほどではありませんが、等高線の間隔は狭く、それはすなわち急激に標高を上げるということ。
谷間にあるキャンプ地から急勾配の山道を峠までいっきに登ります。そしてその先は崖のような険しい下り道、登った分の標高を今度はいっきに下げていきます。
スタッフの予想以上にペースを上手に作って歩いた為、出発から1時間少々で目的地である谷間の沢筋へとたどり着きました。
気温が20℃足らずと涼しくて体力を温存できた点もラッキーでした。

(急な山道をいっきに登って…)

(急な山道をいっきに登って…)

(峠でひと休みして…)

(峠でひと休みして…)

(そしていっきに下る!)

(そしていっきに下る!)

(慌てない、慌てない)

(慌てない、慌てない)

チャレンジ⑥「沢蟹捕獲大作戦」
沢では石の下や水中の僅かな隙間に隠れる沢蟹を探して捕まえました。
慣れない内は蟹の姿を視界に捉えることができません。石の色と同化し、また沢の流れの乱反射を利用して隠れる忍者のごとき蟹を相手に子どもたちも本気モード。
アタフタしながらもスタッフからのアドバイスを受けて全員が蟹を捕まえることができました。
中には一人で5~6匹も捕えた子もいて、携帯用の水槽(虫かご)はウジャウジャと蟹がいっぱいになりました。

(蟹は石の下に隠れているんだって)

(蟹は石の下に隠れているんだって)

(自分の手で捕まえたよ!)

(自分の手で捕まえたよ!)

大きなチャレンジを経て無事にキャンプ場に帰着した一行。時刻は13時。
昼食は本部が提供するラーメン。肉野菜炒めやゆで卵のトッピング付き。
山登りによってたくさんのエネルギーを消費した子どもたちは獣の如くラーメンを喰らっていました。
塩分と水分が同時補給できる上に喉の通りがよいので子どもたちには好評。今日は肌寒さすら感じる気候なので、温かいラーメンは一層美味しかったですね。

(替え玉ですか… よく食べますねお嬢さん)

(替え玉ですか… よく食べますねお嬢さん)

食事を終えて1時間半ほど休息の時間。
お腹いっぱいの幼児は食事の直後に机に突っ伏して眠ってしまったり。
テントに戻ってシュラフに入ってお昼寝タイム。
小学生の中にも前後不覚で眠ってしまう子がいましたが、体力がある子は再びマキ割りをしたり、テントの中で騒いでいたり…
ポツリポツリと通り雨や霧雨が30分おきに降る中で、しばし挑戦の場を離れてリラックスした時間を過ごしました。

(おうい、そんなとこで寝たら風邪ひくぞ~)

(おうい、そんなとこで寝たら風邪ひくぞ~)

チャレンジ⑦「レベルアップ野外炊事~米炊き&カレー食材切り~」
今日は飯盒を用いた米炊きに挑戦。もちろん米を炊くには火起こしも行わねばなりません。
加えてカレーライスやサラダに用いるたくさんの食材を切り分けるのも課題。
「いただきます!」に至るまでは2時間半を要しましたが、途中誰一人として集中力を切らすことなく作業に没頭していた点はとても感心すると同時に驚きました。
小さい子であれば、大抵は飽きてフラフラと何処かへ行ってしまったり、ホームシックで泣いてしまったり、疲れたりイジけたりして座り込んでしまったりと、夕方の時間は最も協調性が発揮できないのが通例なのですが今日は違いました。
作業内容のレベルアップというよりも、子どもたちの姿勢や精神面での進歩が際立ちました。
もちろん夕食は美味しく仕上がり、カレーライスを山盛り食べました。

(ジャガイモの皮むき)

(ジャガイモの皮むき)

(キュウリはサラダ用に切ってね)

(キュウリはサラダ用に切ってね)

(ゔァ~ た、タマネギ!)

(ゔァ~ た、タマネギ!)

(スムーズに火を起こしたね)

(スムーズに火を起こしたね)

(カレーライス、おいしく作れたね)

(カレーライス、おいしく作れたね)

谷間のキャンプ場は18時を過ぎると陽が周囲の木々に遮られてあっという間に暗くなっていきます。
屋根付きの炊事場は蛍光灯の灯りで非常に明るくて、外の様子が刻一刻と変化していることに気付きません。
いつの間にか雨が降り出し、炊事場の一歩外は真っ暗で、目が慣れてくるまでは何も見えません。
夕食を終えた子どもたちは、ようやく自分たちの置かれている状況に気付きます。(それまでは食べることに夢中で周囲の状況にまでは意識が及ばない)
気温も更に下がって、体感的には18℃程度でしょうか。
早速、温かいお風呂に入ることにしましょう。今日も本館の大浴場に行きます。

おまけのチャレンジ「捕まえた沢蟹を食べよう!」
今日の締めくくりに、子どもたちが捕まえてきた沢蟹を素揚げにして食べることにしました。
みんな興味深々で調理する私を取り囲むように様子を見ています。
命あるものを日々いただく私たち人間の暮らし。自分で捕まえてきたからこそ感じる様々な気持ち。
「ウマい!」「おいしい!」「もっと!もっと食べる!」 …キャンプならではの、何よりの反応でした。

(カラッとね)

(カラッとね)

雨脚が強まる中、子どもたちはテントに引き揚げていきました。
翌朝も雨が続くことを想定した上で諸々準備をして就寝。
それにしても涼しいなぁ。 …いや、むしろ“寒い”な。
こんなサマーキャンプも珍しい。何しろ汗が出ない。
今日はおねしょ爆裂要注意でっせ。雨音に誘われて… なんちゃってね。

明日はいよいよ最終日。
雨の中でのファイナルチャレンジ。
果たしてどんな挑戦の場に立つのか。
三つの掟を胸に最後まで夏の子らしく!

(3つの掟を胸に!)

(3つの掟を胸に!)

(「ここのラーメン屋のオッちゃん、新聞読んでて全然やる気ないよ」「あっちの店行こうよ」「そうだね」)

(「ここのラーメン屋のオッちゃん、客が来ても新聞読んでて全然やる気ないよ」「あっちの店行こうよ」「そうだね、行こ行こ」)

2015年8月25日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : s_endo

8/24夏の子チャレンジキャンプ

天気:曇り 処暑を過ぎてひと頃の猛暑は収まり過ごしやすい気温になりました。
首都圏は朝からドンヨリとした曇り空。町田市北部、高尾山系の低山帯の懐に位置する大地沢青少年センターは木々に覆われている為、都心よりも更に一層の涼しさを感じました。
南西諸島と太平洋沖で2つの大きな台風が進行していく中、本日現在は関東地方の陸地には直接的なインパクトは無く平穏無事に過ごすことができました。
また夜に至るまで明らかな降雨や激しい日照はなく、やや湿度は高いものの身体に負担の少ない過ごしやすい一日となりました。

一日の概要:2015年度ドルフィンスポーツアカデミーのサマーキャンプはいよいよ最終章。
当キャンプは古くから続いてきた冒険キャンプシリーズの流れを汲み“3つの掟”に従って野外生活を営みます。
「何事にも挑戦してみること」
「仲間と共に協力すること」
「最後まであきらめないこと」
幼児を含め、低学年児童15名を対象にした3日間の活動。
強く、そして広い心をもって、非日常的な環境でも前向きに過ごすことができるかな?

(衣食住を共にするキャンプ仲間=運命共同体)

(衣食住を共にするキャンプ仲間=運命共同体)

一時期の暑さが嘘のように収まり、お盆以降の首都圏は日照時間(晴れ間)がずいぶんと少なくなりました。
本日も曇天。朝方は半袖では肌寒さすら感じるほど涼しさが際立ちました。秋の気配が漂いつつあります。
参加者の子どもたちの出発に先立ち、本部スタッフは現地に先入りしました。
キャンプ地である町田市立大地沢青少年センターは八王子市との境に位置しています。多くの人が暮らすベッドタウンの間近にありながらも、周囲を低山と森に囲まれている為に都会生活とは隔絶された雰囲気。
木々が頭上を覆うので“空が見通せない”という特徴があります。蝉や鳥の鳴き声がして喧騒を離れた良さがありますが、天候の推移や空模様の変化が捉えにくく、個人的には少しばかり厄介な場所という印象も同時に抱いています。3日間、どんな天気になるでしょうか?

午前9時。キャンプ装備や食料品の搬入やレイアウトを終え、ひと通り本部としての機能が確立されました。
今頃、新宿駅では参加者の子どもたちが集まり始めている頃でしょう。
幼児や低学年の子、或いは初参加の子たちはどんな表情でやって来るでしょうか。不安?緊張?ハイテンション? 泣いていないかな?荷物を自分で持てるかな?  …集合に立ち会えない分、何かと心配になります。
一方で一年を通してよく顔を合せる常連の子たち。今日はどんな顔をしてキャンプ場にやって来るでしょうか。
今回は、普段からの友人同士で連れ立っての参加というよりはいわゆる“一人参加”の子が殆どで、雰囲気的には“横一線”でフラットな感じだろうな…そんな想像をしながらみんなの到着を待ちます。

新宿から京王線とJR横浜線を乗り継いで約50分、相原駅に無事到着した一行は送迎バスに乗り換えて大地沢青少年センターへ。
午前11時15分、概ね予定通りにキャンプ地入りしました。
出迎えた私しじみの顔を見て、表情をほころばせて寄ってくる子、怪訝な顔で「この人、誰だろう?」と様子を伺う子、「ああ、そうか。“しじみ”か!」と久々の再会に記憶が蘇る子…子どもたちの反応は大体この3パターン。
そんな子どもたちに対して、冒頭に掲げた『3つの掟』とキャンプ生活についてのオリエンテーションを行いました。
地理的には都会と言っても過言ではないような場所なのですが、いかんせん景観は“山奥”なので、少し緊張気味に話を聞いている子もいました。
3日間、このメンバーで衣食住を共にすることに対して少なからず覚悟が決まったようです。…たぶん。

(…ウム、よい心構え かな?)

(…ウム、よい心構え かな?)

幼児6名の班である1班(ガミコ班)はオリエンテーション後早々に昼食タイム。本部に“食配”を受けにやって来ました。まずは腹ごしらえ。さすが、ガミコの班。食わないと動かない。
小学生9名の2班(えのき班)は、まずはひと遊びするようで散策がてらキャンプ場下部にあるミニアスレチックに遊びに出かけて行きました。昼食は後回し。さすが、えのきの班。動いてないと落ち着かない。

(あ、野生の猿かな?)

(あ、野生の猿かな?)

(こっちにも!)

(こっちにも!)

(あちこち猿だらけだね!さすが山の中!)

(あちこち猿だらけだね!さすが山の中!)

今回のキャンプでは、要所要所でディレクターである私からの挑戦課題が待ち受けています。
以降はその挑戦ごとに一日をふりかえります。

チャレンジ①「仲間を知ろう、キャンプ場を知ろう」
昼食後のファーストステップはキャンプ生活の基盤作りです。アイスブレークを兼ねた散策やグループワークを行いました。
共に生活する者同士でお互いの名前を覚えたり、或いは暗くなってからの時間に備えてキャンプ地のロケーションや動線を把握したり。
「トイレは怖くないよ、綺麗だよ」「本部はあそこだよ、必ず誰かスタッフがいるから困った時に行くといいよ」「テントの開け閉めはこうやるんだよ」「本館はしっかりとした建物で雷や大雨の時でも安心だよ、大きなお風呂にも入れるよ」…スタッフからの説明を受けながら子どもたちはフムフムと頷いて少しずつ必要な情報を得ていきます。
みんなで協力してテントにマットを敷いたり、荷物を運び込んだり、生活の為の準備が整いました。

(テントの準備や使い方はバッチリかい?)

(テントの準備や使い方はバッチリかい?)

(キャンプ場内を流れる小さな沢を探検)

(キャンプ場内を流れる小さな沢を探検)

(さっそく沢蟹やカエルを捕まえて遊んでいました)

(さっそく沢蟹やカエルを捕まえて遊んでいました)

チャレンジ②「マキ割り」
煮炊きに使う焚き木を作ります。大きくて重たい“ナタ”をふるって太いマキを割ります。
全員、一人ひとりが挑戦しました。中身が詰まった密度の濃い広葉樹は堅くて割るのがタイヘンですが火持ちが良いので便利。針葉樹は割りやすくて着火させやすいので便利。
マキの特性を理解しながら用途に応じた様々な太さの焚き木を作り上げました。

(ボクにも割れるかな?)

(ボクにも割れるかな?)

(おー、こりゃ手応え充分だ)

(おー、こりゃ手応え充分だ)

(パッカ~ン!と一刀両断にすると気分爽快)

(パッカ~ン!と一刀両断にすると気分爽快)

チャレンジ③「野外炊事part1~包丁の扱い&火起こし~」
本日の夕食はバーベキュー。その為の食材の切り分けと火起こしは子どもたちの担当。
人の生活は火と共にあり。火が起こせなければ生肉生麺生野菜パーティーとなってしまいます。
焚き木を合理的に組んで着火させ、更には木炭に火を移して“熾火”を作ります。
タイミングよく団扇で仰いで効率の良い熱伝道サイクルを生み出せば…焼肉もヤキソバもウマい!!
みんないい食べっぷりでした。

(猫の手!猫の手!)

(猫の手!猫の手!)

(うお~い!火がついたぞ~)

(うお~い!火がついたぞ~)

おまけの時間「焚火を囲もう」
お風呂上りに一日をふりかえって、軽いおやつを食べながら静かに火を囲みました。
明日はどんなプログラムを行うのかな?
スタッフによる童話の朗読&ミニ寸劇を経て就寝時間となりました。
歯磨きをしたり、肌のケアの為の薬を塗布したり、おねしょ対策をしたり…。21時、真っ暗な中をヘッドランプを灯してテントに引き揚げていきました。

(火は危険と隣り合わせ、でも揺らめく炎は人を安らかな気持ちにさせる不思議な力をもっている)

(火は危険と隣り合わせ、でも揺らめく炎は人を安らかな気持ちにさせる不思議な力をもっている)

チャレンジ④「テント泊~寝袋で寝よう~」
いつもと違う環境、異なる空気、そして寝袋!
ちゃんと眠れるでしょうか。
夜になって一段と涼しく、秋の虫の音が響きます。
このままに平和に朝を迎えられると良いですが… う~ん、どうだろ?
今日の報告はここまで。また明日をお楽しみに。

(もうちょっとウマそうな顔しろい)

(もうちょっとウマそうな顔しろい)

(あーそうそう、そんな感じで)

(あーそうそう、そんな感じで)

2015年8月24日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : s_endo

8/19海の子マリンキャンプ②~南房総編~

天気:晴れ時々曇り 太平洋沖や南西諸島から2つの台風がヒタヒタと迫ってくる中、南房総は数日ぶりに安定した天候に。
朝から終始青空が優勢で、案ずることなく野外活動を行うことが出来ました。
空模様に比例して海も安定。透明度が上がり、波やうねりが収まりました。
潮がよく当たる「法華崎」は所々岩の周辺で波が立っていましたが、子どもたちでも問題なく広範囲に渡って泳いで遊ぶことが出来ました。

一日の概要:キャンプ最終日。海の子らしく“スカッ”と海で遊んで締めくくり。
今日はスタッフお奨めのポイント「法華崎」でのスノーケリング体験。
海中での機動力が格段にアップしたことを実感しました。
夕刻、東京駅に帰還し海の子の夏休みは幕を下ろしました。

(海の子たちの夏休みは日々刺激的)

(海の子たちの夏休みは日々刺激的)

早朝4時45分。 …今日もまたアラームが鳴り響きました。誰だ、こんな時間にセットしたの! じ、自分か。 う、う~眠ぅ
今回のキャンプでまだ釣りをしていないお姫様たちが「早朝に釣りに行く!」と言っていたので男としては起きないわけにはいきません。
「お~うい、魚釣り行くぞ~」と声をかけると…  「シ~ン」 ぜ、全員寝たままだし。
もう一度「起きろ!ほりゃ!行くぞ!こりゃ!」と言うと、ゴソゴソ3名程頭を持ち上げてキョロキョロ。ようやく事態を理解した模様。

女の子3名&なぜか気配を察して起きてきたカンタローの4名を伴って今朝も館山港へ。
イワシやらアジやらがいっぱい釣れて、みんな揃って魚臭い手のまま民宿に帰還。そのまま魚臭い手で朝食を食べました。
ま、朝焼けは綺麗だったし、釣りも楽しかったし、いい時間が過ごせたね。また今度、一緒に竿を出しましょう。

(女の子の“釣り友”ができて嬉しいなぁ、いつもより丁寧に教えちゃおうかなぁ)

(女の子の“釣り友”ができて嬉しいなぁ、いつもより丁寧に教えちゃおうかなぁ)

3日目にしてようやくプレッシャーの無い気象&海洋状況になりました。
真夏の晴れ&暑さとは少し質の違う空気を感じつつも、それでも日向では朝から暑さを覚えて「早よ海に入りたーい!」と身体が水を欲します。
朝食後は部屋の布団を押し入れに片づけて、荷物を整理して、干した衣類や装備を取り込んで。
最終日は家に帰れる日ということもあって、ちびっこたちはみんなちょっとウキウキした気分。

9時過ぎ、ボチボチ遊びに行こうかというタイミングで雨がパラパラパラ…なんでや!
「局地的雨女」及び「降水確率120%の女」の異名をもつガミコとスベリーナのせいです。
でも雨はすぐに上がって再び青空に。昨日は総スカンを喰らっていた二人ですが、今日ばかりは笑って済ませられそうです。

民宿からいつものように歩いて坂を下り“海の子のホームビーチ”である豊岡海岸へ。海岸線を北の方向に歩いて進み、初日に磯遊びをしたポイントから岩場を回り込むように更に北側へ。
海の上にツン!と切り立った小さな島=「雀島」が見えてきました。ここは「法華崎」と呼ばれる内房有数の景勝地。
入り江や湾とは対照的に岩場が半島の如く海側に迫り出している為、潮通しが良くて潮流もそれなりに早い場所です。
すぐ横に広がる豊岡海岸の海水浴場がベタ凪ぎであるのに対して、波が岩に当たって砕ける様子が伺えます。
しかし!今日は潮が引いてきている上に珍しく危険度が低い状況。海水も昨日までと比べて格段に澄んできており、スノーケリングが楽しめそう。
各々心身共に準備を固めて、海へと泳ぎ出しました。

(今日は透明度もグンと上がって気持ちよく泳げましたね)

(今日は透明度もグンと上がって気持ちよく泳げましたね)

(幼児や1年生の子もスノーケリングが上手にできます)

(幼児や1年生の子もスノーケリングが上手にできます)

雀島までは遠浅の状態が続く為、多少の距離はあっても全員楽に泳いで渡ることができました。
島の側面及び裏側は潮が当たっている上に急激に深くなります。10m以上の水深でしたが、ここも子どもたちは臆することなく泳ぎました。
潮がよく動いている分それなりに緊張感はありますが、反面“海洋生物が豊富に棲みついている”という点は大変魅力的。
スノーケリングを練習しておいて良かった良かった。

(みんなで揃ってゾロゾロゾロ…)

(みんなで揃ってゾロゾロゾロ…)

(深い所もそれ進め)

(深い所もそれ進め)

(小さな島に上陸~)

(小さな島に上陸~)

海水温が高い為、ハイポサーミアに陥る子はいませんでした。
それでも泳ぎ続けるのは大変なので小島に上陸してしばし太陽光を浴びて休憩。
そして… 4名の子が飛び込みチャレンジを志願。
飛び込む岩場は垂直に切り立っている為、一度よじ登ってしまえば、後は海に飛び込むしか帰る方法がありません。
各々よくよく考えて覚悟を決めた上で出撃。海の中で波にもまれながら手で岩を掴み、ロッククライミングの如くしがみついて、そしてスタッフが待つ場所までよじ登ってきました。
それじゃ、時間も無いしお腹も減ってきたからさっさと飛んでもらいましょうか。

(うわ~結構高いなぁ~)

(うわ~結構高いなぁ~)

(…でも、みんなが見てるしなぁ 今更後には引けないしなぁ)

(…でも、みんなが見てるしなぁ 今更後には引けないしなぁ)

(意を決してジャンプ!)

(意を決してジャンプ!)

(ヒュ~~~)

(ヒュ~~~)

(…アレ?まだ着かない?)

(…アレ?まだ着かない?)

(そろそろ到着かな?)

(そろそろ到着かな?)

(無事着水!)

(無事着水!)

一度躊躇すれば終わり。迷う前に飛ぶ。怖くなる前に行く。必勝法です。
そして飛んだ先に待つのは何とも言えぬ充足感と自信。
ま、これもたくさんある遊び方のひとつに過ぎませんが、勇気を振り絞るような体験をした子たちにとっては良い思い出になったことでしょう。

(幼児の子も飛びました!)

(幼児の子も飛びました!)

 

(子どもとスタッフとの信頼関係もまた重要)

(子どもとスタッフとの信頼関係もまた重要)

(女の子の中にも飛び込みに挑戦した子が!)

(女の子の中にも飛び込みに挑戦した子が!)

(別アングルで見るとこんな感じ)

(別アングルで見るとこんな感じ)

(波と戯れるのもまた海遊びの楽しさのひとつ)

(波と戯れるのもまた海遊びの楽しさのひとつ)

予定よりも30分ほどオーバーして海での活動は無事に終了。
シャワーで潮を落として、こざっぱりとした服に着替えをして昼食。
せっかく着替えたばかりなのに、カレーライスでベッタベッタになった口や手を服で拭くなど最後の最後まで笑わせてくれました。

快適な民宿「聖山荘」での生活もいよいよおしまい。
通常なら午前の内に部屋を引き払わねばならぬところですが、出発間際まで全ての部屋を自由に使わせていただきました。
昼食後にもノンビリと風呂に入ったり、涼しい部屋でゴロゴロと休めたり。
おばあちゃんの家で過ごしているような、気楽で勝手な時間が何とも言えませんでしたね。
また夏が巡ってきたらみんなで里帰りしたいものです。

帰りのバスの運行はとても順調。渋滞も無く僅か1時間半で大都会の中心部へと帰着しました。
心休まる里帰りキャンプの中にも、心と体を逞しく育む様々な体験や気付きの機会が多くありました。
人知が及ばぬ力強さをもつ海や自然との対峙、たくさんの人たちに囲まれて食と住を共にする共同生活、自分の内面と一対一で向き合う場面…などなど、夏休みだからこそちょっと背伸びして頑張る自分と出会えたことと思います。
生命の源である海が、子どもたちにとっても成長の原点であることを願います。

ディレクターしじみより

(我は海の子 白波の 騒ぐ 磯辺の松原に)

(我は海の子 白波の 騒ぐ 磯辺の松原に)

(イルカが釣れたらどうすればいい?)

(今日はイルカが釣れそうな気がする)

2015年8月19日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : s_endo

8/18海の子マリンキャンプ②~南房総編~

天気:雨時々曇り~午後になって晴れ 朝からお昼頃にかけて房総半島の南端は活発な雨雲が次々と流れ込み断続的にスコールのような激しい雨が降りました。
場所によっては南風が突風の如く吹き付ける場所もあり、都心部と異なり激しい気象となりました。
海もうねりが伴い、内房線上では荒れている所も多くありました。
曇りと雨の繰り返しを経て、お昼を境に徐々に青空が優勢になり14時以降は空模様が安定しました。
夜は浜辺から空を仰ぐと夏の星座がいっぱいに広がっており、さざ波の音との相性は抜群でした。

一日の概要:海の子マリンキャンプ南房総編の2日目中日。今日は時折起こるスコール等の目まぐるしい気象変化に見舞われながらもみんな気丈に元気に過ごしました。
午前中は沖ノ島遠征。激しい雨と風によって僅かな時間で撤退。
仕切り直してお昼からは豊岡海岸で泳いだり、釣りをしたり、磯遊びをしたり。午後は時間を延長して海で遊びました。
夜は海岸で花火をして星空観察をしました。

(早起き釣りバカチームのみなさん)

(早起き釣りバカチームのみなさん)

早朝4時45分。釣りバカ3名が私の呼びかけにバシッと目を覚まして布団から這い出してきました。
タロー、ソウシ、カンタローを伴い、夜明けの房総半島を車で南下。昨日に下見をしておいた館山港へ。
空模様は安定。晴天です。陽が昇ると途端にジリジリとした暑さを感じました。
海中に撒き餌を入れてみるとたちまちにイワシが群れてきたので、手っ取り早く釣り上げることにしました。
30分もしない内に良型のマイワシが40匹ほど釣れたので、「ま、こんなもんでいいか。」と納竿を促すと、「いや、まだまだ」「あとちょっと」と粘る3人。
帰るぞ!!

(港は夜明けから多くの釣り人で賑わっていました)

(港は夜明けから多くの釣り人で賑わっていました)

(初めての魚釣りはどうでしたか?)

(初めての魚釣りはどうでしたか?)

(イワシは鮮度が命!即座にさばくべし)

(イワシは鮮度が命!即座にさばくべし)

釣りを終えて民宿に戻るや、途端に昨日の朝のような雨になりました。
関東地方の中でも、どうやら伊豆諸島と房総半島の南端部分に活発な雨雲が流れ込んできているようです。
恐らく前線の位置がドンピシャリなのでしょう。
朝食を食べながらも窓の外の雨が気になる一同。
9時になると雨が上がりました。依然として風があって雲の流れが速く、青空が見えても次の瞬間には雲が覆ったりと先が読めません。

9時半、遠征準備を整えて予定通りに「沖ノ島」に向けて出発。
今朝、釣りバカ軍団が魚釣りをした館山港から車で5分ほどの場所が目的地。地続きながらも周囲と隔絶された無人島「沖ノ島」が洋上にポッカリと姿を見せています。
こんもりとした森の木々が島の中心部を覆う一方で周囲は磯やビーチなど変化にとんだ海岸が取り巻いています。サンゴ礁の北限域である為、海中も生物が豊富に生息しています。
送迎バスを降りて、さぁ、いざ上陸! …というタイミングで猛烈なスコールが襲ってきました。
多くの方が海水浴場エリアで遊んでいましたが、みんなテンヤワンヤです。
我々は既に水着やウォーターシューズを身に着けていたので問題はありませんでしたが、一応レインウェアの上着で体を守り、その上にライフジャケットを着て体温低下を予防。
急いで森の中に入って雨を避け、島の中央にある「あずまや」の屋根下に荷を下ろしました。

(沖ノ島到着直後、猛烈なスコールが襲ってきました キャ~助けて~)

(沖ノ島到着直後、猛烈なスコールが襲ってきました キャ~助けて~)

(次回来るときはもっとジックリと泳いだり遊んだりしようね)

(次回来るときはもっとジックリと泳いだり遊んだりしようね)

沖ノ島の北東側は海が穏やかで遊びやすい状態でしたが、いかんせん雨の降り方が強くなってきているので、磯遊び程度に留めて早々に撤退することにしました。 …ん? 泳いじゃった班もあったのかな!?
送迎バスの運転手さんがタイムリーに“救助”に来てくれたので、嵐の沖ノ島を無事に脱出。
太平洋を挟んで対岸では富士山が青空の下でクッキリと姿を見せており、実に不思議な天気を体感しました。
状況がまだ“マシ”な北の方角にとって返すことに。民宿で一旦体を落ち着けて、お弁当を食べて小休止。
雨が上がってきたタイミングを見計らって昨日遊んだ豊岡海岸へ。

南風が強く当たっており、沖ノ島に比べれば海はウネリ気味ですが、一度遊んだ場所ということもあり子どもたちは自らの欲求に従って遊び出します。
磯遊び、磯釣り、スノーケリング、カニ捕り、海水浴&遠泳チャレンジなど、今日は各々の興味やモチベーションに応じた活動を行いました。

(気を取り直して第2回戦!午後の部スタート)

(気を取り直して第2回戦!午後の部スタート)

 

(スノーケリング、上手になったね)

(スノーケリング、上手になったね)

(男は磯釣り!荒波の中にいる魚を釣り上げる!)

(男は磯釣り!荒波の中にいる魚を釣り上げる!)

(釣れた!釣れた!)

(釣れた!釣れた!)

午後になってようやく青空が戻り、南風が強い中でも積極的に遊んでいました。
15時頃に一応の撤収。しかし、多くの子は結局16時まで泳いだり釣りをしたりでしぶとく(しつこく?)遊んでいました。

(磯の王様“グレ”はズッシリとした手応え)

(磯の王様“グレ”はズッシリとした手応え)

(あれ~? なんか、ずいぶんと遠くに泳いでいったみたいだけど… おーーーい!!)

(あれ~? なんか、ずいぶんと遠くに泳いでいったみたいだけど… おーーーい!!)

(沖に浮かぶフロートに無事上陸)

(沖に浮かぶフロートに無事上陸)

(女の子たちも合流しました!海の上で待ち合わせですか?素敵~)

(女の子たちも合流しました!海の上で待ち合わせですか?素敵~)

(キャッキャッキャッキャッキャッキャッ)

(キャッキャッキャッキャッキャッキャッ)

(うわ~~~~~~)

(うわ~~~~~~)

夕食までの間は入浴及び自由時間。
今日はめまぐるしく動いた一日だったのでホッと一息ついた子も多かったことでしょう。
畳の部屋に寝転がってテレビを見たり、カードゲームで遊んだり、民宿の庭先で遊んだりと平和な時間を過ごしたようです。
その間、私は釣りバカのタローに付き合って砂浜で延々と投げ釣りをしていました。…ふぅ、またか。

(…今頃みんな晩メシ食べてるんじゃない?)

(…ずいぶん立派なシロギスを釣ったな)

夜は星空が広がったので砂浜に行って星空を見ました。
もちろん花火もしました。さっきまでホームシック気味だった子が復活して笑顔が戻ったのが何よりでした。
夜の海辺には何とも言えない魅力があります。暗い中で打ち寄せてくる波の音や海上にポツポツと浮かぶ漁火や遠くの街の灯や頭上を飛ぶ飛行機や流れ星や磯の香りや砂の感触やキャンプを共にする仲間の存在等々、それらの要素が混沌として一度に入り込んでくるので気持ちが妙に高揚してきます。

(夏の夜の思い出に…)

(夏の夜の思い出に…)

(キャンプ生活にもすっかり慣れてくる二日目の夜)

(キャンプ生活にもすっかり慣れてくる二日目の夜)

(秘技!花火一筆書き!※良い子はマネをしてはいけません)

(秘技!花火一筆書き!※良い子はマネをしてはいけません)

どこにでもありそうで、でも夏休みにしか味わえないような貴重な時間。
「…そろそろ帰ろうか?」の呼びかけに、後ろ髪を引かれるような感じで腰を上げる一同。
真っ暗な細道をゾロゾロと引き揚げていきました。

さすがに今日は疲れたか。海の子たちは消灯して間もなく、アッサリと眠りに落ちました。

(ふぅ、眠たいなぁ)

(ふぅ、眠たいなぁ)

(お!?あれ!? もしかして富士山釣れたかも!)

(お!?あれ!? もしかして富士山釣れたかも!)

2015年8月18日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : s_endo

8/17海の子マリンキャンプ②~南房総編~

天気:雨一時曇り&僅かな晴れ間 朝方は激しい雨→10時~15時の間は曇り及び晴れ→16時以降再び強い雨。
関東地方は前線に向かって湿った空気が流れ込みました。大気の状態が不安定で局地的に強い雨。首都圏では大雨洪水警報が発令されたり、竜巻が起きたりと警戒を要する気象状況となりました。
房総半島の南端に位置する南房総市富浦周辺と館山市は朝夕を主に強い雨が降りました。
が、しかし!なぜかお昼前後の数時間は天候が落ち着いて穏やかに。晴れ間から陽射しが射して蝉が賑やかに鳴くなど、夏の景観が戻る時間帯もあり、予定通り海で遊ぶことができました。
猛暑時よりも幾分体は楽でしたが、雨が上がって陽射しが伴うと蒸し暑さを覚えました。
空模様に反して海(豊岡海岸の湾内)は凪いでいて比較的安定感あり。南海上の台風の影響が少し入ってきたようで、透明度はイマイチながらも子どもたちが泳いだり遊んだりするのには安心できる状況でした。
潮周りは中潮。お昼頃に大きく引いた為、磯遊びも楽しめました。

一日の概要:海岸地方で過ごす夏休み。初めて来る子も、何度も来ている子も、みんなで揃って里帰り。
「海の子マリンキャンプ②~南房総編~」が初日を迎えました。18名の子どもたちは皆溌剌としてとても元気。
雨が降る中での出発となりましたが、現地到着直後から雨が上がって初日にしてたくさん海で遊びました。
海辺から徒歩5分の小高い山の懐に立つ「民宿 聖山荘」が我ら海の子の故郷。楽しい夏休みの始まり始まり~

(ま、ボチボチ焦らずにやろうよ)

(ま、ボチボチ焦らずにやろうよ)

朝の東京湾岸は大雨。東京駅から高速バスで出発した一行、アクアラインを渡れて良かったとひと安心。
近年は房総半島へのアクセスがずいぶんと楽になり、都心から1時間半で館山道の終点となる南房総市の富浦に到着。
8時半頃は傘やレインウェアが通用しないほど強烈な雨が降っていましたが(体が押しつぶされそうな降り方でした)、子どもたちが到着する頃には雨が止み、雨具を使用せずとも外を出歩けるようになりました。

(雨の中、早朝からお集まりいただきありがとうございました)

(雨の中、早朝からお集まりいただきありがとうございました)

バス停(道の駅)から4台の送迎車に分乗して民宿聖山荘へ。富浦周辺は海辺のギリギリまで小高い丘や山が迫っており、内房の海岸地方ならではの景観。
聖山荘は海辺の道から、小高い山に向かう狭い坂道を登った先にあります。車1台がギリギリ何とか通れるほどのとても狭い道幅。
お山の鬱蒼とした木々に囲まれるように建つ民宿は情緒たっぷり。裏山はその昔「里見城」というお城があったそうです。『南総里見八犬伝』を連想する方もいることでしょう。
今は当時の面影すらもありませんが、民宿の大女将である“おばぁ”はこの地区の歴史を伝える「語り部」として今も尚健在。一族は500年前からこの地に住み続け、古くは長野の善光寺とも縁があるお家だそうです。
おばぁの語る歴史を記すと大長編になるので今回は割愛。頭上から蝉しぐれが降り落ちる民宿に一同ひとまず腰を落ち着けました。

(ここが海の子のふるさと『聖山荘』)

(ここが海の子のふるさと『聖山荘』)

オンボロの…いや、風情ある畳の部屋にドヤドヤと上がり込んで無闇に走り回って、室内の丁度を無意味にいじくっている小学生の男子軍団。
キャンプのペースを掴めぬままに、友人同士での足を引っ張り合う雰囲気に流されてしまい心身共にコントロール出来ていない状態。
大きな畳の部屋に全員で集まって、改めてキャンプのオリエンテーションを行いました。
開校式時に立ち会えなかったディレクターである私しじみから有り難いお言葉があり(かなりテキトーな自己紹介だったって!?)、全員が全員の顔をしっかり見て当キャンプが本格的にスタート。

雨は上がって陽射しも出てきました。お昼に向かって少しずつ天候が落ち着いてきているようです。海での活動にも期待が持てそう。

(ほうら、日頃の行いが良いから陽射しが出て晴れてきた)

(ほうら、日頃の行いが良いから陽射しが出て晴れてきた)

そこで、まずは各班での周辺散策&お弁当タイムにしました。腹ごしらえを済ませて、より天候が回復するであろう正午過ぎから海で遊ぼうという作戦。
海辺まで行ってお昼を食べた班もあれば民宿の快適な畳のお部屋で食べた班も。

(畳の部屋は広くて快適)

(畳の部屋は広くて快適)

12時15分、海で遊ぶ着替えと準備を整えて民宿を出発。坂を下って3分、プライベートビーチ(?)に到着。豊岡海岸は南を大房岬、北を法華崎に守られた静かで小さな湾。民宿から最も近い海水浴場で、子どもにとっては遊びやすい環境です。
台風の影響が多少出ているのか、水質は通常時よりも濁り気味ではありますが波もうねりも無く穏やか。

(穏やかで遊びやすい我らが”ホームビーチ” 豊岡海岸)

(穏やかで遊びやすい我らが”ホームビーチ” 豊岡海岸)

まずは北側の磯を探検。ちょうど干潮時間を迎えた為、あちこちにあるタイドプールには小さな生物がいっぱい。
ヤドカリやカニ、小さなハゼ類を追ってみんな夢中になって遊んでいます。
いきなりドボンと海に入るには抵抗がある子でも、タイドプール周りの磯遊びは無理なく“準備運動”ができます。
私の予想以上に“ハマって”しまったようで、30分経っても飽きずに遊んでいます。

(よく観察すると好奇心を刺激する素材がアチコチに)

(よく観察すると好奇心を刺激する素材がアチコチに)

(お、何を見つけたの?)

(お、何を見つけたの?)

続いては「正しいスノーケルの使い方講座」&「深い所でおぼれそうになった時の対処法講座」を行いました。
水中メガネやスノーケルはとても有益で楽しさが倍増する装備ですが、反面、子どもにとっては扱いが難しくかえってストレスになったりもします。
肝心なところで曇って見えなかったり、口に海水が入ってパニックになったり、メガネがずれて目に海水が浸水してきて痛くなったり… そんなお悩みも解決です。
子どもたちはスタッフの指導に従って冷静且つ積極的にスノーケリングの基礎を学んでいました。

(スノーケルは正しく扱わないとかえって危ないんだよ)

(スノーケルは正しく扱わないとかえって危ないんだよ)

 

(そうそう、力を抜いてリラ~ックス)

(そうそう、力を抜いてリラ~ックス)

(海中で『自由に動きたい』という欲求が出てきたね)

(海中で『自由に動きたい』という欲求が出てきたね)

それにしても海水温がやたらと高い。今夏は海洋生物の分布が話題になることも多いですが、体感的にここまで温かいと不自然さを覚えます。
子どもたちにとっては長く海で遊べるので良かったと言えば良かった…かな。
スノーケルやライフジャケットを扱う感覚に慣れて来て「自由に泳ぎ回りたい」という欲求も出てきたようで何より。明日は本格的に泳ぎ回ってみましょう。
今回は小さな子たちが多いので海に対しては消極的かな?と思っていたのですが何のその。岩場からの飛び込みは挑戦者が続出でした。

(勇気を出してジャンプ!)

(勇気を出してジャンプ!)

(昨年は跳べなかったけど、今年は… !)

(昨年は跳べなかったけど、今年は… !)

(レディースも元気にジャンプ)

(レディースも元気にジャンプ)

15時前、民宿に帰還してシャワータイム。早速温かいお風呂に浸かる子も。
その間、スタッフたちは砂や海水が付着した衣類やグローブや靴を洗って干してくれました。湿度が高いので乾かないかもしれないけど… でも海での遊びはたくさんの用具を伴うのでメンテナンスと管理は重要で、それがすなわちキャンプ活動の成否を意味します。
子どもたち、自分の大事な物をアチコチにホッタラカシですが…まぁ、いいか。

夕方は少しノンビリタイム。ちびっこたちはお風呂に入ったり、お部屋で遊んで自由時間。
私しじみは5年生の男子をお伴にちょっとお出かけ。房総半島を南下して館山港へ。魚釣りの為の下見です。
釣りをする上で情報は命。地元のオッちゃんや釣具屋に話しかけてみるのが一番。更に実際に釣り場を見れば尚良し。
フムフム、ナルホド。そうかそうか。
5年生2人と試し釣りをしたかったのですが、スコールのような大雨が降って来たのでやむを得ず撤収。
今回は魚釣りを所望する子も多いようですが、まずは明日の早朝に起きてこられた子を対象に連れて行ってみることにしましょう。

(雨の日はノンビリ風呂に浸かるも良し)

(雨の日はノンビリ風呂に浸かるも良し)

(幼児の子は折り紙遊びかな?)

(幼児の子は折り紙遊びかな?)

16時を境に再び大雨に。その後20時頃まで断続的に強く降り続けました。
こんな時、安心できる民宿の環境はとてもありがたく、みんなで揃って食べる夕食は大家族のようでとても和やか&賑やかでした。
グズグズいつまでも食べているので1時間以上要しましたけれども。

(お待たせしました、夕食の時間です)

(お待たせしました、夕食の時間です)

食後は畳の間に全員で集まってチーム対抗のスーパートランプ大会を開催しました。
こんな時だからこそできる多人数でのトランプ、実にエキサイティングで「明日もやろう!」というリクエストが押し寄せました。
明日は花火をするんじゃなかったのか?

(女の子たちのヒソヒソ話は脅威だなぁ)

(女の子たちのヒソヒソ話は脅威だなぁ)

(果たして本当に勝利したのか!? それともぬか喜びか!?)

(果たして本当に勝利したのか!? それともぬか喜びか!?)

そんなこんなで21時消灯。
思ったよりもアッサリと静かになって、外は小さな虫たちの鳴き声が。少しずつ秋の気配も混じり始めたか、な。
それでは今日の活動報告はここまで。
おやすみなさい。

(民宿では高校生のバスケ部の皆さんと同宿になりました ん?なんか君、どこかで会ったことない? )

(民宿では高校生のバスケ部の皆さんと同宿になりました ん?なんか君、どこかで会ったことない? )

2015年8月17日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : s_endo

8/11森の子カブトムシキャンプ

天気:晴れ 昨晩、雨が上がって以降は平穏無事。雨の前後は冷たい風が流れていましたが、午前1時頃には無風状態となり星空が広がりました。
熱帯夜とは無縁で、テント内外は過ごしやすい気温が維持されました。(深夜に寝起きした子は少しばかり肌寒さを覚えたようです)
朝になって陽が昇ると蒸し暑さが増していきました。午後は雨になるとの予報が出ていましたが、結果的には安定した晴天又は薄曇りが続きました。
赤城山麓の真夏には珍しく、キャンプ期間を通して急激な気象変化が全く起こらない3日間でした。

一日の概要:キャンプ最終日。朝はテント生活の撤収作業を中心に動きました。
カブトムシなどの生き物の営みや生命について考える「カブトムシミーティング」を経て、昼食は「ラーメン作りコンテスト」を行いました。
今回は総勢68匹のカブトムシを虫かごに収めましたが、それぞれの生きる場所が決まり、子どもたちもまたそれぞれの家庭へと帰っていきました。

(夏休みはまだまだ続く!大きく羽ばたけ子どもたちよ)

(夏休みはまだまだ続く!大きく羽ばたけ子どもたちよ)

深夜0時を過ぎて、小学1~2年生の男の子たちがスタッフに導かれて夜の森にやってきました。
昨夜はチャンスを目の前にして後ずさりしてしまった為にカブトムシを捕ることができなかった子もいます。
さて、今夜はどうでしょう?

昨夕のバーベキュー以降は、森の中は敢えて手を付けずに(足を踏み入れずに)放っておいた為、その間にカブトムシが飛来しているはず。
他の班のメンバーや当キャンプ常連の子たちが『栄えある一番手』を譲ってくれたので“勝機”は充分です。
案の定、お目当ての場所や木には大きなカブトムシやクワガタが何匹かやって来ています。
しかし! 喜び勇むスタッフ勢とは対照的に、またしてもその場に立ちつくしてしまう子たち。何を尋ねても、どんな言葉をかけても返事どころか反応ひとつできず、もはやフリーズ状態。
明らかに精神のキャパシティを超えてしまったようで、これ以上夜の森にいるのは危険が伴うと判断しやむなく撤収。満天の星空も目に映ったかどうか…

1年生がテントに戻って就寝を確認した後、今度は3~5年生の男子が起きてきました。
こちらは深夜探検の雰囲気に慣れているせいか、全く動じることなくリラックスしていて集中力も観察力も最低限のレベルを充分に超えているので安心感があります。
もはやカブトムシ捕獲の目的も達成しているため(或いは端から捕まえるつもりもない)、落ち着いて夜の森を探検できました。
カブトムシと一緒に樹液に群がるスズメバチの不気味さも間近で感じ、程よくスリルを味わって、最後にみんなで星空を仰ぎ見て流れ星が降るのを見てから就寝。

(こんな時間に何やってんだか)

(こんな時間に何やってんだか)

(幼児の子はあらゆる場面で全く動じることなく常にエネルギッシュでした)

(幼児の子はあらゆる場面で全く動じることなく常にエネルギッシュでした)

午前2時半過ぎ。今度は小学生レディースが登場。
こちらもカブトムシ捕獲の目標は既に達成している為、もはや森の中には興味なし。
どうやらずっと楽しみにしていた「深夜の女子会ティーパーティー」がお目当てのようです。
短い時間ではありましたが、本人たちはすこぶる満足だったようで…

(スッカリ恒例となった深夜の女子会、“メス”は“オス”よりも強いのです)

(スッカリ恒例となった深夜の女子会、“メス”は“オス”よりも強いのです)

(夜なので消化に良くて温かいお夜食をお出しします)

(夜なので消化に良くて温かいお夜食をお出しします)

本日も瞬く間に朝はやってきて、待った無しの撤収作業。
朝食の後はテント内の荷物を外に出して、清掃や持ち物整理を行いました。
男子は荷物の中身を全部外に出してチェック。まだまだ基礎的な生活すらも習慣化していない男子ちびっこ軍団、当然の如く服やら靴下やらがお友達のバッグから次々と発見されておりました。

(きちんとパッキングを終えて時間通りにテントを退出)

(幼児男子はきちんとパッキングを終えて時間通りにテントを退出)

しかし、もっとヒドイのはスタッフの方で、荷物整理やら片付けを完全に放り出して遊んでいるというお粗末ぶり。寝不足のせいか現実がよく理解できていないようでした。

(後片付けを放り出して野球をしていたら強襲ヒットをまともに喰らってしまいました)

(後片付けを放り出して野球をしていたら強襲ヒットをまともに喰らってしまいました)

(広いグラウンドでボール遊びをするのは楽しいね)

(広いグラウンドでボール遊びをするのは楽しいね)

(あっという間に乗りこなせるようになったね!子どもの勘の良さには驚かされます)

(あっという間に乗りこなせるようになったね!子どもの勘の良さには驚かされます)

「国立赤城青少年の家」の職員の方から退所点検を受けて後、今しばらくはキャンプサイトで過ごします。
“居間”兼“食堂”として慣れ親しんだ屋根付き広場で当キャンプの肝となる『カブトムシミーティング』を行いました。
たくさんカブトムシやクワガタを捕った者、虫かごを持って来なかった者、オスのカブトムシを1匹だけカゴに入れている者、本当はクワガタを捕まえたかったけどカブトムシしか捕れなかった子、長年の参加を経てカブトムシ捕獲以外にキャンプの意義を見出した者…子どもたちが24名いれば24通りの思いや考えが交錯します。

(やっぱ、カブトムシは連れて帰りたいなぁ)

(やっぱ、カブトムシは連れて帰りたいなぁ)

今回は合計68匹のカブトムシと14匹のクワガタを捕獲しました。もちろんスタッフの経験値と行動力に依るところは大きいですが、半数は子どもたちが自力で捕っています。
カゴの中に囲った命をどうするかは捕獲した人間の気持ちと判断次第。連れて帰ろうが、森にリリースしようが、煮ようが焼こうが、全ては子どもたちの意志に委ねられます。
私たちスタッフは指導者の一員として自身の倫理観や思いや所感を正直に伝えますが、決して子どもたちの気持ちを操作することはしません。
自分の気持ちに正直になって、確信をもって出した答えを尊重します。
この時間は自分と自分、自分と昆虫が一対一で対話をすべき時間。目を背けず、自分とお話できたかな?

頭も心もフル回転したのでお腹が空いてきました。
最後の食事はラーメン祭りです。
ベースとなるスープの味は「醤油」「味噌」「塩」「豚骨」の4種。全4班に分れて抽選によって各班の味が決定。
トッピングする具材は『食材争奪ドラフト会議』によって振り分けられます。

(運命のドラフト会議、果たして当たりクジを引き当てるのは…)

(運命のドラフト会議、果たして当たりクジを引き当てるのは…)

バーベキュー時や朝食時に食べ切れなかった野菜類やハムなども無駄にしないようにとトッピング食材に加えられました。
おかげで大層美味しいラーメンが完成し、どの班も甲乙付け難い絶妙の味を出していました。もちろん、子どもたちはたくさん食べていました。
帰りのバス移動に際してちょっと心配になるくらい食べていたので、スタッフが制止する場面もありました。

(お嬢様たち、お夜食に続いてラーメン大盛りですか? どうなっても知りませんよ)

(お嬢様たち、深夜のお菓子とお夜食に続いてラーメン大盛り味玉付きですか? どうなっても知りませんよ)

食後はシャワーを浴びて、屋根付き広場にレイアウトした長椅子や机を片づけて、荷物の最終パッキングを行いました。
本部では多種多量のキャンプ装備を片づけるべくスタッフが忙しく動いています。
そんな忙しそうなみんなの姿を傍目に、私しじみは森の奥にコッソリと入ってスタッフが捕ったカブトムシたちを放ちました。

(お互いに強く生きていきましょう)

(お互いに強く、ブレずに生きていきましょう)

心配していた降雨もなく、キャンプ地を出立する頃になっても空模様は安定。
14時過ぎ、予定通りの時刻に出立。バスに乗って前橋駅へと向かいます。
バスが動き出してすぐ、あっという間に眠りに落ちる一同。エアコンの涼しさと程よいエンジンリズムにいざなわれて大半の子が頭を傾けて眠ってしまいました。
そのあまりにも無防備で幼い姿は、カブトムシをカゴに収めるべく全神経を集中している瞬間とは全く対照的で、そのギャップが何とも言えませんでした。

バスの運行はとても順調で時間に余裕をもって前橋駅に到着。
さりげなくソフトクリームやらシェイクのおやつを味わって、子どもたちは現実的な世界に戻ってきたことを感じて安堵の表情を見せていました。
高崎線に乗車し、夕方18時過ぎに予定通り品川駅に帰着して解散。

当キャンプの中に「人が人と共に生きる、様々な生物と接して生きる」ということの意義や楽しさや難しさや厳しさを知るきっかけがあるのなら、また子どもたちがそれを肌で感じてくれたのであればこれほど嬉しい事はありません。
表面的な「面白かった」「楽しかった」「つまらなかった」「寂しかった」「怖かった」「おいしかった」「嬉しかった」といった感情的な感想を通り越して、深く掘り下げたところに学ぶべき点があり、根幹にすべき観念があるはず。
一緒に生活した人やカブトムシが気づかせてくれた様々な教訓を大切にして、残り少ない夏休みを自分らしく過ごしてください。

ディレクターしじみより

 

(…じ、自分らしくね)

(…じ、自分らしくね)

(男は黙って樹液)

(男は黙って樹液)

 

2015年8月11日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : s_endo

8/10森の子カブトムシキャンプ

天気:晴れ後雨 深夜から早朝にかけては星空が美しく見えましたが、午前2時を境に夜露がおりて湿度が上がりました。晴天でも建物の軒先からしずくが滴り落ちていました。
陽が昇ると同時に太陽光が強く照り付け「こりゃ今日は暑くなるぞ…」というのが本能的に分かりました。
日中は日向で過ごすのは困難。基本的に木陰や屋根下での活動が中心となりました。
夕方16時を境に涼しくなり、夜は一時的に雨が降りました。

一日の概要:森の子カブトムシキャンプの中日となる2日目。
昨夜は大半の子が深夜の森の探検を体験しました。
一夜明けて、日中は選択活動。「森の散策チーム」「球技&おもしろスポーツチーム」「クラフト焼き板作りチーム」に分れてプログラムを行いました。
午後は生活班ごとの自由時間。シャワーを浴びたり、折り紙をしたり、キャンプファイヤーの出し物準備をしたり。
夕刻からは必死の火起こし~バーベキューパーティー。
日が暮れて最後の夜はキャンプファイヤー。
なんて長い一日なんだ。

(森の子らしくなってきたかな?)

(森の子らしくなってきたかな?)

深夜0時半。スタッフ勢が背丈以上に伸びた藪を切り分けて、顔から頭から全身ボロボロになって突っ込んだ先に1本の栗の木が。そこには……
出たー!! カブトムシとクワガタがウジャウジャいるぅ~ 木の幹や枝や葉など至る所カブトムシだらけ。
長年キャンプを続けてきましたが、「まさかここにいたとは!」とベテラン男性スタッフ陣も半ばパニック状態。正に盲点とも言える箇所。
偶然その場に居合わせた幼児の男の子たちはあまりの出来事&スタッフのパニックぶりを目の当たりにして放心。(それにしてもよく起きてこられたね)
以降、午前3時半まで入れ代わり立ち代わりで子どもたちが起きて来て、初夜のカブトムシ大作戦は近年稀に見る成果を挙げました。

(どこかで見た映画のワンシーンか?)

(どこかで見た映画のワンシーンか?)

最終組の就寝(再就寝?)を見届けてスタッフたちもようやく寝袋に入りました。
すると途端に朝が来ました。え?は?もう朝?? 冗談かと思いましたが、間違いなく朝でした。
子どもたちは意外にも目覚めが良くて顔色良し。かたやスタッフ勢は… だ、ダメかな今日は。
カラ元気で朝の集いを行って、朝食タイムとなりました。

(テント内は快適でよく眠れました)

(テント内は快適でよく眠れました)

午前のプログラムは選択活動。
三種類の選択肢の中から自分の好みのプログラムを選んで行います。
なんとな~く、お友達に引きずられて主体性なく選んじゃった子もいるようですが…ま、一応3チームに分かれて行動開始。

恒例となったスタッフ“ヒロシ”がガイド(?)を務める森の散策部隊は虫かごを携えつつ元気にキャンプ場を出発。
小高い山のテッペンまで約2時間のルートを歩きました。

(キャンプ地周辺の広大な森林帯を探検しました)

(キャンプ地周辺の広大な森林帯を探検しました)

球技チームは伝説の競技「ホーキー(ホウキを持ってホッケー)」の夏期トレーニング&公式戦を行いました。
A代表メンバーもゲスト講師として緊急参戦し、久々に顔を合せた者同士で真剣勝負を楽しんでいました。

(まさかの“ホーキーin赤城” クレーコートは初めてだな)

(まさかの“ホーキーin赤城” クレーコートは初めてだな)

クラフトチームは「焼き板」を作ります。毎年このプログラムを選択する子(もはや職人か!?)もいて、結構子どもたちには人気のプログラム。
火にくべて真っ黒に焼いた木の板をタワシでこすって煤を払い、木目が綺麗に浮かび上がったところに絵付けをします。うまく出来たかい?

(相変わらずグッドデザインだな)

(じっくりと時間をかけて作成しました)

11時45分、全員が無事にキャンプ場で再集合。
昼食はソーメン。炊事場の流しで食べるから一応流しそうめん。
暑さの中でのサッパリした冷たい麺ということもあって、みんな凄まじい食べっぷりでした。

(うわ~ガッツリいくね~)

(うわ~ガッツリいくね~)

午後は心身共に一旦“リセット”する時間。
生活班ごとにゆっくりとしたペースで過ごします。野外で生活をしている上に、夜型に移行するなどの思い切ったことをやっていますので無理は禁物。
シャワーを浴びて、風が抜けるテントの中でお昼寝をする子も。

(そうそう、カブトムシもそんな感じで寝てたよ)

(そうそう、カブトムシもそんな感じで寝てたよ)

一方で自然発生的にスタッフと子どもたちがいろんな遊びを始めました。
スラックラインと呼ばれる綱渡りを体験したり、スケートボードやローラーブレードに乗ったり、キャッチボールをしたり、野球やサッカーをしたり、折り紙を折ったり、絵を描いたり…。
決まりきったプログラムを行うよりも、子どもたちにとってはこんな時間の方がよっぽど楽しくて有意義な経験ができるというもの。
キャンプファイヤーの出し物は準備できたかな?

(スラックライン=綱渡りは子どもたちに大人気)

(スラックライン=綱渡りは子どもたちに大人気)

(でっかいオスのカブトムシをゲットしました)

(でっかいオスのカブトムシをゲットしました)

夕方16時に食配。この頃になると陽射しが柔らかくなり、ヒグラシの鳴き声と共に涼しい風が流れるようになってきました。
しかし!そんな風を感じている間もなく、火起こしに集中する子どもたち。
何しろ今日はバーベキュー。火を起こせなければ生肉・生麺・生野菜でヤケクソパーティー。
木炭の“おき火”による熱を利用して焼き上げるバーベキューは、マキへの着火より一段階レベルが高く、今日はスタッフも汗をかきかき頑張っていました。

全員火が通った美味しい食事にありつくことができ、嬉しいような、ちょっとつまらないような…。
生きることの難しさや厳しさを真に知って欲しい一方で、なんだかんだで結局助けてしまうのがスタッフの性。最近ではその辺りジレンマも多いのが本当のところ…。
食べさせてもらって当たり前、という顔の子どもたちに反して虫かごの中のカブトムシは必死にもがいて暴れています。ちゃんとエサをあげたのかな?
このキャンプでは、人間のみならず捕えた生物たちとも一緒に生きていくことを命題としているので、視野に入れるべき事項は多岐に及びます。

(無事に火も起こせたし…ジュースでカンパーイ!)

(無事に火も起こせたし…ジュースでカンパーイ!)

(一見本格派に見えますが、かなりテキトーなヤキソバ屋のオヤジ※この後、肉や野菜が周囲に飛び散っていきました)

(一見本格派に見えますが、かなりテキトーなヤキソバ屋のオヤジ※この後、肉や野菜が周囲に飛び散っていきました)

19時半。とっぷりと陽が暮れました。涼しい風に乗って霧雨が吹き込んできます。
キャンプファイヤーは高い屋根が付いている屋根付き広場で行いました。
点火は全メンバーを代表して5年生のヒロキくんとミツキさん。
スタッフによるゲームでワーッと盛り上がったところで子どもたちの出し物発表。
練習の時は自信満々で盛り上がっていた割には、本番では照れてしまって、照れ隠しでおふざけモードになる子も。男子といえばだいたいこんな感じ。(カブトムシ捕りの時もいざ本番となると尻ごみする子が多いです)
そんな中でもキラリと光るスタンツを見せた子や脚本をがんばって作った子もいました。

(夜はカブトムシに負けないくらいパワフルに)

(夜はカブトムシに負けないくらいパワフルに)

キャンプファイヤーを終えて就寝準備に入ったところでサーッと通り雨が降ってきました。
久々の雨。赤城の高原は更に涼しくなりました。雨の降り方はドバーッというゲリラ的なものではなく、パ――――ッと軽い感じの降り方でしたが、見る間に辺りの森や地面は濡れていきました。
まるで自然が私たちに「休みなさい」と言っているかのよう。子どもたちはその気配に誘われるように21時を過ぎて眠りに落ちていきました。
中には軽~くホームシックになった子もいるようですが…

そんな雨も1時間ほどで止みました。
さてと。 今夜はどうするかいな。 もう寝てもいいかな? あ、やっぱダメ?

(クワガタも人気が高いよね)

(クワガタも人気が高いよね)

 

ただいま深夜2時。雨が上がってからおよそ4時間。空には満天の星。

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(あ、流れ星! カブトムシたくさん捕れますように!! え? もういいって?)

2015年8月10日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : s_endo

8/9森の子カブトムシキャンプ

天気:曇り後晴れ 群馬県赤城山麓は午前の内は薄らとした雲(或いは霧)に覆われていましたが、お昼を境に頭上は青空が広がりました。
前橋の気温は30℃を超えましたが、連日の猛暑と比べれば随分と体感は楽で、赤城のキャンプ地は涼しい風が吹き抜けてとても心地の良い一日となりました。
夕立や雷雨に見舞われることなく、夜になって星空が広がりました。

一日の概要:森の子カブトムシキャンプの初日。
根幹となるテーマは「生命と生活」、日常から離れた野外環境でいかに逞しく生きるかを実体験と共に味わう活動。
その上で「夏休みにしかできないことをしよう!昼夜を逆転させて森にカブトムシを捕まえに行こう!」という突拍子もない遊び心を加えて3日間を過ごします。
24名の子どもたちと、森に生きる者たちと、一体どのような営みを見せてくれるのか楽しみ楽しみ。

(今年もそんな季節がきましたか…)

(今年もそんな季節がきましたか…)

連日猛暑続きの関東地方。本日は少しばかり暑さが和らいだか…。
朝の都心は薄らとした雲が直射日光を遮り、うだるような暑さからは解放された感があります。
暦の上では立秋を過ぎて、ちょうど「残暑」となる時期だとか。
それでもまだまだ夏は本番真っ盛り=カブトムシの季節です!

集合場所は品川駅。虫かごやら補虫網を携えた子どもたちが続々と集まってきます。
当キャンプにすっかり馴染んだ子もいれば初参加の子も。
幼児~小学5年生までの幅広い年齢層。女の子の割合は相変わらず少ないですが、それでも7人もいれば随分と華やか。
あわや“スットコドッコイ男ばっかりの虫追いズッコケキャンプ”になるところでしたが、女性陣の参加によって多少なりとも救われた感があります。

当キャンプを行うようになってからずいぶんと年月が経ちましたが、カブトムシキャンプの際に連れて帰ったカブトムシをご家庭でちゃんと育てて、子孫を増やして育てている子がずいぶんと増えました。
デイキャンプ等の折に会う度に、「あの時のカブトムシ、まだ生きているよ」「卵を産んで、さなぎになって、立派なオスのカブトムシになったよ」「すごく増えて20匹くらいになったよ」などなど、報告してくれることもしばしば。

(自分の手で育てたカブトムシ、ご先祖様の故郷である赤城の森に放ちます)

(自分の手で育てたカブトムシ、ご先祖様の故郷である赤城の森に放ちます)

子どもたちのみならず、保護者の方を含めて、たくさんの方がキャンプのテーマやコンセプトを日常生活でも大事にしてくれて支えになってくれていることを大変嬉しく思っています。
今年のメンバー24名にも存分にキャンプの醍醐味を味わってもらいたいもの。お見送りを受けて出発!

品川から上野を経て高崎線は北上を続けます。
桶川、熊谷、深谷、籠原、高﨑などの猛暑で有名な町を抜けて前橋へ。
車内が空いていたせいもあって、子どもたちはずいぶんと騒いだり、ふざけて動き回ったりしていましたが… 一般の乗客の方にだいぶ迷惑をかけていた為、さすがにスタッフも手を入れざるをえませんでした。

前橋駅からは送迎チャーターバスに乗換えて一路赤城山麓へ。
ここにきてスコーン!と眠ってしまう子も何名か。起床時間が早く、電車の中で“ひと騒ぎ”したせいでしょうか。今の内に休んでおくのも正解でしょう。
長時間に渡る移動でしたが、乗り物酔いや体調の崩れもなく、正午前に国立赤城青少年交流の家に到着。
研修棟や食堂などの建造物が立ち並ぶエリアから、裏手の広大なグラウンド及びそこに隣接するキャンプ場へと場所を移して本格的にキャンプ生活がスタートしました。

例年であれば電車やバスの冷房とのギャップに苦しむほどの暑さを覚えるのですが、今日はキャンプ場は涼しい風が通り抜けて日陰(木陰なども)は至って快適です。
身体が野外の空気に対して無理なく順応できる感覚。汗がダラダラと流れ出るような感じもなくて、子どもたちも楽に過ごせそうな様子。
少なくとも「暑い~」だの「疲れた~」といったネガティブな訴えはありませんでした。

(子どもたちが昼食を食べている間にさりげなく6匹ほど…)

(子どもたちが昼食を食べている間にさりげなく6匹ほど…)

昼食後は本格的にキャンプ生活の為の準備を行います。
大きく高い屋根がある「屋根付き広場」には木製の長椅子を運び込んで“食堂”にします。
カマドを横に併設し、“炊事場”としての機能も加えます。
テントにはランタンや寝袋やマットを持って行って“寝室”として使えるように準備をします。
そして森の中やキャンプセンターを散策して、生活の為の動線や設備を把握します。

(キャンプ場内を散策、暗くなってからも道を把握できるようにと観察しながら歩きます)

(キャンプ場内を散策、暗くなってからも道を把握できるようにと観察しながら歩きます)

午後は2時間ほど、生活班ごとにキャンプ生活の土台を築きました。
目先の事や自分の欲求ばかりに捉われている小学生男子はつまらん小競り合いをするやら非建設的な言動を繰り返すやらで生活力と協調性の無さを露呈しておりましたが、まぁ何とか3日間生きていくだけの物資だけは整いました。

(真っ昼間からヘッドランプを灯してやる気満々ですな!)

(真っ昼間からヘッドランプを灯してやる気満々ですな!)

(昼間でもちゃんと捕れる場所があるんだな)

(昼間でもちゃんと捕れる場所があるんだな)

今回は全部で4つの班を構成しましたが、みんなが安全且つ快適に生活できるよう、それぞれの班にキャンプ場内での役職を与えました。
1班の幼児は衛生除菌部隊。細かなゴミ拾いや炊事備品への除菌スプレー噴射を担当。

(除菌軍団参上)

(除菌軍団参上)

2班の小学生女子は食品担当。食事の前の仕込みや食材の振り分けなどを行います。

(食材の扱いは任せたぞ)

(食材の扱いは任せたぞ)

3班の低学年男子は飲料補給部隊&センター棟清掃係。命を支える飲料を随時供給できるよう努めます。

(こんな時こそ喉が渇く!飲料の供給よろしくね!)

(こんな時こそ喉が渇く!飲料の供給よろしくね!)

4班の中~高学年男子はプログラム担当。重たい物を運んだり、配置したり、準備片付けを行う力仕事が任されます。

(…と、とりあえず力仕事は頼む)

(…と、とりあえず力仕事は頼む)

15時半に本部スタッフからの“食配”を受けて夕食作りに挑戦。
鉈や包丁などの刃物に加えて、“水”を扱い、“火”を扱い、多様な食品を扱う野外炊事。
動かなければメシは食えず。とりあえず好奇心によって動いてはいますが、忍耐力と持続性はイマイチ。
例年の如くマッチは二本しか与えられず、虫メガネで着火しようとする班も。
それでも最終的にはかなり美味しいカレーライスが出来ました。
ひと班くらい「21時になってもごはんが出来ない~」などのトラブルがあっても面白いのですが、今日はスタッフ勢がちょっと甘かったかな。

(野菜の皮むき)

(野菜の皮むき)

(ナタをふるってマキを割ります)

(ナタをふるってマキを割ります)

(カマド近くは熱い!負けずにカレーを調理)

(カマド近くは熱い!負けずにカレーを調理)

(このキャンプに毎年参加している者の立ち姿はなかなかのもの)

(このキャンプに毎年参加している者の立ち姿はなかなかのもの)

(…ウム、この味)

(…ウム、この味)

食事を終える頃には辺りも徐々に薄暗くなってきました。
夕空が美しく、風は一段と涼しい気持ちの良い時間帯。
でも昼と夜の境は魔の時間。少し興奮気味でやたらと走ったりする子どもたち。
広い場所で子どもが自由に駆けまわる時間はとても大切ですが、時と場をわきまえないと危険です。
今はクールダウンしましょう。

…と思ったらカブトムシの気配が森のアチコチで出始めて。
結局アドレナリン大放出の第一次カブトムシ大作戦が行われましたとさ。

(今夜も大興奮だな)

(今夜も大興奮だな)

一応、とりあえず、一旦21時に就寝。
さてさて今宵は一体どんなドラマがあるのやら。
0時になったら行動開始!?

(こ、これはダンスの大技か!? それとも単にコケただけか!?)

(こ、これはダンスの大技か!? それとも単にコケただけか!?)

(この輝きにカブトムシも寄って来るよな?  …そんなわけないだろー!!)

(この輝きにカブトムシも寄って来るよな?  …そんなわけないだろー!!)

 

速報です。

深夜1時現在、オスのカブトムシだけで約25匹捕獲。メスやクワガタもたくさん捕れ、入れ替わり立ち代りで子どもたちは夜の森を探検しています。満天の星空もまた良し!

(今年はオスがたくさんいました)

(今年はオスがたくさんいました)

(さぁ、がんばって数えてください)

(さぁ、がんばって数えてください)

 

 

2015年8月9日 | カテゴリー : 活動日記 | 投稿者 : s_endo